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新人さんが来てしばらくはビジネスマナー研修とかに行かされていたみたいですが、いよいよ本格配置になって引継ぎが始まりました。 上司同席のもと事業・仕事分担内容の説明をして後日実際に仕事をしてもらいます。このあたりは山本五十六の「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 何とやら」で行こうと思っています。 幸いにも興味を持って説明を聞いてくれたので良かったのですが、一通り説明した後に「わからないこと、少しでも疑問に思うことがあったら上司に聞いてね」と言いました。 そしたら上司が「半野良さんが詳しいから半野良さんにまず聞いてね」と一言。 私もイヤミ皮肉の類でわざと上司に振ったのですが、…
どんなに忙しくても、また私のように半径50cm以外のことに興味がなくても目立つ行動は周囲に見られています。 例えばどういうことかというと、日ごろから忙しい忙しいと言って人に仕事を振ってくる人が、予定が空いた瞬間に社用車取って「先方に書類を取りに行ってくる」と言って消えるわけです。 その先様、車でも片道30分はかかるんですけど。それほど急ぐ書類なんだろうか。コスパで考えるとガソリン代・人件費もバカにはなりません。先方に言って速達書留で送ってもらった方がよほど安くつきます。 それとも何だろうか。やらかしたんだろうか。 そして戻ってきて忙しい忙しいこれお願い。いやあなたのさっきの無駄行為がなければそ…
ある案件を進めているときに、ふと「あれ、これこうしたらいいんじゃねえの」と思いつくことがあります。 で、関係各所に確認をして首尾よくうまくいったとします。いちおう上司に「この件、こうしたらこうなってうまくいきました」と報告します。で、その経験談を周囲とも共有します。 普通、じゃあ自分の持っている案件にも応用できるかも、とか、これもうまくいくかも、と動き始めると思うのです。 ところがそうはならない。 「代わりにやって」 「それができる案件をみんなの手持ちから探して」 …なぜ私の仕事が増えるのでしょうか。知識や体験談は共有しました。そこから先はみんなそれぞれの仕事じゃないんですか、と。私がやらない…
ゆで蛙というのは、カエルをいきなり熱湯に入れると驚いて飛び出しますが、水に入れておいて少しずつ温度を上げていくとカエルは逃げ出さず、ゆであがるまで気が付かないというものです。 何だか最近の私みたいです。 と言うのも、仕事の量や質が少しずつ増やされているような気がしています。私の分担はここまで、と決まっていたはずなんですが、少しずつ「これもやって」とか「これお願い」とか「この折衝やっといて」とか…あれ、それ私の仕事だっけかみたいなことが少しずつ… 冒頭のゆで蛙のように少しずつ少しずつ温度を上げられている気がします。 もちろんいきなり火力MAXみたいなことも時々あって、悲鳴を上げたくなるような状況…
ある案件があったとします。私が1年間担当し、その後引き継いで別の人が半年担当、そこでまた引継ぎが生じました。 さて問題。誰が引継ぎをするべきでしょうか。 なぜか私がするハメになっています。いやその仕事すでに引き継いだって。私今回してないって。最新の情報知らないって。何で私が引継ぎすんの? 上司曰く「半野良さんのほうが先様のことよく知っているし、事情も分かるでしょ」だってさ。 じゃ半年やった同僚は先様のことよく知らず半年何してたんですかね。せめて引継ぎできるくらいは知っているのが本当でしょうが、と。 一体何がどうなっているのか分かりません。私が半年前にやった引継ぎは一体何だったのでしょうか。そし…
退職者が出たので兼務復活、多忙になったとさんざん書いてきましたが、ここにきてまた退職者が出ました。 まあ今度はパートさんがやめるということだったのであるあるなことで、また募集かけるんだろうなと思ってたら…何と求人募集かけずにその仕事が私に回ってきました。 上司曰く「今年度中お願い」とのことです。 いや私今現在2人分の仕事してるんですよ。いくらパートの仕事とはいえ確実に増えるじゃないですか。私を何だと思っているんですかとっとと雇えこの野郎、と言っても金がないそうです。大丈夫か?その金どこに行ってんだ? まあやろうと思えばできないことはないですが、犠牲になるのは私の心身なわけです。その分給料上げて…
仕事の面においてもそうでない場面においてもそうですが、これをする人がいます。まあ社会というものはそんなものなのでしょう。良かれあしかれ協力・協働・お願いなど人と人との関係を見ると人は人に頼ったり頼られたりするものです。 ただ、あからさまにそれが見えて透ける場合には嫌になります。先様とか関係先とかと話をしていて「ああ、この人はこういう意図を押し通すために私をこう使おうとしているのか」ということが読めた瞬間、何と言うのでしょう、冷めてしまいます。 もちろんそれが職務だとしても、です。それが社会と言うものだとしても、です。何かこう釈然としないものがあります。 とはいえ私はそういうことを一切しないのか…
職場を俯瞰していて思うことですが、どうも業務指示が多いほうに入ります。 これがミスの指摘ならそれは私のせいですから仕方ありません。ただ「この案件を頼む」とか「この人のヘルプを頼む」とか「これわかんないけどどういうこと」とか「これやっといて」とか、そういう「別に誰でもいいじゃん」的な指示が私に来ることが多い気がします。 気がしているだけでしょうか。まあ普段他人のことにかまってられないので誰が何の話しているか気にもしていないのですが、それにしても私に降りかかってくる率が高いような。 パワハラか何かでしょうか。それともヒマと思われているのか。ロッカーが壊れたから何とかしてとかいう話まで持ってこられる…
日々いろいろな案件を押し付けられてそれの対処に苦戦しているわけですが、その進め方というのは人それぞれです。マニュアルがあるわけではありません。個々人がこうしたらうまくいくだろうと経験と知識で臨んでいます。 困ったら誰かに相談したり上に相談して指示を仰いだりするわけですが、毎度相談しても適当な返事しかしない監督職が、人の知らないところで先方の上と話をして勝手に話まとめて「こう進めてね」と言ってきました。 いや担当同士の話ではそれは難しいからどうしよう、どう進めていこうと考えている案件なんですが。よく現場の実情や案件の進捗を知らない者同士で話をして(と言うか先方の上の要望丸のみで)方針決めて「こう…
過密な外回りを終えて帰社して、さあて次の予定まで事務仕事だかったるいなと思っていたその時、同僚から「半野良さん急いで!〇〇さん(先様)ところへ行くから」と声をかけられました。 何だかトラブルっぽい出だしですが、トラブルではありません。単に詰めの話をするために行くらしいです。だから私についてきてくれ、とまあそあいうわけですが…おかしいな。その案件は半年以上前に引き継いだはずなんだけどな。 おまけにもう一人担当が付いているはずです。その人に主に引き継いでいるのでそちらを連れて行ったら?と言ったら「別件で出かけてる」。ははあ、だから私を呼んでいるのか。 って、ちゃんと打ち合わせして訪問時間決めとけよ…
急な退職者が出て、その仕事を私に投げられています。兼務復活ですが「何で私なんだろう」という疑問はずっとありました。 他にも社員はいます。そもそも何の都合か知りませんが狂乱人事の中で私は今年度一業務専任になり、その分業務量を増やされています。その量を減らさず兼務命令。労災認定基準のストレス評価に当てはめたら強度はどれくらいでしょう。 その他にも一業務専任はいくらでもいます。なのになぜ私なのだろう、と。もっとも兼務業務の基礎知識があることと、経験があるからリリーフとしては使いやすいとは思います。ただ長期間兼務ではなく新年度になると人を雇うから、と明言されていますのでやはりリリーフです。 だったら他…
仕事関係もそうですが、仕事に直接関係なくてもいろいろ知識を持っていれば役に立つかな、やりやすくなるかなと思う人もいると思います。 ただ私の経験では、どうもそう簡単な話ではないみたいです。 もちろん仕事の理解は進みます。自分のためにはなります。また仕事に関係ない知識でも人生の糧にはなります。 ただしそれが外部に漏れた場合、つまり「あいつはいろいろ詳しい」ということが広まると、高確率でろくなことになりません。 もちろんいろいろ聞かれたことに対して的確に答えたり、知識があると言うことで信頼はされるでしょう。「これはあいつに聞けば知っている」というのは大きいです。 でも、まあ特に仕事に関して何ですが、…
ある日上司に「この案件の面談と説明、半野良さん詳しいから同席してくれない?」と言われました。面倒くさいことこの上ないなと思いつつ承諾。私にも仕事があるのにとぶつぶつ言いながら。 すると数日後、スケジュール一覧見てたらその先様との面談の日時に上司は別の予定入れているわけです。何じゃこりゃと思って聞きに行ったら「ごめん、予定が入った。一人で対応よろしく」 …いや、予定入れるなよ。私が「おなかいたーい」つって休んだらどうすんのさ。と言うかその周囲のスケジュール空いてるじゃん。何とか調整できないのかよ。 もう最初から私に投げる気マンマンで確信犯的に予定組んでいるとしか思えません。そんなに予定が重複する…
しごく当たり前のことを言っているように見えて、これがあっさりできるかどうかは仕事のやりやすさに関わってきます。ひいては職場全体の仕事の効率にもかかわってくるとも言えます。 仕事を頼まれたら自分で何とかしよう、という気持ちは素晴らしいのですが、できないことやするのに時間がかかることを一人で抱え込んで悪戦苦闘しているその時間は、パフォーマンスが良いとは言えません。 ならできる人知っている人にとっとと投げたほうが、早く進みます。 もっともただ投げるだけだと「何だあいつは」という話になりますから、できる人にお願いして横から仕事を学ぶ、というスタンスが一番いいでしょう。それは自分の糧になります。 一番や…
ある「分刻みで予定が入っている地獄のような一週間」のこと。上司から突然「半野良さん、今週中にこれやっといて」と仕事(雑用)を投げられました。 私の返事は「無理です。予定一杯です。時間が取れません。残業ください」というものでした。だって物理的に無理なんだもん。 そうしたら案の定「削れる予定はないのか」「もっと効率よく仕事をしたらどうか」とのお言葉。どうしてもその仕事を私にやらせたいようです。内容は誰でもできることですし、私のスケジュールはソフトで見ればわかるはずです。 何でそんな要件で私がいちいち先様に電話してスケジュールの組みなおしをしなきゃならないのか。と言うか締め切りがタイトすぎる。今に始…
仕事をしていて、同じ部署内で「私だけができること」がいくつか存在します。だからいろいろ聞かれるわけですが、聞かれ聞かれて他にも「できる人」が育っているかと言うと、そうでもないです。 その場だけで終わってしまっているんですよね。興味を持って本の一冊でも買って読めばいいのに、と思いますが。 かねがね「人材の能力の底上げと平準化」をうたって指揮指導している上司連ですけれど、その点は無視です。反対に私の苦手とする分野に関しては「勉強して身につけろ」と言われています。研修までブッ込まれています。 それ、みんなに言ってくれませんかね。そうすれば私に聞きにくることも連れていかれることも投げられることもないで…
ある先様のところから戻って15分でまた次に行かないといけない、というタイトな予定がありました。15分だからどこかでタバコ吸ってサボっててもいいかななんて思いましたが、あとでネチネチ言われるのも嫌なのでいったん帰社予定にしました。 まあいいや資料に目通す時間とかできた、と思ってたら、そのたった15分に同僚に「先様との面談に同席して説明してあげて」という予定がぶちこまれ…たった15分で何が答えられるのかと。 もう少し予定をすり合わせるとか、余裕を作るとかして時間確保してくれないと超中途半端な説明しかできないと言ったら「そこしか時間がない。だから頼む」だって。 案の定挨拶もそこそこに先様の資料に目を…
もう完全にこの状態です。そして上司を含め全員がそれを希望し、上司に至ってはそれを私のポジションとしようとしています。いや、しています。 こんな問い合わせがあっているけど答えられる人いる?ということがあったとしましょう。当然担当がいます。だけどその担当は歴が浅いから、半野良さん答えてあげて、というのがいい例です。これだと担当さんいつまでたっても育たないんですが。 この仕事大変だから手伝って。半野良さんやったことあるよね?ということがあったとしましょう。上司命令で私に来るわけです。確かにやったことはありますが、今の私の担当職務ではありません。それに他に人はいます。 こんなことが常日頃のように起こっ…
今日も今日とてあたふたお仕事ですが、仕事の中身が何か変です。 朝一番から夕方までびっちり予定が詰まっていたんですが、よくよく考えると自分の担当案件の仕事は一つもなし。全部他の同僚や上司の仕事ばかりです。 「〇〇さんがこの日休むから代わりにやって」とか「どうしても外せない予定があるから代わりにお願い」が集中した結果、自分の仕事でもないことで一日のスケジュールが埋まるという素晴らしい始末。 だからどうして私なんだよと思いつつ、これ今日やらないといけないことかと思いつつ、予定の変更とかできないのかと思いつつ、まあぶつぶつ言いながら一日仕事を終わらせました。 あれ、ひょっとして私こんなことがなければ一…
ある日上司に「この案件のここってどう思う?」と聞かれました。 そのポイントは私の前担当業務の話で、ここ最近の狂乱職務配置により外されています。おそらく前任の経験と知識があるからそこを聞かれたのだと思います。 ただ現在の私の業務ではありません。現任がいます。その私が口を挟むのは少し違うと思い「私もう担当じゃないので、現任もしくはあなたが判断していいと思います」と返しました。だって私の今の仕事じゃないし、下手に判断して私のせいにされるのも(逆に功績にされるのも)違うと思ったからです。 そしたら「担当かそうでないかで変な線引きするな」と言われました。 そりゃそうだ。経験と知識があるから問われるわけで…
春からの狂乱人事で私の担当職務もめまぐるしく変わり、最近になってようやく落ち着くところへ落ち着いてきたのですが、困ったことにすでに担当から離れた職務についてわざわざ私を指名して聞いてくる先様がいます。 担当替わりました新担当よろしくお願いしますと言っても「いや半野良さんの方がいろいろ知っているし話通りやすいから」っていつまでたっても私が引きずらなくちゃいけないじゃん。 で、先日もまたそんな電話。これ引き継げないと怒られそうだなほらほら上司が見てる新担当も見てる、見られてるようと思いながら話をして切電。 こういう時は上司を使おう、と思って「〇〇さんが私に〇〇を聞いてくるんです。私の担当じゃないで…
8月6日、今日は広島の「原爆の日」です。 朝のニュースで「平和式典」の様子も流れていました。 子どもたちは、この日は大抵「登校日」で、学校の体育館で原爆や戦争に関する映像を見させられます。見たくもないけど、見させられるので嫌な思い出が残っているようです。 もともと私は広島出身ではないので、小学生時代もこのような思い出はありません。 今日は、仕事は本来なら休みでした。 休みでしたが、朝7時半頃LINE通話が入って 「今日、悪いけど出てくれない?Dさんが休んでる」 Dさんはフィリピン国籍の人です。めったに休むことがないので、リーダーも仕事が進まないので困っていました。 その時間、ちょっと前なら休み…
これを使う人がいます。先様から電話がかかってきて、忙しいのかうっとおしいのか分かりませんが「今いないって言っといて」。 まあ一度二度ならまだ簡単なんですが、先様が焦っているのか何か問題が発生しているのかすると「まだ戻らないのか」「電話をくれと頼んでいるのにまだかかってこない」「携帯で呼び出せ」とヒートアップしてくるわけです。 先様と居留守の板挟みというやつですね。それでもなお「出てるからいないつっといて」って、こちらも少しは罪悪感がありますからウソでも外回り行ってくりゃいいのにと思います。 さらに困るのが電話一発目の対応です。「あ、〇〇ですね。いますので少々お待ちください」からの居留守だと「い…
ありとあらゆる方法を駆使してこれが行われています。面倒な仕事は誰かに投げて、一見面倒そうだけど面倒ではない仕事は自分が取る。あからさまな時もあればもっともらしい理屈をつける時もある。タチが悪いです。 私は「全てが面倒」なので人に面倒な仕事を投げる時はおそらくすべての案件をブン投げて、早退して家で寝ると思います。なので個々の案件に関して人にぶん投げたりしません。 むしろ手放さないほうです。どんなに面倒で、どんなにややこしくて、どんなにクレーマーで、どんなに困難でも人に投げることはしません。なぜか。恨まれるだけだから。 だけど周囲を見ていると早々にギブアップして人に投げたりしている例も散見されます…
先日同僚が苦戦している先様の対策会議になぜか私も呼ばれました。 なぜ私が呼ばれるのか不思議で仕方なかったのですが、まあどうせ何かの技術的専門的アドバイスでも求められるんだろう、オブザーバーみたいな立場でいいや事前に何も伝えられていないんだし、と何も考えず参加しました。 で、議題はやはり「この先様何とかならんかね、どうしたもんかね」という話なのですが、オブザーバー気分の私は聞くだけです。まあ何か聞かれたら答えようということでだんまり決め込んで、他の人からはいろいろ意見が出て、佳境に入ったころに… 「じゃあ半野良さんをつけるから二人対応で」 は!?ちょっと待て。そんな話聞いてないしそんな流れでもな…
うちの会社はいくつか部署があるのですが、同じ部署の人間だけではなく他部署からもはるばる私のところへ難題持ってきたり何か聞きにきたりすることがたまにあります。その部署で完結させろよ人員もいるだろう、と思うのですが。 で、だいたい傾向を見ていると「人事異動組」が多いです。つまり半野良が何に詳しいか知っている連中です。一度も同じ部署になったことのない人はだいたい私が何に詳しいかよく知らないので、聞くということはありません。 中には異動組から「それ半野良さんが詳しい」とか聞いた人がやってくることもあります。もっとも畑が違うのでこちらもアドバイスに限界があるのですが。 ちなみに私も他の部署に聞きに行った…
と、言うことをやらされ続けている日々が続きます。本当に、職務分担って何なんだろう。 業務分担の見直しで新担当に引き継いだはずなのにいまだに私に話を持ってくる、新しい仕事で、前任には話をしなかったのに私になった瞬間に要望を上げてくる、前々からたまたま私が詳しいと言うだけの理由で聞きにくる。 果ては上司から「半野良さんこれやっといて」と、その上司の職掌の仕事をブン投げられる。しかも私その件についてはやったことも見たこともないし知識もないのに。 たまには「うるせえだまれ。俺の仕事じゃねえよ」と一刀両断したほうがいいのですかね。 よく職場に「私は分かりません。私の仕事じゃないですし」と言う人がいますが…
ある時の上司の言葉です。「私こっちの仕事に重点を置かないといけないから、こっちの仕事に重きを置けないんだよね。あれもこれもあるし」。 どうやら仕事の割り振りや分担を考えているときに出た言葉らしいですが、そうやって決められるのってうらやましい限りです。 私が同じこと言ってみたとしましょうか。帰ってくる言葉は「そうか。でもがんばれ」程度でしょう。今まで幾度も同じ言葉を言ってきたのに何一つ変わらないわけですから、ルールを作られる側は弱いです。 まあ仕事の分担の決定は上司の仕事です。ですけど、上の例を見て何か気づくことがありませんかね。まず自分の仕事分担を決めているわけです。そこから監督職へ下ろし、監…
新年度からこっち仕事の分担が頻繁に変わりました。仕事の分担が変わると言うことは、前任者から引き継いだ仕事を後任者が始めて、仕事の担当が移り変わることだと思います。 私も職務分担表の上では担当する業務が大幅に変わっています。変わっていますし、それは全社に告知されています。すなわち全社員が「誰がどの業務か」を把握できる状態にある、ということです。 なのになぜ私に聞いてくる?私に話を持ってくる?そしてなぜ私に前の仕事をさせたがる? 不思議で仕方ありません。私は引き継いだはずです。新任者の質問はまあ仕方ないでしょう。引き継ぎましたよーいどんで何もかも知識や経験を伝授できるわけではありませんから。 ただ…
何が原因なのかよく分かりませんが、仕事上でいろんなことに巻き込まれてしまいます。 私の担当ではない案件、私の担当ではない仕事、私の部署のやることではないこと、その他もろもろ。職掌も職務分担も何もあったものではありません。もちろん私の持っている案件でも「それ私のやること?」みたいなことがよく起こります。 何なのでしょう。何か日ごろの行いでも悪いのでしょうか。思い当たることはないんですけどねえ。 いずれにせよこんな有様ですから自分の仕事にかける時間がかなりタイトになってきています。そして常々思うのが「なぜ私なのか」ということです。他にも社員いるじゃん、と。 基本的に自分の仕事を淡々とこなして定時で…
ある日上司に呼ばれて「会議に使うから、この案件の調査報告書作っといて」と言われました。 当然こちらとしては自分のスケジュールとの兼ね合いがありますから「いつまでに」と締め切りを聞くわけですが、何度聞いても「早く」です。「早く作ってくれないと会議の日程が立てられない」って。 「早く」っていつまでよ。人によって尺度は違うぞ。2秒か?3秒か? こんな禅問答みたいな返事されて困り果てた私は、とりあえずスケジュールを整理して速攻作り上げて次の日の昼前には提出しました。残業は嫌いなのでやっていません。勤務時間中は数字データを拾い集めて先様・関係先に確認連絡をとって、帰宅してネット見ながらあらあらのイメージ…
最近いろいろ忙殺されていますので余裕がだんだんなくなってきています。なので「これやって」と言われても「忙しいので今無理」と素直に返事することが多くなってきました。 そうすると、内部クレームに発展するようです。上司に呼び出され、協力的でないだの何だの。いや私はその時忙しかったんですと言うと「そんなものは優先順位が低い」と言われるわけです。 それはあなたたちの優先順位なのであって、私の優先順位ではありません。私は私の業務を抱えています。それとも私の業務はありとあらゆるすべての業務に比して優先順位が低いのでしょうか。 かといって言われるがまま人の仕事を請け負っていると自分の仕事がおろそかになり、対外…
なかなか哲学的なタイトルですが、そんな上等な話ではありません。 ある日の外回り中のこと。外回り先に出るときは「灰皿が用意されている合法的喫煙場所」を何か所も確保しているのですが、そのうちの一つでタバコ吸ってたら着信。上司からで「今何している?早く帰ってきて」とのお言葉。 何かあったんすかと聞いてもいつも通り「いいから早く」と言うので早く帰ると、上司から「飛び込みのお客様の対応を新人一人がしている、サポートとして一緒に入ってもらいたい」とのことでした。 それは仕方ない。もう入社何か月になるとはいえ新人さんです。聞かれて分からないこともあるでしょう。サポートに入りましょう。 ところで、私がいないあ…
コロナ禍が明けて株高も進んで景気が良くなっているという報道もありますが、私の半径30kmではそんな話ちーとも聞きません。どこの異世界の話でしょうか。 それはさておき、昨今後継者不足で廃業している会社が多くなっていると聞いています。後を継いでくれる人がいないというのはつらいですね。 私の部署にも「私にしかできない仕事」がいくつかあります。時々しかないし面倒くさいし専門知識もいるけど、重要な仕事です。こういう仕事を会得していれば社内では重宝されるでしょう。 ただ私は別にそんなもの独占したい気持ちはありません。みんなができるようにしていわけです。もともと私もすでに退職された先達から受け継ぎ、自分で研…
ある案件で同僚が主担当で進めていますが、私がその一部分(専門性の必要なところ)を進めた件がありました。これはまったく黒子として進めたので私はあまり先様と面と向かって話をしたわけではないのですが、ある時同僚から次の面談に同行してくれと言われました。 もともとその面談で何を話すか、何のための面談かは私はよく聞かされていませんでした。まあ私は私に関わりのある部分だけ聞かれて答えるだけだろう、と思って同僚にすべて任せていたわけです。 すると面談が始まってすぐ同僚の携帯に着信。ちょっと失礼と退室する同僚。面談中なのにそれもどうかと思いますが、これがなかなか帰ってこない。ゆっくり30分帰ってきません。 お…
今現在何件も進行中案件を持っていて自分のことで精いっぱいな私ですが、同僚に案件のことを聞かれたり、それだけならまだしも引っ張り出されることが多くなってきました。同じ部署だけならまだしも、他部署からもちらほら話が来ています。 自分の部署のことでさえ「監督職の仕事だろ」と思うのですが、他部署からそれぞれの部門の長の頭越しに直接飛び込んでくるのは勘弁してほしいです。と言うか組織としてのルートくらいは守ってほしいです(だけど上司も見て見ぬふりしてやがる)。 私以外にも人いるのに何で私?ということも多いです。書棚に大変分かりやすく分厚い本があるからそれ見たらわかるよということも私に聞いてきます。何のため…
別に誰がやってもいいことを、どうして私にやらせようとするのでしょう。 もちろん発案者が私なら仕方ありません。言い出しっぺですから私がやるのが順当です。そうでなく、そちらが先に思いついてこれやったらどうか、ということを、どうしても私がやらなければならないのなら話は別として、別に私に振る必要はないと思います。 ややこしいことで自分に時間がなく、手伝ってくれならまだ理解もできます。私も暇ではないですけど、手伝ってと言われて断ったことはほぼありません。でもそのレベルですらなく、電話一本とかのレベルです。 それ、私がやる必要がある? もちろんその程度のことですから造作もないことです。ほんの数分で終わりま…
仕事だ研修だ何だといろいろ忙しい日々を送っていますが、ここにまた上司命令でとあるオンライン研修をぶちこまれました。オンラインなだけマシなのかもしれませんが、最近費用が掛からないせいかやけにいろんな研修がオンラインになっている気がします。 それはさておいて、私以外にも受講者がいる研修です。当然会議室を押さえてプロジェクター用意してパソコンとつないでオンライン接続確認して椅子用意して…って何で私がやらないといけないのか。 理由は簡単です。開始10分前になっても誰も準備しないから。普通に仕事してましたみんな。開始15分前からオンライン接続できるって案内に書いてあるわけですから、普通みんなでわいわい準…
仕事を頼まれた時、私は当然報連相をするべきだと思っています。相談はケースバイケースですが、進捗の報告と完了の報告、これはしておかないと頼んだ側としても困ると思うからです。 ですので進捗報告は定期的に、完了報告は必ずします。したいわけです。ところがこれを「いちいち言いにくるな」オーラ全開であしらう人がいます。完了報告ですら「あっそう」レベル。 私の立場が「頼んだほう」としたら、頼んだ手前うまくいっているか、途中でつまずいていないか、困ってたら相談に乗りますし、完了の報告を受けたらその事実を把握でき、また感謝の言葉の一つもかけられるので仕事がうまく回ると思うんですが。 これは何なんだろうと思ってま…
ある忙しい日のこと、上司に呼ばれました。 「この案件、〇〇(同僚)がやってることなんだけど少しも動きが無いから半野良さんこれやってくれないか」と。 いや、ちょっと言っている意味が分かりません。案件を進めたいのは分かります。前に動かさないといけないのも分かります。ただ、その同僚が少しでも案件を前に進めるための相談や話し合いや指示や指導はしたんですか? 結論としては、ほぼしてません。単に見ていて進まないから半野良やれ、となっているわけです。それは上司の指導という意味でも人材教育という意味でも指揮命令という意味でもおかしいのではないですか。 簡単に「進まないから他の人に振る」をする前にやることがある…
密室と言っても物理的に密室で謀議を重ねることもあれば、人の不在中に勝手に話を決めることも含まれます。 別に何から何までオープンにしろと言うわけではありません。ある程度話が進むまで部下には漏らしたくないこともあるでしょう。それは分かります。 ただ私のいないところで私の仕事のやり方を決められて職務指示として下ろしてきたり、私の仕事を私の話も聞かずに増やしたりいじくり回すのはやめてほしいです。少なくとも事前に打診しろよ、と。 これ別に隠してこそこそやらなくてもいいことのはずなんです。私はぶつくさは言うけれどよほど腹に据えかねること以外は最後は受けるんですから。ある程度話を聞いて、双方納得の上で業務指…
二人体制(同僚が主で私が副、もしくは付き添い)で先様と面談しているときによく起こりがちなのですが、同僚が「その件に関しては半野良が知識がありますのでおまかせください」と言ったりします。 実はこれが大迷惑なわけです。そう言われると先様の立場としてはどう思いますか?知識があるほうに今後話を聞こうとするでしょう。実際そうなっています。 これが何を意味するかというと、形式上は主担当は同僚なのですが実戦部隊が私ということになるわけです。すると私の仕事が増えます。 私に知識があるのだとしても同僚→私→同僚→先様という手順を踏むのが妥当です。内部での話なわけですから。それが同僚・私←先様という、私が矢面に立…
同僚からの「半野良さんちょっと聞いていいですか」から発展したお話です。ある案件で内容がこう、条件がこう、そして先方の課題がこうという話を聞いて、何か対策がないか聞かれたわけです。 うーん、たぶん自信を持って提案できる有効即効な手立てがないなあというのが第一感でした。この間に私の脳内ではそれなりにさび付いたCPUがフル稼働していますが、うんこれはこの手が使えるとか、これがこうならこうできるのにという手が出てきません。 まあそれを説明するわけです。考えてみたけどちょっと現時点では難しいかもね、と。もちろん同僚もそう思ったから私のところへ来ているのでしょう。それはわかります。 そして次に出る言葉が「…
相も変わらず同僚から「分からーん、お願い、やってー」と言われた仕事の話です。なかなかに厄介な案件だったので専門知識以外にも相当の下準備と根回しが必要で、これ私どれだけ時間取られるの、と思った案件でした。 前もって必要になるポイントの整理、関係機関・先様への根回しを相当周到に行い、時間をかけて(もともと時間がかかると先様には伝えてある)入念に準備をした結果、何とか上手くいったようです。 人件費に換算するといくらくらいでしょうか。いや、それ以前にその時間で私の案件をいくつ処理できたか。まあそんなことを考えても益体がないので考えずにおきますが。 で、報酬は何かというと「ありがとう」の言葉と小さいチョ…
仕事におけるいろいろな判断を自分でせず他人に投げてくる人がいると言う話は以前しましたが、なぜそうなのかという理由が最近分かってきました。 いろんな話を総合すると「不安」なんだそうです。自分の下す判断が正しいかどうか、誤っていないか、間違っていないか、そう考えると自分で判断せずに人に判断してもらうほうがいいのだそうです。 いやあ、よほどの自信家でない限り自分の判断に絶対の自信は持てないと思うんですけどねえ。ルーチンワークならまだしも、場面場面で一定の判断を迫られる仕事において「不安」は誰でも感じると思うのです。 と言うか私だって不安だらけですよ。考えると胃が痛いです。 しかし、周囲には同僚もいれ…
二人組で担当している案件がありまして、私は副担当(と言うかブレーン)としてついて仕事をしているケースがあります。 ある日それがプチ炎上いたしまして、主担当は慌てているわけです。何か対応をしなければとのことで私のところにも意見を聞きに来て、また上司にもアドバイスを求めていました。 私は「ああ、また面倒ごとか」という程度の感覚でした。まあ現実的にこれをこうしてこうするより道はなかろうな、もっとも主担当があちこちアドバイス求めているから何かいい知恵もあるのだろう。私は副担当だから任せておこうかといった程度だったわけです。 で、ある程度対策がまとまって、主担当から意見聞かれて「それでいこうか」という話…
「半野良君、この仕事やってくれないか」 「いやです」 これ仕事場で言ってみたい言葉の一つです。ですが子供のお遊戯ではないのですから到底言えるわけもありません。かといって腹の中は別にして作り笑顔で「はい喜んでやらせていただきます」というほど私は大人ではありません。 世の大人はどんなに手元が忙しくて大変でも「はい喜んで」なんでしょうが。 仕事を持ってこられたとき、まあしぶしぶ引き受けることもありますが本当に忙しくて断りたいときは「私は今現在これだけの案件を進行させていること」「とても余裕がないこと」「私でなくても他にも適任者がいること」を伝えて、その上で「それでもこの哀れな子羊に頼むのか。ラストス…
なかなか楽しげなタイトルですね。そんな日々を過ごしています。病名で言えば慢性胃腸炎、つまり「胃から血がじわじわにじみ出ている」という有様ですからよく胃薬飲んでいます。 ストレスの原因は分かっています。仕事です。いや仕事のやり方と言ったほうが正確でしょうかね。何がどうなってかよくわかりませんが、自分の仕事のみならず同僚の仕事の手伝い(日本語で「巻き込まれる」と言う)も数多くあります。 またよくモノを聞かれます。仕事のことからそうではない労働社会保険諸法令・ファイナンシャルプランニングのあれこれ、果ては「それをなぜ私に聞く」といったことまで。 一日の仕事を100とすると、自分の仕事は60で他人の仕…
過去のブログを読み返してみると、傾向として仕事場で仕事を「聞かれる」「頼まれる」「任される」という話が多く、読んでいる方の中には「半野良さんは仕事ができるんだな。頼りにされているんだな」と思う方もいるかもしれません。 ところが私は別にそこまでバリバリ仕事をこなし、すべてを熟知し、そして余裕があるわけではありません。むしろ他の人に比べていろいろ不器用で遠回りをして頭抱えて日々を過ごしています。 ということは結論としてどういうことか。別に仕事ができるから頼られているわけではなく、単に持ってきやすい、押し付けやすいということなのかと思っています。 これは個人のキャラクターもありますが、社内の序列立ち…
「半野良さんはこれ知っているから」「半野良さんはこれ詳しいから」「半野良さんはこれ勉強しているから」という枕詞をつけられて仕事を回されると、もやっとします。 言っているほうは何の邪念もなく、詳しい人に仕事任せた方がそれはそれでいいでしょうから持ってくるのでしょうけど、持ってこられる方からすると何だか釈然としません。 知らなきゃ知ればいいし詳しくなければ詳しくなればいいし勉強してなきゃすりゃいいじゃんとしか思いません。 裏を返せば、そういう枕詞なしで私が得手としない、むしろ知らない仕事も四苦八苦しながらやっている(やらざるをえない)わけですから、私も「あなたこれ得意だからやって」と回していいんで…