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2007/06/04

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  • 新年のご挨拶2024

    令和6年能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りしております。年が明けて、あっという間に、もう1月も終わろうとしています。大変、遅くなってしまいましたが、例年に倣って、本年の年賀状に記載しました文章を以下に再掲し、新年のご挨拶と致します。 …

  • 「科学の営み」についての対話の試み

    日本科学振興協会(JAAS)年次大会2023が、10月7日から9日まで秋葉原でハイブリッド開催された後、12日までオンラインで開催された。管理人は3日間の現地会場での受付を担当した他、9日および12日に「科学について知っていてほしい5つの事」と題するポスターを発表した。このポスター発表の目的は、一般的な研究成果の発表・紹介とは異なり、ポスターの前での発表者と参加者…

  • 好奇心、探究心、研究心

    今年は、今までになく慌ただしい毎日で、前回の4月の更新から8か月が過ぎてしまった。ここうした中、管理人が日本科学振興協会(JAAS)会員として参加しているイベントの1つである「イノベーションユース second season」で、11月26日に参加者向けに1時間の特別レクチャーをおこなうことになった。「イノベーションユース」は、「探究心で未来を照らす、好奇心…

  • 地衡流平衡と地殻平衡(アイソスタシー)

    1月21日の前回のブログ更新以降、国際学術雑誌投稿論文の査読、矢倉英隆さんが主宰するサイファイフォーラム(科学者のための科学の哲学フォーラム)での講演、JAAS日本科学振興協会のWG会合・会員交流会や幹事を務める国際津波防災学会津波防災対策検討…

  • 新年のご挨拶2023

    新年が明けて、すでに3週間が過ぎてしまいましたが、例年に倣って、本年の年賀状に記載しました文章を以下に再掲し、新年のご挨拶と致します。ーーー謹 賀 新 年本年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

  • 故柳哲雄さんとの50年<br />

    7月4日に日本海洋学会MLで、九州大学名誉教授、元 同大学応用力学研究所所長であった柳哲雄さんが、7月2日18時48分に脳出血のため急逝されたことが伝えられた。故人と管理人は、1971年4月以来の研究室同期生として、対象は異なるものの、共に海洋学研究者の道を歩んだ仲間であり、拙ブログでも何回か故人の活動に言及している。奇しくも、本年5月には2人同時に日本海洋学会総会で名誉会員就任が承認され、日本海洋学会2022…

  • 「査読偽装」報道について

    7月26日付け毎日新聞東京版朝刊で「査読偽装、米誌も撤回 ワイリー社、不正認定 福井大教授、受け入れ」という記事が掲載された。この記事は、6月10日に毎日新聞がスクープとして報じた「福井大教授が「査読偽装」の疑い 論文審査に自ら関与か」と題する記事の…

  • 地球環境問題と海洋教育

    前回のエントリーから3ヵ月が過ぎてしまった。この間、ロシアのウクライナ軍事侵攻に対する世間の反応に違和感を感じながらも、目前のさまざまな締切に追われ、予定をバタバタとこなしてきた。こうした中、先日、管理人が昨年12月初めに依頼を受けて2月22日に寄稿した「提言 地球環境問題と海洋教育」が掲載されている(一財)教育調査研究所機関誌「教育展望」2022年4月号が、自宅に届いた。管理人がこの寄稿依頼を…

  • 新年のご挨拶2022

    新年 明けましておめでとうございます。本年の年賀状に記載しました文章を以下に再掲し、新年のご挨拶と致します。 ーーー謹賀新年 本年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

  • 原発汚染処理水の海洋放出について考えた

    政府は、東京電力福島第一原発で発生し続けている汚染水を多核種除去設備(ALPS等)で処理したALPS処理水を海に放出する方針を4月13日に正式に決めた。管理人は、人為的放射性物質を海洋に放出することは、その濃度が十分に低くても望ましいことではないと考えている。それは、海中の生物物理化学過程には十分に解明されていな…

  • 故平啓介さんの思い出

    3月17日午後に海洋学会MLを通して、元東京大学海洋研究所所長の平啓介さん(初めてお会いした時からずっと「さん」付けでお呼びしていましたので、ここでも、そうさせて頂きます)が3月10日にお亡くなりになったことを知った。全く、思いもかけない訃報に接し、個人とのご一緒した数多くの航海、国内外における様々な会議、その他での在りし日のお姿が脳裏に浮かび、深い悲しみに襲われた。以下に、故人との思い出を綴る。&lt;…

  • カズオ・イシグロさんのWBSインタビュー

    3月2日にカズオ・イシグロさんのノーベル賞受賞後初となる長編小説「クララとお日さま」が世界同時に発売された。これに合わせて、報道各社は、それぞれ、インタビューや記事を公開した。ネットの中では、東洋経済オンラインの「カズオ・イシグロ語る『感情優先社会』の危うさ、事実より『何を感じるか』が大事だとどうなるか…

  • 新年のご挨拶2021

    旧年6月以来、種々のイベントの準備や締切に追われ、ブログの更新ができない日々が続いてしまいました。既に1月20日になってしまいましたが、本年の年賀状に記載しました文章を以下に再掲し、新年のご挨拶と致します。---謹賀新年本年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

  • 昨今の私の日常

    前回のエントリーから4カ月が過ぎた。2月末頃までは、「地域住民による津波防災対策計画立案のためのガイドライン」第1回公開検討会の準備の他、さまざまなイベントに参加して、多忙な日々を過ごしていた。しかし、新型コロ…

  • 新年のご挨拶2020

    明けましておめでとうございます。本年の年賀状に記載しました文章を以下に再掲し、ご挨拶と致します。 --- 謹賀新年 本年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

  • 「プリンシピア」を翻訳した海洋学者

    毎日新聞2019年10月6日付け東京朝刊の今週の本棚で、「村上陽一郎・評 『プリンシピア 自然哲学の数学的原理 全3編』=アイザック・ニュートン著、中野猿人・訳」が掲載されているのに気付いた。管理人が注目したのは、その訳者の中野猿人というお名前であった。中野猿人と言えば、管理人が大学院学生であった1970年代に海洋学会…

  • ウォーレス・ブロッカーさん死去の報道について

    2月19日午後に共同通信から以下の「米科学者のW・ブロッカー氏死去 「地球温暖化」広める」と題する短い記事が配信された。ウォーレス・ブロッカー氏(米科学者)AP通信によると18日、ニューヨークの病院で死去、87歳。数カ月前から体調を崩していた。 中西部シカゴ生まれ。長年、教授を務めるなどコロンビア大を拠…

  • 故Walter Munkさんのこと

    世界的に著名な海洋学者であり、1999年に京都賞を受賞されたWalter Munk(ウォルター ムンク)さんが2月8日に亡くなられたことが、10日夜に海洋学会MLで伝えられた。その通知で紹介されている米国スクリプス海洋研究所(SIO)ウェブサイトの記事 と

  • 新年のご挨拶2019

    明けましておめでとうございます。 本年の年賀状に記載しました文章を以下に再掲し、ご挨拶と致します。 --- 謹賀新年 本年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

  • 第0回科学技術社会論カフェに参加して

    4月28日夜に本郷で開催された第0回科学技術社会論カフェ「科学は科学的か」に参加した。 何かと慌ただしい毎日で、科学や科学コミュニケーションについて考える時間がない中、4月21日にツイッターで開催を知り、その題名に引かれ、サイトを確認したら、STSネットワークジャパン主催のイベントだった。2014年9月に名古屋で行われた「夏の学校」に参加した時の活…

  • 魚の耳石を用いた研究

    魚の耳石(じせき)とは、マサバ、イワシ、サンマなどの硬骨魚類の内耳にある炭酸カルシウムの結晶からなる組織です(伊藤ほか、2018)。耳石の大きさや形は、魚の種類によって、大きく異ります。普通に食卓を飾る焼き魚や煮魚からも取り出すことができます。このため、収集したり、夏休みの自由研究の対象になっています。福井水産試…

  • 東シナ海で流出した油の日本への影響

    2018年2月12日01時41分 一部修正 某MLで、表題の件について、 1)こういう影響は3ヶ月位の単位で近海に広がるそうです。 2)4月に日本にとって深刻な事態が起こるのでしょうか?あるいは、影響は少ないのでしょうか? という質問を1月31日に受けた。これに対し、管理人は、次のような回答をした(一部追記、改変)。 1)について 3か月という数字は、英国海…

  • 新年のご挨拶2018

    明けましておめでとうございます。 本年の年賀状に記載しました文章を以下に再掲し、ご挨拶と致します。 --- 謹賀新年 本年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

  • 2017年を振り返る

    修正 2017年12月31日17:30 今年こそは、せめて、月に1回はブログを更新しようと考え、1月、2月、3月と各1回の更新を続けたが、その後は5月の1回のみとなってしまった。つれづれ想う所は数多くあったが、いろいろな締め切りに追われ、じっくりとPCに向かって自分の考えをまとめる時間的余裕がなかったためである。 年明けに、イベント、締切をいくつか控えているもの…

  • 追悼 故横山雅俊さん

    サイエンスコミュニケーション活動の仲間であり、様々な科学コミュニケーション活動を草の根的にされてこられた横山雅俊さんが4月9日に不慮の事故でお亡くなりになった。3月31日のイベントでお会いしたばかりだったので、ご逝去の第1報をサイエンスコミュニケーションネットワーク横串会(以下、横串会)の会員交流サイトで受けても、信じることができず…

  • 2017年2月の主なツイート(科学と社会)

    2017年3月7日 16:45 一部表現を大幅に改訂、リンク追加 2月のツイート発信件数は57件と1月に比べて27件増であった。その中で、ツイートアクティビティ(3月6日現在、以下同じ)によると、インプレッション総数(ツイートを見たユーザーの総数)の上位3件は、多い順に、 Imp1)2月23日 毎日新聞のコラム「今どきサイエンス」での「地層に残る地…

  • 2017年1月のトップ3ツイート(海洋酸性化、他)

    1月は、年明け早々の4日に海洋学会幹事会があった後、7日には小出遥子著『教えて、お坊さん!「さとり」ってなんですか』刊行記念トークショーと某同窓会関東支部幹事会、8・9日には「理科カリキュラムを考える会」シンポジウム、とイベントが続いた。その後、11日には、週一の大学での講義とその準備を再開するなど、1月は慌ただしい日々であった。28日は亡父の27回忌法要のため札幌滞在中であったため、同日に東京大学大気海洋…

  • 新年のご挨拶2017

    ちょっと遅くなりましたが、新年、明けましておめでとうございます。 本年の年賀状に記載しました文章を以下に再掲し、ご挨拶と致します。 --- 本年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。 海洋学の研究・教育の普及活動、科学コミ…

  • 北極海の氷が融けると海面は上昇するのか?

    以前、「水に浮かべた氷が融けると、水面は上がる」、「地球温暖化が進むと、北極海の氷が融けて、海面が上昇する」と思っている人が多いことについて、「理科教育」の課題の一つとして友人と嘆いたことがあった。ネットを逍遥していて、ブログ「だって面白いんだもの」にブログ主の「たかを」さんが10月8日付けで「【中学理科】北極の氷が全て…

  • 海面に明暗模様が現れるカラクリ

    2016年8月17日01時15分 一部修正 2月23日の更新以来、6ヵ月が過ぎてしまった。今年こそはブログ更新をより頻繁にしたいと年頭に宣言したものの、現実は、昨年以下のペースになってしまっている。その主な理由は、日本海洋学会和文誌「海の研究」編集委員長としての業務の他、海洋関連30学会が共同して「

  • 乱流が海洋を支配している

    2月16日に東京大学大学院理学系研究科・理学部から「乱流発生の法則を発見:130年以上の未解決問題にブレークスルー」と題するプレスリリースがあり、全国紙での報道はなかったものの流体力学マニア(?)の注目を集めた。 層流(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典:流れの中で,流体の各部分が互いに混り合うことなく流れるもの)から乱流(…

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