【貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)】値上げラッシュに対抗する家計管理について
今年に入ってから連日のように報道されているのが様々なものの値段の上昇、値上げです。 ・ガソリン ・食料品 ・日用品 このような生活になくてはならないものの値段が次々に上昇して留まる気配がないということです。 出典 総務省統計局ホームページ このグラフを見てわかるとおり、2020年を100とした場合の消費者物価指数は今年に入ってから異常な上昇をしています。 特に10月の3.6%の上昇幅というのは、1982年6月以来40年8カ月ぶりの上げ幅、上昇は14カ月連続となっています。 このような状況は庶民にとっては一大事です。生活必需品の価格上昇は家計の支出増加に直接結びつくからです。 しかし、このような値上げが留まる気配がないような状況でも、余裕を持って生活をできている世帯が少なからずあることも事実です。 ・同じような年収 ・同じような家族構成 ・同じような暮らしぶり このような世帯であっても、生活必需品の値上げでカツカツの生活をしている世帯もあれば、それほど気にすることなく生活できている世帯に分かれているということです。 その違いは、家計管理の考え方によるところが非常に大きいと私は考えています。ずばり言ってしまえば、貸借対照表(BS)の純資産額が黒字であるかどうかです。 ・財務優良な世帯が意識していること ・大切なのは損益計算書(PL)よりも貸借対照表(BS) ・純資産額をプラスに保つことの大切さ 今回はこの3点について触れてみたいと思います。
2022/12/03 06:27