「古代史を、呪術中心に学んだらどうか」~呪詛と怨霊、除霊の話②
「丑の刻参りセット」がネットで売り出される時代、 呪詛や怨霊はあまりにも軽く扱われ過ぎる。 あるいは古代史を呪術中心に学び直したら、 歴史がよく分かり、先祖への敬意も高まるのではないか、という話。(写真:フォトAC) 【ますます盛んな「丑の刻参りセット」】 教員になったばかり年ですからもう40年以上前の話ですが、生徒と地域調査をしている最中、通りかかった神社の石垣の間に小さな藁人形が押し込んであるのを見つけたことがあります。5cmほどの大きさで、特に釘が刺さっていたわけでもありませんが、深夜ここにきて藁人形を押し込んでいった人間がいると思うと、少し背筋の寒くなる感じがありました。 小さなものと…
2024/12/03 07:03