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観音寺阿弥陀堂(→神奈川県横浜市都筑区池辺町)は、昨日ご紹介した円国山 観音寺(→神奈川県横浜市都筑区池辺町)の阿弥陀如来を祀る阿弥陀堂及び墓地となっています。観音寺の山門から歩いて10分ほどのところにあります。『新編武蔵風土記稿』には阿弥陀堂の記載がありませんので、本堂の新しさから昭和時代に建てられたものと推察されます。境内には六地蔵があるようですが、樹木に覆われて1体しか目視できませんでした。【観音寺阿...
円国山 観音寺(→神奈川県横浜市都筑区池辺町)は、創建年代、開山・開基等の詳細は不明の高野山真言宗寺院です。武相不動尊霊場11番、旧小机領三十三所子歳(ねどし)観音霊場18番に選定され、地元では奉安水子地蔵尊供養所としても知られます。山門から境内まで桜の木がいっぱいに植えられているので春はさぞ桜の名所となることでしょう。江戸時代には本山・末寺の制により瑞雲山 本覚院 三會寺(→神奈川県横浜市港北区鳥山町)の末寺...
高猿山 宝塔院(→神奈川県横浜市緑区白山2丁目)は、正徳年間(→1711年~1716年)に僧の祐円が堂宇を再建したため、祐円を中興開山とする高野山真言宗寺院です。創建年代等の詳細は不明ですが、もとは胴山という場所に創建され、江戸時代までに現在地に移転されたと記されます。江戸時代には旧小机領三十三所観音霊場にも選定されており、観音堂の本尊は、江戸時代から12年に1度子年の春だけ開帳する「子年観音」と呼ばれ親しまれてい...
光明山 世尊院(→神奈川県横浜市緑区北八朔町)は、江戸時代後期の1830(文政13)年に編纂された『新編武蔵風土記稿』都筑郡北八朔村の条に記載がないため創建年代等は不詳ですが、真言宗豊山派寺院の顕弘山 蓮花院 極楽寺(→神奈川県横浜市緑区西八朔町)が管理する極楽寺別院です。本尊は聖観音菩薩で、江戸時代中期の1732(享保17年)に開創した旧小机領三十三所子歳(ねどし)観音霊場25番となっており、12年に1度、子年の春に開帳されま...
弘仁山 衆芳院 薬王寺(→神奈川県横浜市青葉区大場町)は、創建年代の詳細は不詳ですが、江戸時代前期に僧の俊誉が中興開基したと記されていますので、創建はそれ以前であったことが分かります。江戸時代には本山・末寺の制により「東の高野山」の異名を持つ星宿山 蓮華蔵院 王禅寺(→神奈川県川崎市麻生区王禅寺)の末寺として幕藩体制の一翼を担った真言宗豊山派寺院です。王禅寺文書には有名寺院の三ヶ寺に数えられるほど立派な寺で...