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罰と依存行動・物質を結び付ける 「依存症=不適合な学習」として場合、その学習を変えれば、いいわけですよね。 その手段として、行動療法があります。 その1つの「嫌悪療法」を紹介します。 英語だと「Aversive Therapy」ですね。 まだ、依存症の学習理論を読んでいない人は、ぜひチェックしてみてださい。 curiousquest.hatenablog.com *嫌悪療法* *嫌な事をして、行動を変える* *アルコールにおける険悪療法* *ジスルフィラムの効果* *ニコチン依存での険悪療法* *急速喫煙法* *急速たばこふかし法?* *たばこ保持法?* *ひそかな感覚?/象徴嫌悪?* *喫煙…
*依存症行動を不適応から適応へ* 依存症は、学習理論によって説明されることがあります。 それらを利用した行動療法が依存症の行動を変化させる治療として使用されることがあります。 ということで、まずは、行動療法と学習理論を説明していきます。 学習理論の内容の記事もいくつかあるので、チェックしてみてください。 curiousquest.hatenablog.com curiousquest.hatenablog.com *学習の条件付け理論* *古典的条件付け* *オペラント条件付け* *依存症は、不適合な学習* *依存症の古典的条件付け* *依存症のオペラント条件付け* *薬物関連の刺激の理解* …
「勝敗の不確かさ」がギャンブルの肝 基本的に依存症は、薬物の長期使用により脳回路に変化が起き、いろんな症状がでる「依存症=病気」として認識されています(Volkow et al., 2016)。 これは、薬を摂取することによる生理学的な変化ですよね。 ただ、行動嗜癖(行動に対する依存:ギャンブルやゲーム)は、薬のような毒性のある物質がないので、薬のような生理学的な反応が脳をハイジャックされているわけではありません。 ギャンブル依存症においては、心理学的な要素が、我々の脳に影響を与えてきます。 よってこの記事では、どのようにしてギャンブルが薬物のような毒性のある物質なしで心理学的な要素を操り、我…