メインカテゴリーを選択しなおす
映画『関心領域』(2023年イギリス=ポーランド=アメリカ)
原題:The Zone of Interest 第2次大戦中、アウシュビッツ強制収容所の隣で平和な生活を送る収容所の所長ルドルフ・ヘスとその一家を描いた物語。 監督はジョナサン・グレイザー。 カンヌ映画祭のグランプリ、アカデミー賞の国際長編映画賞と音響賞を受賞しています。 人によっては退屈にも感じそうな淡々とした描き方。 実際最初、映像として写されるのは美しい庭のある邸宅で暮らすある一家の穏やかな日常でしかない。 でも、その穏やかな生活の壁を隔てた向こう側から時折聞こえてくる悲鳴や銃声のような音。 一家の奥さん(『落下の解剖学』のザンドラ・ヒュラー)がユダヤ人から奪ったと思われる毛皮のコートを試着するシーンや、川遊びをしてる親子の元に遺体を焼いた灰と思われるものが流れてくるシーンなど。 様々な描写から壁の向こうで起きていることを想像して、なんともゾワゾワしてしまう。..
水曜日の割引で、「関心領域」鑑賞しました。アウシュヴィッツ醜状所の隣地で暮らす所長一家の話。映像は美しいのにものすごくグロテスクな世界でインパクト大!また観たい…
こだわりの映像作品(DVD、劇場映画、TV等)についての感想や日常雑記です。 テレグラム(時事、日常雑記、たまに映画エンタメ) https://t.me/kuronekotsuushin チャット版 https://t.me/+dYbb-75J8hMxNGU1 ネットショップ https://suzuri.jp/TIMES49662540
『関心領域』(2024.5.19.オンライン試写)本作は、ホロコーストや強制労働によりユダヤ人を中心に多くの人々を死に至らしめたアウシュビッツ強制収容所の隣で平和な生活を送る、収容所所長ルドルフ・ヘス(クリスティアン・フリーデル)一家の日々の営みを描く。マーティン・エイミスの小説を原案に、ジョナサン・グレイザーが監督したこの映画は、カンヌ国際映画祭でグランプリに輝き、アカデミー賞では国際長編映画賞と音響賞を受賞した。タイトルの「TheZoneofInterest(関心領域)」は、第2次世界大戦中、ナチスドイツがポーランドのアウシュビッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉。オープニングの3分余り、黒い画面に不気味な音楽が流れる。一転、湖畔でのどかにピクニックをする家族...『関心領域』