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1. 節税目的のアパート購入が招くリスク節税を目的としてアパートを購入するケースが増えていますが、その結果、思わぬリスクや悲惨な結末に直面することがあります。これは、節税の効果だけに目を向け、物件の本質的な価値や将来的な運用リスクを見落とすことが原因です。 2. 節税効果が薄れる要因アパート購入による節税は、主に減価償却やローン利息の経費計上によるものですが、以下の要因で効果が薄れることがあります。 ・空室リスク: 購入したアパートが思うように入居者を確保できない場合、賃料収入が減少し、ローン返済に苦しむことになります。空室率が高いと、収入が想定よりも大幅に減少し、結果として節税効果も意味を持…
不動産投資は、安定した収益源となるだけでなく、適切な減価償却を行うことで節税効果も期待できます。この記事では、減価償却の基本から、節税に至るプロセスを解説します。 減価償却とは? 減価償却とは、不動産などの固定資産が時間の経過と共に価値が低下することを会計上で認め、その分を経費として計上することです。これにより、実際の現金支出がないにも関わらず、税金の負担を軽減できる可能性があります。 節税効果のメカニズム 減価償却を利用することで、不動産投資家は物件の価値減少を経費として計上し、課税所得を減らすことができます。これにより、年間の税金負担が軽減されます。 減価償却の計算方法 減価償却の計算には…
簿記3級(34)帳簿・出納帳/固定資産の減価償却/耐久消費財の買い替え
こんばんは。 昨日は、体調不良で、ブログをお休みして、すみませんでした。 今日からは「さまざまな帳簿」について学習します。 帳簿の中でも、いわゆる、「仕訳日記帳」や「総勘定元帳」のような「主要簿」とは異なり、「補助簿(補助元帳・補助記入帳)」と言われるものです。 どんな補助簿があるかが問題14-1に一覧表示されています。 取引が発生したときに、どの補助簿に記入する必要があるか?を考えることになりますが、原則として、仕訳で登場する勘定科目の帳簿に記入し、他に、仕入・売上・返品等があった場合には、「商品有高帳」にも記載するという程度です。 なぜかっていうと、商品有高帳は商品が増減したときに、付ける帳簿だったからです。 【問14-1】 (1)仕訳は(借方)買掛金 / (貸方)当座預金 なので、 「買掛金元帳」と「当座預金出納帳」に記入すれば良いということが分かります。 こんな感じで考えます。 (2)仕入、当座預金、買掛金が登場しますので、この3つ+商品有高帳です。 (3)買掛金、支払手形が登場しますので、この2つです。 (4)当座預金、受取手形が登場しますので、この2つです。 (5)売上、売掛金が登場しますので、この2つ+商品有高帳です。 【問14-2】 「当座預金出納帳」です。 当座預金に増減があった場合に、記入します。 増えれば「預入」欄、減れば「引出」欄に記載するだけなので、特に難しくないと思います。 「借/貸」欄は、総勘定元帳同様に、どちらに残高があるかを示します。 「当座預金」は、資産なので、一般的には借方残になるはずですが、当座預金残高を超えて振り出している場合は、貸方残になる場合もあります。 本問の場合は、4/6だけ貸方残になりますね。 【問14-3】 当座預金出納帳の記入面から仕訳をして、総勘定元帳に転記する問題になりますね。 14-2の内容と全く同じなので、特に迷われることはないかと思います。 画像は、実務の練習で記入していただいた普通預金の預金出納帳です。 「勘定科目」の欄が「当座預金」になるだけで、実際の帳簿のイメージはこんな感じです。 「預入」欄、「引出」欄、「残高」欄がありますよね?