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ようこそ、当スナックへお越しくださいました。 私はマスターの、素姓乱雑(そせいらんぞう)」です。 前回までお話しした 「かいこ」 のあらすじは、 ”道に迷った翔梧は一夜の仮宿を頼もうと思い、幾つか明かりが見えるうちの一軒に向かった。そこで偶然出会った「兄」と名乗る男と翔梧は、酒を飲みながら互いを語り合う” というものでした。 それでは第3話に入ります。「小さい頃から住んでいるというならこの家だ。覚え...
変わりやすい天気と、キミを探して…第1章 まだ見ぬキミ…14
こんばんは!暇人です。今朝は朝から暑かったのですが…昼前にいきなり、どしゃ降りの雨が降りまして、あわててお花の教室から帰ると、1時半過ぎかな?いきなり、激しい…
こんばんは!暇人です。最近朝晩が涼しく感じます。今朝、トイレで目覚めるときれいな空が!空一面に雲が広がって、なんともいえない雰囲気でした。朝は、雲が残っていま…
コース料理のスープを写したら、濃い影がついてミステリアスな雰囲気になった。 昔読んだ短編ミステリを思い出す。 妻が夕食に作った豆のスープに毒が入っていることに気が付いてしまった夫。 停電で部屋が暗くなった一瞬、夫のスープだけが蛍光色に輝いたのだ。 かくして殺人計画は未遂に終わった。 根が食いしん坊な私は、昔から食にまつわるミステリ小説を好んで読んでいた。 食とミステリの相性は抜群なのである。
傑作ミステリー漫画おすすめ16選!衝撃の名作から人気の話題作まで
没入度が高い漫画のジャンルと言えばミステリー。漫画であれば個性豊かなキャラクターも引き立ち、さらにはミステリーならではの鬼気迫るスリルと謎に時間を忘れて一気読みなんてこともしばしば。ということで、本格ミステリーの謎解きを楽しめる作品を始め、日常系・サイコパス・ホラー・社会派・感動モノ等々の傑作・人気作・話題作を幅広く、かつ厳選して紹介します。 目次 ①ミステリと言う勿れ ②十角館の殺人 ③テセウ...
以前王様のブランチで話題になっていた本書が文庫版になったのを知って、当時の興味を思い出して購入してみた。 全体の感想としては、殺人事件が起きなくても面…
こんばんは!暇人です。今日もかなり暑い一日で、朝早くに買い出しに行った後は、ヘルパーさんの来るまでの間、掃除をしたり、布団を干したり汗だくになりながら、作業を…
【どちらがオススメ】クローズドサークルの王道「十戒」と「方舟」ネタバレなし解説
本屋大賞作品ノミネート作品も排出した作家夕木春央さん、今回の記事では前作「方舟」と最新作の「十戒」の解説をしています。 十戒の魅力は何と言っても、10のルール設定。ぜひ次ぐに読む本の参考にしてください。
自分の記憶で最も古いものはなんでしょうか。 私は幼少期にデパート屋上のミニ遊園地でクレーンゲームをした記憶です。そのデパート地下で買い物している母親を探し、100円をもらい屋上に上がり、クレーンゲームを失敗しては母親の下に向かうことを繰り返していました。 母親が「いったい何をしているの」と買い物も終わりに差し掛かっていた母親は私と一緒に屋上のミニ遊園地にきました。私が数百円使っても取れなかったクレーンゲームを説明すると、なんと1回でウルトラマンのソフト人形を取ってくれました。母親も驚いていました。 これは私の記憶の中で最も古い印象的な記憶です。 本日はそんな記憶にまつわる本を紹介します。 タイ…
霊的なものを信じるかと聞かれると 「信じたくない」 という答えにならない答えを出してしまいますが、死神は有りうると思ってしまいます。 ドッペルゲンガーと呼ばれる自分とそっくりな人が存在していて、自分のドッペルゲンガーと会うと死んでしまうという都市伝説があります。全員死んでいるなら、どうしてこの都市伝説が広まったんだという謎もありますが、ドッペルゲンガーは死神だという説もあります。 死期を悟った人にしか見えない世界もあるでしょうし、そうした意味でドッペルゲンガーや死神はいるんじゃないかなという私の妄想です。 ドッペルゲンガーに関する漫画レビューもぜひご覧ください。 toshitoshitoshi…
夏も後半戦に入りました。 暦の上では秋に入っていますが、これからは残暑と戦う後半戦です。 将来的に日本は四季じゃなく、二季になるというニュースが話題になっていましたが、今年は確かに春が短かったかもしれません。このままでは、秋が短くすぐ寒い冬が始まるのかもしれません。 最近、CMでもお化け屋敷やホラーのイベントを紹介するものがちらほら見られるようになりました。昔は心霊番組がよくやっていたんですが、最近はなくなりましたね。 お化けよりも怖いのは人間だった というようなホラーの締めで使われる文言が現実味を帯びてきたからでしょうか。 今回は疾走感のあるホラーで話題となった小説を紹介します。 タイトル:…
内容紹介(出版社より)「私は報道されている通り、美人に該当する人間です。でもそれが私の人生に不幸を招き続けているのです」飛び抜けた美人であるせいで不幸ばかりの人生を歩むシングルマザーの香織(仮名)。娘の学校の教師に襲われた事件が報道されたのを機に、手記『逆転美人』を出版したのだが、それは社会を震撼させる大事件の幕開けだったーー。果たして『逆転美人』の本当の意味とは!? ミステリー史に残る伝説級超絶トリックに驚愕せよ!! What)これは何のための本か? ルッキズムと伝説級超絶トリックのミステリー小説。 Why)この本を読む理由は何か? 「美人は損をする」という内容にプラスして、どんでん返しのト…
ミステリー好きとして東野圭吾作品を挙げると「浅い」と言われがちなほど世の中に浸透している作家。 昔、明石家さんまの芸名が「さんま」になった理由として、師匠から「さんまと聞いて、魚じゃなくお前が連想されるくらい有名になれ」というがあると嘘か誠か聞いたことがあります。 確かに今では、状況にもよりますが「さんま」と聞いても違和感がありません。 東野圭吾作品も「ガリレオ(福山雅治)」シリーズや「マスカレードホテル(木村拓哉)」シリーズ、「加賀恭一郎(阿部寛)」シリーズと言った、豪華俳優が主演を務める映画の原作になっており、原作を読んだことはないけど映画を観たことはあるという人が大勢いると思います。 東…
『しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人』【読書感想】と#今日の予定は
医療関係の書類のことで市役所に行った。 駐車場で繰り広げられる日陰争奪戦。もたもたしてたら、アタシ(日陰)は誰かの、いい子になっちゃうよー。 一瞬の判断…
人間の代わりに「八咫烏」の一族が住まう世界「山内」で、優秀な兄宮が廃嫡され、日嗣の御子の座についた若宮。世継ぎの后選びには大貴族の勢力争いが絡み、朝廷は一触即発の異常事態に陥る。そんな状況下で、若宮に仕えることになった少 ...
山の日から始まる連休に入りました。台風の影響があるとかないとかで遠出はあまりできないかもしれません。と言っても、遠出する予定もありませんが。 読書をするときに、隙間時間に読んでしまおうタイプと、がっつり時間を取って一気に読んでしまおうタイプがいると思います。高校、大学時代などは電車に乗って通学していたので絶好の読書タイムがあり、あの頃が一番本を読んでいたかもしれません。 大人になるとお風呂が読書タイムになりました。水蒸気などで本が濡れないように工夫していると、防水機能付きのkindleに行きつきました。半身浴にkindleはベストパートナーです。 さて、三連休の最初に読むべき本はどんな本でしょ…
こんばんは!暇人です。台風は、ようやく落ち着いたか…と思いきや、まだ風が強いです。こちらは、さして影響もなく~ホッとしていたのですが歯間ブラシを使っていたら、…
初めて泣いた小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾、感想レビュー
普段はkindleで電子書籍を読んでいる私が、本屋で本を購入するタイミングというものがあります。 それは、東野圭吾の新刊が出た時です。 東野圭吾さんは書店を守りたいということから電子書籍化をNGとしていました。そのため、海外で生活している時にどうしても読みたくて3倍近い値段で現地の書店で買ったこともあります。 そんな東野圭吾さんですがコロナ禍で外出自粛が始まった2020年頃から書店に行けない中でも読書を楽しんでほしいと電子書籍化を解禁されました。これは私にとっては朗報で、すぐに昔の作品を漁りました。 どうやらまだ7冊程度しか解禁されていないようで、新刊までは網羅できていませんがその中でも懐かし…
著者は「刑事、ハリー・ボッシュのシリーズ」と「リンカーン弁護士のシリーズ」を中心に書いているが、回紹介する「わが心臓の痛み」はノン・シリーズ。「わが心臓の痛み」はボッシュものと違って、純文学チックであり、ミステリとして知的充足感が高く、また展開が濃密で連続性があり、著者の傑作とも言える小説だと思った。この小説はボッシュシリーズの7作目、「夜より暗き闇」で登場するテリー・マッケイレブに繋がってゆく。...
映画ブラット・トレイン原作『マリアビートル』伊坂幸太郎、感想レビュー
洋画か邦画かと言われると、圧倒的に邦画を観ます。洋画はどうも感情移入が難しく、字幕を読んでいるとストーリーは頭に入ってきますが映像が頭に入ってこないからです。また、顔の判別も付きづらく、「最終的に犯人はこいつだった」というようなどんでん返しをされても「え?誰だっけ」となってしまいます。 邦画では、字幕に頼らずとも内容が理解できるのでそのほかのことに集中することができるため、やっぱり映画を観るなら邦画となります。洋画を吹き替えで観るということもありますが、ピクサーのようなアニメ映画なら全く問題ないと思います。 そんな中、私の好きな作家の作品がハリウッド映画化したという驚きの話を聞きました。本日は…
7月の読書メーター読んだ本の数:22読んだページ数:6261ナイス数:1576(ありがとうございます)クロコダイル・ティアーズの感想老舗の跡取り息子が殺されて…
『クロコダイル・ティアーズ』【読書感想】と#7月ももう終わり
ホワター!7月、終わり。我は何をしておったのか? 毎月この、「反省らしからぬ反省」(恒例行事)などをしながら、来月もきっとだらだらしてしまうんだろうなー。…
『わたしのいないテーブルで:デフ・ヴォイス』【夏休み読書感想おススメ本】と#節電のためにしてる事
なんとなくつけっぱなしにしてたテレビを、観ないようにした。夕方のニュースのようなものとか。 本当に観たい番組が、はっきり自分なりにわかって良かったと思うて…
他殺か自殺か中学生による学校内裁判『ソロモンの偽証』宮部みゆき、感想レビュー
皆さんは裁判に参加した経験はありますか。 私はありません。 実際の裁判の様子は撮影が禁止だそうで、法廷画家と呼ばれる職種が生まれたのもその影響のようです。 最近、逆転裁判と言う弁護士が裁判で争って無罪を勝ち取るというテーマのゲームを、実際の弁護士であるお笑い芸人が実況するという動画を見ています。 (情報が交通事故を起こしていますが) 動画内では、実際の裁判の様子とゲームの裁判の様子の相違点などを語りながらゲームを進めてくれるので雑学が増えていきます。Youtubeにありますので、興味のある方は探してみてください。 今回は、そんな裁判にまつわる小説を紹介します。 タイトル:ソロモンの偽証 著者:…
久しぶりに自己啓発本を手に取りました。落ち込むことがあったり、何か変えたいと考えるときに自己啓発本が目に入ります。今回は夏の途中ですのでまだ良いですが、寒い冬などに落ち込むと手が付けられません。 今回は、例のごとくkindle unlimitedで追加料金なしの自己啓発本を漁っていると、有名な本が0円になっていたので購入しました。 本好きは入って損なし toshitoshitoshichang.com タイトル:夢をかなえるゾウ 著者:水野敬也 出典:Amazon ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ”。 なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン、孔子…
人に勧める映画No.1、小説『カラスの親指』道尾秀介、感想レビュー
たびたび私の中で話題になるのが、「映画を先に見るか、小説を先に読むか」問題。 ハリーポッターは映画を先に見てから原作を読むようになったので、登場人物が頭の中で完成してしまい、なかなか自分で想像することができませんでした。 このことにショックを受けてからは、できる限り原作を先に見るようにしています。しかし、原作があることを知らずに映画を観て、これはぜひ原作を読みたいと感じる作品も多くあります。 今回は、その中から 友人から「おすすめの映画ない?」と聞かれたら間違いなく1番紹介している映画の原作を紹介します。 タイトル:カラスの親指 著者:道尾秀介 出典:Amazon 人生に敗れ、詐欺を生業として…
クローズド・サークルとは外部との接触が閉ざされた環境を舞台にしたミステリー小説のジャンルです。 例えば ・海に囲まれた孤島・大雪の山荘・客船、列車、飛行機・地下の施設 等々における閉鎖環境で起こる事件を扱った作品になります。孤島や山荘は代表的ですが、その舞台設定も様々ですが、外部への連絡手段がなく警察が介入できないという特徴が挙げられます。そのようなクローズされた環境下によって他のジャンルとは異な...
警察をテーマにした小説、漫画、ドラマ、映画は多々あります。その中でもやはり一番多いのは刑事もの。殺人事件を扱う課の物語です。 以前、そうした殺人事件を追う刑事ばかりがテーマになっていない、地域の警察を主人公にした漫画を紹介しました。 toshitoshitoshichang.com 今回はこの漫画でも扱われている、警察学校でのできごとをテーマにした小説を紹介します。 タイトル:教場 著者:長岡弘樹 出典:Amazon 君には、警察学校をやめてもらう。 この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。 警察学校初任科第九十八期短期過程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極…
こんばんは!暇人です。今日も暑いですね~外に一歩出たら、肌をジリジリと焼くようで。本日は一日、家で過ごしております。ホントに、眩しい空です。今朝は、こんなきれ…
小説のドラマ化という存在を知らない子ども時代、ドラマはドラマ、映画は映画、小説は小説だと思っていました。 大人になり、本屋さんに行くようになり、帯を見ると「待望のドラマ化」という言葉が目立つように書かれていることに気付きます。このことから、 小説<ドラマ、映画 であると考えられていると言うことが分かります。 ちょっと悲しいですね。 と思っていると、最近は「話題のドラマの原作」という紹介を見かけることも出てきました。これは、先にドラマを作ってからその脚本を小説にしたものかもしれませんが、先に小説があり、ドラマになってから、原作に注目が集まったという流れであれば嬉しいですね。 今日はそんなドラマで…
こんばんは!暇人です。今日はひときわ、暑かったですね!朝から、異常なくらい暑くて、室温が30度近くあり、ヘルパーさんが汗だくで現れまして…ヤバいねぇ~外に出る…
最近、大学図書館を非常によく利用します。この猛暑から逃れ、エアコン完備の図書館でのんびり読書するのに向いています。 また、食堂も安く美味しいので助かります。久々の学生気分を味わっています。 学生はみな楽しそうに食堂で昼食をとっていますが、そろそろ試験期間です。 試験期間に入ると、図書館は学生専用になり一般利用ができなくなります。 そこで、いくつか本を借りて帰ってきました。 今日は、大学生に関連する話題作を紹介します。 タイトル:六人の嘘つきな大学生 著者:浅倉秋成 出典:Amazon 成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ…
『15歳のテロリスト』【読書感想】夏休みの読書感想におススメ
特になし。 刻々と迫るリフォームのため、そして老後のため、お金は取っておく也。 高齢になっても労働せなあかんのしんどいやん。かと言ってお金がなくて汲…
アガサクリスティ賞『そして、よみがえる世界』西式 豊、感想レビュー
連日の小説紹介ですが、「〇〇賞受賞」や「〇〇賞ノミネート」という作品が続いています。というのも、最近、近くの大学の図書館で外部利用申請をしました。 大学図書館は県立図書館と違って、新しい本が手に入りやすい気がします。利用者が少ないのもあるのかもしれませんが、大学生にとって図書館は本を借りるというより静かに勉強できるスペースという感じで、新しい本でも貸し出し中のものが少ない印象です。 そして、私が最近通いだした大学図書館は本屋大賞ノミネート本棚と各賞受賞作品本棚、話題の本を集めたコーナーなど、かなり充実しています。わくわくしながら各賞受賞作品を読み漁っている今日この頃。 本日は、アガサクリスティ…
以前にも触れたかもしれませんが、大賞に選ばれる本は前評判が良いのでしょうか。それとも、本当に審査員の目に留まって大賞に選ばれるんでしょうか。 どうやって星の数ほどある本の中から面白い小説を見つけ出せるのか。もしかしたらハズレかもしれないと考えるとなかなか無名の小説に手を出せません。時間もないので、何かしら受賞している本を読む方が確実だと思ってしまいます。 たまには、前情報も前評判も何もない小説を読んでみてどういう感想になるかやってみないとレビューブログとして面白みがないなとは思っていますが。 さて、今日は本屋大賞ノミネート、このミステリーがすごい2023年版1位、ミステリが読みたい2023年版…
クイズ番組はやっているとついつい見てしまいます。幼少期にはそれほど興味が無く、どちらかというと回答者のリアクションを楽しんでいたように思います。 大人になると、自分の知識を確かめるためについつい自分も答えてしまいます。その延長でYouTubeでクイズノックの動画も見るようになりました。早押しクイズの世界はその問題の答えを知っているだけではなく、ボタンの押し方や相手との駆け引きなどもあるようで、楽しそうだなぁと思いながら見ています。 今日はそんなクイズに関する斬新な小説を紹介します。 タイトル:君のクイズ 著者:小川哲 出典:Amazon 『Q-1グランプリ』決勝戦。クイズプレーヤー三島玲央は、…
invertⅡ【インヴァートⅡ】覗き窓の死角のあらすじと感想レビュー
シンカ こんにちは。元司書のシンカです。 今回は、城塚翡翠シリーズ3冊目の『invertⅡ[インヴァートⅡ]覗き窓の死角』の感想を書きます。 表紙はミモザの中で泣く翡翠ちゃんですが、読んでいくにつれその意味 […]
後悔だけで生きている。「私の人生の9割は、後悔で出来ている」と言っても過言ではないだろう。 なんか名言チックに語り始めちゃったで。 なんであんなことしち…
こんにちは、lemonです木曜スタート、池井戸潤原作のドラマですとりあえず1話と思って見たけど好きな感じでしたハヤブサ消防団1話 スランプ気味の作家・三馬太郎…
ミステリ好きは漫画も知らず知らずのうちにミステリ関係を集めてしまいがちです。 小説だと文章で解説されても、いまいち分かりづらい部分がどうしても出てきますが、漫画だと絵で表されるので分かりやすかったりもします。 こうしたミステリの漫画はアニメになったり、ドラマになることが多いですね。とんでも展開になりづらく、1話完結が多いからでしょうか。 さて、本日はそんなミステリ関係の漫画で、ドラマにもなり話題となった本を紹介します。 タイトル:ミステリと言う勿れ 著者:田村由美 出典:Amazon 話題沸騰★青年・久能整!ついに登場!! 『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズがつ…
「汚染訴訟」 ジョン・グリシャム…若手女性弁護士の成長を描く!
ジョン・グリシャムと言えば、リーガルサスペンスもの。この小説は法廷場面が描かれない。関連記事≫≫ジョン・グリシャム読書記事はブログに16回、アップしています。ジョン・グリシャムは困窮者への救済施策が及ばない状況をテーマとして取り上げてきた。本作、「汚染訴訟」も石炭の露天掘りが行われている地域の環境破壊、そこで働く人々に現れる呼吸器関係の病気に焦点をあてている。主人公は29歳の弁護士。彼女はNYで世界...
夏アニメが始まりました。 公言していた通り。●るろ剣●BLEACH●アンファル視聴&視聴続行決定。 キメツロスをこの三本で埋める。埋められるのかっ …
旺盛な食欲は、冬を越す動物にとって欠かすことがあってはならない、秋の通過儀礼のようなもの。とにもかくにも、しかし人はよく食べる。それは秋に限った食事ではまったくなく、毎日、目の前で繰り広げられる食欲を満たす、午後への明日への、はたまた今日のご褒美としての、通年に渡る人の業の元に日々繰り返される。空腹を作ってみたい、とは思えないらしい。それが<何よりの食事>を高める効能とは知っているくせにだ。咎めたりはしない。お客への食事の提供が私の生業である。 肌寒い。秋の気配はひしひしとにじり寄る、昨夜はついに長袖を羽織った。しかし、まだ地下鉄入り口の街路樹や民家の庭木、遠方に見えるかすかな山々の彩りは、緑…
暗闇に火の玉を作る巻紙と葉っぱ。赤の近くは明るく、しかしその周辺は、側溝を越えた向こう側の闇より深い。灯台の真下が最も暗いことと類似。 かき消した明るさ。もう視界は煙草の色を捉え切れない。 明るければ私が見られ見えて、しかし近辺の闇を漆黒に染める。 片や、闇と手を組むと、それ、みたことかと明かりが無鉄砲な振る舞い。 ただ、ひっそりと暮らしたかっただけなのに……。 悲観的、感傷的な私は久しぶりの対面だ。アイドリングのエンジンが再始動。賢い機能。 環境のため?いいや、売れるため、買ってもらうため、それは生き残るための明かり。 照らさなくは、取り込まれ、明かりにかき消されてしまう。 仕方ない。しょう…
桃太郎や浦島太郎といった昔話は実は今出版されているものよりも残酷だったという話はよく聞きますが、最近出版されている絵本は私が子供のころ読んでいた内容よりさらに表現が柔らかくなっているそうです。 表現が柔らかくなり、刺激を抑えられるならそれは良いことだと思いますが、重要な主旨が変わってしまっては元も子もないなと思います。 さて、今回は表現が柔らかくないほどグロテスクな表現があり、かつしっかり読んでいると頭がおかしくなりそうな本を紹介します。 タイトル:アリス殺し 著者:小林泰三 出典:Amazon 不思議の国の住人たちが、殺されていくどれだけ注意深く読んでも、この真相は見抜けない悪夢×メルヘン×…
週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位!『方舟』夕木春央、感想レビュー
ミステリー好きの理由は何でしょうか。結論が分からないという点では、どの本も同じように思います。 私の個人的な意見になりますが、現実世界を離れた物語になってしまうと何でもありになってしまいます。その点でいえば、ミステリーは読者の世界観を守ってくれていて、その範囲の中で衝撃を与えてくれます。この点にミステリーが好きな理由があるように思います。 想像しやすいというか、話が頭に入ってきやすいですね。 さて、今日はミステリーで賞を受賞し、2023年本屋大賞にノミネートされた作品を紹介します。 タイトル:方舟 著者:夕木 春央 出典:Amazon 週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位!MRC大賞20…
6月の読書メーター読んだ本の数:16読んだページ数:5906ナイス数:1059(ありがとうございます)愛するあなたの子を授かって、十月十日後に死ぬつもり。 (…