【文芸路線も良いけれど】映画化切望小説【景気よく弾けた大作路線も】
ベストセラーは映画化。ある意味約束された道のりです。しかし、映像化の機会を得るのはほとんどが低予算でじっくり魅せる系の「文芸」「恋愛」「サスペンス」。かつて角川がやっていたような鳴り物入りの大作路線はすっかり影をひそめてしまいました。比較的近年だと「藁の楯(2013)」「天空の蜂(2015)」辺りがそれっぽいですが、突っ込みどころも超大作(それでも「藁の楯」は嫌いになれない)。発表当時は無理だったかもしれませんが、今なら出来るんじゃないか、な超大作映画(になるかもしれない)原作小説をひとつふたつみっつ。 「蒼茫の大地、滅ぶ」(1978年/西村寿行著) 幅10km、長さ20km、総重量1億950…
2022/11/11 00:05