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30代の頃までは、毎年のように北海道を旅していました。自転車、オートバイ、そして鉄道を利用。一度だけ友人の運転するクルマで行きましたが、満足度は薄かったです。今や車中泊しながらクルマ旅を楽しむ方法も一般的ですが、自分にとってはクルマは快適すぎて、非日常を楽しむ「旅」としての選択肢からは除外していました。その考え方は、還暦近くになった今でも同じく。沖縄以外の旅では飛行機は利用せず、鉄道でも新幹線を使う...
十年一昔なんとことわざがありますが、年を重ねると10年前なんて少し前のように感じられます。しかし、JR北海道では10年前に普通に利用できていた駅や車両、それどころか鉄路そのものが消えてしまったところも多いですね(悲)。2014年9月、廃止説も囁かれていた札沼線末端区間と日高本線に乗りたくて一人旅に出ます。小樽の宿から苫小牧に移動して、10時18分発の様似行きに乗り込みます。平日ながらボックスシートの大半が埋まる...
鉄道ファンの間では既に騒がれていることですが、春のダイヤ改正でJR北海道の網走駅から釧路駅を結ぶ釧網本線の国鉄時代の車両(キハ40,54形)がH100形気動車に全て置き換えられるそうですね。初めて釧網本線に乗ったのは、輪行サイクリングで北海道を走っていた1983年の夏。特急オホーツクから網走駅で乗り換えた釧網本線はディーゼル機関車の引く客車でした。「まだ、こんな列車が北海道では走っているんだ!!」それほど衝撃的で...