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簿記3級(27)その他の取引Ⅰ/不課税・非課税/VISAタッチ・ヤマトの伝票作成
こんばんは。 今日から「その他の取引」ということで、今までに学習した範囲に収めきれないような内容を学習します。 本日の範囲は、「貸付金」と「借入金」です。 借入金も貸付金も借用証書によって行う場合と、手形を振り出して(受け取って)借り入れる(貸し付ける)場合があります。 何れも、3級の学習範囲ですが、ここは、借用証書により行う方法です。 借用証書により現金を貸し付けた:「貸付金(資産)」で処理します。 借用証書により現金を借り入れた:「借入金(負債)」で処理します。 これは、もう、どうして、資産なのか負債なのかの解説は不要かと思います。 【問11-1】 5/1 「現金〇〇円を貸し付け、借用証書を受け取った」で、 (借方)貸付金(資産の増加)/(貸方)現金(資産の減少) 1/31 「上で貸し付けた現金を利息と共に小切手で受け取った」で、 (借方)現金(資産の増加) / (貸方)貸付金(資産の減少) (貸方)受取利息(収益の発生) ※ 受取利息の金額は1,000,000×3.5%×9ヶ月÷12ヶ月=26,250になりますね。 利率が年3.5%とあるので、年利率を掛けた後に期間(9ヶ月)分を求めています。 【問11-2】 6/1 「銀行より〇〇円を借り入れた」で、 (借方)現金(資産の増加) / (貸方)借入金(負債の増加) 8/31 「借入金について、利息と共に小切手を振り出して返済した」で、 (借方)借入金(負債の減少) / (貸方)当座預金(資産の減少) (借方)支払利息(費用の発生) ※ こちらは、利息の金額が示されているので、計算不要です。
簿記3級(14)前払金・前受金・受取商品券/消費税/VISAタッチ対応鉄道/Suicaのチャージエラー
こんばんは。 タイトルが長いのですが、後から自分で検索するときに便利って感じたので、すみません。 商品売買の続きですが、今日は、新たな勘定科目が3つ登場します。 前払金:商品購入前に支払った内金・手付金(後日商品を受け取る権利があるから資産) 前受金:商品引渡前に受取った内金・手付金(後日商品を引き渡す義務があるから負債) 受取商品券: 他店との共通商品券を発行していた場合に、他店が発行した商品券を受け取った。 後日、他店に請求する権利があるから資産 勘定科目の意味さえ分かれば、仕訳や転記は難しくないかと思います。 【問題4-4】 5/3 「商品800,000円を注文し」だけでは、簿記上の取引ではないので仕訳無し 「手付金として100,000円を支払った」で、(借方)前払金 「現金で支払った」で、(貸方)現金 5/15 「商品を仕入れ」で、(借方)仕入 「代金のうち〇〇円は注文時に支払った手付金と相殺し」で、(貸方)前払金 「残額は月末に支払うことにした」で、(貸方)買掛金 5/20と5/26は、逆の立場の仕訳になりますね。 総勘定元帳への転記も、昨日の要領で、「日付 金額」を書いてから「相手科目」で 【問題4-5】 5/15 「商品を売り渡し」で、(貸方)売上 「他社が発行した商品券を受け取り」で、(借方)受取商品券 「おつりを現金で支払った」で、(貸方)現金 これは、商品代金より商品券の金額のほうが大きかった場合の処理になるので、おつりは、現金で返しています。 問題4-6も同じような問題なので、特に問題はないかと…。(笑) ちなみに、「商品券っておつりが出るの?」って調べたら、ちゃんと、AIがそれらしき回答を返してくれましたよ。 どんな学習時もそうですが、こうやって、疑問が湧いたら、すぐに自分で検索してみるっていう習慣は大切だと思います。 今は、本当に便利で、スマホに「〇〇って何?」とか聞くと、すぐに答えてくれますね。