メインカテゴリーを選択しなおす
20240923 ドイツ駐在員/ドイツ語学習者 支援ツール(9月23日分)
【本日の注目点】 (冒頭写真)ブランデンブルク州議会選挙ではSPDがAfD(極右)に辛勝。 dateno.hatenablog.com トランプ氏、(今回落選した場合の)2028年再出馬は否定。12/20までのつなぎ予算成立で米政府シャットダウン(発生すれば米景気減速)も回避。トランプが大の苦手で経済低迷にあえぐドイツにとっては共に朗報(米国は最大の貿易相手国かつ貿易黒字のお得意様)。 ①ドイツのニュース~こちら↓のなかから気になるものをWEB翻訳で。 https://www.deutschlandfunk.de/nachrichten/wochenueberblick <ドイツニュースダイジ…
20240922 ブランデンブルク州議会選挙結果速報(22時時点、随時更新)
事前の世論調査では、AfDが第一党の座を確保しそうな勢いだった(市場でも恐れられていた)が、現職のヴォイトケ州首相(SPD)が「SPDが1位でなければ私は辞任する。極右か私か、よく考えて選んで欲しい」と直前に訴えたことが奏功し、SPDがAfDを逆転。 前独ベースで好調のCDUはその「俺か極右か」と二拓を迫る戦略のあおりを受けて過去に例のない低率で着地。 それでもAfDは東独3州でほぼ3割を確保しており、(ドイツメディアの徹底的なAfD叩きにもかかわらず)東独で圧倒的に支持されている政党としての地位を確立しつつある。重要法案を阻止できる1/3超の議席も確保しそうな勢い。 極左ポピュリズム新党もB…
20240902 東独2州でのポピュリズム台頭についてのドイツメディアの報道ぶり
チューリンゲンとザクセンにおける州議会選挙で極右政党AfDと極左新党BSWが躍進したことについてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通り: 極右AfDはチューリンゲン州で第一党、ザクセン州は僅差の2位で着地。極左ポピュリズム新党BSWは、両州で二桁の高い支持を得た。 過去何十年にもわたってドイツの歴史を形作ってきたすべての中道政党は、多かれ少なかれ厳しく罰せられた。 エアフルトとドレスデンの政府と議会は、もはや以前と全く異なるものになりそうだ。古典的連合の時代は終わった。 両州でCDUが連立政権樹立を目指すことになるが、ベルリン本部からのガイドラインより両州の有権者の声を優先しつつ、他党との新し…
20240901 ザクセンとチューリンゲンでの州議会選挙速報(ドイツ時間19時半時点~随時更新)
【ポイント】 チューリンゲン州ではAfDが第一党に躍進。州議会選挙初の快挙。 AfDの中でも特に過激とされるビヨルン・ヘッケ氏(写真)にとって大勝利。 ラメロウ少数政権は継続不能。CDUが連立形成を目指す。 ザクセン州ではAfDは2位。クレッチマー州首相が続投を目指す。 両州で極左ポピュリズム新党BSW(Linkeから分裂したもの)が二桁の得票で躍進。増分ではAfD以上の勝者。 両州とも投票率7割超と高い中、3割超がAfDを選択。連邦政府や既存中道政党への強い不満が表明された格好。全独レベルで大論争が誘発されそう。 現時点ではすべての他党がAfDとの連立を拒否。 ①チューリンゲン州 テューリン…