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前回記事 では,日本糖尿病学会が発行する治療ガイド・診療ガイドには,肥満型の糖尿病に対しては 事細かに治療指針が示されているのに対して,肥満でない場合,さらには痩せ型の人の場合には 特段の情報がない,もっとはっきり言えば ほとんど無視されて
もう一つの糖尿病スティグマ 「糖尿病」=「過食」=「肥満」=「だらしない生活」 と決めつけるスティグマに対して,ようやく 日本糖尿病学会やメディアも目を向けるようになってきました.この決めつけは非常に根深いもので(そもそもそれを助長してきた
女性の従軍はスティグマになるのか? 作:小梅けいと 漫画「戦争は女の顔をしていない」第3巻感想
スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチのノンフィクションを小梅けいとさんが漫画化した第3巻の感想です。 戦争は女の顔をしていない 3 (単行本コミックス) 作者:小梅 けいと KADOKAWA Amazon 2ki3suke.com <感想> 独ソ戦から数十年経過したロシアで、過去に従軍した女性達に聞き取りをまとめたノンフィクションが原作なのですが、この第3巻で著者であるスヴェトラーナが、聞き取りをされる女性達が従軍したのは確かなのに、それを忘れ去られてしまうのではないか、気づかれずに消し去られてしまうのは悔しいという思いがあるのを著者であるスヴェトラーナが理解し、「戦争のことを聞いただけで吐き気…
何者かにならなければ、という無言の圧力からの気づき。自分の美学を再設定。
引きこもりの子を持つ親が高齢化している問題、所謂8050、9060問題のニュースを読み、心が痛んでいます。 私は、おかげさまでうつ病を脱し、今に至りますが、自分はたまたま幸運だったと感じていますし、今後また同じような状態に陥るかもしれないと
スティグマは、個人レベルの話ではとどまらず社会構造の中にも依存症に対するスティグマが存在します。 依存症に対して、どんな構造的スティグマがあるのかこの記事で解説していきます。 *法律・政策にでる依存症へのスティグマ* *構造的スティグマによって治療が進まない* *依存症と精神疾患は別物?* *依存症治療は優先度が低い?* *法律・政策にでる依存症へのスティグマ* 個人レベルにとどまらない、依存症へのスティグマの例として構造的なスティグマがあります。 構造的スティグマは、法律・政策に反映されておりそれらの政策が依存症当事者の不利益な形として機能してます。そして、それらの政策・法律によってそれらの…
私はテレビは全く見ないのですが、YouTubeは何かとよく見ています。ネットがかなりの部分外からの情報源なのです。ということである動画を偶々見ていました。 …
依存症に対するスティグマは、多様な被害をもたらすと考えられ市民からの依存症に対するスティグマによって回復の機会を奪う可能性があります。 そして、市民からの依存症に対するスティグマの結果依存症当事者は、他者からではなく自分自身に対するスティグマを持ち始めると考えられています。 ということで、自分自身のスティグマであるセルフスティグマについて、この記事では解説していきます。 *セルフスティグマ* *セルフスティグマによる害* *セルフスティグマで助けが遅れる* *セルフスティグマ* まずは、セルフスティグマとはなにか。 セルフスティグマは、社会のステレオタイプを内面化し自分の特徴だと認識した結果、…
依存症は、最もスティグマ(烙印・汚名)の対象となる精神疾患と言われることもあり、それが、依存症の予防効果があると言う人もいるが実際には、スティグマはより多くの依存症関連の被害を作っているかもしれないと考えられています。 この記事では、スティグマの種類の1つである市民からのスティグマについて説明していきます。 *ラベル付けで始まるスティグマ* *市民からのスティグマ* *スティグマは精神・ウェルビーイングにも悪い* *依存症というラベルを避ける* *家族もスティグマの対象* *ラベル付けで始まるスティグマ* スティグマが、どのように始まるか。 それは、市民がある特定の人をラベル付けをしそのラベル…
この世の中には、ある特定の行動や病気に対してスティグマが存在します。 依存症も例外ではなく、スティグマが存在しそのスティグマが依存症にどう影響するのかこの記事では触れていきます。 *スティグマとは?* *わざとスティグマを作った?* *スティグマは依存症を防げない?* *スティグマは治療の妨げ?* *スティグマとは?* 依存症を診断された人たちは、様々な依存行動によるネガティブな結果を経験しています。 例えば、薬物使用がコントロールできない社会活動が行えない、危険な薬物使用等でしょうか。 しかし、それらに加えて薬物乱用をした結果、待ち受けている結果の1つとして物質使用に対する社会的な結果である…
今回はイラストがほぼありません。とあるYouTube動画を見て「なるほどね!」と思ったことがあるのでそれを書こうと思う。とある動画とはコレ(↓)である。
こんにちは。Ichiです。先日、あることで市民公開シンポジウムをzoomで聴講していた時ゲームにハマってるかと思ったらシンポジウムの聴講したり落差がありすぎて自分でもウケます。笑スティグマというワードが出てきました。はて、スティグマ•••??ステマ、ではないし•••私、横文字のワードは本当に苦手で全然、覚えられません。そして妄想が止まらない(笑)スティグマ① そういう名前のクマのキャラクタースティグマ② スティッチの...
依存症は、当事者のみに影響を与える病気ではなく、家族にも影響を与える病気だと度々言われます。 事実、依存症当事者以外の他人への被害も多く、特にアルコールによる他害が多いと言われています。 そんな中、家族も含めた依存症モデルが存在します。 簡単に言うと「依存症は、家族の病気」です。 と言うことで、上記のモデルについてこの記事では解説していきます。 ちなみに、まだ薬物の当事者・当事者以外への被害のグラフを見たことない人は、以下の記事で確認してみてください。 curiousquest.hatenablog.com *依存症=家族の病気* *不健全なコーピング形成* *共依存の家族* *家族へのスティ…
*共に戦う依存症* 孤立は、変更関連において世界的に問題になってます。 イギリスでは、孤独大臣が政府の役職としてあります。日本でも、高齢者の孤独死が問題になっていますね。 孤独と依存症には、どのような関係があるのでしょうか。 社会的・環境的要因の大切さについての記事がほかにもあるので読んでみてください。 curiousquest.hatenablog.com curiousquest.hatenablog.com *孤立と健康* *孤立から予測される健康問題の例*(一般集団) *孤立の定義* *孤立を感じる割合が多いグループ* *依存症とスティグマ(汚名烙印)* *依存症回復と孤立* *孤独感…