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スマホもネットもなかった時代の『地球の歩き方』 1988年フランス一人旅
ランキング参加中【公式】2025年開設ブログ 1988年版『地球の歩き方 パリとフランスのすべて』 スマホもネットもなかった1988年。初めての海外旅行は、フランスへ一人旅。そのすべてを支えてくれたのは、一冊の『地球の歩き方』でした。 昔の投稿を読み返して、忘れかけていた旅の記憶を掘り起こす「旅のアーカイブ・シリーズ」。今回は、1988年版の『地球の歩き方 パリとフランスのすべて』を振り返ります。
円安が止まりません。海外旅行がどんどん遠くなる・・・。まだまだ行きたいところがあるのに・・・。そんなふうに思っていたら、Ursulaからフランスでのバカンスの絵葉書が次々届きました。羨ましさはマックス!ここ何十年かのUruslaとのやり取りで、彼女がどれくらいフランスを愛していて、フランスに住みたいと思っているか、フランスの南の方がどれほど素敵かガンガン伝わってきてますので、それほど興味があったわけではないフランスが、にわかに興味関心の中心に。なんせ、わたしには数ある未踏の地の一つですので。夫は行ったことがあるので、この話をすると、すぐ自慢話になっちゃう。でもここ近年は、ブログでも取り上げているように、絵葉書の街を必ず調べることにしてるんです。位置とかどんな街かを。少し前までは、何回か「コルシカ島」に行っ...「地球の歩き方」で行ってきた南仏!(笑)
Bonjour, Yuri♪です。コロナ禍で人々の行動が制限されていた頃、ある種の本が、本屋の棚から消えて寂しかったことを覚えています。それって、どんな本だと…
前号で、1939年7月、8月と後の文芸評論家、中村光夫がツールの語学学校でフランス語の夏期講座を受けたと書いた。翌月の9月1日に第二次世界大戦が勃発するのであるから、のんきだと言えばそのとおりであるが、戦争直前の人々の暮らしというのは案外そんなものなのかもしれない。 中村は一緒に授業を受けたクラスメートのことを、著書「戦争まで」のなかで、記録している。クラスメートと言っても、国籍、年齢、職業など全く違う人々である。中村も次のように書いている。 「年齢も実に雑多で、何がおかしいのか、年中くすくす笑っている十七八のイギリスの男の子がいるかと思うと、恐ろしく呑み込みが悪くて何遍でも愚図愚図質問をくり…