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愚か者たちが夢の跡「福ちゃん荘」~1969年・大菩薩峠事件~
学生運動が激化した1960年代後半、活動を先鋭化させていった新左翼団体の赤軍派は首相官邸を襲撃しようと計画。その襲撃のための訓練をしようと1969年11月3日、山梨県の大菩薩峠の山荘「福ちゃん荘」に集まったが…。
【学生が世の中を動かした時代があった】笠井潔 絓秀実『対論 1968』
これはあまりうまいことかけなさそうだね…おそらく私たちにはあまり縁のないものだからこそ書く術を持っていないんですよ。でもこの国でもそういったものがあったということ。
10月6日 54年前のちょうどこの日の出来事 秋晴れの好天、月曜日。 校門をくぐろうとすると先生に迂回道を指図され、教室に向かった。 そこから長い一日が始まった。 図書館が封鎖
映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」(2020年公開)を観て 三島由紀夫ってどういう人?
映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」を観ました。 三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実 三島由紀夫 Amazon 三島由紀夫って、私的には「国語の教科書に出て来る人」くらいの括りでしかないくらいの知識しか無くて、せいぜい学生時代に読んだ「仮面の告白」を読んだ程度の非常に浅い物の見方しかしていなかったんですよね。 仮面の告白 (新潮文庫) 作者:三島 由紀夫 新潮社 Amazon でも、日本が滅びの真っ只中にいる現在 「どうしてこんな事になってしまったんだろう?」 という疑問が自分の中で出て来て、それを知る為には時代を遡る必要があり、私よりも年上の知識のある人が事あるごとに三島由…
半世紀越しに決着する内ゲバ、反復とトートロジーの果てに挫折する物語 Amazon Prime独占配信「仮面ライダー BLACK SUN」完走後の感想
Amazon Prime独占配信「仮面ライダー BLACK SUN」 全話視聴後の感想です 監督:白石和彌 主演:西島秀俊、中村倫也 www.kamen-rider-official.com youtu.be 予告編 Amazon <感想> 内ゲバの話でしたね だから、話の内容が陰惨になるのは 病むを得ないんですよね 「これは仮面ライダーじゃない」っていう人が 多いのは仕方が無くって、この作品、あくまでも 「仮面ライダー」というフォーマットを使って かつての学生運動で挫折した団塊世代が、太平洋戦争で 生まれた負の遺産をなんとか解決するけど、事態は何も 変わらずに挫折する話ですからね 監督の白石…
大人向け、その点を考慮に入れて観てね Amazon Prime独占配信 「仮面ライダー BLACK SUN第1話」感想
Amazon Prime独占配信の特撮 「仮面ライダー BLACK SUN」第1話の感想です 監督:白石 和彌 主演:西島秀俊、中村倫也 youtu.be 第一話 Amazon この作品、すぐには観ずにしばらく 放っておいたんですよね なんか、カスタマーレビューの評価が芳しく無く それだけで、「面白くないのかな?じゃあやめておこう」と 仮面ライダーに詳しい人からすると これが仮面ライダーで、原作の原理を取り込んでいる という事で、だからこういう内容で、それが おそらく平成・令和のニチアサライダーの視聴者からすると アレルギー反応があったから低評価の原因ではないかと (まあ、ニチアサライダーも社…
私たちが立っている(とされる)「地面」について 作:山本直樹 漫画「レッド 最終章 あさま山荘の10日間」感想
山本直樹先生の「あさま山荘事件」の顛末を 描いた漫画の感想です レッド 最終章 あさま山荘の10日間 (イブニングコミックス) 作者:山本直樹 講談社 Amazon ja.wikipedia.org まず、この漫画の前日譚と言うか、この 事件にいたるまでの経過を綴った漫画が 同じく山本直樹先生の「レッド」「レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ」 があって レッド 1969~1972(1) (イブニングコミックス) 作者:山本直樹 講談社 Amazon レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ(1) (イブニングコミックス) 作者:山本直樹 講談社 Amazon 学生運動が挫折した結果 彼ら…
映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」命がけの討論に溢れ出る熱量
「三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜」は、1969年に東大駒場キャンパスに集まった1,000人の学生と三島由紀夫の討論会の秘蔵映像を2020年に映画化されたドキュメンタリー。
年末からこっち、各所でストライキが盛んに行われているイギリス。鉄道、郵便あたりからはじまり、看護師、救急救命士、理学療法士までストに突入して尚且つなんの解決にも至っておらず、騒ぎが収まるどころか、ついに教師の組合もストライキを敢行することになりました。 さてどうなるかねぇ、と思っていたら、うっすら予想していたのですが上の子の学校はスト回避、下の子の学校はスト決行というお知らせが金曜のお昼頃に届きました。コロナの初期の頃もそうだったもんなぁ…ま、私がどうこうできることじゃないからその日は下の子とケーキでも焼いて過ごすかね、と早々に受け入れてお迎えの時間になったので校庭で下の子が出てくるのを待って…
1、作品の概要 1969年5月13日に東大で行われた東大全共闘主催の三島由紀夫との討論会のドキュメンタリー映画。 三島由紀夫の没後50年を悼んで制作された。 2020年3月20日公開。 2、あらすじ 日本が革命の熱にうかされて 、反戦デモ、学生運動が頻発していた時代。 日本を代表する文豪・三島由紀夫が、東大駒場キャンパスの900番教室で東大全共闘の学生と討論をしに単身乗り込んできた。 1969年5月13日。 1000人の敵を前に三島は何を語ったのか? 当時の映像と、主要人物など13人のインタビューを交えながら語る「伝説の討論会」の真実・・・。 1969年伝説の討論会映す『三島由紀夫VS東大全共…
1968なので、わからない💦けども小さい時には学生運動が頻繁にやってたような。。小さいながらも記憶にあるのはピンクレディ ペッパー警部Amazon(ア…
私は極左団体の中核派と革マル派の区別も付きません。学生運動が盛り上がっていたのは私が幼い頃でした。学園闘争もあさま山荘事件もその頃で、その後、沈静化していたので、自分が大学に入った頃にもまだ学生運動をやっている学生が少しいたことは驚きでした。確かにもう、全然盛り上がっていませんでしたが、それでもキャンパス内に大きなアジの看板があったり、教室の机の上にアジビラが置いてあったりしたのを見た時は、新鮮...