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簿記-当座借越/会計ソフトー消耗品費のチェック/その他-三菱UFJログイン/MSいい加減にして欲しい
日商簿記3級(当座借越) 会計ソフト(消耗品費のチェック) その他1(三菱UFJにログインできない) その他2(MSのしょうもない変更止めて欲しい)
簿記:貯蔵品/会計ソフト:交際費のチェック/その他:130万円の壁?・メルカリアンパサダー・イオン銀行
日商簿記3級(貯蔵品) 会計ソフト(交際費のチェック) その他(130万円の壁!?/メルカリアンパサダー/イオン銀行とマネックス証券)
簿記:減価償却/会計ソフト:広告宣伝費のチェック/その他:投資と父の教え
日商簿記3級(減価償却) 会計ソフト(広告宣伝費のチェック) その他(投資と父の教えと真の喜び)
簿記3級:減価償却/会計ソフト:水道光熱費チェック/その他:Suikaのポイントほか
日商簿記3級(減価償却) 会計ソフト(水道光熱費のチェック) その他(マネックス証券に口座?/PayPayカードチャージ/Suicaポイント)
簿記3級:減価償却/会計ソフト(元帳とチェック・付箋)/その他:郵便料金値上げ・乗ったら終点
日商簿記3級(減価償却) 会計ソフト(総勘定元帳でチェック作業・付箋機能) その他(郵便料金値上げ・乗ったら終点!?)
簿記3級:減価償却/会計ソフト:カードデータ取込/その他:セルフメディケーション税制
日商簿記3級(減価償却) 会計ソフト(スマート取引取込-カードデータの自動取込) その他(セルフメディケーション税制/VpassアプリとVポイントアプリ)
簿記3級:減価償却/会計ソフト:カードデータ初取込/その他(家電お出迎え準備)
日商簿記3級(減価償却) 会計ソフト(スマート取引取込-電子マネー自動取込設定/科目の追加) その他(家電お出迎え準備)
簿記3級:貸倒れ/会計ソフト:預金データ初回取込/その他(年賀状)
日商簿記3級(貸倒れ) 会計ソフト(スマート取引取込-預金データ初回取込/APIサービス) その他(年賀状作成シーズン)
日商簿記は、日本商工会議所が実施する簿記に関する国家資格です。3級、2級、1級の3階級があり、それぞれに合格すると「日商簿記○級合格」の称号が得られます。 日商簿記の資格を取ることのメリットは、大きく分けて以下の3つが挙げられます。 会計や
簿記3級:売上原価/会計ソフト:自動取込/その他(楽天カード削除)
日商簿記3級(現金過不足2) 会計ソフト(スマート取引取込-サービスの連携) その他(沖縄キャンプ予約完了・楽天e-NAVIの表示編集)
独学で簿記2級に合格したごく普通の主婦が、簿記の専門知識以外に普段の勉強のときから気をつけることを2つまとめてみました。うっかりミスを無くして合格を目指しましょう。
2023年度から日商簿記3級&2級の統一試験廃止という衝撃的なニュースがありました。私は統一試験を受けたことがなく、ネット試験のみ経験しています。簿記3級ネット試験を受験した際にやってしまったミスなどを交えて、本番気をつけるべきことを書いています。
2021年8月にネット試験で簿記2級に合格しました。私はお金がないので独学でしたがかかった費用は1万円でした。購入したテキストを含め内訳を書いています。
簿記2・3級をのネット試験で受験し合格しました。ネット試験はカンニングできるのかについて書いています。受験の際は自分の実力で頑張りましょう。
簿記3級(40)決算/勘定科目・補助科目/がん保険と人間ドック
日商簿記3級(決算の続き) 会計ソフト(勘定科目や補助科目の追加) その他(みんチャレ・がん保険と人間ドック)
簿記3・2級なんて簡単でしょと思われがちですがそんなことはありません。ネット試験だからといって油断することなくしっかり勉強して一発合格を狙いましょう。簿記3・2級は独学でも合格は可能です。
簿記3級(39)決算/家計管理をソフトで/シニアの投資の楽しみ方例
こんばんは。 今日から「決算」に入ります。 実務のほうも、決算に触れてきたところだし、個人事業者の方は、決算時期が近付いているので、タイミングが良いですね。 【問題16-1】 用語に関する問題ですね。 精算表 損益計算書 貸借対照表 一致 決算整理 の5つの用語から選択するだけですので、「精算表」を除いてお分かりかと思います。 「精算表」は、P.124から学習しますので、どんなフォームかなのかだけ見ておいていただくと、文章の意味が理解できるかと思います。 【問題16-2】 いきなり、難しい内容が出て来ましたね。(;^_^A 今まで、仕訳をして総勘定元帳に転記するまでは、慣れていただいたかと思いますが、費用のグループや収益のグループの勘定科目は、決算をする際に、「損益」という勘定科目に集合することにより、借方と貸方を一致させて締切を行います。 ちょっと、例を作ってみました。
こんばんは。 試算表の続きで、今日で終了になります。 今日の問題も、仕訳そのものは簡単なので、私ならこう解くという例です。 仕訳をキチンと書かないと、問題が解けないという方は、仕訳をされると良いのですが、そうでもないという方は、解答用紙の「合計試算表」の各勘定科目の横に、「000」を省略した金額をメモして行かれると早いです。 10/2の場合なら、 「仕入」の「借方欄外」に「150」、「現金」の「貸方欄外」に「150」とメモをします。 この要領で、全部、仕訳をせずに、勘定科目の借方や貸方の欄外に数字をメモします。 一番多く登場するのが現金の貸方ですが、私の場合は150+75+250とメモしています。 後は、元々の金額にこの欄外にメモした金額を加算して合計を書きます。 最後は、借方、貸方の縦トータルをして、一致すれば、ほぼ正解と思えますね。(#^.^#) 万一、合計が一致しなかったら、借方と貸方に同じ金額をメモしたか欄外をチェックすると良いですね。 「残高試算表」は、昨日のように、多いほうの合計から少ないほうの合計を引いて、多いほうの欄に残高を記載します。 現金なら、「合計試算表」の借方が1,650,000、貸方が725,000だったので、差額の925,000を借方側に記載すれば良いですね。 昨日同様に、買掛金~売上までが貸方残で、残りは借方残になりますね。 試算表の学習は、ここまでになります。 あくまで、作成の仕方の学習だけで、実際の問題は、仕訳問題が難しく、量も多くなってくると思います。
こんばんは。 今日から、「試算表」に入ります。 試算表は、次の3種類があります。 総勘定元帳の借方合計及び貸方合計を集めた「合計試算表」 借方または貸方の残高を集めた「残高試算表」 合計と残高の両方を集めた「合計残高試算表」 本来は、仕訳をして、総勘定元帳に転記をした後、その転記や計算が正しく行われたかどうかを試す表だったのですが、会計ソフトの導入により、徐々に形骸化している感じがします。 会計ソフトのほうの説明もご覧くださっている方は、ご存じかと思いますが、仕訳をすると、総勘定元帳にも自動的に転記され、試算表(会計ソフトでは、貸借対照表や損益計算書)も自動的に作成されます。 最初の仕訳を間違えない限り、ソフトが最後まで正しく処理してくれるということです。 言い直せば、最初の仕訳が間違っていると最後まで間違っていますので、仕訳が重要です。 【問15-1】 試算表を作成する練習のための、ごくごく基本的な仕訳と転記になりますね。 仕訳の解説は不要かと思いますが、仕入と売上はすべて掛けということですね。 総勘定元帳への転記は、金額だけで良いと書かれているので、金額だけ記入します。 元帳が2ページに渡っているので、目がチラチラするかも知れませんが、 勘定科目は、資産・負債・純資産・収益・費用の順に並んでいる ということを知っておかれると、探す時間が短縮できるかと思います。 問題集だけで学習されている方のために、以下は、私の作ったテキストの一部です。 現在は、販売していないテキストなので宣伝ではありません。(笑) 合計残高試算表で説明を書いていますが、本問は残高試算表の作成のため、残高欄だけ記入すればOKです。
簿記3級(35)手形記入帳/開始仕訳の登録/マイナンバーカードのロック
こんばんは。 今日は、補助簿の中の3番目「受取手形記入帳」と「支払手形記入帳」です。 「受取手形」や「支払手形」が仕訳に登場してくる取引時に記入します。 こちらも、以前は、記入そのものの問題が出題されていたのですが、最近は手形記入帳の名前や記入内容から推察できる仕訳を書くだけになっているようですね。 【問14-6】 摘要欄の「売掛金」から判断できますが、帳簿の名称は「受取手形記入帳」になります。 仕訳は、 9/15と10/12は、借方に「受取手形」、貸方は摘要欄にある「売掛金」です。 11/12は、決済日が来て当座預金に入金されたのですから、「当座預金」が増加して、「受取手形」が減少します。 【問14-7】 摘要欄の「買掛金」から判断できますが、帳簿の名称は「支払手形記入帳」になります。 仕訳は「買掛金」の代わりに、人名勘定(商店名)を用いるだけで、14-6同様に考えていただければ、難しくないかと思います。 これで、補助簿は終了になります。
簿記3級(35)仕入帳・売上帳/経過勘定項目/ラクマ(楽天)
こんばんは。 今日は、補助簿の中の2番目「仕入帳」と「売上帳」です。 「仕入」(売上)や「返品」の都度記載し、記入の仕方は、ほぼ同じです。 問題を見る限り、最近は、帳簿を丸々書かせる内容ではなく、帳簿から判断できる仕訳を推定して、略式の「総勘定元帳」に記入するという問題のようですね。 【問14-4】 3/ 1 摘要欄に「掛け」と書かれているので、掛仕入をしたことが分かります。 3/12 摘要欄に「戻し」で掛代金と相殺と書かれているので、上の逆仕訳ですね。 3/15 3/1と同様です。品数が複数でも合計額で仕訳をすれば良いです。 3/29 摘要欄が「現金及び掛け」となっています。 問題文の2行目に現金で80,000円、残額掛けとありますので分かりますね。 仕訳が終了したら、元帳に転記します。(日付・相手科目・金額) 【問14-5】 売上帳のほうは、すべて掛け取引になっているので、特に問題なさそうですね。 総勘定元帳への転記も「売上」勘定のみとなっています。(日付・相手科目・金額) 昔の問題は、この「仕入帳」も「売上帳」も1から記入させる問題だったのですが、いまどき、意味ないですもんね。(;^_^A ちゃあんと、商工会議所の問題も時代に応じて進化しています。
簿記3級(34)帳簿・出納帳/固定資産の減価償却/耐久消費財の買い替え
こんばんは。 昨日は、体調不良で、ブログをお休みして、すみませんでした。 今日からは「さまざまな帳簿」について学習します。 帳簿の中でも、いわゆる、「仕訳日記帳」や「総勘定元帳」のような「主要簿」とは異なり、「補助簿(補助元帳・補助記入帳)」と言われるものです。 どんな補助簿があるかが問題14-1に一覧表示されています。 取引が発生したときに、どの補助簿に記入する必要があるか?を考えることになりますが、原則として、仕訳で登場する勘定科目の帳簿に記入し、他に、仕入・売上・返品等があった場合には、「商品有高帳」にも記載するという程度です。 なぜかっていうと、商品有高帳は商品が増減したときに、付ける帳簿だったからです。 【問14-1】 (1)仕訳は(借方)買掛金 / (貸方)当座預金 なので、 「買掛金元帳」と「当座預金出納帳」に記入すれば良いということが分かります。 こんな感じで考えます。 (2)仕入、当座預金、買掛金が登場しますので、この3つ+商品有高帳です。 (3)買掛金、支払手形が登場しますので、この2つです。 (4)当座預金、受取手形が登場しますので、この2つです。 (5)売上、売掛金が登場しますので、この2つ+商品有高帳です。 【問14-2】 「当座預金出納帳」です。 当座預金に増減があった場合に、記入します。 増えれば「預入」欄、減れば「引出」欄に記載するだけなので、特に難しくないと思います。 「借/貸」欄は、総勘定元帳同様に、どちらに残高があるかを示します。 「当座預金」は、資産なので、一般的には借方残になるはずですが、当座預金残高を超えて振り出している場合は、貸方残になる場合もあります。 本問の場合は、4/6だけ貸方残になりますね。 【問14-3】 当座預金出納帳の記入面から仕訳をして、総勘定元帳に転記する問題になりますね。 14-2の内容と全く同じなので、特に迷われることはないかと思います。 画像は、実務の練習で記入していただいた普通預金の預金出納帳です。 「勘定科目」の欄が「当座預金」になるだけで、実際の帳簿のイメージはこんな感じです。 「預入」欄、「引出」欄、「残高」欄がありますよね?
簿記3級(33)その他の取引3/決算修正仕訳/ブラックフライデー
こんばんは。 その他の取引3の続きです。 【問13-6】 新しい科目が、また3つ出て来ますが、仕訳そのものは簡単です。 2日ほど前に会計ソフトのほうで、補助科目として設定していただいた内容になりますが、学習上、独立した科目で指定されている場合は、その科目を使用することになります。 所得税預り金(負債) 従業員のお給料から預かった所得税です。 従業員に代わって、納税する義務があるので負債に該当します。 住民税預り金(負債)従業員のお給料から預かった住民税です。従業員に代わって、納税する義務があるので負債に該当します。 社会保険料預り金(負債) 従業員のお給料から預かった社会保険料の本人負担分です。従業員に代わって、納付する義務があるので、負債に該当します。 実務的なお話を少し書いておきますと、 所得税は、翌月の10日までに、従業員から預かった所得税を税務署に納付します。 住民税は、企業がまとめて徴収して、従業員に代わって納付する方法を「特別徴収」といい、従業員が個々に納付する方法を「一般徴収」と言います。所得税同様に、翌月10日までに各市町村に納付します。 社会保険料は、健康保険・厚生年金保険料で、企業と従業員が半額ずつ負担します。原則として、翌月末日までに日本年金機構に納付します。 何れも納付書が届くので、経理担当者になれば分かります。 【問13-7】 今までのまとめ的な内容になりますが、特に難しくはないかと思います。 【問13-8】 「諸会費(費用)」という科目が新たに登場します。 該当の文章部分を「諸会費」で処理していただけば、問題ないです。 実務的なお話になると、少し前に「消費税」絡みでお話しした知識が必要になります。 キリが良いので、今日は、3ページ分にします。 「その他の取引」の部分は、今日で終了になりますが、新しい勘定科目がたくさん出て来るだけで、仕訳そのものは難しくないのではないかと思います。
簿記3級(32)その他の取引3/会計ソフトチェック業務/投資とFP学習
こんばんは。 その他の取引3の続きです。 新しい科目が、また2つ出て来ますが、仕訳そのものは簡単です。 従業員立替金(資産): 文字どおり、従業員の代わりに立て替えて支払ったお金です。 従業員預り金(負債): 文字どおり、従業員から預かったお金です。 会計ソフトのほうで触れた預り金(社会保険料)とか、預り金(源泉所得税)とは異なり、単純に従業員から預かっただけのお金ですね。 会計ソフトのほうで触れた預り金に関しては、明日の範囲になります。 【問13-4】 昨日の問題の総合問題のような感じですね。 指定勘定科目から考えていただけば、特に難しくはないように思います。 【問13-5】 新たに出てきた上の2つの勘定科目を見ていただければ、こちらも仕訳は簡単かと思います。
簿記3級(31)その他の取引3/会計ソフト/投資への向き合い方
こんばんは。 その他の取引3に入ります。 新しい科目が2つ出て来ますが、仕訳そのものは簡単です。 仮払金(資産): 文字どおり、仮に払ったお金で、 従業員の出張に際する概算払いで出題されることが多いです。 仮受金(負債): 文字どおり、仮に受け取ったお金で、 こちらも従業員の出張絡みで、振り込まれたが明細が不明などの問題が多いです。 【問13-1】 7/1 概算払いで、金額や科目が確定していないので、「仮払金」で処理します。 7/7 上記の精算なので、分かった勘定科目と金額に振り替え、「仮払金」をなくします。 差額は、現金で精算することが多いです。 【問13-2】 11/1 ICカードにチャージですが、「仮払金」を用いると書かれているので大丈夫かと思います。 11/5 該当の勘定科目に振り替え、その分、「仮払金」を減らせば良いですね。 【問13-3】 7/4 内容不明の入金のため、「仮受金」で処理します。 7/7 仮受した金額は、売掛金の回収だったと判明したので、「仮受金」をなくして、「売掛金」を減少させれば良いですね。
簿記3級(30)その他の取引2/会計ソフト/お役立ちTikTok
こんばんは。 その他の取引2の続きです。 【問12-3】 未収入金:商品以外のものを売却して、まだ受け取っていない代金(資産) 未払金 :商品以外のものを購入して、まだ支払っていない代金(負債) 4/10 「土地を購入し、仲介手数料と登記料を合わせて」で、(借方)土地 「翌月末に支払うことにした」で、(貸方)未払金(負債の増加) 5/20 未払金(負債)をなくして、当座預金を減少させます。 7/31 「代金は翌月末に受け取ることとした」で、(借方)未収入金(資産の増加) 購入代金との差額は「固定資産売却益」(収益)で処理します。 【問12-4】 購入側(船橋商店)の処理は問題ないと思いますが、販売側(水戸モータース)の場合は、自動車は商品になりますので、「売掛金」や「売上」の計上となります。 単純に逆の立場と引っかからないようにすることが大切です。 【問12-5】 ちょっと難しい言葉になりますが、次のように判断します。 資本的支出:資産の価値を高める支出→資産として計上→建物 収益的支出:単なる修繕→費用として計上→修繕費 これが、分かっていれば、仕訳は難しくないかと思います。
こんにちは。 数日前から、あまり体調が良くないなぁと感じていたのですが、どうも、風邪っぽいので、お薬を飲んで寝ています。 今、起きたので、今日は簿記だけにさせていただいて、また、寝ますね。(;^_^A 【問12-1】 全般が、固定資産に関する問題ですね。 (2) 正に、昨日、会計ソフトのほうで書いていた内容に関連する問題が登場しました。 学習上は、ワンイヤールール(1年以上使用可能かどうか?)または、10万円基準(取得原価が10万円以上かどうか?)で判断しますので、100,000円でも「備品」にします。 ただし、実際の検定試験なら、特例で引っかかるような問題は出題されないと思うので、300,000円以上の金額になっていると思います。 「設置費用」は、商品の引取運賃同様に、購入時に要した付随費用ということで、購入したものの代価に加算します。 つまり、備品110,000円で処理します。 (5) 仲介手数料や登記料も、(2)と同様に、土地購入時の付随費用なので土地の購入代金に加算します。 つまり、土地は4,000,000(20,000×200)+100,000+50,000=4,150,000です。 (6) この整地費用も同様です。 後日でも、「土地」で処理します。 ただし、ここで、実務についてから知っておかれたほうが良い知識はこちらです。 No.5400 減価償却資産の取得価額に含めないことができる付随費用(国税庁) 原則は、含めるのですが、含めなくても良い付随費用があります。 要は、購入年度の費用として計上しても良いのに、固定資産に含めてしまうことは、費用化を遅らせることになり、企業にとっては、一般的に不利になるからです。 【問12-2】 こちらは、購入ではなく、賃貸借に伴ってかかる費用なので、問題文にある科目で、そのまま処理します。仲介手数料なども、購入か賃借かで変わります。 「差入保証金」は、退去時に返還されないものを除いて、資産として処理します。 (1) 不動産会社への手数料→支払手数料 保証金→差入保証金 (2) 家賃→支払家賃 敷金→差入保証金 仲介業者への手数料→支払手数料 (3) 原状回復に掛かった費用→修繕費 契約解除で、「差入保証金」(資産)の減少
簿記3級(28)その他の取引Ⅰ/減価償却資産特例/市販薬ネット販売/投資の出口
こんにちは。 今日も「その他の取引」の続きです。 「貸付金」と「借入金」が、更に細かく分かれて行きますね。 【問11-3】 会社が役員に対して金銭を貸し付けたり借り入れたりすることがあります。 その場合、頭に「役員」を付けて、「役員貸付金」「役員借入金」という科目にします。 (1) 「役員Aの普通預金口座に振り込んだ」で(借方)役員貸付金(資産の増加) 後は、良いでしょうか? 利息は、3,000,000×1.6%×12/12=48,000 余談ですが、TikTokで「大さじ1/2の1/2って、何でしょうか?」 って質問をお見かけしたことがあるのですが、皆さん(高校生さん?)は大丈夫ですよね? 1÷(/スラッシュは、エクセル等では÷で使うし、分数の-が1行に書けないので/で書く)2で0.5、つまり大さじ半分(容量にして、液体なら7.5cc→大さじ1が15ccなので)ですよね? 12/12は、12ヶ月分の12ヶ月なので、要は、1年ということです。 月割計算をする習慣にしておいたほうが良いので12/12とします。 (3)は役員Bから会社が借りていることになりますね。 ちなみに、学習簿記では登場して来ませんが、実務では、個人事業者の場合は、「事業主貸」とか「事業主借」を使う場合が多いです。 【問11-4】 借用証書によって、借り入れや貸し付けを行うことに対して、手形を振り出して(受け取って)借り入れ(貸し付け)したりすることがあります。 その場合は、頭に「手形」を付けて「手形貸付金」「手形借入金」で処理します。 問題の解説は不要ですね?(;^_^A 【問11-5】 今までの総合問題っぽくなっていますね。 少しだけ補足をさせていただきます。 (1)利息計算で日割り計算を行う場合、73日とか146日という日数がよく登場します。 わざわざ、この数字を書き出したことで、計算の速い方は「ああ、そういうこと?」って思われたかも知れませんが、73日は365日の5分の1、146日は5分の2ですよね? なので、 500,000×7%×73/365と計算する代わりに 500,000×7%÷5とすればOKです。 これなら、100,000の7%なので、暗算でもできますね。 後の解説は、不要そうですが、如何でしょうか?
簿記3級(27)その他の取引Ⅰ/不課税・非課税/VISAタッチ・ヤマトの伝票作成
こんばんは。 今日から「その他の取引」ということで、今までに学習した範囲に収めきれないような内容を学習します。 本日の範囲は、「貸付金」と「借入金」です。 借入金も貸付金も借用証書によって行う場合と、手形を振り出して(受け取って)借り入れる(貸し付ける)場合があります。 何れも、3級の学習範囲ですが、ここは、借用証書により行う方法です。 借用証書により現金を貸し付けた:「貸付金(資産)」で処理します。 借用証書により現金を借り入れた:「借入金(負債)」で処理します。 これは、もう、どうして、資産なのか負債なのかの解説は不要かと思います。 【問11-1】 5/1 「現金〇〇円を貸し付け、借用証書を受け取った」で、 (借方)貸付金(資産の増加)/(貸方)現金(資産の減少) 1/31 「上で貸し付けた現金を利息と共に小切手で受け取った」で、 (借方)現金(資産の増加) / (貸方)貸付金(資産の減少) (貸方)受取利息(収益の発生) ※ 受取利息の金額は1,000,000×3.5%×9ヶ月÷12ヶ月=26,250になりますね。 利率が年3.5%とあるので、年利率を掛けた後に期間(9ヶ月)分を求めています。 【問11-2】 6/1 「銀行より〇〇円を借り入れた」で、 (借方)現金(資産の増加) / (貸方)借入金(負債の増加) 8/31 「借入金について、利息と共に小切手を振り出して返済した」で、 (借方)借入金(負債の減少) / (貸方)当座預金(資産の減少) (借方)支払利息(費用の発生) ※ こちらは、利息の金額が示されているので、計算不要です。
こんばんは。 今日は、「電子記録債権・債務」です。 新たに出て来る勘定科目は「電子記録債権(資産)」と「電子記録債務(負債)」です。 文章どおり解いていただければ、何も難しい部分はありません。 今日もキリが良いように、P.39の1ページだけなのですが、私は、既に来年1/28の予定まで立ててあるので、このペースで進ませていただきますね。(;^_^A 大晦日も元旦も予定を組んであります。 自分自身、複数の項目に同時進行でチャレンジ中なのと、次の受験日までにはかなりの日があるので、このゆっくりペースで進ませていただきます。 もちろん、私のペースは無視して、独自でお進みくださいね。 何か、参考になる内容はなかったかな?と、後日でも、見てくだされば十分だと思います。 ただ、こんなゆっくりペースで進むので、もし、他にチャレンジされていないのでしたら、同時進行で、簿記の下に書いている会計ソフトも学習しておかれると、簿記の知識を活かそうと思われる際にお役に立つかと思います。 リンク先から体験版がダウンロードできます。 実務の内容は、10/30からスタートしています。 (右のブログ記事一覧から順に見ていただけます) 【問10-1】 11/5 「売掛金について、電子記録債権の発生記録を行った」で、 (借方)電子記録債権(資産の増加)/(貸方)売掛金(資産の減少) 11/30 「電子記録債権の支払期限が到来し、当座預金に入金された」で、 (借方)当座預金(資産の増加) / (貸方)電子記録債権(資産の減少) 【問10-2】 上記の逆の立場ですね。 11/5 「買掛金について、電子記録債務の発生記録を行った」で、 (借方)買掛金(負債の減少) / (貸方)電子記録債務(負債の増加) 11/30 「電子記録債務の支払期限が到来し、当座預金より引き落とされた」で、 (借方)電子記録債務(負債の減少) / (貸方)当座預金(資産の減少)
簿記3級(25)手形取引2/インボイス導入後/投資口座開設時のポイント
こんばんは。 今日は、「手形取引」の残りです。 【問題9-3】 読んだだけずつ、仕訳をしていただければ、特に難しい問題はないのではないかと思います。 (1)解説省略 (2)解説省略 (3)「〇〇商店から受け取った小切手」をどういう科目で処理したか? (4)解説省略 (5)「同社=名古屋商店振出小切手」ということは? (6)「当社振出の小切手」ということは? 学生で、理解に苦しむような人には、「当(店)」は「当(座預金)」って言っていました。 当店が振り出した小切手は、どこまで行っても「当座預金」って感じ。(;^_^A 渡した時に、シャープペンだったら、周り回って、また、自分に戻って来ても、ヤッパリ、 シャープペンな訳で、突然、消しゴムには変わらないでしょう?みたいな…。(笑) 何となく、受け取ると「現金」っていうイメージを持ってしまうようで…。(;^_^A 以前も書いたように、振出時に「当座預金」減少の処理をしているから、戻ってきたら、減少しなかったわけだから、元に戻すために、「当座預金」増加の処理をするんですけどね。
こんばんは。 今日は、「手形取引」について学習します。 3級の学習範囲は、「約束手形」になります。 約束手形は、文字どおり、いついつになったら払いますねと約束して、発行(振出)します。 振り出した人:後日手形代金を支払う義務があるから「支払手形」(負債) 受け取った人:後日手形代金を受け取る権利があるから「受取手形」(資産) という勘定科目で処理します。 【問題9-1】 (仙台商店) 5/1 手形を振り出した際の処理です。 「商品を仕入れ」で、(借方)仕入 「代金は約束手形を振り出して支払った」で、(貸方)支払手形 5/31 手形の支払期日が到来して、無事に決済された際の処理です。 ※ 余談ですが、「無事に」って書いたのは、無事に決済されない場合もあるからです。 いわゆる、手形の不渡りのことです。 「満期日となり当座預金から引き落とされた」ということで、 (借方)支払手形(負債の減少)→支払ったので義務がなくなった。 (貸方)当座預金(資産の減少) になりますね。 群馬商店は、この逆の立場なので、考えてみてください。 【問題9-2】 一旦、掛仕入(掛け売り上げ)しているだけで、流れ的には変わらないですね。 解説は不要かと思います。 余談ですが、 手形には「約束手形」の他に「為替(かわせ)手形」というのもあるのですが、これが、3級で学生を一番悩ませたといってもいいくらい簿記初心者には理解が大変だったようです。 図を描いて、学生の名前を振り当ててイメージしやすくやったんですけどね。(笑) その「為替手形」が3級の試験範囲から外れていますので、安心してください。 平成28年(7年前)からは、3級だけではなく2級にも出題されなくなったようです。 まあ、実務でも「為替手形」って見かけたことないし…。(;^_^A 雑学程度に、どんなものかっていうと、 Aさんが、Bさんに向かって、あなたに10,000円貸してあるよね? その分で、Cさんに10,000円払っておいてほしいんだけど…。 みたいな感じです。 BさんとCさんは、知り合いじゃないかも知れないし、普通はこんなことしませんよね?(;^_^
簿記3級(23)クレジット売掛金/振替伝票入力/国税e-Tax/全世界株式の理解
こんばんは。 今日は、「クレジット売掛金(資産)」について学習します。 昨日、単元の都合で3ページ進んだので、今日は、単元の都合で1ページだけです。(;^_^A 勘定科目としては、「売掛金」の頭に「クレジット」が付くだけで、至って簡単です。 この勘定科目は、平成28年(7年前)から追加されたということですので、それ以前に学習された方は、ここでも、知識の陳腐化が起こっていますね。(;^_^A 一般商店の場合、商品売買というのは、お客様がお店にお買い物に来られて、代金と引き換えに商品をお渡しするという流れがイメージしやすいですよね。 大口顧客だと、その都度、支払うのが面倒で、信用で月末締切で翌月払いにしてねとか。 この一般的な掛け売りに対して、信販会社に集金を代行してもらう場合があります。 弊社も利用しているのですが、弊社の場合、実店舗ではないので、商品と引き換えに代金を現金等で受領するということはできません。 ご注文の際に、銀行口座に振り込んでくださる場合もあるのですが、振り込みのお手間が掛かるし、お客様の利便性を考えて複数銀行の口座を設けていますが、それでも、銀行によっては振込手数料が掛かってしまう場合もあります。 そこで、登場したのが、リース会社による集金代行サービスです。 手数料を支払うことになりますが、売り手側も買い手側も便利になりますね。 そんなイメージをしながら、問題を解いてみてください。 ネットショップが普及しているので、皆さんが利用されているクレジットカードによる購入も、ショップ側が手数料を支払っておられるのでしょうね。 6/10 「商品を売り渡し」で(貸方)売上 「クレジットカード決済によることとした」で(借方)クレジット売掛金 「クレジット手数料は販売時に計上する」ということで、(借方)支払手数料 クレジット売掛金の金額は、当然、売上高から支払手数料を控除した残額です。 7/20 こちらは、特に難しくはないと思います。 「当座預金」を増加させて、「クレジット売掛金」を減少します。
簿記3級(22)小口現金/振替伝票入力の準備/新NISAの予約スタート
こんばんは。 簿記検定受験された方、お疲れさまでした。 今日は、「小口現金」に入ります。 キリが良いように、3ページ進みます。 以前、書いたように、企業は大金を金庫に保管しておくと、盗難や火災等の不安があります。 そこで、通常は小切手を用いて、少額の支払いだけ現金を用いることが多いです。 この少額の現金を「小口現金(資産)」という勘定科目で処理する内容になります。 定額資金前渡制度(インプレスト・システム)とは、用度係(小口現金係)に定額を渡して、使用した分だけ、週末(または週初め)や月末(または月初)に補充する方法を言います。 【問題7-1】 4/1 「小口現金を前渡した」で、(借方)小口現金 「小切手を振り出して」で、(貸方)当座預金 4/30 報告を受けた費用の科目を列挙します。(借方)通信費・旅費交通費 その分、「小口現金」が減少したので、(貸方)小口現金 5/1 使用した分を補充した処理になります。 金額は4/30の金額、仕訳は4/1と同じです。 【問題7-2】 4/1は、問題7-1と同じですね。 4/30は、報告を受けて、同時に「現金」で補給しているので、 (借方)報告を受けた科目 (貸方)現金 で良いですね。 【問題7-3】 小口現金で出題されるとしたら、この「小口現金出納帳」になるかと思います。 記帳方法は、さほど難しくありません。 支出日は、「日付」「摘要」「支払」「内訳」の各欄に記入 ※ 摘要欄は、記載してある内容をそのまま書けばOK ※ 新聞代は、たまたま、昨日の実務のほうで書いたのですが、 「新聞図書費」がないので「雑費」で良いですね。 ※ 紅茶・コーヒー代も実務のほうで以前書きましたが、 来客用なら「接待交際費」、従業員用なら「福利厚生費」ですが、 普通は使い分けしないと思うので「雑費」で良いですね。 1の記入を終えたら、「支払」欄及び「内訳」欄の各合計を記入 本日補給の行は「日付」及び「受入」欄に記入※ 日付は週末の日、補給額は使った額の合計と同額です。 次週繰越の行は「日付」及び「支払」欄に記入 ※ 前に書いたように、次週に出て行くと考える 「受入」及び「支払」欄の合計を記入 ※ 前に書いたように、合計は前の合計線から次の合計線の間を合計する 前週繰越の行は「日付」及び「受入」欄に記入 ※ 前に書いたように、前の週から入って来たと考え、次週繰越と同額 仕訳は、各費目の合計額で行い、補
簿記3級(21)現金・預金/勘定科目の追加・編集/しばとんさんのYouTube
こんばんは。 明日は、いよいよ、簿記検定の日ですね。 受験される方、寒いので防寒対策をしっかりとして、頑張ってください。 今日は、「現金・預金」最後ですが、 問題6-5も問題6-6も難しくはないと思います。 【問題6-5】 「定期預金」という科目が新たに出てきた程度です。 4/15は、貸方が複数科目になるので、転記をするときに少し注意をする程度ですね。
簿記3級(20)現金・預金/預金出納帳入力/VISAゴールドほか
こんばんは。 「現金・預金」の問題の続きですね。 【問題6-3】 4/5 当社振出の小切手がミソですね。 当社は、小切手を振り出すときにどんな科目で処理するのだったか? 振り出しておいた小切手がまわりまわって当社に戻ってきたことになりますので、 「当座預金の減少」とはならなかった訳です。 そのため、その「当座預金の減少」を取り消すために、借方に当座預金を記入します。 他社振出小切手は「現金」、当社振出小切手は「当座預金」 しっかり、押さえておきましょう。 4/10 「郵便為替証書」も、「同社(神戸商店)振出小切手」も「現金」で処理するものです。 4/15 「送金小切手」も、「現金」で処理するものでした。 4/20 解説省略
簿記3級(19)現金・預金/会計ソフト/SBI新生銀行の口座開設
こんばんは。 今日から「現金・預金」に入ります。 【現金勘定で処理するもの】 「現金」と言えば、一般的には、紙幣や硬貨をイメージされると思いますが、簿記では、その他に、次のようなものを受け取ったら「現金」勘定で処理します。 理由は、すぐに「現金」に交換できるからです。 正直、目にされる機会は少ないものが殆どだと思いますので、次のような名称が出てきたら、「現金」勘定で処理するんだと覚えてください。 他人振出の小切手 郵便為替証書 送金小切手 【問題6-1】 上を踏まえて、問題を解いていただけば、特に難しくはないかと思います。 (2)のように、かねて受け取っていた他社振出小切手というのも、赤字の部分を「現金」と読み替えていただけば同じです。
簿記3級(18)商品有高帳/会計ソフト入力/預金保険制度と利率の差
こんばんは。 今日も「商品有高帳」になりますね。 【問題5-7】 「移動平均法」による記帳です。 昨日書いたように、異なる単価の商品を仕入れた都度、平均単価を求めて、記帳します。 6/18 前日残の単価と異なる単価の商品を仕入れたので、 残高欄は、数量:合計数量300、金額:合計金額46,500を記入します。 その後、合計金額を合計数量で割って、平均単価155を求めます。 6/30 こちらも同様ですね。 【問題5-8】 「先入先出法」による記帳なので、記帳の仕方は、問題5-6と同じです。 本問は、売上高等の金額を求める問題が追加されています。 問題集だけで進まれている方は、いきなり、正解を出すのが難しかったかもですね。 売 上 高:資料2の合計から資料3の返品分を控除します。 売上原価:払出高欄の合計から返品分の原価を控除します。 先入先出法なので、1/28の1行目に記載した単価6,000ではなく、2行目に書いた単価6,500の分が戻ってきたとみなします。 どちらのネクタイが汚損していたのかはわかりませんが、あくまで、先に入れたものから先に出したとみなすので、どちらと不明な場合は、先に出したものではなく、後から出したものの返品があったとみなすわけです。 売上総利益:売上高-売上原価です。 余談ですが、利益率(売上総利益÷売上高)が約30%と高めですが、学生に聞いた話によるとセーターなどの季節商品は原価率が20%(利益率が80%)程度だそうです。 セーターのショップをされている方のご子息でした。 当時はビックリしましたが、まあ、今、考えると、確かに季節商品って大変ですよね。 在庫抱えちゃったら困りますもんね。 なので、セールで半額OFFとかでも、処分される訳ですね。
こんばんは。 問題5-5は、昨日の続きでやってしまうと良かったような問題でしたね。 【問題5-5】 問題5-3や問題5-4の略式です。 略式の総勘定元帳(売掛金及び買掛金)と、補助元帳(売掛金元帳と買掛金元帳)です。 「総勘定元帳」の「売掛金」勘定と、「補助元帳」の「高知商店」と「横浜商店」の合計は一致します。 「買掛金」勘定も同様です。 【問題5-6】 補助簿の2つ目として、「商品有高帳(ありだかちょう)」が登場してきました。 商品有高帳は、商品の出入を記録する「補助記入帳」になりますが、 記帳は、各商品ごとに行います。→問題5-6ならハンカチ(婦人用)だけ 払出は、原価で記入します。 正直、「商品有高帳」が、今の時代にも利用されているかどうかは微妙で、あくまで、検定試験用と割り切って学習されても良いと思いますが、2級の工業簿記の下地にもなりますので、いずれ、2級まで目指す予定の方は、疎かにされないほうが良いかと思います。 記帳方法は複数あり、 3級では「先入先出法」と「移動平均法」を学習します。 先入先出法:先に入れた(仕入れた)ものから、先に出した(販売した)とみなして記帳 移動平均法:異なる単価の商品を仕入れるごとに、平均単価を求めて記帳 本問は、「先入先出法」になります。 6/1 紳士用と婦人用がありますが、問題が婦人用なので婦人用のみ記載します。 6/6 残高を記入する際ですが、単価が6/1仕入分と同じなので、合計数量を書きます。 ※ この段階では、暗算でもできてしまいますが、電卓の使い方を練習しておきましょう。 123×12= 123×23= 123×34= というような計算が必要になった場合、 掛けられる数を記憶するために、123××と、×を2回押します。 次に、12=1,476 23=2,829 34=4,182 という感じで、次々計算ができます。 工業簿記でも活躍する機能です。 6/12 販売単価が記載されていますが、必ず、前日残の原価150で記載します。 6/18 前日残の単価と異なる単価の商品を仕入れたので、残高欄は2行に分けて記載します。 2種類の単価の商品が残っていると分かるように2行に書き、「{ 」でくくります。 6/24 先に仕入れたものから先に出すということで、 先ず、150円のものを200個全て出します。 足りない20個は、後から仕入れた165円のものを出します。 6/18の残
こんばんは。 以前、主要簿という用語が出て来ましたが、覚えておられるでしょうか? 仕訳帳と総勘定元帳でした。 紙ベースで経理をされている企業は、印刷して7年間保存しておかないといけない帳簿です。 主要簿に対して、記帳をするか否かは企業に任されている帳簿を補助簿と言います。 その1つが、今日の学習範囲の「売掛金元帳」や「買掛金元帳」です。 少し前に登場してきた「人名勘定」を思い出していただくと良いのですが、それと同じです。 要は、得意先別(仕入先別)に、売上(仕入)や回収(支払)や返品などを記帳して、それぞれ、今日現在いくら残高があるの?って感じで、把握するものです。 これは、会計ソフトの場合は、「売掛金」勘定や「買掛金」勘定に「補助科目」と言われるものを設定すれば、利用できます。 入力時に、補助科目欄で「静岡商店」「三重商店」などと選ぶわけです。 ドロップダウンリストから選ぶのは面倒なので、預金関係と同様に、サーチキーを設けておいて、「S」と入力すれば、「静岡商店」、「M」と入力すれば「三重商店」と入力されるように、自分で、補助科目の登録時に設定しておきます。 記帳は、少しも難しくないので、ご自分でやってみられて、解答で確認してください。 学生が間違えやすかったのは、「借/貸」欄です。 例えば、借方に金額を書いたから「借」とするように勘違いするようですが、これは、現在、どちらに残高があるかを示します。 売掛金元帳(静岡商店)の場合だと、 4/1付で、前月繰越で借方に300,000と記入したと思うので、残高は「借」300,000です。 4/12に返品をしているので、貸方に25,000と記入し、残高は「借」275,000となります。 この「借/貸」欄さえ勘違いして覚えなければ簡単な問題だと思います。 当然ですが、売掛金は資産なので借方残、買掛金は負債なので貸方残になります。 それと、一重線のことを「合計線」、二重線のことを「締切線」と言いますが、合計は合計線までの金額を合計する(という、この段階では、ごくごく当たり前のことですが)ということを今の内にしっかり認識しておいてください。 2級になると、商業簿記では、連結会計の問題で、そういうことを理解しているかどうかが重要になって来ます。 工業簿記では、部門別原価計算がそうです。 合計は、(合計線から)合計線までの間を合計する。 締切線は、そこで締め切っているので、それよ
こんばんは。 今日から「商品売買2」ということで、今日は、「値引・返品時の処理」「諸掛の処理」になります。 【値引・返品時の処理】 「値引」や「返品」があったときは、「売上」や「仕入」の取り消しがあったものとみなして、本来書くべき場所の反対側に書きます。 売上:収益なので、本来は貸方ですが、値引きや返品で減るので借方に記載します。 仕入:費用なので、本来は借方ですが、値引きや返品で減るので貸方に記載します。 【問題45-1】 4/2と4/8は、簡単なので、さらっと仕訳をしてみてください。 4/10 「掛けで仕入れてあった商品のうち、〇円を返品した」で、「仕入」を減らすために(貸方)仕入「買掛金」を減らすために(借方)買掛金 となります。 これで、「仕入」という費用が取り消されて、「買掛金」という負債が減少します 4/15の「売上返品」も同じように考えて、処理してみてください。 参考までに、昨日の「消費税」の部分で書かせていただいた「対価の返還等」という、ちょっと難しい言葉になるのがこの部分になります。 仮に、税込金額で220,000の売上があった。その内、1,100を値引した。 というような場合は、売上218,900と差し引いた金額で計上しないで、 売上220,000の仕訳と、売上値引1,100の仕訳を別々に計上します。 (仕訳さえ正しければ、消費税の申告書作成は会計ソフトがやってくれます) 【諸掛の処理】 商品購入時や販売時に発生する経費(3級では運賃)を「諸掛(しょがかり)」と言います。 それぞれ、次のように処理をします。 仕入時: 仕入れた商品代価に加算して処理します。(問題文は引取運賃などと記載されている) 販売時: 自己負担:「発送費」や「荷造運賃」などの費用の科目で処理します。 相手負担:「売掛金」に含めたり、「立替金」で処理して、後日、得意先に請求します。 【問題5-2】 (1) 「商品を仕入れ」で、(借方)仕入 「代金のうち、〇円は現金で支払い」で、(貸方)現金 「残額は掛けとした」で、(貸方)買掛金 「引取費用を」で、(借方)仕入の金額に足す 「現金で支払った」で、(貸方)現金の金額に足す 最近の検定試験は、同じ科目を借方または貸方で複数使ってはいけないことになっているので、「仕入」に加算するのは鉄則として、「現金」も、2つ合計しておく必要があります。 (2) 「送料込みで販売し、掛け及び売上に
簿記3級(14)前払金・前受金・受取商品券/消費税/VISAタッチ対応鉄道/Suicaのチャージエラー
こんばんは。 タイトルが長いのですが、後から自分で検索するときに便利って感じたので、すみません。 商品売買の続きですが、今日は、新たな勘定科目が3つ登場します。 前払金:商品購入前に支払った内金・手付金(後日商品を受け取る権利があるから資産) 前受金:商品引渡前に受取った内金・手付金(後日商品を引き渡す義務があるから負債) 受取商品券: 他店との共通商品券を発行していた場合に、他店が発行した商品券を受け取った。 後日、他店に請求する権利があるから資産 勘定科目の意味さえ分かれば、仕訳や転記は難しくないかと思います。 【問題4-4】 5/3 「商品800,000円を注文し」だけでは、簿記上の取引ではないので仕訳無し 「手付金として100,000円を支払った」で、(借方)前払金 「現金で支払った」で、(貸方)現金 5/15 「商品を仕入れ」で、(借方)仕入 「代金のうち〇〇円は注文時に支払った手付金と相殺し」で、(貸方)前払金 「残額は月末に支払うことにした」で、(貸方)買掛金 5/20と5/26は、逆の立場の仕訳になりますね。 総勘定元帳への転記も、昨日の要領で、「日付 金額」を書いてから「相手科目」で 【問題4-5】 5/15 「商品を売り渡し」で、(貸方)売上 「他社が発行した商品券を受け取り」で、(借方)受取商品券 「おつりを現金で支払った」で、(貸方)現金 これは、商品代金より商品券の金額のほうが大きかった場合の処理になるので、おつりは、現金で返しています。 問題4-6も同じような問題なので、特に問題はないかと…。(笑) ちなみに、「商品券っておつりが出るの?」って調べたら、ちゃんと、AIがそれらしき回答を返してくれましたよ。 どんな学習時もそうですが、こうやって、疑問が湧いたら、すぐに自分で検索してみるっていう習慣は大切だと思います。 今は、本当に便利で、スマホに「〇〇って何?」とか聞くと、すぐに答えてくれますね。
簿記3級(13)商品売買・消費税/GoogleウォッチにSuicaを追加
こんばんは。 商品売買の続きになりますが、借方または貸方に複数の科目が登場する仕訳になって来ました。 昨日書いた要領で、読んだだけずつ仕訳をします。 今日は、資産だからとか費用だからなどの説明は省略します。 不明な場合は、昨日の説明をご覧ください。 【問題4-2】 6/2 「商品を仕入れ」で、(借方)「仕入100,000」 「代金のうち30,000円は現金で支払い」で、(貸方)現金30,000 「残額は掛けとした」で、(貸方)買掛金70,000 6/8 仕訳をして、総勘定元帳に転記をする問題です。 「商品を160,000で販売し」で、(貸方)「売上160,000」 「代金のうち半額は現金で受け取り」で、(借方)現金80,000 「残額は掛けとした」で、(借方)売掛金80,000 最後の「残額は掛けとした」は、両日とも同じ文章ですが、売上に対する掛け、仕入に対する掛けと考えていただけばおわかりいただけますね。 6/25や6/30の仕訳は、昨日と同じですので、ご自分で考えてみてください。 次に、総勘定元帳への転記ですが、 昨日書いていたように、慣れるまでは相手科目を最後に書きましょう。 例として、6/2の仕訳を「現金」勘定に転記する場合を見てみます。 「現金」勘定の貸方に30,000ですから、「6/2 仕入 30,000」となりますが、 この「仕入」(相手科目)を先に書いてしまうと、つい、「仕入」の金額に目が行ってしまい、100,000と書いてしまう人が多いのです。 そのため、「6/2 30,000」と書き込んでおいてから、相手科目を書くと良いです。 もちろん、慣れて来られたら、順に書かれても問題ありません。 結構、学生は、先に相手科目を書いてしまうと、金額を間違えてしまうというパターンが多かったので、参考にしてください。 【問題4-3】 (設問1)は、問題4-2とほぼ同じなので問題ないかと思います。 (設問2)で、人名勘定という用語が出て来ましたが、指定勘定科目を見ていただくと分かるように、「買掛金」や「売掛金」の代わりに、企業名を使って仕訳をすることになります。 例えば、3/2の(貸方)「買掛金」が、(貸方)「福岡(株)」となる訳です。 他も、同様ですので、ご自身で考えてみてください。 ちなみに、なぜ、こんなことをするかというと、 得意先や仕入先の数が少ない場合は、個々の企業別に管理したほうが、売掛金の回収も、買
取るに足らないしょーもない事をいくつか。 ・最近のおやつはずっとキットカットミルクティー味。 調子に乗って大量購入してしまったから。まだこんな残ってる…おいし…