メインカテゴリーを選択しなおす
一度見たら忘れなさそうなアラナの個性と、特に特徴のないデブのゲイリー。このカップル、まったく絵にならないけど、心に残る。リコリスピザっていうレコード店の名前から取ったタイトルも、耳に残る。残るってことだけでいい映画だとは言いませんが、残るってのは映画として最大の長所ではないかと私は思っています。
【リコリス・ピザ】評価・感想と解説/美しくしいけどちょっと悲しくなるその理由
70年代のハリウッド郊外。15歳の少年ゲイリーと10歳年上のアラナの恋模様を当時のロスの雰囲気たっぷりに描く、ポール・トーマス・アンダーソンの青春映画。レビュー