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ほぼ毎年、東京ドームで開催される世界らん展日本大賞に行っていました。しかし、プリズムホールでの開催になってからは、会場が狭く異常に混むため、今年は行きませんでした。しかし、たまたま2月に筑波実験植物園に行った折、つくば蘭展の開催を告げるポスターがありました
フウラン(風蘭)は、関東以西に自生する着生ランで、山中の樹木や岩に張り付くように生えるランです。黄花を咲かせる園芸種の「黄鳳」(コウホウ)を、小鉢にミズゴケを盛り上げて根を張らせ、自宅北側軒下の山草棚に置き、開花時だけ、玄関内外に移します。8月下旬に1本の花茎を伸ばし、4個の蕾を着けました。黄緑色の蕾から開いた最初の1輪は、淡黄緑~白色に見えます。8月末、3輪開花し、花色が徐々に黄色に変わります。9月上旬、その5日後、2輪だけ残った9月10日、夕方近くに撮った画像、9月中旬、その2日後、この2日後、最後の1輪も枯れ落ちました。鉢植えのフウラン(3)「黄鳳」
ウチョウラン(羽蝶蘭)の仲間は小型の地生ランで、野生では希少です。草丈5~20cm位で、唇弁に濃い紅紫色の斑紋と距があり、地下に小豆大から小指の頭大の球根を持ちます。低山の岩場で、岩の隙間に貯まった土や苔の中などに自生しますが、近年は品種改良が進み園芸植物化してきました。地域変異が多く、「サツマチドリ」(薩摩千鳥)は鹿児島県下甑島産で、唇弁の斑紋が特徴的です。3号の小鉢植えで、6月下旬に開花しました。初めの1輪が茶変した、7月上旬の花、他にアワチドリ、ヒナチドリなどが、今年は消えてしまいました。ウチョウランの仲間(1)サツマチドリ
「シラン」(紫蘭)はラン科の多年草で、日本・台湾・中国が原産地で、関東以西の日向の草原に自生します。プランターに、紅紫色の基本種と、白花種・口紅種の3種を植えました。地下に球状で緑色の偽球茎を持ちます。基本種の紅紫色花です。5月中旬の花、5月下旬の花、8日後の5月末日、口紅シランと一緒に、プランター植えの「シラン」(1)基本種
「夢千鳥」は、野生のウチョウランをもとに、人工交配により改良した園芸品種群です。花数が多く、長期間咲き続け、夏の暑さに強く丈夫です。もう1鉢の夢千鳥、2球から増えてきました。6月下旬の咲き始め、上と下、2タイプの花、7月上旬、最盛期の頃、7月中旬まで、南向きの玄関前で、異常な暑さの中で咲いていました。鉢植えのウチョウランの仲間(6)「夢千鳥」b
日本各地の低山に自生するウチョウラン(羽蝶蘭)は、各地に特徴ある変種が存在します。「アワチドリ」は、千葉県房総半島の一部にのみ自生し、距が短く小輪花が多数咲きます。開花が遅れましたが、7月上旬に2輪だけ開花しました。その3日後の花、野生個体は絶滅危惧種ですが、交配による品種改良が進みました。下画像は人工交配によるアワチドリの園芸種で、たくさんの花が咲きました。6月下旬、咲き終えた花もありますが、蕾もたくさん着いています。ウチョウランの変種には、他にサツマチドリやクロカミランなどがありますが、開花なしです。鉢植えのウチョウランの仲間(4)「アワチドリ」
ウチョウランの園芸品種で、唇弁が長大化した長舌花(チョウゼツカ)です。6月中旬の咲き始めです。6月下旬の花、小鉢で増殖し、今年はたくさんの花を咲かせました。7月上旬です。鉢植えのウチョウランの仲間(3)長舌花
「ウチョウラン」は小型の地生ランです。低山の岩場で、湿った岩の隙間に貯まった土や苔の中になどに自生し、花色は通常紅紫色で、唇弁に濃い斑紋と距があり、地下に小豆大から小指の頭大の球根を持ちます。野生は希少ですが、品種改良が進み園芸植物化しています。2~3号の小鉢植えで、草丈は5~10cm位です。「白紫点花」は白い花ですが、唇弁の斑紋だけが基本種と同様に出現しています。6月下旬の花、7月上旬の花です。鉢植えのウチョウランの仲間(1)白紫点花
シランの青花種「ブルーシラン」です。5月上旬の蕾、5月中旬、開花し始めました。5月20日の花、5月下旬、今年はたくさんの花が咲きました。6月上旬まで咲いていました。シランの花(2)鉢植えの「ブルーシラン」
「シラン」(紫蘭)は日向の草原などに自生する地生ランで、地下に丸く扁平な偽球茎を持ち、日本・台湾・中国が原産地です。プランターに植えた2種が増殖しています。花径30~40cmの先に、数個の花を咲かせます。a.基本色の紅紫色花で、葉の縁に白斑がはいる斑入り葉品種です。5月中旬の花、5月下旬の花、6月上旬の花です。b.次の「口紅シラン」は、白花で、唇弁の先にだけ紅紫色が残ります。5月下旬の花、6月初めの花です。シランの花(1)プランターの2種
産地の違うウチョウラン各種を交配して作出した「夢チドリ」、我が家のもう1鉢です。6月下旬の開花でした。7月上旬、7月中旬、初めに咲いた花は茶変し、遅れて咲いた花が元気です。開花鉢が年々減ってきましたが、ウチョウランの仲間は以上です。ウチョウランの仲間(7)夢チドリ-2
ウチョウランの仲間を人工交配させて作出した交配種群で、原種との区別を明確にするために「夢チドリ」と名付けたものです。原種はウチョウラン・アワチドリ・サツマチドリ・クロカミラン等。多くの花色変化を見せて、夏の暑さに強く丈夫で、たくさんの花を長期間咲かせるという特徴を持ちます。2鉢あるうちの1鉢目です。6月中旬、開花し始めました。その3日後です。3号鉢の2球植えたのが、増殖して鉢いっぱいになりました。花色の濃淡で、2種の花が咲いています。6月下旬の花、まだ蕾がたくさんあります。開花時は、南向き玄関の庇下に置き、猛暑の中で咲き続けていました。ウチョウランの仲間(6)夢チドリ-1
園芸化したウチョウランの長舌花(チョウゼツカ)は、唇弁が長大化した花を咲かせます。野生種に比べて、丈夫で育てやすくなりました。元は1球でしたが、3号鉢植えで増殖して、たくさんの花を着けました。6月中旬、蕾が開き始め、3日後には、唇弁を長く伸ばして開花しました。6月下旬、たくさんの花を開きました。7月上旬、花の終盤です。ウチョウランの仲間(5)ウチョウラン長舌花
ウチョウランの白花種が2鉢あり、純白花を咲かせました。6月中旬の咲き始めです。6月下旬、開花数を増やしてきました。まだ蕾がたくさんあって、7月にかけて咲き続けました。地下の球根が増殖し、もう1鉢増えました。こちらは少し遅れての開花です。上が7月上旬、下が7月中旬です。玄関前で開花し、花後の現在は、自宅東側軒下に移動しました。ウチョウランの仲間(4)ウチョウラン白花
小型地生ランのウチョウラン、白紫点花は、白花で、唇弁に紅紫色の斑紋が出ます。6月中旬から、咲き始めました。6月下旬、開花数を増やしてきました。7月上旬、初めに咲いた花は枯れましたが、まだ蕾がたくさんあります。3号深鉢植えで、花茎先まで13cm程です。7月中旬、7月下旬、終い花です。ウチョウランの仲間(3)ウチョウラン白紫点花
ウチョウランは本州・四国・九州の低山の湿った岩場に自生する、地下に小さな球根をもつ、小型の地生ランです。地域変異が多く、野生種は稀少化しましたが、交配育種による園芸化が進み、入手栽培できるようになりました。「アワチドリ」(安房千鳥)千葉県南部の低山が自生地ですが、人工交配による園芸種を鉢栽培しています。3号鉢に山野草用土で植え、草丈10cm程です。花径10mm余りで、唇弁に紅紫色の斑紋が入ります。6月中旬から咲き出しました。6月下旬です。1個の球根から増殖してきました。まだ満開前で、この後の満開の画像は撮り忘れてしまいました。現在も名残り花が咲き続けています。ウチョウランの仲間(1)人工交配アワチドリ
シラン(紫蘭)は、地下に丸く平らな偽球茎をもつ地生ランで、基本種は紅紫色の花ですが、プランターで混植中に消失したので、新たに鉢植えで栽培中の「青花シラン」です。5月中旬、花茎を1本だけ30cmほど伸ばして、蕾を開き始めました。5月下旬、下から順に、5輪の花を開きました。鉢植えの「青花シラン」
ラン科の多年草「シラン」(紫蘭)は関東以西の草原に自生する地生ランです。プランターで咲いた2種です。5月下旬から6月半ばにかけて咲きました。基本色の紅紫色花で、葉の縁に白斑がはいる品種。もう1種は、白花で、唇弁に紅が入る「口紅シラン」です。プランターには、初め、4種植えたのですが、白花と紫花の2種が消えてしまいました。プランター植えの「シラン」2種