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1.はじめての職場 私のはじめての職場は、普通の一般企業です。私の実家は自営業でした。学校を卒業したら、家業は継がず、地元以外の土地に住みたい。それくらいの気持ちで、全国に支店がある企業に就職しました。 しかし、何年か働いているうちに、その会社でキャリアを積み、歳をとっていくイメージが持てなくなりました。その会社は、休日出勤も結構あり、転勤も多い会社でした。いわゆる大企業で、自分の代わりは、社内にいくらでもいるように感じました。専門性やスキルが身についている実感を持てず、自分の強みも発揮できていないように感じ、退職することにしました。当時、年度の途中で退職する人は、あまりいない時代でしたが、わ…
私は企業内の社労士として働く勤務社労士です。今日は、勤務社労士としてどんな仕事をしているのか、紹介します。 1.どんな仕事をしているか? 私が入社した15年くらい前は、社会保険や労災保険についての届出書類や請求書を作成することもありましたが、現在は社会保険業務を社労士法人に委託している関係で、そういった業務はなくなりました。 現在の会社に入社できたきっかけは、「社労士資格を持っていたから」というのが大きかったと思いますが、現在は、普通の人事マンとして勤務しています。 2.社労士の資格は生かされているか? 社労士の資格が生かされているかというと、「ちょっと微妙」なところです。社労士会に登録してい…
弁護士は六法全書を常に携帯しているイメージがあるように、社労士は労働法全書を常に携帯しているイメージありませんか? 私もそういうイメージを持っています。実際、私が以前勤務していた社労士事務所の所長先生は、常に労働法全書を持ち歩いてみえました。 でも、私は労働法全書を持ち歩くことはまずありません。今の時代、労働法の内容は、簡単にWEBで検索できるということもありますが、そもそも、労働法の条文を参照することは、それほどありません。(正直なところ、法改正があったときくらいしか参照しません) 1.勤務社労士と就業規則 勤務社労士にとっては、労働法全書よりも、就業規則の方が100倍くらい大事です。今の時…