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☆✽。脳梗塞入院中の母とテーブルコーディネート&涼しいうちに庭の手入れとシマトネリコ伐採☆✽。
こんにちは♪ 前回アップしてからかなり間が空きました。 母の事でリハビリセンターと弟や妹とZoomミーティングしたり。なんやかんやでバタバタしてました。 アラビア Arabia 皿 16.5cm パラティッシ ソーサ
春の寒の戻りが多い年の芝生の肥料管理の注意点(暖地型芝の場合)
芝は植物。その生理代謝をつかさどるのが「環境」「芝の状態」と、これに反応した「植物ホルモン」の作用です。(主に異なるホルモン同士の濃度バランスによって各器官の細胞の動きが変わる。) 春になって暖かい日が続いて、芝は春だと思っているのに、突然、真冬の寒さに戻る「寒の戻り」。暖冬の年ほどコレが多いですね。2024年の春は当たり年。 寒の戻りで高麗芝は凍えている? 芝を寒の戻りで休眠モードにさせないことがポイント とある著名なグラウンドキーパーさんから、「高麗芝やティフトンなどの暖地型芝は、早めに肥料をあげてはいけない。なぜ?」という旨のクイズがLineが届き、僕はこう答えました。 --------…
意外と知らない?リール式芝刈り機の本当の歴史「ハサミの原理ではない!」という真実
芝刈り機の歴史に最も詳しい専門家、リール式芝刈り機の研磨機メーカー BERNHARD AND COMPANY LTD 高橋未来さんにご講演をいただきました。芝刈り機に詳しくなりたい人は、この動画、必見です! 2024年1月27日(土)に神奈川県立横須賀工業高等学校 グリーンボランティア部の生徒向けに開催した「芝生勉強会」の第一講義です。この日の講義はマダマダ続きます。 youtu.be YouTubeメンバーシップの皆さんには、開催後、未編集版を速報としてお伝えしました。 ★★★ このチャンネルのメンバーシップご加入はこちら ★★★ https://www.youtube.com/channe…
今朝、庭の芝の萌芽を確認しました!例年2月20日前後。今年は数日早いです。 千葉県北部 外房沿岸部の高麗芝 今年も順調なスタート。よく考えたら、庭の芝生がフルフラットで枯芝色の時期というのは、枯芝除去~萌芽本格化までの1週間ちょっとしかありません。 この景色は希少です。 芝よりも元気なスズメノカタビラ その対策は年越し前 枯芝を除去してしまうと、ここぞ!と猛威を振るうのが、芝生づくりの強敵雑草スズメノカタビラ。奴らは、昨年の秋に発芽して地に根を差し込み、地温があがり光が差し込むといよいよ出芽(地表に目に見えて現れてくること)。芝よりも早く猛威を振るい芝生管理の邪魔をします。初心者の方は「芝の新…
春を迎える芝生の枯芝除去に役立つ道具たち 適切な道具選びは、芝生管理の作業負荷を軽減して「時間」を産むとともに、道具の寿命を伸ばし、長い時間軸での費用対効果の向上に繋がります。 一見、贅沢に思える電動道具の効能について解説します。 実際の使用はこの動画の説明文にあるINDEXから該当作業シーンをご覧ください。 https://www.youtube.com/live/9TGQiUi4z_0?si=UB-XQeC3pi0VDYxZ 実は長い時間軸で考えると、投資相応の効果があります。長く続けるのであれば早期の入手がオススメ。作業負荷を軽減することは作業実施の継続性にも影響し、結果として美しい芝生…
今朝の月、少しづつ日毎に欠けていく。 予定通りでこの場所の草取りが終了 例年の今頃だったら草刈り機が必要な場所もあるのですが今年は雨が殆どなく新しい草が生えないので初めて草に勝つかも。日照りのお陰で作業日が多いのも一因。 芝には毎日水やりをしている...
意外とこれを知らない人は多いです。 肥料は撒く量のみならず、土への作用の仕方、肥効の効き方がとても大切です。 我が家の補助肥料 「今」効かせたい時に使う バロネス 芝生の肥料 5kg入りバロネスAmazon良質な芝生専用肥料は、ご覧のとおり芝が食べやすいように 粒一つひとつのコーティングが工夫してあって、肥効がちょうど良く土に作用するように設計されています。 汎用の肥料を芝生の使う場合は、これを人間が調整するわけなので、ベストを尽くすのはちょっとだけ大変になります。ちなみに、我が家の芝生では、化学肥料(前述のバロネス芝生の肥料)は、年間わずか(35㎡で年間600gくらい)しか使いません。あくま…
家庭の芝生愛好家が「プロの学術の世界」を覗く希少な機会 ~日本芝草学会 2023年度春季大会~
芝生に関する学術研究の最新事情を知る希少な機会 日本芝草学会の2023年度春季大会が、2023年6月10日(土)11日(日)にオンラインで開催されます。社会環境も変わりつつありますので、一般の人が気軽にオンラインで参加できる機会は、今年あたりが最後になるかもしれません。(※根拠はない私見です。) 参加のハードルが低い「今」のうちに、勉強熱心な芝生愛好家の人には、ぜひ、芝生専門の学術団体が何をやっているのか、学会の中身を体験してもらいたいな・・・と思います。 ここでしか入手できない情報がある ~最新事情の口頭発表~ 毎年、春季大会では「口頭発表」という有識者の発表セッションがあります。芝生マニア…
出芽してしまったスズメノカタビラに強烈に効く芝生用除草剤(日本芝)
我が家の芝生管理、今年の失敗は、春先にスズメノカタビラの「種こぼし」を許してしまったこと。こぼれた種は、土の中で休眠し、秋口に発芽して春を待ちます。 芝が疎らな春先に猛威を振るうスズメノカタビラ 春に猛威を振るうように見えますが、実は、その原因の多くは秋にある。 www.youtube.com 10月であれば、土壌処理剤(地表の層をブロックして、発芽(根が地に定着すること)を抑える薬)が効果的なのですが、季節は既に11月中旬。 すでに出芽(葉ができること)てしまったスズメノカタビラを、大小問わず一掃してから、土壌処理剤を使う必要が生じます。 そこで、市販薬として売っている芝生用除草剤の中で、も…
家庭の芝生づくりでは、病害でつまづくことが多い 芝刈りや、エアレーション、目土や肥料は、物理的に人間が触って手入れすることができるもの。一方、「病害」ってなんだか「よくわからい」から嫌い!っていう人、多いのではないでしょうか? 難しいことを知る必要はありません。ちょっとした概念だけでも理解すると、芝生の病害対策はとても楽しくなります。理解に役立つ記事をこのブログにまとめましたので、ぜひ、ご活用ください。わかってしまえば、意外と簡単です。 最新動画では、セントオーガスチングラスに発生した謎の病害の実例を公開 まずは、この動画からご覧いただければ幸いです。家庭芝生あるある・・・です。 www.yo…
今日は10月の最終日。晩秋にあたる季節。この時期のコウライシバは、毎日、少しずつ変わっていくから、朝、雨戸をあけるたびに楽しいですねー。 今朝、雨戸をあけた時に撮った我が家の芝生 秋口に、葉緑素を増強して濃い緑になった芝は、来春のためのエネルギー源をしっかり根に蓄えて、その役割を終え、次第に葉の先端から色が落ちていきます。 このやわらかなグリーンは、この季節にだけ見ることができます。 近くで見てみると、葉、一つ一つに個性があって、既に伸びが止まって久しいもの、今でも伸びようとするものがあります。コウライシバの葉の伸びの差はとても大きいので、我が家では、この季節、1日おきに長い個体だけ5cmでカ…
芝生見学会での学び 岩手(日本芝草学会)山形(Hasqvarna YAMAGATA)
2022年10月19日(水)から岩手県入りし、日本芝草学会の芝生地見学会(in北上)に参加してきました。 jsts.smoosy.atlas.jp その後、山形県にあるオートモアショップ Hasqvarna YAMAGATA 斎藤商会さんを訪問し、齋藤社長、ハスクバーナ・ゼノア 澤田さん、武田さんと、日新製薬さんの美しい植栽を見学したり、オートモアについての質疑応答対談など、とても有意義に過ごし、たくさんの学びを得てきました。 その模様は、今週火曜日20:15に公開する、新作動画でお伝えします。 お楽しみに! youtu.be
秋の芝生用殺菌剤散布は、来春のためにやる(春はげ症等の予防)
春の病害の病原は、なるべく秋のうちに数を減らしておく 芝生の病害発生のメカニズムについては、農業マガジン等に詳しく記しました。秋は病害発生の3要素が整いやすい季節。ついつい足許の病害に目が向きがちですが、我が家のコウライシバ管理の年間プロセスにおいて、秋の殺菌で意識するべきことは「春に持ち越す病原の個体数(主因)を減らす」ことです。 tokyo40mile.hatenablog.com 春の萌芽期の出だしをくじき、大切な年間育成のスタートを遅らせる「春の病害」。この感染の一部は、秋に静かに感染して枯芝や土の浅いところで殻にこもって休眠しながら、じー-っと春を待って、芝の新芽が出たら襲てきます。…
日本芝草学会 2022年度秋季大会『静岡・21世紀のスポーツターフを探る』オンライン開催
2022年11月12日(土)13日(日)に、日本芝草学会 2022年度秋季大会「静岡・21世紀のスポーツターフを探る」(オンライン)が開催されます。 一般の人も参加可能 正会員・学生会員の他、非会員の方も参加申込み可能です。家庭の芝生愛好家の皆さん、芝生にかかわる事業を営むプロの皆さん、日本最高峰の芝草専門学術研究・研鑽機関の最新情報取得の貴重な機会です。この機会に参加してみてはいかがでしょうか? 現在、早期割引料金にて、参加を受け付けています。 confit.atlas.jp 今大会の運営委員会は静岡県チーム 今回の大会の主催者(運営委員会)がある静岡県は、県立の「静岡県芝草研究所」や多数の…
芝草薬剤のプロが、芝生管理のプロに教えるYouTubeチャンネル
家庭の芝生の手入れの中で「病害」や「薬剤(農薬)」が苦手な人は多いと思います。僕もかつてはそうでした。そしてインターネット上に転がっている情報は、どれを信じてイイやら・・・混乱が多く、一般家庭の愛好家が、なかなか正確な情報にたどり着けないのも「病害」「薬剤」の分野です。 そんな中、1つの基軸として、この道の超一流プロがプロのために情報発信しているチャンネルがあります。 どういうチャンネルか、文字で書くとながー--くなりますので、まずはマエセツとしてこの動画をご覧ください。 www.youtube.com お待たせしました。こちらがバイエルESアカデミーチャンネルです www.youtube.c…
芝の活動エネルギー源は日照による光合成で生成する糖 すべての生理循環は糖を酸素呼吸でエネルギー変換することが起点。特に熱帯~温帯気候に適合した暖地型芝草(コウライシバ等)は、真夏の海岸の照度を超える130,000ルクスでも、光合成効率の上昇が確認されるといいます。 暖地型芝は、水環境、通気環境さえ整っていれば「太陽光が当たれば当たるすほど」糖の生成能力が上がる(≒元気が増す)植物であるということです。 育ちが悪い原因も、まずは日照を疑う 同じ敷地の芝生なのに、芝が良く育つエリアと貧弱で病気になりやすいエリアがあることは、何年か芝生を育てている人なら感覚的におわかりだと思います。それ、日照時間の…
家庭の芝生に関する執筆活動をはじめました(^^) 今回の寄稿は『芝生はどうして緑の絨毯「芝生」になるのか』
このたび『農業マガジン』(アルム農材)の執筆者のひとりとして、東京40まいるが「芝生の育て方」というパートで寄稿を始めることになりました。 www.almnet.co.jp 第1回のテーマは『芝はどうして緑の絨毯「芝生」になるのか』 このはてなブログは「芝生に興味がある人向け」に書いていますが、農業マガジンでは「芝生に興味がない人向け」に、難しいことを一層わかりやすく!というポリシーで執筆していきます。 www.almnet.co.jp このブログ、YouTubeと併せ、応援よろしくお願いします! 経緯 プロの農家の皆さん専門家の皆さんが大勢ご覧になる農業マガジンに寄稿させていただけるのは光栄…
5月の悪天候続きと芝生管理のポイント 異常気象下では何を変える?
5月は本来、日照が強くて芝がどんどん体幹を強くしていく時期なんですけど、今年はなぜか雨が多いんでちょっと心配ですよね。こんなときな芝の気持ちを考えて、人間側が手入れの仕方を変えてあげなきゃいけません。 くすんだ緑が「老朽葉」鮮やかな緑は「芝刈りの刈りカス」 昨日公開したこの動画では、日照不足で雨続きのとき、芝生の管理をどっち方向に持っていけばいいのか?っていう 判断のポイントをお話しています。 www.youtube.com 以下、動画の内容の補足資料として役立つ情報をまとめました。 芝は、人が短く刈り込むからこそ病害になるという話 芝は本来ものすごく強い植物です。これを傷め続け弱らせるのは「…
芝生管理のプロ資格「芝草管理技術者」とは?資格試験の難易度と効果的勉強法
資格を持つと何が変わる? 公的に認められた「資格」を持つメリットの一つは、その人の最低限の技量・知識レベルを、たった一言の単語で初対面の人にも一発で示すことができる点です。 たとえばビジネスシーンでは「簿記1級を持っています」と言えば、経理のエキスパートだ!とわかるし、「中小企業診断士です」と言えば企業経営に必要な広範な知識を一通り持つ国家公認の経営コンサルだ!ということがわかるワケです。 相手に自己のスキルレベルを伝えることで、前提の疑い(コイツ分かってるのか?)を払拭して話を聞いてもらうことができます。 芝生についての知識レベルを表す唯一無二の資格が「芝草管理技術者」 www.shibak…
芝生の病害は殺菌だけしてもダメな理由 春や梅雨・秋に病害が多いのは?
「病原菌のせい」で芝が病気になると思っている人は意外と多いです。そして「殺菌剤は芝の病害を治す薬」と誤解している人も多いと思います。このことは月刊『家庭の芝生』4月号で解説しました。 www.youtube.com 実は病原菌がいるだけでは芝は病気になりません。では、「どうなると病気になる」のでしょうか? 病気につけ入れられる隙のある芝の存在(素因) 人間でも病気になりやすい人と、病気にかからない人がいるように、ものすごく元気で生理的活動を盛んにしている芝は簡単には病原菌の侵入を許しません。 日照が充分で芝が元気な最盛期の芝生 そもそも植物は悪い菌などの侵入を防御する仕組み(丈夫な細胞壁や新陳…