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出典元: あらすじ ヘルシンキの街角に食堂「かもめ食堂」をオープンして一ヶ月。未だ一人も訪れる客もなく、店主サチエ(小林聡美)は今日もせっせとグラスを磨いていたが、ついに待望のお客様第一号の、日本かぶれの青年トンミがやってくる。サチエがト
今日は映画を観てきました。「波紋」という映画。今朝何かで見かけて今日中に観に行こうと決めました。明るい絶望というものがあるのだとしたら、このような感じなのではないかと、そんなことを考えました。わたしも大好きな映画「かもめ食堂」の荻上直子監督の作品です。けれどもイメージはずいぶん違うのかもしれません。いわゆる「かもめ食堂的なもの」を期待していたら、違和感を感じる方もいるのではないかと思います。ただ思うんですけれども、「かもめ食堂」の中にもやはり、明るい絶望のようなものは潜んでいたと思うんですよね。ステキな北欧インテリアや美味しそうな食べもの。ほんわかさせてくれるやりとり。けれどもあの登場人物は、みなさん何か重いものを抱えていたし、またそれを少しずつ供養というか浄化再生しようとしていた。そんなふうに思うんです...雨の夜には映画をひとつ。
先日、5/26公開の映画『波紋』を観てきました。 監督 脚本:荻上直子主演:筒井真理子(依子役) 〝絶望を笑え〟 大好きな『かもめ食堂』や『めがね』とは…
荻上直子監督の映画『彼らが本気で編むときは』のノベライズ版。トランスジェンダーや育児放棄をテーマにした物語です。これを読むと「普通」ってなんだろうって、改めて考えされられます。『彼らが本気で編む時は』あらすじ小学五年生のトモは母親とふたり暮
黒澤明監督の『どですかでん』(70)で演じた、理想ばかり口にして子どもを見殺しにするホームレスの父親役から映画での仕事が増えたという。最近では荻上直子監督の『川っぺりムコリッタ』(21)で、吉岡秀隆がこの役を意識したと思われる父親役を演じていた。また、市川崑監督の金田一耕助シリーズの『犬神家の一族』(76)と『病院坂の首縊りの家』(79)での鑑識課員、『獄門島』(77)での偽復員服の男も印象的。行商人、警官、車掌、教師、旅館の主人、番頭…。特撮物からロマンポルノまで幅広い役柄を演じた。そして、独特の容貌と口跡も相まって、たとえ、ほんの少しの出演場面でも、忘れられないような印象を残した。名脇役であり、怪優でもあった。貴重なインタビューを見つけた。https://todorokiyukio.net/2020/...名脇役であり、怪優でもあった三谷昇
【ほぼ週刊映画コラム】『ヘルドッグス』『川っぺりムコリッタ』
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週は過去の映画からの影響が強く感じられる『ヘルドッグス』『川っぺりムコリッタ』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/?p=1349953&preview=true【ほぼ週刊映画コラム】『ヘルドッグス』『川っぺりムコリッタ』
『川っぺりムコリッタ』(2022.8.28.オンライン試写)荻上直子監督が自身の小説を映画化。孤独な青年がアパートの住人たちとの交流を通して社会との接点を見つけていく姿を描く。北陸の小さな町にある小さな塩辛工場で働き口を見つけた山田(松山ケンイチ)は、社長(緒形直人)から紹介された古い安アパート「ハイツムコリッタ」で暮らし始める。できるだけ人と関わることなく、ひっそりと生きたいと思っていた山田の静かな日常が、隣の部屋に住む島田(ムロツヨシ)が「風呂を貸してほしい」と訪ねてきたことから一変する。山田と島田の間には、少しずつ友情のようなものが芽生え始めるが、ある日、島田は山田がこの町にやってきた秘密を知ってしまう…。タイトルの「ムコリッタ(牟呼栗多)」は、時間の単位を表す仏教用語で、ささやかな幸せなどを意味す...『川っぺりムコリッタ』