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平成時代の一大百合ムーブメントを起こした記念作「マリア様がみてる」(原作:今野緒雪)。今回のランダム感想は、短編集の『マリア様がみてるマーガレットにリボン』(2008年)。著者があとがきで弁解していますが、べつだん、集英社に媚びたサブタイではないようです。そして、集英社宣伝にひねり出したとんでもないサブタイ案もあとがきにあって、その頭のひねり具合に笑ってしまうところです。私はなるべく読みたい季節に応じたものをチョイスするのですが。現在は二月のバレンタイン直前期。でも卒業式前の話ってなんだっけ?「ヴァレンティーヌスの贈り物」は前後編で長すぎるし、だったら祐巳が二年次の二月か三月頃なんだけど。「仮面のアクトレス」以後の刊行でタイトルから時系列がわかりづらくなってしまったことがあって、適当に選んだら、うっかりと...小説『マリア様がみてるマーガレットにリボン』
☆マリア様がみてる二次創作小説「ままならない貴女を開く鍵」の目次再構成(2024.10.26)☆
マリア様がみてる二次創作小説「ままならない貴女を開く鍵」をお届けします。本作は「キーホルダー─過ちの鍵─」というタイトルですでに発表済みの短編を改良したものです。当時のタイトルが中身にそぐわない気がしたので、変更しました。「キーホルダー─過ちの鍵─」は拙ブログ開設時の最初の投稿作で、一度、改訂したことがあるのですが、再読したら粗があったので、書き直してみました。時期は、原作小説『マリア様がみてる―大きな扉小さな鍵』のころ。スールの妹になることを提案したのに、瞳子に拒否されてしまった祐巳。薔薇の館で二人きりになった祥子さまとの交情を描いたものです。拙ブログでは珍しく、オール健全な雰囲気百合です、ご安心ください(笑)「鍵は愛と幸福のシンボル」(2006年12月30日付け記事)にも書きましたが、もともと、この二...☆マリア様がみてる二次創作小説「ままならない貴女を開く鍵」の目次再構成(2024.10.26)☆