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「サワラン」(沢蘭)はラン科で、別名がアサヒランです。本州中部以北の高地湿原でミズゴケの中に自生します。緑色で丸い偽球茎を持ち、20cm程の花茎を伸ばして、先に1個横向きに花を着けます。基本種は紅紫色花ですが、今年も咲いていたのは白花種です。生きたミズゴケに植えっ放しなので、容器から出て大きなミズゴケマットで毎年開花しています。6月上~中旬に開花しました。今は消えてしまいましたが、基本種の紅紫色花は、過去画像で、鉢植えの「白花サワラン」
小型の球根性野生ラン「イワチドリ」(岩千鳥)は、本州中部以西と四国に分布し、渓谷の湿った岩の割れ目などに自生します。今年は不調で、葉だけと思っていたら、遅れて6月下旬に1輪だけ花を咲かせました。しかし、花茎も短く、花形も変形したものでした。そこで参考に、同じ鉢の昨年の花を、(右に白花種も1株入っています)ついでに昨年のコアニチドリの花は、イワチドリとコアニチドリの交配種がエノモトチドリで、昨年の花は下画像で開花数が多かった。鉢植えの「イワチドリ」
小型球根性野生ランの「コアニチドリ」(小阿仁千鳥)は、花や草体が極めて小さく、亜高山の湿地や湿った岩場に育ち、北海道~北関東・北陸・北関東に分布します。(小阿仁は最初の発見地の地名です)エノモトチドリ(6月20日にブログアップ済)の交配親で、花形が似ています。5月下旬の開花でした。5月末の花、花後の6月10日、種子とは別に花茎にムカゴが着きます。鉢植えの「コアニチドリ」