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#値引返品の処理のブログ記事
  • 2023/11/12 22:52

    簿記3級(15)値引・返品・諸掛/消費税/クレカ切替

    こんばんは。 今日から「商品売買2」ということで、今日は、「値引・返品時の処理」「諸掛の処理」になります。 【値引・返品時の処理】 「値引」や「返品」があったときは、「売上」や「仕入」の取り消しがあったものとみなして、本来書くべき場所の反対側に書きます。 売上:収益なので、本来は貸方ですが、値引きや返品で減るので借方に記載します。 仕入:費用なので、本来は借方ですが、値引きや返品で減るので貸方に記載します。 【問題45-1】 4/2と4/8は、簡単なので、さらっと仕訳をしてみてください。 4/10 「掛けで仕入れてあった商品のうち、〇円を返品した」で、「仕入」を減らすために(貸方)仕入「買掛金」を減らすために(借方)買掛金 となります。 これで、「仕入」という費用が取り消されて、「買掛金」という負債が減少します 4/15の「売上返品」も同じように考えて、処理してみてください。 参考までに、昨日の「消費税」の部分で書かせていただいた「対価の返還等」という、ちょっと難しい言葉になるのがこの部分になります。 仮に、税込金額で220,000の売上があった。その内、1,100を値引した。 というような場合は、売上218,900と差し引いた金額で計上しないで、 売上220,000の仕訳と、売上値引1,100の仕訳を別々に計上します。 (仕訳さえ正しければ、消費税の申告書作成は会計ソフトがやってくれます) 【諸掛の処理】 商品購入時や販売時に発生する経費(3級では運賃)を「諸掛(しょがかり)」と言います。 それぞれ、次のように処理をします。 仕入時: 仕入れた商品代価に加算して処理します。(問題文は引取運賃などと記載されている) 販売時: 自己負担:「発送費」や「荷造運賃」などの費用の科目で処理します。 相手負担:「売掛金」に含めたり、「立替金」で処理して、後日、得意先に請求します。 【問題5-2】 (1) 「商品を仕入れ」で、(借方)仕入 「代金のうち、〇円は現金で支払い」で、(貸方)現金 「残額は掛けとした」で、(貸方)買掛金 「引取費用を」で、(借方)仕入の金額に足す 「現金で支払った」で、(貸方)現金の金額に足す 最近の検定試験は、同じ科目を借方または貸方で複数使ってはいけないことになっているので、「仕入」に加算するのは鉄則として、「現金」も、2つ合計しておく必要があります。 (2) 「送料込みで販売し、掛け及び売上に

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