組織のしがらみから自由になり、世界を正しく見る教養を身につける
こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 鎌倉時代の禅僧で、禅宗曹洞宗を開いた道元は、代表的な著書『正法眼蔵』で次のような話を書いています。 人、舟にのりてゆくに、目をめぐらしてきしをみれば、きしのうつるとあやまる。 目をしたしく舟につくれば、舟のすすむをしるがごとく、身心を乱想して万法を辨肯するには、自心自性は常住なるかとあやまる。 もし行李をしたしくして箇裡に帰すれば、万法のわれにあらぬ道理あきらけし。 現代語に訳してみると次のようになります。 人が舟に乗って移動しているとき、目をめぐらして岸を見ていると、自分の乗った舟は動かずに岸の方が動いているように誤って見えてしまう。…
2024/11/24 17:15