メインカテゴリーを選択しなおす
会社の大法典とも言うべき就業規則ですが、すべて把握している人はほとんどいません。私はもっとみんな読むべきだと思うんですけどね。その会社で仕事していくうえでのルールブックなんですから。 それはさておいて、少なくとも内容を網羅しておくべきである「上」とか「総務」とかがその内容をほとんど把握してないところには閉口せざるを得ません。一体何のための就業規則なんだか。 というのも、先日とあることで「うん?これは就業規則に反しているんじゃないか?」という運用が見つかったからです。まあこの手の発見は今に始まったことではないんですけどね。 ただ今回の発見は給与がらみで、労組でもあれば大問題になることです。 で、…
ある日のこと、私は相変わらず忙しいのでパソコン相手ににらめっこしてましたが、手が空いている人たちが上司席のあたりで雑談してました。内容は聞いちゃいませんそんな余裕ねえし。 そしたら上司が部下に何か言われたらしく「半野良さん、今の発言ってパワハラだよね」と聞いてくるわけです。 聞いてねえよ、と思いつつ「何を言われたんすか」と聞くとちょっとからかうようなことを言われたとのこと。私は笑いもせず「パワハラじゃないです。解説しましょうか?」と言ったら、場が白けたらしくそれで雑談終了。私としてはやれやれです。 部下が上司をからかう程度のどこがパワハラでしょうか。そもそも大前提として「職務上優越的立場を利用…
例年6月ごろに都道府県社労士会の総会が各都道府県単位で行われていると思いますが、今年もご案内が来ました。議案書付きで。 で、一瞥して参加届に「不参加」と書き、委任状に署名してポストにポイ。議案書もゴミ箱へポイ。毎年のことです。 何とやる気のない社労士でしょう。社労士会の構成員でありながらこのていたらく。せめて総会に参加し他の社労士との関係を作って言ってもいいと言うのに、実は一度も参加したことがありません。 なぜか。平日にやるな平日に。仕事があるんじゃこっちは。勤務社労士のこともちったあ考えてくれ。 まあ勤務社労士でもやる気のある人は休み取って参加するでしょうし、会社によってはもしかしたら業務扱…
社労士登録している方全員対象のアンケート調査が来ました。最初は無視しておくつもりでしたが、督促の手紙も来たので答えざるを得なくなり、さきほど入力してみました。 何もしていない社労士がこんなことに答えていいんだろうかと思いつつ入力してました。「勤務社労士でありながら勤務社労士の仕事はなく、担当の仕事で奴隷のようにいいように薄給でこき使われています助けてください」と入力しようかとも思いましたが。 まあ仕事何してるとか年収はとかいう項目だったので、何かの統計に使うのでしょう。社労士全員調査ですから4万人くらい対象がいますので、私一人のデータで何かが変わるとも思えません。 きっと他の人は「開業してます…
上の人が私に労務管理その他労働社会保険諸法令のことを聞きにくることは少ないですが、同僚が私に「こういうことあったんだけど、これって法的にどうなの?」と聞いてくることはよくあります。 これも勤務社労士の仕事なのかな、それともただの詳しい人扱いなのかなと思いつつ答えられる範囲で答えるわけですが、よくあるのが「法的には問題ない」という答えです。 例えば昇給昇進、人事異動に手当など。会社のやり口としてひどいというご相談ですが、そういうものは会社の裁量ですので法的に答えられません。もっともあからさまな報復人事などはパワハラや労働契約法に触れたりすることもあるのですが。 とはいえ、相手はそれを不満に感じ私…
うちの会社の人事評価制度が「死んでいる」ことはたびたびお話をしてきました。つまり制度として機能しておらず、上司の気分として機能しているという状態です。 これは公平感を欠いて、ひいてはモチベーションダウンになりますし社内キャリアが描けない元凶になりますので何とかしたいと思うわけです。思っているだけですけど。 先日そんな話を同僚にして「人事評価動かしたらどうだろう」と言ったら、なかなか面白い返事が返ってきました。 「やだよ。給料減るじゃん」 まあ、人事評価制度っていうとそういうイメージなのかもしれません。それほど給与が上がってない中で評価を入れると「減らされる方向に使われる」と思うのが人情でしょう…
日本一社労士の仕事をしていない勤務社労士である私ですが、それでも時間を見つけては法令改正や通達に目を通したり、買ってきたご本を読んだり、社労士試験のテキスト見てみたり、社労士になると強制的に送られてくる「月刊社労士」を読んだりして、何とか知識を最新のものに保とうと努力しています。 ただ、最近それがうまく回らないというか、疲れからか気持ちが乗らないというか、滞っています。 それに気づいたのは「あ、月刊社労士が2か月分たまってる」と思った時です。だいたい送られてきたその週末には目を通していたのですが、先月分が読めてなかったことに気が付きました。そして今月分が送られてきていたわけです。 そう考えてみ…
「私の案件の先様が労務管理に困っているらしい。半野良、社労士だから相談に乗ってやってくれないか」 これを聞いたときに「ついに来た」と思いました。いい方向の話ではありません。悪い方向の話です。 相談に乗る程度なら無資格者でもできる3号業務ですから別にいいような気もしますが、これ実は企業勤務社労士はしちゃダメなんだそうです。 そもそもうちの会社の本業から外れています。件の同僚が相手の歓心を引きたいのか親切心なのか分かりません。 ただ動機がどうあれ、企業勤務社労士は自分が所属する企業における社労士業務でのみ社労士として名乗り業務を行うことができます。ですので無資格者でもできるはずの対外3号業務が企業…
例によって詳しくは話せませんが、久々の勤務社労士のお話。 トイレで総務の同僚に「半野良さん、こんなことがあって労働局に相談したんだよ」と言われました。というかそれ聞く先間違ってる。労働局じゃなくてハローワーク、と思いつつ話を聞いていると、 「だめって言われてさ。まいったよ」 そこで「ん?」と思いました。ちょっと私の考えている結末と違ったからです。 「具体的に聞かせてもらっていいかな」と私。具体的に聞くと、やはり私の頭の中で「違和感」が膨らみます。 「その答えは変だ。ちょっと時間くれない?」と言ってネットで法令則通達等を確認。やっぱり私の「違和感」は正しかったようで、結論が覆りました。 資料プリ…
私が社労士であったりFPであったりということは社内でも一部の人しか知らないはずなんですが、別に絶対極秘というわけではないので漏れ伝わっていきます。ですから「あいつ年金に詳しいぞ」とか「労務管理も知ってるぞ」とかいう噂は流れるわけです。 ただ「就業規則に詳しいぞ」だけは勘弁してほしいのですが。誰でも見れるんだし。 それはそうとして、たまにいろいろ聞かれるわけですね。仕事中なのに。それでいろいろ答えるわけですね。仕事中なのに。 で、たまに思うことがあります。「相談料取りてえなあ」と。 巷の社労士事務所の料金表を見てますと、自由料金なので千差万別ですがご相談に関しては数千円くらい取るところが多いよう…
私が勤務社労士になった暁には…ってすでに勤務社労士ですが、社労士の仕事や労務管理の仕事をしていないので社内では社労士とは言えないのかもしれません。 それはそれとして、では実際に勤務社労士として労務管理改革をやってくれと言われた時に、個人的に真っ先にやりたいことがあります。 賃金・人事評価制度の大改訂です。 うちの会社、実はここが機能していません。賃金・人事評価ははっきり言って「中心化傾向」で固定されてしまっています。また誰が何の項目をもってどう評価するかがシステム化されていないので「情実人事評価」「ことなかれ評価」になっています。 これが何をもたらすかと言うと、必然「年功序列的賃金カーブ」です…
まあ万単位の年会費を払ったからですが、向こう1年はまた社労士です。年会費に見合ったペイはいまいちありませんけどね。 そういう意味では仕事と同じで惰性で社労士継続している感じもしますが、いちおう登録しておかないと日々の知識のブラッシュアップや勉強をしなくなりそうです。それが発揮される場面もまた限られていますが。 今年度は労務管理に詳しい人が職場からいなくなるので、多少は勤務社労士としての出番が回ってくるかもしれません。もっともこれが「頻繁に」なると「今の仕事減らしてくれ」と叫ぶと思います。 他の勤務登録している社労士はどうしているのかなあ。総務や労務人事ポストにいて才幹ふるっているのでしょうか。…
いつだったか話をした人事面談ですが、結局私も特段の提言も何もせず勤務社労士としての職責(もともとそんなものは存在しないが)を果たすこともなく、言ったことは雑談と「最近胃から血が出ておりまして」程度のことでした。 他の皆さんはいろいろ話していたそうです。その中でやはり口にしたのは「給料上げろ」ということだったそうです。そりゃそうだろうなと思いつつ、私は言いませんでした。 給料上げろと言う言葉には2つの意味があります。一つは「自分に対して」もう一つは「報酬体系に関して」です。もちろんくれるものはもらえればありがたいのですが、以前どこかで話したように「賃上げは3日で慣れる」ので単に給与を上げるのは労…
いちおう企業内勤務社労士な半野良ですが、改めてじゃあ社労士として何の業務になっているのか考えてみました。 まず一号業務(申請書等の作成・手続き)と二号業務(帳簿の作成)は総務部署が行っています。ですから三号業務(相談対応)が私の勤務社労士としての仕事になります。もっとも会社から任された仕事は全く別の仕事であり、社労士業務は私の職務分担表にも書かれていないため三号業務ですら私の「本来業務」ではありません。 まあ社員の皆様から寄せられる一般的な労働社会保険諸法令の疑問に対してお答えをする、というのが今の私の勤務社労士としての仕事だと思っています。 ただし私が社労士であることを知っている人は限られて…
桜が咲いてくると考えるのが「ああ、そろそろ社労士会の年会費の時期だなあ」ということです。 社労士という資格は試験合格し登録するだけでは終わりません。毎年年会費という名の「上納金」を納めないと社労士を名乗ることすら許されません。ということで今年もまた万単位のカネを納めないといけないわけです。 私の場合、上納金に見合ったリターンはありません。開業しているわけでもないから事業収入ありませんし、かといって資格手当は遠く及びません。勤務社労士ですが勤務社労士の仕事しているわけでもなく、時々何か聞かれる程度です。 ただ単に資格を維持するためのお金です。もっともこれくらい払っているから「最新の情報を仕入れて…
職場でたまに誰かが労務管理や就業規則、労働基準法にまつわる話をしているのが聞こえるときがあります。 とは言っても別にたいそうな話ではなく、時間単位年休の上限や取扱い、特別休暇の話などです。まあみんな興味があるのは「賃金」と「休暇」ですので仕方ありません。 その中でたまに「ん?それは法的に違うぞ」とか「就業規則ではこうなってたぞ」と思う内容もあります。つまり「間違った話をしている」わけです。 以前であれば(手元の仕事次第ではありますが)行って「違うよ。法(または就業規則)ではこうだよ」と丁寧に教えて差し上げていたのですが、最近そんな気力も余裕もありません。 もちろんその話の輪の中に私がいれば話は…
「仕事のない勤務社労士」として長年過ごしている半分野良猫な私ですが、先日「指導部」から「新年度から社労士のお前にいろいろ聞くから」と投げかけられました。 と言うのも、「指導部」の方の中には長年の業務経験で労務管理等に明るい人もいて、なので「良くも悪くも」私の出番が少ないわけです。 良くも悪くもと言ったのは「何十年前の知識だそれ」みたいな動きが垣間見えるからなんですが、それはそれとしてその方の任期が今年度いっぱいなんだそうで。 だから「勤務社労士として飼っているんだから、次からはお前に聞くぞ」なんだそうです。 別にどんとこいです。以前も話をしましたが、経験に勝る勉強はないわけですしだいたい教科書…
たまたま とある士業の方と話す機会が最近連日あり、 自分が社労士試験を受けた経緯等を話した そこで言われたのは え!なんでじゃあ資格取ったの? とか そんなふんわり動機でよく1000時間以
私は企業内の社労士として働く勤務社労士です。今日は、勤務社労士としてどんな仕事をしているのか、紹介します。 1.どんな仕事をしているか? 私が入社した15年くらい前は、社会保険や労災保険についての届出書類や請求書を作成することもありましたが、現在は社会保険業務を社労士法人に委託している関係で、そういった業務はなくなりました。 現在の会社に入社できたきっかけは、「社労士資格を持っていたから」というのが大きかったと思いますが、現在は、普通の人事マンとして勤務しています。 2.社労士の資格は生かされているか? 社労士の資格が生かされているかというと、「ちょっと微妙」なところです。社労士会に登録してい…
1.はじめての職場 私のはじめての職場は、普通の一般企業です。私の実家は自営業でした。学校を卒業したら、家業は継がず、地元以外の土地に住みたい。それくらいの気持ちで、全国に支店がある企業に就職しました。 しかし、何年か働いているうちに、その会社でキャリアを積み、歳をとっていくイメージが持てなくなりました。その会社は、休日出勤も結構あり、転勤も多い会社でした。いわゆる大企業で、自分の代わりは、社内にいくらでもいるように感じました。専門性やスキルが身についている実感を持てず、自分の強みも発揮できていないように感じ、退職することにしました。当時、年度の途中で退職する人は、あまりいない時代でしたが、わ…
弁護士は六法全書を常に携帯しているイメージがあるように、社労士は労働法全書を常に携帯しているイメージありませんか? 私もそういうイメージを持っています。実際、私が以前勤務していた社労士事務所の所長先生は、常に労働法全書を持ち歩いてみえました。 でも、私は労働法全書を持ち歩くことはまずありません。今の時代、労働法の内容は、簡単にWEBで検索できるということもありますが、そもそも、労働法の条文を参照することは、それほどありません。(正直なところ、法改正があったときくらいしか参照しません) 1.勤務社労士と就業規則 勤務社労士にとっては、労働法全書よりも、就業規則の方が100倍くらい大事です。今の時…
昨今のコロナ騒ぎの際にメディアに出たので知っている人も多いと思うのですが、雇用調整助成金というものがあります。これはざっくり言うと経営が厳しくなった時に社員をクビにせず休業手当を払って休んでもらったときに、そのいくらかを助成しますよ、というものです。 これのおかげで雇用保険会計が大ピンチになったことでも有名です。 ただ雇用保険関係の助成金はこれだけではありません。たくさん種類があります。その割に今までこちらの方面の勉強をほとんどしたことがなかったので、先日助成金一覧を見るところから勉強を始めました。 めまいがするほど種類があります。ただ社労士としては当然知っておくべきで、勤務社労士であっても「…
いろいろ考えてるうちに あーーーーー わたし働くのが嫌だったのに 開業登録とか 副業とか調べ始めてるよ… 今の仕事は暇で 給料もらえるから絶対辞めたくないし このポジションでこの給料
社労士試験に合格をして数週間経ったあたりから 自分の今後について考えなければ と思うようになった。 "開業登録はなし" として 勤務登録で働くのか?と 考えていたものの、 今とても悩
例によって詳細は申し上げられませんが、先日ふとしたことから「労働法令に照らし合わせてギリギリアウト」な状況を見つけてしまいました。犬も歩けば棒に当たると言いますが、本当にたまたまです。 さて、どうしたものかと思案しています。社労士としては当然法令違反を見逃すことは許されません。即断即決即解決が当然のことでしょう。普段なら「上」に「直訴、直訴にございまする」とお申立てをするのですが、この事態は「上」に言上つかまつると、たぶん「私に対処を求められる」気がします。そして今私にはそんなヒマはありません。 おまけに最近忙しくて気持ちがささくれ立って忠誠心がさらに低下しています。猫で言うとエサちらつかせて…
と言う話をよくしてます。残業もほどほど程度だし仕事調整さえすれば年次有給休暇も取れるし、仕事内容自体は精神的にきつい時もありますが、パワハラも(見る限りでは)無いしセクハラは…その発言はいかがなものかと思う時こそあれ問題になることはないし、まあブラック企業ではありません。 じゃあ対極のホワイト企業かと言うとそうでもありません。グレーまではいかないので「オフホワイト企業」と呼んでいます。 一体何がホワイトとオフホワイトを分けているかと言うと、これは社労士の立場から見てなのですが「就業規則や労務管理、特に運用面においてまだ中途半端」だからです。とはいえ労基の立ち入り検査があった時に勧告食らうレベル…
とはいえ勤務社労士の仕事をしていない勤務社労士な私として、定期的または専門的にやっている社労士業務は存在しません。何か聞かれた時もしくは何か聞こえてきたときに口を挟む程度です。 で、最近そんな社労士業務があるかと言うと、ありません。上に呼ばれて聞かれるのは「よほどのこと」とか「制度改定」の時ですからそうそうあるわけじゃないですし、いろいろ耳に入って来る「気になる論点」や「明確な間違い」がないことはないのですが、無視しています。 なぜか。本来業務が忙しいから。 その気になれば労務管理改善の提言を10や20はできるのですが、それもしません。本来業務が忙しいから。 まったく何のために勤務社労士登録し…
うちの職場には年度の始まりにその年の業務目標を立て、半期に一度その進捗状況を役員の前で質問されるという「人事面談制度」があります。そろそろその中間面接の時期です。 もっとも「貴様このままで目標を達成できるんか?おーん?」と詰問されるとか、中間目標に達していなければ石抱きの拷問に処されるとかそんなことはなく、どちらかというと目標に限らず上の方といろいろ話ができるという機会でもあります。 で、半野良の今年の業務目標ですが、本心では「厄介ごとが起きませんように」というほぼ初詣の願掛けに近い内容なのですがそれを達成する方法を聞かれると困る(外的要因だから)ですので、当たり障りのない内容にしています。 …
社労士会に所属していますと、折に触れいろいろな研修の案内がやってきます。最近はコロナ禍もあり集合研修は少なくなってきた(それでもやる時はやる)ので、多くはオンライン研修となってきています。 それはそれでいいのですが、いつでも好きな時に動画視聴してくださいという形式ではなく、ZOOMか何かを使った「生中継」でやるわけです。それもべつにいいです。いいんですが、問題はそれを「平日にやる」わけですね。 勤務社労士である私は平日は仕事をしていますし、勤務社労士と言っても社労士業務や労務管理業務をしているわけではないですからはっきりと言ってしまうと「研修受講のためには年次有給休暇を取らないといけない」わけ…
社会保険労務士試験、こんな人は受験するな!1日12時間勉強できる?
あなたは社会保険労務士の試験に合格したいと思っている。でも社労士試験はやめとけ。この記事では社労士受験をおすすめしない理由と受験しても良い人について書いた。要するにあなたに社労士の適性があるかどうかがわかる。
勤務登録の社労士でありながら勤務社労士の仕事をしておらず、聞かれるか目に余るかした時にのみ口を開く「おそらく日本で一番仕事をしていない勤務社労士」な私です。 で、この「目に余る」というのも常に自社の労務環境を注視して助言しているわけではなく、そもそも自分の仕事がいつも忙しいものですからたまたま目や耳に入った時だけなわけです。 とはいえせわしなく仕事してても仕事場が静かな日などは「ふと耳に」入る時もあります。離れたところで上の方々がとある労務管理の取り扱いについてあーでもないこーでもないみたいな話をしていると、嫌でも耳に入るわけです。 で、そんな時に「どしたどした?」と首を突っ込むほど自信家でも…
半野良のハンドルネームの由来は「勤務社労士でありながら労務管理等の仕事をしていない、何かあった時だけ呼ばれる半分野良猫のような社労士」だからなんですが、新年度の人事異動の結果、異動がなく今年も半分野良猫状態が継続することになりました。 まあ社労士以外に目立った総務系の知識などがあるわけでもなく、私自身も望んでいるわけでもなく、今やっている仕事がある程度の専門性が求められているのでおいそれ異動させられないとか(人事が硬直している)いろいろ事情はあるのかもしれませんが、実際「上」が何を考えているのかよく分かりません。 私自身労務知識を売り込みに行くわけでもなく呼ばれたら返事をするくらいのモチベーシ…