メインカテゴリーを選択しなおす
ALPS処理水の海洋放出について(最終話:政治家やマスコミ関係者へのお願い篇)
今回は、一理系出身者として、あまり感情を交えず、ALPS処理水の海洋放出について、物理学的事実を淡々と述べて参りました。ここから先は政治家の先生方の仕事ですし、マスコミ関係者の仕事です。宜しくお願いします。あのね、その為に我々は決して安くない税金を納めているのですよ。ホントに頼みましたぜ!
ALPS処理水の海洋放出について(第5話:生物濃縮の危険を考えてみる篇)
トリチウム(三重水素)を含んだ水は、IAEA(国際原子力機関)とも話し合い、1リットル当たり1,500ベクレル以下の濃度(飲料水用の規定値の約6分の1)で海洋投棄されています。問題は、これらが生物濃縮されないか、という点でありましょう。
ALPS処理水の海洋放出について(第4話:風評被害の加害者は日本のマスコミだ篇)
2011年の原発事故直後から、核汚染されたデブリ冷却水の浄化(核種の除去)は急ピッチで進められました。しかし当初の仕掛けは、総合的な核種除去プラントの体をなしておらず、ヨウ素131だけを除去する仕掛けやストロンチウム90のみを排除する仕掛けなど、単機能の機械を縦長に接続した仮組みのプラントに過ぎませんでした。
ALPS処理水の海洋放出について(第3話:発生し続ける処理水について整理する篇)
福島第一原発の事故では炉心溶融(メルトダウン)が発生し、原子炉本体や、ウラン235、ウラン238などの核燃料、更に核分裂によって生じたヨウ素131やキセノン133やセシウム134やストロンチウム90やプルトニウム239などの核種が、グチャグチャに混ざった、いわゆる核デブリが発生してしまいました。
ALPS処理水の海洋放出について(第1話:そもそもトリチウムとは何だろう篇)
一般的な水素原子の原子核は、陽子1つのみで構成されています。これに対し、陽子1中性子1で構成される水素原子も存在し、これは一般的に重水素と呼ばれます。トリチウムは、重水素に更に中性子がもう1つ追加された形の、いわゆる三重水素と呼ばれるモノです。
時事ネタではもう動かないドル円。今のところFRBの利上げ政策が最重要材料でもう1回の利上げが予定されているからまだドル高。福島第一原発の処理水の海洋放出が8月24日にありましたが為替レートに影響なし。岸田総理が福島産の魚を食べるシーンがテレ
福島処理水の海洋放出と安全性:科学的知見と持続可能性の視点から
処理水の安全性、IAEAや多くの科学者が保障 福島処理水の海洋放出と安全性 福島第一原子力発電所の事故から10年が経過し、事故で発生した汚染水の処理が大きな課題となっています。東京電力は、汚染水を処理した処理水を海洋放出する計画を進めていますが、この計画には、環境への影響や安全性に関する懸念が指摘されています。 処理水の安全性 処理水には、トリチウムなどの放射性物質が含まれています。トリチウムは、自然界にも存在する放射性物質で、放射線量が低く、人体への影響は少ないと考えられています。しかし、放出された処理水が海水と混ざり合い、生物がトリチウムを摂取すると、生物濃縮によって体内に取り込まれる量が…
相手にしてもしょうがなけど、ちゃんころ(中国)は本当にあほだ!
日本人学校や大使館に投石したり、嫌がらせ電話をかけたりやりたい放題のちゃんころ(中国人)!ええ加減にせいよ💢まあ、高い料金がかかる国際電話で嫌がらせ電話をする奴はいないだろうから、金でも渡してイタ電させているんだろうけど、発想が小学生以下だというか小学生
速報でございますw中国情報総合サイト「鳳凰網」より周小平:向全国政协正式提案,将日本“福岛”名称修订为日本“辐岛”,并暂停赴日旅行訳:周小平:中国人民政治協商会議全国委員会に対し、日本の「福島」の名称を日本の「照射島」に変更し、日本への渡航を停止することを正式提案。wwwまず、予備知識といたしまして。◆周小平 中国人 民族主義者、親共産主義者、親中政府、反米主義者 習近平お墨付きのインフルエンサー。◆鳳...
「誰かが毒見をしないと…」少し過激かもしれませんが、僕は最初そう思っていました。東日本大震災直後に発生した福島第一原子力発電所の事故。それによって溶けて固まった核燃料(燃料デブリ)は冷やし続けないといけませんし、周囲からの地下水の流入もあり、核燃料に触れた水は放射性物質に高濃度汚染され汚染水となりどんどん増える一方です。それをALPS(多核種除去設備)で処理しALPS処理水となります。そして、それは事故後12年以上経った今も溜まり続けています。ALPSで処理できなかったとされるトリチウムは半減期が約12.3年で、事故発生直後の頃に使われたALPS処理水はちょうと半減期がこの7月頃にすぎたことになります。また原発敷地内をほとんど埋めた処理水タンクもそろそろ限界にきていることもあります。それで、今、海洋放出と...原発処理水の風評と報道と事実の間で。
今朝、NHKのニュースサイト見て驚いた! 何なの? この記事。。。 ・・・日本って、中国の一部だったっけ? いつから、中国政府のクレームが日本の自治体や個人…
中国、日本の水産物の輸入を停止するって・・・食べようぜ、サカナ
当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。 出遅れおじさんです。 昨日(8月24日)、漸く福島第一原発内に貯留されていたALPS処理水の海洋放出を開始しました。 「遅きに失した」というのが素直な印象です。 処理水置き場がパンクするぎりぎりのタイムリミットで放出を開始しました。 かねてより、政治的思惑で反発していた中国は、予想通り我が国からの水産物の輸入を全面的に停止しました。 岸田ソーリ初めとした、関係者の反応は、 「即時撤廃を求める・・・」 情けねーことを言うんじゃネエ! 言うなら、 「上等じゃネーか! 二度と日本産の魚なんか食うんじゃネエ!」 くらい、言って欲しいものです。 「撤廃…
原発の処理水が海洋放出され、魚類のトリチウム濃度の検査が行われることになった。 www3.nhk.or.jp ここで疑問だが、もしもトリチウム濃度が、基準値を少しでも越えた場合、検査機関、或いは水産庁は、果たしてそのことを、正直に公表するだろうか。 今は処理水が放出されたばかりだが、長期にわたって放出し続けると、ある特定の魚に放射性物質が蓄積することもある。 東日本大震災の後、しばらく各地の放射能を測定していたが、場所によっては、極端に高い値が出たこともあった。 何よりも、これまで他国に比べて圧倒的に正確だと自画自賛していた日本の統計が、担当者の判断で、いともたやすく改竄されたこともわかってい…
福島第一原発の処理水の海洋放出がなされた。「国際的な安全基準に合致する」とのお墨付きをもらったそうで、諸関係者・諸関係組織からの反対を押し切った。 どこの海に…
激しい強迫症状が治まった後も尾を引いた加害恐怖。最悪の場合は人の命を奪ってしまうのではないかと、なぜあれほど怯えていたのか、本当の理由は今もわかりません。万引…
岸田首相が福島第一原発を訪れました。ALPS処理水の海洋放出決定を前にした地ならしのためです。風評被害を受けることが予想される漁業関係者とも面会します。東日本大震災の原発事故以降、福島第一原発は廃炉に向けて作業中ですが核燃料を冷却する必要が
処理水中のトリチウム以外の核種について論じても仕方がないだろうと思ってトリチウムの危険性の分析だけに集中していたのですが、IAEA、汚染水をろ過するALPSの性能検証を一度もしていなかった(HANKYOREH 2023-07-12)という何だコレ!!情報を発見しましたので、どうか見てください。また、IAEAのALPS処理水報告に関連してIAEAの日本の分担金は「10%超」だそうですも宜しければ見てください。※Yahoo!知恵袋[q10283409130]...
このところ、「処理水」なるものの海洋放出の是非が話題になっている。「処理水」とは、もう少し具体的に言えば「ALPS処理水」だが、要するにかつて「放射能汚染水」と呼ばれた、福島第一原発の事故後にデブリを冷却するために使った汚染水をALPSという機械で浄化した大量の
科学誌『サイエンス』が非科学的な「処理水」記事を出した背景(Wedge ONLINE 2023年2月10日)によると、「世界的に有名な自然科学週刊誌である「サイエンス」が信じられない記事を掲載した。」そうですが、Despite opposition, Japan may soon dump Fukushima wastewater into the Pacific(Science 24 Jan 2023)の記事は、原発推進派にとってかなり不都合な記事のようですね。尚、Despite opposition, Japan may soon dump Fukushim...
Yahoo!知恵袋[q14276105274]の論議で東日本大震災が起きた時の非常用発電機の状態を調べましたので、原発の非常用発電機は本当に大丈夫っすかね?(2)の続きとして、調べた内容を以下に記しておきたいと思います。福島第一原子力発電所(Wikipedia):「2011年(平成23年)3月11日:東北地方太平洋沖地震とその後の巨大津波で、外部からの電源と、何らかのトラブルにより稼動しなかったとされる非常用ディーゼル発電機を失い、「全交流...
3巡目の「過剰診断」でも甲状腺がんが通常の約6倍?で福島の小児甲状腺がんの「過剰診断」の結果の異常性を力説しましたが、私は優しい暇人なので、言葉や数字では理解出来ないという方のために、福島の小児甲状腺がんの「過剰診断」の結果の異常性を見える化したグラフを作成して下に添付しました。尚、1巡目の【実施年度:平成 23 年度~25 年度】の「過剰診断」の発見率は、福島県の参考資料2_甲状腺検査結果の状況 [PDFファイル...
※こちらは、「3回目の「過剰診断」でも甲状腺がんが普通の約5倍?」(2022/11/28)を訂正するために投稿した記事です。福島県の第19回甲状腺検査評価部会(令和4年8月1日)の議事録についての中の参考資料2_甲状腺検査結果の状況 [PDFファイル/1.33MB]によると、2016~2017年度の3回目の「過剰診断」では「悪性ないし悪性疑い」が31人で、母数は約22万人で期間は2年ですから「悪性ないし悪性疑い」の発見率は31人/2年/約22万人×10万...
「小児甲状腺がんの潜伏期間は1年7ヶ月!?」だそうです(2)
Yahoo!知恵袋(原子力災害)で、「小児甲状腺がんの潜伏期間は1年7ヶ月!?」だそうですの内容をどうしても認められない人がいるので、誤った認識が広がらないようにするために、Yahoo!知恵袋[q12275493712]で質問を行いました。福島で原発事故以降多発している小児甲状腺がんに興味がある方は、Yahoo!知恵袋[q12275493712]やこちらをどうか見てください。※Yahoo!知恵袋[q13275584003]でも質問して見ました。...
Yahoo!知恵袋(原子力災害)を見ていて分かったのですが、「福島原発の汚染物質、貯蔵タンクに牡蠣を入れて処理する方法がある」(HANKYOREH 2023-01-27)という事だそうです。こちらの情報によると、「太平洋に棲息する特定の種の牡蠣には、放射能物質を濾過できる機能がある。貯蔵タンク1棟あたり1000個の牡蠣を入れて汚染を除去させた後、牡蠣を安全に処理する方法がある」という事で、文脈から判断すると、「特定の種の牡蠣」はト...
乳がん(上皮内がん含む)の激増は原発のせい?(2)の続きですが、乳がんの激増の原因を推理するために、乳がん(上皮内がん含む)の激増は原発のせい?のグラフの元になったデータの20~50歳未満の年齢区分の乳がん(上皮内がん含む)の罹患率をグラフ化してみました。*1このグラフを見ると、20~34歳の年齢区分では、罹患率が「白血病における2006年問題」をご存じでしたか?や子宮がん(上皮内がん含む)の激増は原発のせい?のグラフと同様...
Yahoo!知恵袋[q12274498652]で質問を行い、ネットで乳がんと原発の関係を調べたところ、富山保険医協会の2012.8.2 講演会 チェルノブイリからフクシマを考えるというものを見つけたのですが、こちらの最後の「アメリカの乳がん発生率と原子力施設」の図の出典先を探したところ、私設原子力資料室の続・奇妙な一致(2)というものを見つけましたので、特に女性の方はどうか見てください。こちらの記事を見ると、アメリカの原子力関...
【独自】福島第一原発の処理水増加量、前年より3割減 タンク貯蔵ペースダウン 放出急ぐ根拠揺らぐ(東京新聞 2021年12月30日)について、お知らせするのが遅れてしまいましたが、こちらの記事によると、「東京電力福島第一原発でたまり続ける汚染水を浄化処理した水(処理水)の2021年分の量が、前年より約3割減ったことが本紙の調べで分かった。」そうで「本紙試算では満杯は「23年9月初め」となり、放出を急ぐ前提の期...
福島原発における、放射能処理水の海洋放出問題を、スマートに解決する方法
福島原発の放射能処理水を、海洋放出するか否かについて、議論が交わされています。 www.nikkei.com 汚染水対策の切り札とされた凍土遮水壁が、思ったほどの成果を挙げられなかった以上、タンクはいつか満杯になり、保管できなくなることは明らかです。 www.tokyo-np.co.jp 政府もIAEAも、処理水は充分に薄めているので、海洋放出しても問題はないとしています。 www3.nhk.or.jp しかしながら、全品の残留放射能検査をした、福島県農産物でさえ、未だに忌避する人がいます。 そのことを思えば、漁獲物の風評被害が、またも福島を襲うのは、目に見えているといっていいでしょう。 そこ…
政府は、東京電力福島第一原発で発生し続けている汚染水を多核種除去設備(ALPS等)で処理したALPS処理水を海に放出する方針を4月13日に正式に決めた。管理人は、人為的放射性物質を海洋に放出することは、その濃度が十分に低くても望ましいことではないと考えている。それは、海中の生物物理化学過程には十分に解明されていな…