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これは性格なのか何なのか分かりませんが、こうしろああしろと指示を受けた仕事はいまいちやる気が出ません。 ある程度自分で考えたり、厄介ごとでも「こうするしかねえよな」と自分で判断した仕事は嫌でもやろうとします。ただ、上から首突っ込んできて「こうしろ」と言われた仕事はやる気がないです。 もちろん中には素晴らしいアイデアもあります。そうかその手があったか、と。そう思えるときは話は別です。ただ、そういうことは稀です。 なぜだろうと考えたときに、口出された内容なんかとっくの昔に検討して自分の中で却下しているから、ということが多いです。それを横からたいして知りもしないで口出しされて、しかも「やれ」と言われ…
うちの部署では(何の意味があるか知りませんが)定期的に部内会議が開かれます。それ自体は職場によってはよくある話だと思います。 ただ、もともと2時間くらいかけてやっていたこの会議。先日変なことが起こりました。 会議時間を2時間確保していたのに参加者の予定が押してしまい開始が遅れに遅れて1時間で終わらせないといけなくなりました。さすがにそれは無理だろうなと思ったら、進行を早くしたせいか、30分で終了という有様になってしまったのです。 だいたい内容としては部署内各セクションの業務進捗状況報告や上から降りてきた話の共有と討議、上に上げるべき要望のとりまとめ(ほとんどありませんが)なわけで、だいたいどこ…
部下にとって頼りになる上司とは一体何なのでしょう。結果責任を引き受け、対外折衝(社内含む)に手腕を発揮し、困りごと相談ごとに応じる。そんなところでしょうか。 その結果はもちろん全知全能ではないですから私の場合問いません。上手くいかないこともあるでしょう。ただ、その姿勢が見えるというだけで「ああ、いろいろあるけど部下のために動いてくれるところがあるんだ」と思えます。 そういう上司には「ようし、こちらも仕事頑張って支えるぞ」という気になります。上司が苦労しているときに何か手伝えることは手伝いたいとも思えます。 ただ、結果責任から逃げ対外折衝では相手の言うままこちらの困りごと相談ごとを迷惑そうに受け…
午後いっぱいかかる予定だった仕事の予定が急にキャンセルになり、スケジュールにぽっかり空白ができてしまいました。 これは幸い、この機に内部事務を終わらせてやれもしくは「おなかいたい」つって半休取ることもできるなとほくそえんでいたのもつかの間、一瞬で別件の仕事が入りました。しかも半日が終わるかどうかわからないくらいのやつ。 これは一体何なのでしょう。私はそれほど日ごろの行いが悪いわけではなく、むしろ品行方正に生きているはずなのですが。 もっとも考え方を変えれば、予定がキャンセルにならずにこの仕事が舞い込んできていたら大残業確定でした。そう考えるとたまたま時間が空いたのはラッキーと考えるべきなのかも…
まあ以前から仕事のやる気なんか出ていないわけですが、最近特に仕事に対する意欲と言うか、やる気が出てきません。 以前は「これは楽勝」「これは簡単な仕事」と思える案件や予定もあったのですが、最近どんなに楽勝な内容ですら面倒くさく感じます。はっきり言うと「やりたくねえなめんどくせえ」です。 一日の仕事の予定を組む上で、難題ばかり積み重ねると疲れ果てますので以前は「難題」と「楽な仕事」を織り交ぜてバランスを取っていたのですが、楽な仕事自体が面倒くさくなっているので効果がないです。 ちなみに楽な仕事というのは「精神的に」という意味です。 さて、これは一過性のものなのか何なのかが気になります。もともと仕事…
仕事していて「書類チェックお願いします」と書類渡されることがあります。誤字脱字や内容を確認して、これでいいですよと返します。もちろん時には「ここはこう変えたらいいと思うよ」ということもあります。 たまになら分かるのですが、けっこう多いです。まあ持ってくる人と来ない人はありますが。 で、時々思うわけです。いろいろ聞かれる件にしても、これはやはり上司の仕事ではないか、と。なぜ私のところに来るのでしょう。 確かに職歴で言えば中堅どころですが、役職者ではありません。ヒラです。ヒラがOKつっても上司がダメつったらそこまでなんですが、まず私のところに来ることが多いです。 そんなに上司に見てもらうの抵抗があ…
今あなたの手元に100万円あります。自由に使ってかまわないものとします。そうすると、買いたいものがたくさんあることでしょう。 ところが、いくら買えるからと言って買いたくないものもあると思います。これは価値観です。買いたい人もいれば買いたくない人もいる。いくら買う金があるからといって、買いたくないものを買うのは「苦痛」でしかないと思います。 人の能力や技術、知識も同じです。やろうと思えばできます。やる力はあります。ただそれと「やりたいかどうか」は別の問題です。やる力はあるけれどやる気のないことに取り組まされたら、効率は半減するでしょう。 かといって世の中やりたいことやりたくないことを自由気ままに…
ある案件を進めて上に報告したところ、監督職から呼び出しを食らいました。内容は「この案件って、ここをこうできない?」というものでした。「それはこういう理由でできないんです」と言ったら… 「それって先方に確認した?」 してません。だって理由が分かっているから。無理押しして交渉しないといけないならまだしも、大勢に影響もないしできないことをわざわざ聞くことはしません。 で、こういう理由で無理ってわかるから聞いていないと言ったら「聞いて確認して」。 だーかーらー無理なんだってば。とはいえ上司の言うことですからやらざるをえません。そんなことで言い合いしても何の徳もなく時間の無駄ですから。 音速で先様に電話…
いろいろ忙殺される中でどうしても仕事に優先順位をつけるわけですが、その中で「順位を後にしているけどこれ本当に大丈夫か」と思うことがあります。 こういう時の直感って正しくて、こういう時に順位を繰り上げて優先的に始末をつけていたら結果良かったということが多いです。逆に「まあいいや、後でいいだろう」と考えていると、悪化したりトラブル化することが多いです。 先日も「まだ先だから大丈夫だろう」と思ってたことが妙に気になって、ちょっと無理して先手で終わらせてみたらその瞬間に先様からの問い合わせがありました。これも結果オーライなのかもしれません。 とはいえ気になる順に片っ端から済ませられるはずもなく、中には…
仕事だけに関わらず、生きていると大なり小なりミスをすることがあります。そういったヒューマンエラーを無くすことってできるのでしょうか。 よくある対策が「複数確認」だの「上司確認」だの複数がチェックする体制にしてしまう、というものです。FAXとかメールの誤発信が起こった時が一番わかりやすいと思います。で、これでミスがなくなるかというと、無くなりません。 何人が寄ってたかろうがしょせん人がやっていることだからです。もちろん最初のうちはみんな緊張感がありますが、そのうち無くなります。最初のうちは目を皿にして確認しているのですが、そのうち儀式と化します。形骸化するわけですね。 リスクは減らせるけど無くな…
経費削減の大号令の下、残業からペーパーレスから果てはトイレットペーパーまで削減しようとしています。オイルショック時代じゃないんだから、と思います(と言うか生まれてないので知らない)。 その成果か何か分かりませんが、今年の上半期の部署内残業時間数は昨年比減少したそうです。上司がにこやかに語ってました。 そりゃ結構。ただ、そのしわよせは日中の仕事の密度や量に確実に反映されています。できるだけ残業しないように所定時間内で仕事終わらせなくてはならないわけですから。 その方法を各々頭抱えて考えた結果なのだと思いますが、それにしても一つだけ「実は」な話を知っています。 階級が上に行けば行くほど、残業時間が…
みなさん何のために仕事をしているのでしょうか、という問いの答えはすごく多くあると思います。 もちろん生活のため、と言ってしまえば大半の人がここで終わってしまうのですが、今回の話はそのもう一つ先の話。ではどういう生活のために仕事をしているのでしょう。 自分が食っていくため、家族を養うため、貯金をするため、何かを買いたいため、趣味に使うお金を稼ぐため、世間体があるから、キャリアのため、誰かの役に立ちたいため、仕事自体が面白い、などなど。その人それぞれの理由があるでしょう。 仕事が面白い(ここには仕事内容以外に職場環境も含まれます)・仕事を通じて人の役に立ちたいという人以外は、その「何のため」という…
だいたい仕事でも何でもそうですが、「さあて、ひと休みするか」と思う時間は私の場合「1時間」です。最近リハビリしているイラストでも同じです。あー疲れたなーと思ったらぴったり1時間。 下のイラストも下書きですが、だいたい1時間くらいかかってます。 そろそろペン入れのリハビリもしないと 資格勉強しているときも1時間でいったん集中が切れますね。まあ家で何かしているときはそのままタバコでも吸いに行けばいいんですが、仕事中だとさすがに1時間に一回は目立つし怒られそうなのでもう少し頑張っています。 集中力は人によって差があるようですが、学校の授業時間がだいたいこれくらいであることを考えると、1時間前後が人の…
報告書を作って上司に提出して、よく間違いや修正の指摘を受けます。別にそれはかまいません。ミスですから仕方ないです。 ただ先日「半野良さん、ここ間違っているしここおかしいから直してね」と差し替えされた報告書を見てびっくりしました。1か月前に提出したやつじゃん、と。今まで放置されていたのか何なのか知りませんが、そこに誤字脱字だけならまだしも内容の加筆修正も入っていました。 一か月も前に作った報告書の内容を加筆修正って、もう覚えてねえよ。 まあ仕方ないのでいろいろ参照して思い出しながら修正して提出したのですが、出せと言われた時は確か「急ぎ」って言ってたよなあ、とっくに受理チェックされて決裁でもされて…
同時にいくつものことをこなす、というのはなかなか難しいことです。ただよくよく考えてみると、同時に二つのことを本当にこなしているケースはごくまれで、現実的には複数のことをうまく切り替えながら進めていることが多いです。 料理で考えてもらうと分かりやすいですが、主婦がいくつもの料理を同時に作っていたとしても手は2本というのは変わらないわけで、一つを煮ている間に一つを刻む、寝かしている間に一つを作るという「一つの作業をつなげる」ことが上手なわけですね。 ただ私はそれでも苦手ですが、先日「ガチのマルチタスク」がありました。 先様と少し長めの電話をしているときに同僚が書類持ってきて、フセンで「すいませんが…
一つ案件を終わらして、次の案件に取り掛かって、終わったら次の仕事に取り掛かって、とテンポよく一つ一つ仕事をこなしていきたいのですが、今やっている仕事が終わらないうちに次の仕事がやってくるのはよくあることです。 いや、常にかもしれません。 ということで常に複数の仕事をかけもちして進めている状態なのですが、最近それに拍車がかかっています。 いろんな事情で進みが遅くなったり、止まったり、新しく追加されたり、そこに新しい仕事がやってきたりと、手持ちの仕事が渋滞を起こしています。 本音としてはとっとと終わらせていきたいのですがそうもいかず、デスクの未処理案件は増える一方。これがあまり増えると仕事がずさん…
仕事の中でも、やってて疲れる仕事と疲れない仕事があります。もちろん疲れない仕事ばかりやっていたいのですが、そうもいきません。 この違いは何なのだろうとちょっと考えてみました。 ・疲れる仕事「突発的対応」「自分が主催の会議」「対人折衝」「押し付けられた仕事」 ・疲れない仕事「事務作業」「他人が主催の会議」「慣れている対人折衝」「自分から進んでやる仕事」 これらに共通する項目は何か考えてみると「能動性」なのかなと思います。会議は別にして、自分からこれをやろうとかこれを頑張ろうとかいう気持ちになれる仕事はたとえ内容が同じでも気持ちの持ちようが違うのでしょう。 特に「押し付けられた仕事」にすさまじいス…
会議でみんなで話し合って決めたことが上司の気分で変わることがあります。まあ気分だけではなくて熟慮とかもあれば私の知らないところで話し合いでもしているんでしようが、下々としては寝耳に水です。 それが「いい方向」だったらいいんですけど、「ろくでもない方向」に変わっているともうただでさえ無いやる気が余計になくなっていきます。 と、言うのも年度初めの会議で各々の詳細な職務分担を決め、今年は私は「割と専門性のある仕事を優先に受け持つ」という話だったはずなんですが、別に専門性がそれほど必要ない案件も相変わらず回ってきています。話が違うじゃん、と言っても「優先とは言ったがそうでない案件も職務分担には含まれて…
よく「将来AIに仕事を奪われる」という話があります。聞けば昭和の時代から「コンピューターに仕事を奪われる」という話はあったそうですが、昨今のAI技術の進歩を考えるとなるほど、そうなのかもしれません。 ふと考えてみると私の今の仕事でAIで代替可能な部分はわりとあります。ただ完全に取って代わられるかというとなかなか難しいでしょう。モンスタークレーマー対応などAIでいいと思いますが。 ただもしAIと言うかDXと言うか、こういう技術が進んでいくと私の仕事自体が奪われるかもしれませんね。 それはそれでお給料がもらえなくなるので困ります。ですから最高の状況というのは「私のデスクのパソコンにだけ仕事処理して…
EXCELで更新者と更新日を記録する方法を紹介します。 保存/終了時に更新者と更新日を記録する方法 紹介する方
「半野良さんはこれ知っているから」「半野良さんはこれ詳しいから」「半野良さんはこれ勉強しているから」という枕詞をつけられて仕事を回されると、もやっとします。 言っているほうは何の邪念もなく、詳しい人に仕事任せた方がそれはそれでいいでしょうから持ってくるのでしょうけど、持ってこられる方からすると何だか釈然としません。 知らなきゃ知ればいいし詳しくなければ詳しくなればいいし勉強してなきゃすりゃいいじゃんとしか思いません。 裏を返せば、そういう枕詞なしで私が得手としない、むしろ知らない仕事も四苦八苦しながらやっている(やらざるをえない)わけですから、私も「あなたこれ得意だからやって」と回していいんで…
以前「私の仕事にまつわること、部署の定型業務についてはすべてマニュアルを作っている」という話をしたのですが、いまだに浸透してくれません。 わざわざ「前も聞いたかもしれないけど」と質問してくる方がいました。以前も「マニュアルがあるから読め」と言ったにもかかわらず「メモるから教えて」と言ってきたのですが、結局覚えられず再犯です。 と言うかその時のメモはどこへ行ったんですか?捨てたんですか? いつもであればやり方を教えて、その後に「マニュアル作ってあるから分からなくなったら参照してね」という教え方をしてため息をつくのですが、今回はさすがに度を越していましたし私も余裕がなかったので最初から「マニュアル…
さて、何が起こったかと言うと「退職者」が出ました。年度途中ではありますが、まあ退職の自由はありますからどうしようもありません その方は私が兼務している業務の一つの中核を担っていた人で、その人が抜けるとその業務は「私(数年経験あり)・新人・最近異動でやってきた人」の3人で回さないといけなくなります。 後任は決まっていません。いちおう募集かけていますが、まあ言っては何ですがそれなりに経験を求められる業務ですのでど素人に来られてもかえって困るというのもあります。育てないといけないわけですから。 さて、その業務に関する案件が来たとします。あなたが上司なら、前述の3人の誰を中心に据え、誰に主に業務を割り…
これ有名な話なので知っている人が多いかもしれません。モチベーション論の話になると必ずと言っていいほど出てきます。 かいつまんで言うと、 あるところにレンガを積んでいる3人の職人がいました。 最初の職人に何をしているか聞くと「レンガを積んでいます」 次の職人に聞くと「壁を作っています」 最後の職人に聞くと「後世に残る教会を作っています」 同じ「レンガを積む」という作業でも、それぞれ目的意識が違うわけですね。そしてこの3人の中で最もモチベーションがあり、やりがいを持って仕事できるのは誰でしょう、という話です。 社員に会社の社会的役割や経営理念、進むべきビジョンを示し、理解したうえで仕事をしてもらう…
モチベーションマネジメントとは早い話が「社員にいかにしてやる気を出させるかをマネジメントする」ことです。この手の本も労務管理の一端として(と言うかだいたいの労務管理本に書いてある)読んでいます。 そもそもモチベーションが何からきているか、と考えると、多くは報酬です。報酬つっても金や待遇だけではなくて、目標達成とかやりがいとか内心面での報酬もあります。むしろ後者のほうがモチベーションを上げていくためには大切です。 そのモチベーションを保ち続けることができるよう上司やリーダーが仕事内容や職場環境、待遇や対応を考えるというのが「モチベーションマネジメント」です(ものすごく簡単に言っています)。 もち…
先日、午後の予定がない日があったのでたまりにたまった事務仕事をしようとしていました。みなさんこんな時どう考えますか? ゆっくり時間があるからじっくり取りかかろう、余裕があるからゆっくり進めようとか思いませんか?その考えがたいていの場合裏目に出ることは、経験上知っています。 こういう時ほど何か別の仕事が飛び込んできます。ですので事務仕事を可能な限りのスピードで進めました。そうこうしていると案の定急な来客です。 そこからはジェットコースターのように長丁場対応の電話はかかってくる、飛び込みの案件は入ってくると夕方まで散々でした。ただ事務作業を素早くこなしていたため、とりあえずの一日の「目標」は達成で…
休日明けの朝はモチベーションが上がらない、そんな社会人は多いと思います。学生だって同じかもしれません。また仕事か学校か、と思うと気持ちは暗くなります。 もちろん仕事や勉強が楽しくて楽しくて仕方ない人もいるかもしれませんが、少なくとも私は違うのでその暗い気持ちを何とかする方法を見つけないといけません。 仕事に生きがいを見つけるとか、楽しみを見つけるとかいう根本を見直す方法もあると思います。何のために働いているかを見つめなおしたり、また他の楽しみを見つけたりしてそれを目標にするのもいいかもしれません。例えば「今週乗り切ったらこんな楽しいことがあるぞ」とかですね。 ただ今回私が話すのはそういう「根本…
「残業を減らしましょう。日常業務の無駄を省いて効率的に働きましょう」 ごもっともです。効率的に仕事をすることにより個々の生産性があがり、労働時間も短縮できて早く帰れます。結構なことです。 なんですが、以前の記事「半野良の仕事は無駄が多い」でも言ったように当の本人は効率的かつ合理的な仕事をしているつもりなわけです。言うのは簡単ですがやるのはそう簡単ではありません。 ここで一発DX化で業務削減、といけばいいんですがそんな気配も感じられませんし、無理な気がします。 とはいえ仕事を合理化効率化せよと言われたらするしかありません。そして導き出した私の結論は「他人の仕事をしない、教えない」という、組織から…
たまにこんな話になることがあります。とある資格がないとできない仕事が社内にあるので、一部で資格マニアと思われている私に声がかかります。 ただ残念なことに私は資格マニアでもコレクターでもないし、気が向いたときに暇つぶしがてら仕事に関係ない資格を取る、といった会社にとっては「困った存在」ですのでご要望に沿えません。 また下手に資格を取ったりしてしまうと人事異動の荒波にもまれそうでもあります。まあ今の部署にいたいのかと言われたらそんなこともないのですが。 忠誠心の低い私のことはさておいて、社内に目を向けますと私は資格取得推進派です。みんな取れる資格を取っていくべきだし、またそのための補助制度を福利厚…
仕事上必須の知識やルーティンというものは存在していて、それをマニュアルで共有化することにより最低限誰でもできるという体制を作りたがる(私にいちいち聞くな、ということ)のですが、実際問題として知識やルーティンだけでは何ともしがたいこともあります。 実際知識や手順は最低限知っておかないと「無知のまま荒野に投げ出される」に等しいのでそれを獲得する必要性は当然あります。ありますが、実際それでやってみて全てがするするとうまくいくかというと、世の中そんなに甘くはありません。 知識以上に大切なのが経験です。つまずいて初めて知ることもあります。 多くの資格試験は「資格として必要な知識があるか否か」を試されます…
仕事をしていると日々全力で取り組めとか言われかねないのですが、実はこれあまりよくありません。常に100%全力疾走している職場は生産性が良いようで、その実あまり効率的ではなかったりします。 個人の側面で話をしますと、常に100%の力で仕事をしていると想定外の事態が発生した時にキャパを上回ってしまいます。時間単位の仕事量をたやすく変化させることは不可能ですので何に跳ね返ってくるかと言うと、労働時間です。すなわち残業ですね。 では100%の仕事をしつつ毎日残業だというのは何でしょうか。日常的にキャパを上回っている状態です。これは仕事量に問題があります(仕事の方法に問題があるかもしれませんが)。 さて…
新年度に合わせて各社員の職務分担の兼ね合いや新人・異動者のサポート体制、気分転換を兼ねて部署の席替えがありました。 これまで私の席は部署の中心部、周囲を同僚に囲まれていて、いろいろ聞かれやすかったり話しかけられやすかったり見られやすかったりしたのですが、今度の席替えで一番端の席になります。 うちでは上司席以外は別に席順が序列を示していないので、格上げでも格下げでもないです。ただ一番「職場から脱出しやすい場所」に配置されたのは幸運と言えるでしょう。しれっとタバコ吸いに行けるから。 また上司席から最も遠いというのも魅力です。呼ばれても聞こえないふりができるから。 部署の中心部にいると騒がしかったり…
よく上の方に「仕事はチームプレイなんだから協力して仕事するように」と言われます。特に私はよく言われます。 こう書くと「半野良は一匹狼みたいな仕事してんだな」と思われるかもしれませんが、とんでもない。他の同僚の質問に答え、相談に応じ、協力して仕事を共に進めています。仕事を頼まれると(素直ではありませんが)だいたい断りません。余裕があるときはこちらから声をかけて仕事の相談に乗ります(余裕ないときのほうが多いですが)。 その逆、自分の仕事はどうか、を考えると、行動が全く反対になります。私は誰かに聞く前に自分で調べて、結果特に相談することもなくなり(報告はしますが)、難題は抱え込んで、自分の仕事を人に…
春先に、庭の木にみかんを刺しているとメジロがやってきてついばんでいきます。一度知ったら「ああ、ここにみかんがあるんだ」と毎日やってくるようになります。ほほえましい光景です。 それと似た現象が仕事場で起こっています。 ある仕事について問われた時、説明して一緒にするより自分がやったほうが早いと思って私が仕上げて差し上げました。で、もちろん解説もしますので次からは自分でやってくれるだろうと思っていました。 ところがまた同じような案件を持ってくるわけです。私のところに持ってくればまたやってくれるだろう、と。 冒頭のメジロと変わりません。一度甘い汁を吸ったら次もまたあるだろうと思われているわけです。 メ…
日ごろから労働法令ら精通し、国の労働施策の円滑な推進に寄与していくことを求められている社労士として「今年度は有給休暇を全部使いきってやる」と思ったのは昨年度の初めのことでした。 日本の労働者の年次有給休暇平均取得日数は令和2年では(厚生労働省・就労条件総合調査による)10.1日だそうです。入社が浅くて付与日数が少ない人もいる中で、国の施策が浸透しているのかそれともコロナで有休が増えたのか(有休によらない休業制度もあるんだけど)ここ数年増加傾向にあります。 もっとも私一人が有休全日消化したところで何かの数字が変わるわけでもなく、またもともと比較的有休をとりやすい職場なのですが、時効消滅するのもも…
小学校レベルの算数です。答えはいくつですか?「1」ですよね。ところが私の計算では「2」になります。なぜでしょう。 じつはこの数式は職場で複数業務を兼務している私の「業務分担割合」です。3つの業務をこの割合で兼務して結果として1となる、はずなのです。なのですが、案件や業務量を勘案すると「2」になっています。 私は2人もいません。頭は1つですし手足は2本ずつです。胴体も1つしかありません。阿修羅像みたいに顔が3つあって手も6本あるならこの業務量でもやれるのでしょうが。 そしてこの業務量は年々増大しています。ちょっと勘弁してくれよ、と言いたくなります。 そもそもなぜ兼務になったかというと、うちの部署…
先日のこと、とある仕事上のことで同僚から「半野良さん、先方からこれこうするにはどうしたらいいか聞かれたんですが、教えてください」というお問い合わせがありました。 ああ、それはこれこれこういうことでこうするとこういう理屈でこうなるからこうしたほうがいいよ、と教えてあげるわけです。これはモノを知っている者の責務でもあります。 もちろん時と場合によっては「考えてごらん・調べてごらん」と言うのも正解なんでしょうが、それがどうもできません。性格なんでしょうかね。 それはそれとして「ありがとうございました」と言われて、先方に電話する同僚の姿を見てやれやれと思ったのですが、次の瞬間驚きの展開が待っていました…
私の労務管理上の考え方は「仕事の属人化を極力排斥する」です。簡単にいえば「その人しかできない仕事を減らす」です。これは職場の危機管理の問題でもあります。 ただ、意外とこの考え方って受け入れられるようで受け入れられません。人によっては「俺しかできない仕事があったほうが俺の存在価値が上がる」的な考えをお持ちの人もいるようです。 もちろんそのような仕事を持っている人は職場での貴重な戦力として数えられることでしょう。何しろその人しかできないんですから。人事評価上も優遇されるのかもしれません。 ところがその人に何かあった時に、もう誰もその仕事ができない、もしくは育成するのに時間がかかるという困ったことに…
毎年年度末になると忙しくなるので早めに仕事に取り掛かっているのですが、今年はまた特に忙しくて1月あたりから仕事の合間を縫って3月に向けて仕事の準備、段取り、根回しを先手先手でやってきました。 その結果、3月も半ばですがおおむねメドがつきました。あとは淡々と準備したとおりに進めていけばいいだけです。何なら一部4月の仕事も終わりのめどがつきました。 その分忙しかったのですが、おかげで年度内の仕事は年度内に片付きそうです。少々の突発事態やブン投げられ仕事にも耐えられる状況です。 スケジュール帳は埋まっていて日々の仕事の予定は詰まっているのですが、精神的に落ち着けます。 もっとも油断は禁物、予定は未定…
沢山仕事があるのにどれも全然終わった気がしない。それって途中で違うことするからじゃない?集中力が続かないのか、色々抱えすぎなのか、段取りが悪いのか・・・(笑)
高校生の娘にmineeタイマーという勉強に使うタイマーをねだられました。勉強のためにというならと思ったのですが、なんと8,000円近くもするのです。購入に難色を示したら、「ポモドーロ・テクニックって知らない?それをやるためのタイマーなんだよ」とのこと。恥ずかしながらこのときはじめて知った「ポモドーロ・テクニック」のご紹介です。 ポモドーロ・テクニックとは 1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロによって考案された時間管理術です。「ポモドーロ」とはイタリア語で「トマト」のことで、シリロが学生時代トマト型のキッチンタイマーを愛用していたことから、このようなネーミングになったそうです。 ポモ…
あまりに担当数が多く 汚れている数も 毎日多いです。 老人ホームのシーツ交換は はかどらずに体力だけが消耗します。 そこへ自分で取った休みがあり その分をやっていると 終わらない、終わらない。 他の階のパートさんに相談したら ベッドの下の枠を拭かないと楽だよと 言われまし...