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今年度も残りわずか。気になるのは今期の業務成績でも来期の業務目標でもありません(前者は今さらどうしようもない、後者は勝手に決められる)。 年次有給休暇の効果的な消化です。 年度初めに「付与日数全部取ってやる」と息巻いてましたが、まあ仕事に仕事でそうもいかず、割と日数が余っています。わが社は律儀に2年間の取得時効を行使してきますので、このままだと消えていく年次有給休暇があります。 それをできるだけ減らそう、と年度末進行で忙しいのですが、今の時点で空いているところにばんばん休みを突っ込んでいます。とはいっても2-3日程度のものですけどね。 取れるものは取らないと、有給取得推進という政府目標を推進す…
人手不足の昨今、求人をかける時はハローワークなり人材紹介会社なりを通じて募集をかけます。まあ縁故や一本釣りで引っ張ってくる会社もあるでしょうが。 ただ、先日うちの会社が出した求人が「何をどう考えても応募がありそうにない求人」だったので何を考えているのかますますよく分からなくなっています。 かいつまんだ内容を言いますと「一年未満の有期雇用契約で更新なし」「そこそこ専門性のいる仕事」「時間外勤務なし」「手当なし」「賞与なし」「給与は最低賃金より少し上」「経験者優遇」。 …誰が来るの?仕事の中身は別にして、ほぼ学生アルバイト雇うような内容ですが。と言うかその期間限定求人の意図は何なのさ。誰か産前産後…
ハラスメント研修会に参加してみた。 昨日、「ハラスメントの法律知識と現場の実践方法」という研修会に参加してきました。 セクハラ・パワハラ・マタハラ・LG…
年金業務ガイダンス今日は、午後より年金業務の研修会でした。この研修会で今後の業務のヒントが一つありました。外国人の年金相談なるほど〜東京や大阪には外国人の年金…
学費などの援助が受けられます。 労災保険制度の中の社会復帰促進事業のひとつに業務上の災害や通勤上の災害により一定の障害が残ったあるいは亡くなってしまっ…
労災保険の給付の種類について 労災保険の給付についてどのような給付があるのか? 今回は、そのケガや病気が業務災害又は、通勤災害と認められたときにはどの…
労災について書いてみました・・・その1 仕事中にけがをした! こんな時に使える制度が 労災保険です。 労働者災害補償保険(労災…
「あの人は仕事はこなすけど、向上心がないね」という言葉を耳にしました。 言われてみれば確かにその人は素早く仕事をこなしてそつなく日常業務を進めているのですが、あまり進んで仕事の知識を得たり研鑽しようとしているようではないです。 もしかして転職でも考えているのかな、とは思いますが、まあ日常の仕事はこなしているので組織の一員としてはそれでいいのかなと思います。数年後の組織の在り方を考えるうえではちょっと問題ですが。 まあ下々の感想としてはそれでいいんでしょうけど、本当に数年後の組織の在り方まで考えるべき「上」としてはそれはまずいのかなと思います。向上心を持ってスキルアップできていけるにはどうしたら…
画像は、本日届いた「令和5年度・両立支援コーディネーター研修」の資料です。 ーーー 働き方改革の一つのテーマとして、「様々な背景の方の、様々な形での働き方」というものがあります。 私自身、学生時代は病弱だったこともあり、病気に関しての理解はありますし、これからの会社運営において「治療と仕事の両立」というのは一つのテーマになると思いますので、今までの私の知識や経験だけでなく、体系として学習します。 ーーー ★他の「働き方改革」関連記事★ ★他の人事労務関連記事★
今年も大みそか・残すところ一日となり、noteで一年の振り返りタグが作られたということで、私も2023年を振り返りたいと思います。 ーーー 基本的に、私の2023年は充実した一年と言って良いと思います。 ネット上でも現実でも、 今まで積み重ねたことを丁寧に継続しつつ、新しい展開も行い、将来を見据えた新しいことも何点か行うことが出来ました。 新しいことについては長期的な視点で考えていたのですが、現在でも目が出始めているところがあり、来年以降が楽しみです。 ーーー ですが、冷静に考えると少々手を広げ過ぎたという感じもします。 私は、基本的に、新しいことをどんどん始めたい性質を
よく「評価は自分がするものではなく、他者が決めるものだ」と言う人がいます。これはどういうことかというと「自分はここまでやった、すごい」というのは単なる自己満足にしか過ぎず、他の人例えば上司であるとか先様であるとかがどう思うかなのだそうです。 それはそれで一理あると思います。あると思うのですが、うちでこれをよく言う上司に対してはいまいち一理あるとは思えません。 なぜか。もしそうであるならば「結果はどうあれ評価はしないといけない」わけです。そうでないと、他者から見た自分の評価は分かりません。結果がどうあれと言ったのは良い評価も悪い評価も「評価する」という意味では同じです。フィードバック機能が生きて…
ある日、出勤して自分のスケジュールをパソコンで確認して、他の同僚の予定もパソコンで確認していた時のこと。 上司が有休取っているわけです。まあ別にそれはかまいません。年次有給休暇を取るのは労働者の立派な権利です。それに別に業務に支障もないでしょうし、いいとしましょう。 …あれ、その下の監督職も有休取っているぞ。あれあれ、リーダー職も有休取っているぞ。おい、ヒラ社員しかいねえじゃねえか今日! まあ特にそれで困ることはそれほどないのですが、何か事が起こった時誰に相談持ちかけたらいいんでしょうかこの有様。何のために縦の組織を作っているのかよく分かりません。 組織図では上司がいて、補佐する監督職がいて、…
密室と言っても物理的に密室で謀議を重ねることもあれば、人の不在中に勝手に話を決めることも含まれます。 別に何から何までオープンにしろと言うわけではありません。ある程度話が進むまで部下には漏らしたくないこともあるでしょう。それは分かります。 ただ私のいないところで私の仕事のやり方を決められて職務指示として下ろしてきたり、私の仕事を私の話も聞かずに増やしたりいじくり回すのはやめてほしいです。少なくとも事前に打診しろよ、と。 これ別に隠してこそこそやらなくてもいいことのはずなんです。私はぶつくさは言うけれどよほど腹に据えかねること以外は最後は受けるんですから。ある程度話を聞いて、双方納得の上で業務指…
うちの会社の人事評価制度が「死んでいる」ことはたびたびお話をしてきました。つまり制度として機能しておらず、上司の気分として機能しているという状態です。 これは公平感を欠いて、ひいてはモチベーションダウンになりますし社内キャリアが描けない元凶になりますので何とかしたいと思うわけです。思っているだけですけど。 先日そんな話を同僚にして「人事評価動かしたらどうだろう」と言ったら、なかなか面白い返事が返ってきました。 「やだよ。給料減るじゃん」 まあ、人事評価制度っていうとそういうイメージなのかもしれません。それほど給与が上がってない中で評価を入れると「減らされる方向に使われる」と思うのが人情でしょう…
新聞を読んでそうなのかと思ったので書いてみた 本日の新聞で読んだのですが、介護離職する方が年間10万もいるそうです。しかも、介護休業等の制度を知…
65歳超雇用推進助成金について 現在、65歳を過ぎてもまだまだ現役で働ける方は大勢いますね。専門知識や専門的な技術などを持った方も大勢いるので、企業も…
経費削減の大号令の下、残業からペーパーレスから果てはトイレットペーパーまで削減しようとしています。オイルショック時代じゃないんだから、と思います(と言うか生まれてないので知らない)。 その成果か何か分かりませんが、今年の上半期の部署内残業時間数は昨年比減少したそうです。上司がにこやかに語ってました。 そりゃ結構。ただ、そのしわよせは日中の仕事の密度や量に確実に反映されています。できるだけ残業しないように所定時間内で仕事終わらせなくてはならないわけですから。 その方法を各々頭抱えて考えた結果なのだと思いますが、それにしても一つだけ「実は」な話を知っています。 階級が上に行けば行くほど、残業時間が…
最近、ニュースでよく聞く106万円の壁と130万円の壁とは?
106万円の壁と130万円の壁とは? 最近、ニュースでよく聞きますね 106万円の壁とか130万円の壁 これ、何の壁なの? ということ…
みなさん何のために仕事をしているのでしょうか、という問いの答えはすごく多くあると思います。 もちろん生活のため、と言ってしまえば大半の人がここで終わってしまうのですが、今回の話はそのもう一つ先の話。ではどういう生活のために仕事をしているのでしょう。 自分が食っていくため、家族を養うため、貯金をするため、何かを買いたいため、趣味に使うお金を稼ぐため、世間体があるから、キャリアのため、誰かの役に立ちたいため、仕事自体が面白い、などなど。その人それぞれの理由があるでしょう。 仕事が面白い(ここには仕事内容以外に職場環境も含まれます)・仕事を通じて人の役に立ちたいという人以外は、その「何のため」という…
ちくしょー腹が立ったもうこんな会社やめてやる、という理由で仕事を辞める人がいるかどうかは知りませんが、まあ何らかの理由で退職届を出して会社をやめる人はいると思います。 多くの会社の就業規則では「退職日〇日前までに退職願(届)を提出するべし」と定められていると思います。これ法的根拠はないのですが、会社としては急に辞められるといろいろ困るのでこういう猶予を設けているところが多いです。 ちなみに法的根拠はないと言っても、即日やめます引継ぎしませんをやると就業規則違反で懲戒処分の対象になることもあり得ますからご注意を。 話がそれました。例えば一か月前に何らかの事情で退職届を出して受理されたとします。と…
ストレスと精神疾患と労務管理 ストレスと精神疾患と労務管理について書いてみます。 今の時代、何かとストレスもたまります。仕事をしていても当然ストレスを感じ…
ある時上司に「この案件は半野良さんに頼む」と言われました。クソ忙しい最中だったので無理ですと言おうとしたのですが、言ってもどうせゴリ押ししてくるだけだろうから代わりにある言葉を言いました。 「ところで、私の今の業務量と進捗状況を知っていますか?私何件持ってて今喫緊で回しているの何件ですか?」 さあどう答えたでしょう。「知らない」です。おいおい、知らないで案件上積みしようとしてんのかよ。 そしてその理由がすごいです。「だって報告しないから」。当たり前です。逐一報告していたら一日の1/4が報告で潰れます。まあ何も報告していないわけではないのですが。 挙句の果ては「みんな忙しいよ」です。そりゃそうだ…
労働時間管理の把握はいろいろな意味で 大切ですね 労働者の労働時間の把握を正確に把握することは、労働者の賃金の計算の際に必要です。休日や時間外労働など、…
職場の不満の最たるものと言えば、これと「人間関係」だと思います。まあ部下と上司の関係も人間関係なのですが。 基本的に、部下は上司の言うことを聞かないし上司も部下の言うことを聞かないと思っていいと思います。もちろん上司はそれなりの権力を持っているので「言うことを聞かせる」立場にあるのですが、やり方を間違えるとパワハラになるご時世、ますます難しくなっているようです。 ではなぜ言うことを聞いてくれないのか。簡単に言うと相手が人だからです。上司は肩書を持った途端催眠術のような妖術を会得して人を操作できるようになるわけではありません。同じ人を動かしていくわけです。 そして人である以上考え方は違います。趣…
テレワークという働き方 コロナ禍以降、急速に普及し始めたテレワーク テレワークはこの先も社会に受け入られもっと活用されるようになるとよいのではないでしょうか…
年次有給休暇について書いてみます 私、労働法の勉強をしていて驚いたことの一つに年次有給休暇があります。 労働法に規定があったのですね。 求人広告などで、「う…
仕事の中でも、やってて疲れる仕事と疲れない仕事があります。もちろん疲れない仕事ばかりやっていたいのですが、そうもいきません。 この違いは何なのだろうとちょっと考えてみました。 ・疲れる仕事「突発的対応」「自分が主催の会議」「対人折衝」「押し付けられた仕事」 ・疲れない仕事「事務作業」「他人が主催の会議」「慣れている対人折衝」「自分から進んでやる仕事」 これらに共通する項目は何か考えてみると「能動性」なのかなと思います。会議は別にして、自分からこれをやろうとかこれを頑張ろうとかいう気持ちになれる仕事はたとえ内容が同じでも気持ちの持ちようが違うのでしょう。 特に「押し付けられた仕事」にすさまじいス…
宅配便などの「不在再配達」「荷物量の増加」「人員不足」で大変だあ、というニュースがたまに流れていると思いますが、そこに来年度から拍車をかけるのが「運送業界の労働時間上限の変更」です。 詳しく語りだすとややこしく、またものすごく長くなるので詳しくは端折ります。23年度試験を受ける人は試験には多分出ない(施行されていない)ので無視してもいいです。 単純に言うと労働時間(拘束時間)の上限が低くなります。そのため一人のドライバーの労働時間が短くなってきます。 労働者にとってはいい話です。ただでさえ激務の業界ですから。ただ荷物の数は変わりません。前述した人手不足も続いています。ですからこの法施行に向けて…
よくドラマなどで目にするシーンだと思います。また会社をクビになるというとこういうイメージを持つ人もいるかもしれません。 社労士の勉強をしていると「いや解雇予告手当が」とか「そもそも客観的に合理的で社会通念上相当な解雇かそれ」とかいろいろ疑問が出てくると思います。 それはそうとして、実際こういうシーンはありえるのでしょうか。結論から言うとありえます。 なぜか。労働者が受け入れてしまうからです。もっとも「上等だこっちからやめてやらあ」と言う人もいれば不承不承受け入れる人もいるでしょうが、受け入れてしまえば「労働契約の解約の合意」ができてしまいます。そこで終わりです。 で、前段で話したように、労基法…
働き方改革が進んでいますが、一部の適用猶予業種において、令和6年4月1日から字眼科医労働の上限規制が適用されます。労働者からみたらよいことですが、それによる会社運営上の問題もないわけではありません。長時間労働の解消などによる労働環境の改善
外国人労働者を雇いたい・・・1 日本で働いてる外国人の方が年々増加しているそうです。企業などもいろいろな国からの外国人を日本に招聘しています。介護等で…
法人は(労働時間によりますが)1人でも雇用すれば社会保険の加入がマストです。個人事業でも(労働時間によりますが)基本5人以上の雇用でマストです。事業を軌道に乗せることに重きをおくとしても社会保険の基礎知識はもつ必要があるでしょう。ある企業の
今回は使用者(事業主)から見たサービス残業の問題です。 多くの企業の就業規則では、残業は使用者が命じることになっており命じていない労働は残業とは認めない(使用者の管理下にあることを否定する)という内容になっています。 ただし残業命令は「有形(文書等)無形(声かけ)の指示」だけではなく「黙示」も含まれます。つまりサービス残業をしていると気づきながら放置していた場合も「認めた」ということになり、使用者の管理下の労働となるわけです。 もちろん黙示は形に残りませんから、何かあった時にしらばっくれることはたやすいことです。ただ何かあった時(過労死・労災等)や労働者側が労基に駆け込んだ際に、何かしらの客観…
これ有名な話なので知っている人が多いかもしれません。モチベーション論の話になると必ずと言っていいほど出てきます。 かいつまんで言うと、 あるところにレンガを積んでいる3人の職人がいました。 最初の職人に何をしているか聞くと「レンガを積んでいます」 次の職人に聞くと「壁を作っています」 最後の職人に聞くと「後世に残る教会を作っています」 同じ「レンガを積む」という作業でも、それぞれ目的意識が違うわけですね。そしてこの3人の中で最もモチベーションがあり、やりがいを持って仕事できるのは誰でしょう、という話です。 社員に会社の社会的役割や経営理念、進むべきビジョンを示し、理解したうえで仕事をしてもらう…
モチベーションマネジメントとは早い話が「社員にいかにしてやる気を出させるかをマネジメントする」ことです。この手の本も労務管理の一端として(と言うかだいたいの労務管理本に書いてある)読んでいます。 そもそもモチベーションが何からきているか、と考えると、多くは報酬です。報酬つっても金や待遇だけではなくて、目標達成とかやりがいとか内心面での報酬もあります。むしろ後者のほうがモチベーションを上げていくためには大切です。 そのモチベーションを保ち続けることができるよう上司やリーダーが仕事内容や職場環境、待遇や対応を考えるというのが「モチベーションマネジメント」です(ものすごく簡単に言っています)。 もち…
人が足りないと言われる現状で、人材を確保していくための1つとして福利厚生の充実も必要かもしれません。自社内で検討するだけでなく、外部サービスを活用することで福利厚生の充実に繋がることもあります。ある会社の事例 私の関与先の会社には、100名
「残業を減らしましょう。日常業務の無駄を省いて効率的に働きましょう」 ごもっともです。効率的に仕事をすることにより個々の生産性があがり、労働時間も短縮できて早く帰れます。結構なことです。 なんですが、以前の記事「半野良の仕事は無駄が多い」でも言ったように当の本人は効率的かつ合理的な仕事をしているつもりなわけです。言うのは簡単ですがやるのはそう簡単ではありません。 ここで一発DX化で業務削減、といけばいいんですがそんな気配も感じられませんし、無理な気がします。 とはいえ仕事を合理化効率化せよと言われたらするしかありません。そして導き出した私の結論は「他人の仕事をしない、教えない」という、組織から…
例によって詳しくは話せませんが、久々の勤務社労士のお話。 トイレで総務の同僚に「半野良さん、こんなことがあって労働局に相談したんだよ」と言われました。というかそれ聞く先間違ってる。労働局じゃなくてハローワーク、と思いつつ話を聞いていると、 「だめって言われてさ。まいったよ」 そこで「ん?」と思いました。ちょっと私の考えている結末と違ったからです。 「具体的に聞かせてもらっていいかな」と私。具体的に聞くと、やはり私の頭の中で「違和感」が膨らみます。 「その答えは変だ。ちょっと時間くれない?」と言ってネットで法令則通達等を確認。やっぱり私の「違和感」は正しかったようで、結論が覆りました。 資料プリ…
サービス残業、という言葉はご存じだと思います。残業申請せずに残業することです。いや残業申請という言葉は適切ではないですね。残業はあくまで使用者の「命令」によってするものですから。 この場合、現在では労働時間管理が厳格になってタイムカード等で証拠を残すことになっていますので、タイムカードを押して仕事をしている状況でしょうか。自主的にこれをやるケースと、(こともあろうに)使用者の指示でやる場合があります。後者は法令違反です。 そして、サービス残業には落とし穴があります。 それは「労働時間の証明ができない」ということです。タイムカードとかけ離れた労働時間の証明はハードルが高いです。そしてそれが何を意…
最近報道を見ていると「給料上げる」「初任給を上げる」と景気のいい話を目にします。 いいなあと思いつつ、「賃上げは3日で慣れる」の言葉通り、それだけで所属意識やモチベーションが上がるかと言えばそうではありません。確かに優秀な人材の確保・流出防止という意味では一定効果はあります(同業他社が安いor同じ給与なら)。ただそれで給料分バリバリ働くぞーとなるかと言えば必ずしもそうではありません。 あと、中小ってそんな余力がないところが多いんですよね。うちも給料大幅アップなんてことにはなりそうにないです。 しかし大手にしろ給与上げる余力があるもんだと思います。いつぞやの政権が言っていた「トリクルダウン」で、…
たまにこんな話になることがあります。とある資格がないとできない仕事が社内にあるので、一部で資格マニアと思われている私に声がかかります。 ただ残念なことに私は資格マニアでもコレクターでもないし、気が向いたときに暇つぶしがてら仕事に関係ない資格を取る、といった会社にとっては「困った存在」ですのでご要望に沿えません。 また下手に資格を取ったりしてしまうと人事異動の荒波にもまれそうでもあります。まあ今の部署にいたいのかと言われたらそんなこともないのですが。 忠誠心の低い私のことはさておいて、社内に目を向けますと私は資格取得推進派です。みんな取れる資格を取っていくべきだし、またそのための補助制度を福利厚…
何か(たぶん厚労省関係の文書だとは思うけど)を読んでいてこの言葉に行き当たったのですが、ちょっとおもしろい仕組みだなと思いました。 通常年次有給休暇は2年を経過すると時効になります。ところがその時効になった年次有給休暇を消滅させず、積み立てることができるという制度です。そして積み立てた有休は通常の年次有給休暇とは別枠で使うことができる、という制度です。 なんだ時効無くしただけじゃん、と思いましたが、これは法定の年次有給休暇ではないので使途を限定できます。例えば子の看護休暇は法定では5日(複数の子の場合10日・有休無休は労使で決定)ですけど、それだけじゃ足りないという場合にこの制度が導入できます…
仕事をしている上でスケジューリングとか進め方とかあると思います。私も私なりに合理的にやっているつもりですが、はたから見ると「無駄な行動」「もっと合理化できる行動」があるらしいです。 やってる本人は近道と思ってやっていても、はたから見ると遠回りしていたり同じところをうろうろしているように見えるのは、まあよくあることです。岡目八目という言葉がありますが、それだと思います。 その逆もそうです。私に言わせればそれは別にしなくていいんじゃないの、ということをルーティンみたいにやっている同僚もいます。ただ私は別にそれがその人なりのやり方なんだろうから、といちいち口出しはしません。 部署内全体の業務の効率化…
残業そのものが嫌な私ですが、昨今の過密スケジュールと業務過多に押し流されるような形で、とうとう持ち帰り残業に発展しています。 もちろん上が業務命令で「持ち帰って仕事終わらせろ」と言っているわけではなく、単に私が以降の業務スケジュールを考えて「とても通常労働時間では終わらない・大残業はしたくない」と判断してのことですから、当然「使用者の指揮命令下」にはなく、何のサラリーも発生しません。 もちろん個人・社内機密情報には触れない部分のみ持ち帰っていますので、そこはコンプライアンスに気を付けているとも言えます。まあだいたい頭に叩き込んで持ち帰っているのですが。ですから通勤カバン紛失したところで痛くもか…
もうこの言葉は定着して、いるのでしょうか。「同一労働同一賃金」、みなさんはどうとらえていますか? これ実は「同じ仕事をしていたら同じ賃金を与えよ」という意味では、必ずしもありません。ただそういう意味合いで使っている人が多いのもまた事実です。ではどういうことなのでしょう。 「同じ労働とは何か」ということになります。これは単に同じ作業という意味ではありません。職務内容や範囲、職務内容の変更があるかどうかなども問われます。それもひっくるめて「同一労働か否か」が問われるわけです。 例えばパートのおばちゃんと一緒に駆け出しの正社員が同じ現場で同じ仕事をすることがよくあります。だったら同じ作業をしているん…
おはようございます。 6歳になっても、全く変わらず寝ていますww 奥さんが同僚に貰ったそうで(^^♪ こんなかわいいどら焼きを、50歳過ぎた夫婦が仲良く食べてます。 羨ましいでしょ? 結構仲良しなんです(#^.^#) おノロケはそのくらいにして。 今回は、会社ってこんなもんなんやろか?? って疑問があって投稿します。(解決せんけどww) 私、一年ほど前に肩の手術をしまして、2か月の療養後、一度仕事に復帰したのですが、痛みが引かず今年の1月末から、再度休業し今に至ってます。 そして、主治医や、担当の理学療法士とも相談して6月1日から復帰する運びとなり、5月12日に、その旨を弊社の管理部(人事部は…
社会人あるあるな話ですが、社労士の勉強をしていると「ちょっと待て」という話でもあります。 疲れてきたので休み取ろうかなと意図的に予定を空けて、年次有給休暇の申請をしようとしたら「ちょっと待て」です。 おお、時季変更権発動か?と言うことは判例レベルの「事業の正常な運営を妨げる」場合に値するんだな?と、内心どんな理由が返ってくるかワクワクしていたのですが… 「この日にお前に頼みたい新案件がある。この日でないとダメなんだ。予定空いてるだろ。頼む」というものでした。 あーあ、これじゃあ時季変更権の発動はできません。どうしても私でないといけない理由もなく(簡単に言うと他の社員もいる=代替性がある=私でな…
最近よく聞く言葉になりました。リスキリングつまり学び直しです。雇用の流動化を目指す政府の方針から出てきた概念ですが、別に新しい話ではなく以前からやっている人はやっていました。 早い話が自分の今の職場または他の職場で役に立つスキルを新しく身に着けていこう、ということです。ある程度キャリア意識のある人はこれをやっています。つまり将来あるべき姿を考え、それに必要な技術を身に着けることです。 これを異業種つまり人材不足が激しい業種への転職を促したいという思惑もあって、最近よく使われる言葉になりました。 では猫も杓子もリスキリングしているかというと、実はそうではなかったりします。前述のようにキャリアを描…
月曜日になると調子が悪くなる人、周りにいませんか?もっとも誰しも休み明けは仕事の気分が乗らないと思います。ただ、それが「たびたび休む」レベルになるとメンタル不調の可能性があります。 そうでなくても仕事でミスが多くなった、笑顔がなくなった、ぼんやりしている、どうも無理をしているといった社員がいた場合、会社として「医者にかかれ」と命令できるものでしょうか。 単純な話をしますと、程度の問題はありますが就業規則に規定があればできますし無くても労働契約法には「労働者への安全配慮義務」がありますので、命令と言う形が取れるかどうかは微妙ですが勧奨することはできます。 できますが、風邪で病院に行けという話とは…