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今回は一瞬の揺れで終わった地震の影響で、マンションのエレベーターが停まってしまい、まりぃさんが帰宅できなくなってしまったときの話です。ただエレベーターが停まっただけなのに、あんなに大変なことになるとは思いもしませんでした。いろいろ勉強になったエピソードです。
地震のために停まってしまったマンションのエレベーター。まりぃさんときいは、家に帰れない状態になってしまいました。まりぃさんが一緒でさえなければ。一人だったらとっくに帰れているのに…と悲しい気持ちになってしまいました。 さて、帰れない時間はまだ続きます。私は、本当はどうするべきだったのでしょうか?
地震や台風、津波や河川の氾濫、土砂崩れなど、非難をして身の安全を守ることが必要となる災害は、いつ起こるかわかりません。認知症を患うまりぃさんは身を守るために、どこに避難すべきなのか?そもそも避難をするべきなのか?認知症家族を介護する私に、今から何ができるのかを考えてみたいと思います。
もし今、大きな災害が起こったら。まりぃさんと私は、どこでどうやって過ごすことになるのでしょう?前回の<まりぃさんはどこへ逃げればいい?>では、なぜ指定避難所へまりぃさんを連れて行きたくないのかを考えてみました。では〝在宅避難〟という選択をしようと考えたときに、果たしてそれは叶うのでしょうか?
私が子供達に言い聞かせたこと。それは「大きな災害が起きたとき、もし家から離れたところにいたとしたら、決してまりぃさんのために無理をして帰ろうとしてはいけない。」ということ。その真意についてお伝えします。