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介護される者の意向、できるだけ自宅にいたいのか、施設での生活を望むのかということがまず前提ですね。ご本人の状態や資産状況によっても変わってきますし、それに対応できる配偶者や子供たちがいるのかということも重要です。 いざその時が来た時と状況も変わっているかもしれませんが、事前に話し合っておくというのが大事です。ただ仲の良いご家族であれば建設的な良いお話あいができるかもしれませんが、そうでない場合は良いゴールにたどり着けないかもしれません。しかしそういった状況でも事前に関係性が明らかになることで打てる対策も変わってきます。
家族会議で話す内容としては、亡き後の財産の行方、処理の仕方なんて話がメインかと思いますが、避けて通れないお話がその前のお話です。つまり介護についてです。 現在高齢化がとてもすすんでおり、65歳以上の5人に一人は認知症であったりするといわれています。認知症でなかったとしても、体が不自由になったり病気になったりしやすくなることは確かです。そういった問題を家族でどうしていくのか話し合う機会としても家族会議は機能します。
さて、 親父も自分も本籍地と居住地が違うので役所関連の手続は都内の区役所をハシゴしなければなりません。 この機会に自分も本籍地はそのままだったので、現在の居住地に変更しようと思い、ついでに書類を貰ってきました
デジタル資産、SNSなどなど このあたりは書類的なものが無いので残された人がなんとも調査に困るものです。そのくせポイントといった金銭的価値やサブスク利用の支払いといった負債は、リアルに存在するものですので厄介です。 まずどういったものがあり、IDとパスワードははっきりさせときましょう。また使用していないもの、頻度の少ないものなどは解約などをして減らしておくことも手です。 こういったものは、本人の解約などは比較的楽ですが、代理人などには非常にはハードルが高くなる行為になります。
趣味のコレクションなどもいざ処分の時に困ります。持っていた人にとっては宝物だったものもそのニーズがあまりにニッチなものであったりすると売る時にとても苦労することも有ります。 その価値をわかる人に引き取ってもらうという方法もありますが、本人が亡くなってからでは、見つけるのも大変です。思い入れがあるだけに生前の処分は難しいかもしれませんので、家族会議の中でその対象となる人を伝えておきましょう。
不動産の中でも田畑、山林などがある場合も注意が必要です。登記がほったらかし、管理がほったらかしなどあると資産価値も減りますし、売るに売れない場合もあります。ただでもいいからもらってほしいというような土地も存在します。 田畑や山林については、農業委員会へ役所への届出なども必要なのでその分手間もかかります。 遠方にある親の不動産なのでその存在自体知らなかったということもよくある話です。
【相続の為の戸籍謄本の取得(昨日の続き)★夕食は〈ケンタッキー〉の『創業記念パック』『キムチ雑炊チーズ焼き』『サラダ』】
★ 6月6日(木) 🌞 ★ 今日は昨日のキャロママの戸籍謄本の取得の続き (生まれてから結婚までの分)で キャロママの実家がある川崎市の区役所に行ってきました (市役所では戸籍謄本などの発行業務はしてい
さて、 人が亡くなると、特に一部の親戚は何かと口出ししてきますね。と言うか、ウチだけか! もうお気づきだと思いますが、ウチの身内の一部に恥ずかしながら「かね!カネ!金!」と騒ぐお方が多いのです。 母
① 借金 債務 マイナスの財産というのも、しっかり相続財産です。この辺りは生前あまり話したくないことなのかもしれませんが、相続人に返済の義務が及ぶものですのでしっかり把握、話し合いましょう。 ② 未登記不動産や名義変更していない不動産など。 財産として不動産があったとしても何代も前から名義変更してないとなるとその手続きは結構大変です。できれば生前 相続が発生する前にすましておきたいところです。以前は売買せず住むだけならなんとなく変更登記もしなくても。。。ということも有りましたが、相続登記が義務化されましたので、そこはしっかり行いましょう。
家族会議で話し合う材料として財産の洗い出しは必要です。わかりやすいところでは、現金、預貯金、不動産、株など。貴金属、骨とう品、車などもそうですね。相続財産ではないですが、お墓や仏壇などあればしっかり把握し、だれが引き継ぐか考えとかないといけません。 まぁこの辺りは判明しやすいので 相続開始後でも対応ができるのですが、見落としていると厄介な財産というのも存在しますのでご紹介していきます。
まずは 家族会議を始める前にご家族の現在の状況を考えてみましょう。もちろん今後時間の経過とともに経済状況や社会状況なども変わってきますが、それはおいといて。 子供たちがを見ていて、昔から仲が悪かった、現在も疎遠になっている、ちょっとややこしい配偶者(夫・妻)がいる。このようなことがあれば、相続開始後の話をしても揉めてしまうということが考えられます。 子供のなかに独身者がいる、経済的に困窮している者がいる、認知症や障害をお持ちの方がいる、このような要素が相続を複雑にすることもあるので注意が必要です。
【相続の為の戸籍謄本等とりに行ってきました★今日の夕食は『レモンキムチ鍋』〆は3種類『炊き込みごはん』『雑炊』『チーズ焼き』】】
★ 6月5日(水) 🌞 ★ 今週の土曜日に実家の相続の事で 税理士さんに会う時に必要な戸籍謄本などを 近所にある区役所の特別出張所にとりに行ってきました キャトロモの分はすぐにとれて・・・ 今まで戸
遺言書をコッソリ作成するひとも多いです。また 自分が死ぬまで財産内容を明かしたくないという人も多いんじゃないでしょうか? では果たして自分の財産を自分の子供たちにオープンにした方がいいのでしょうか?そしてそれが相続争いを回避する切札になるのでしょうか?これは非常に難しい問題です。 心配事の一つは 子供たちがその財産をあてにする可能性があること。逆にこれだけかと思わせることで、争う気持ちを無くさせるということもできます。 開示することで、同居していた親族が使い込んだんじゃないかというあらぬ疑念をいだかれることは少なくなるかもしれません。
こういったわだかまりを減らしたり無くしたりするために、家族会議は有用だと思います。遺産分割協議などでは、ある意味その紛争となった原因である被相続人(親)がいないことで紛糾し収拾がつかなくなってしまうので、この話し合いができることは、将来に大きな利益をもたらすことができます。 本音で話会うことで、今まで以上に兄弟仲が良くなるという事もあり得ます。家族会議の開催 前向きにご検討ください。
兄弟姉妹間の関係は、親が思っている以上に複雑であったりすることもあります。 親からみると自分の子たちは仲良くて相続で揉めることなんてありえない、遺言書を提案した時にお客様からよく受ける言葉です。しかし実際の相続の場では、この辺りの意識の違いを目の当たりにすることがあります。 よくある事例としては、学生時代の援助(留学をしていた、一人暮らしで仕送りをもらっていた、医学部で学費が高かったなど)同居の問題(親の面倒や介護をしている苦労など、同居しているから家賃もいらない、嫁姑の問題など) こういったことに対して争いの火種がくすぶっていることがあります。親の目には円満とうつっているのですが・・・。
司法書士報酬はあなたがイメージするほど高くないと思いますよ!
相続登記を司法書士に依頼すると50万円とか100万円取られる 💢」 「司法書士に抵当権の抹消を頼むと4~5万円かかる (>д<*)」 と知り合いが言っていた。 誤解です! ↑この部分が誤解の原因というか、オチのような気
お父さんが亡くなってから家や田んぼの名義変更をしましたか?【相続登記の義務化】
令和6年4月1日から相続登記の申請が義務化されました。 詳しくはこちら↓ 「相続登記」と言ってもよくわかりませんよね。 要するに、相続を原因とする所有権移転登記(不動産の名義変更)の義務化です。 もっと簡単に言うと、お父さん、お母さん又は配
法務局に相続登記の申請をするために戸籍を集めていて、市町村役場に同じ相続人である兄弟姉妹の現在戸籍抄本を請求しようとした際に、担当者から、「戸籍は本人若しくは配偶者又は本人の直系卑属・直系卑属しか取得できないので、その兄弟姉妹からの委任状を
家族会議を行ってみると、家族全員が知っている共有していると思っていた事柄がじつはそうでもなかったり、過去の出来事も捉え方が違っていたりすることも有ります。 えてして自分はないがしろにされ、他の兄弟は優遇されていたといったようなことです。でも実際のところはそうでもなかったりすることもあるという事です。
事業承継に関しては、事前にやんわり各相続人(特に子供)に話しているが、いざその経営者である父親がなくなり、その財産配分を目の当たりにした子供から不平不満が出てくることはよくある事例と言えます。たとえ遺言書や家族信託などで準備していたとしても遺留分侵害額請求で、ひっくり返されることもあります。 そうならないためにも事前にしっかり話合い、出来る限り公平な事業承継になるように知恵を絞る必要があります。
被相続人が自分で事業などをおこなっていて、事業承継が絡む相続の必要性がある場合、どうしても相続内容に偏りが出てしまう場合があります。事業を特定の子に承継する場合 その事業土地や自社株など集中して渡さないと事業の存続自体が危うくなります。その分を他の子どもに正確に代償分割(お金で渡す)するとなるとたくさんの資金準備が必要になります。
昨日はマイナンバーカードのお話を中心に、変革を受け入れることが難しそうな利用者様ご家族のお話をお伝えしました。 怖がらずに、紐づけの失敗等のトラブルが無ければ、とっても便利なはずなのに…。
成年後見人等が不動産登記の売主となる場合、印鑑証明書が 必要となりますが、その際に裁判所書記官が発行する 印鑑証明書を使用することもあるかと思います。 この場合の使用期限として3ヵ月以内であるかどうかが問題となりますが、 よく言われている印鑑証明書の使用期限は市町村町発行のものであり、 その根拠は不動産登記令にあります。 裁判所書記官作成の印鑑証明書は不動産登記規則を根拠とし、 3か月以内で…
相続?なにそれ、おいしいの?・・・45.この子を残して、ペットに遺産?
ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 (-ω-;)ペットに遺産・・・どこぞの2時間ドラマで出てきそうなシチュエーション (;'∀') あ・・・あくまでもフィクションだからね。火サスとか土ワイとか二時間ドラマね。 民法上、ペットは「人」ではなく、残念ながら「...
家族で話し合うという機会は、じつは貴重です。普段なにげない集まりでは、誰かが欠けたり、必要のない人が混ざってたりして相続に関する話し合いができないということも多いものです。 偶然に頼らず一度はそういった機会をあえて設けるということも大事なのかもしれません。 この家族会議でいろいろな要望 意見が出てくれば、なかにはお互い受け入れがたいものも出てくるかもしれません。しかしそれが本音であり、すり合わせておくべきことがらでもあります。被相続人の持っていたイメージとは違うものが存在するかもしれません。
ここまでは、被相続人の気持ちを事前に伝えておきましょうということでしたが、同じように重要なことは相続人となる家族親族の意見・要望です。この意見・要望を聞いてあげ、話合いができれば後の争族も回避することが可能になります。 そして 生前だからこそできる方策もこのタイミングでは、いろいろ存在するものです。
葬儀の方法・埋葬方法については、残されたものに考えさせるより、被相続人のほうで決めてあげたほうが心の負担を軽減してあげられます。「盛大にやってよ」なんていう人は少ないと思いますので、自分の望む質素な葬儀というのを提案してあげてもいいかもしれません。 戒名の有無や埋葬方法などは、相続人として自分の意思で決めたくない、また相続人間で意見の相違が現れやすいところでもあるので、鶴の一声は有効だと思います。
被相続人の想いを伝えたら 次により具体的な内容について伝えていきます。財産の内容や葬儀の方法 埋葬方法などです。 財産の内容については、評価額、金額などは無理に示す必要はないかもしれませんが、どういったものがあるのかぐらいかは伝えといたほうがイイかもしれません。金額などについて抵抗あるかもしれませんが、変な期待や勘繰りを防ぐためには、オープンにしておくというのもアリです。
相続には複数の人が関わります。なので個人で準備をしていても事前の意見交換 意思疎通がなければ 結局揉めてしまいます。なので家族会議という相談を行い、関わる人が納得できるような相続手続になることが理想です。 では 実際に家族会議をするにあたって、おさえるべきポイントはどこにあるのでしょうか? まず一番大事なところは、相続手続の場にいない人(被相続人)の想いや意見をまず伝えることです。これはだけは後になってしまうとどうにもなりません。遺言書やエンディングノートでは、伝わりきらないところを自分の言葉で表現できますので、ここに重点を置いてほしいところです。
実際のところは、お互いがなんの対策もたてずに相続に突入すると、関係がぎくしゃくし始めたり、相続手続に膨大な時間と労力をかけることとなってしまうことになってしまいます。最悪の場合は裁判所で調停・審判になったりしてしまい、今までなかった家族の深い溝ができてしまう場合も有ります。 いままで良好であった家族であるなら、なおさらこのような事態は避けたいはずです。なぜなら家族関係・親族関係は今後も続いていくからです。ちなみに「相続」とは相 【カタチ】を 続 【続けていく】ことだといわれています。
相続が発生した時に、これ確認しておけば良かったなぁとかこの書類がそろっていれば楽ができたのになんてことがあります。これはお仕事として相続手続に関わったときに この準備ができていれば、相続人だけでも手続きができただろうし、専門家への依頼も最小限ですんだよね、ということが良くあるからです。 被相続人は「自分が死んでも残された人たちで好きなようにしてくれたらいい」と思い、残されたものとしては、「ちゃんと準備してくれてるんだろう」という憶測のもとその時を迎えてしまう事も多いものです。
その困ったことに対する対策としてなぜ家族会議が必要なのか?ただそもそもある程度の中の良さがないと、この家族会議もなかなか成立しないようにも思います。なのでここで一旦疎遠になっている家族の問題は、一旦わきにおいといてのお話とします。 逆に今までそれほど関係の悪くなかった家族親族が、相続発生ととともに悪化する、それを防ぐための手段として「家族会議」をお勧めしたいと思います。 「家族会議」の定義としては、「相続に備えて、家族同士事前に話し合う事」としておきます。
【葬儀費用】 葬儀費用 高額です。事前に被相続人の意向、相続人の思い、予算など検討できていれば抑えることができたものが、亡くなった当日2時間ぐらいの打ち合わせでとなると葬儀会社の基本いいなりです。 普段聞きなれない葬儀のしきたりや儀式、戒名やお布施、エンバーミング なにそれ?という間もなく費用は積算されていきます。 絞りに絞って数十万、一般的には100万~200万、その他にもいろいろ葬儀後の法要にもかかります。このあたりしっかり準備しておきたいですね。
【借金 債務】 あまり人に知られたくないという気持ちはわかりますが、少なくとも亡くなって3カ月もすればもれなくいろいろなところから督促がきて、明らかになります。 なぜ3か月かというと相続放棄ができる期間が、亡くなって自分が相続人であると知って3カ月だからです。それまでに相続人としてはしっかり債務調査もしないといけないですが、その存在も疑わず、少しでも遺産を受け取ってしまうとその債務を逃れるすべが亡くなってしまいます。 残されたひとに迷惑をかけないためにも知らせておくという事は大切です。
今 処分業者などのプロも各地にいますので、せめて処分費用だけでも残しておきましょう。整理・廃棄処分費用含めて数十万円になりますが、場所、内容しだいで差異があります。 万が一 おひとりさまが孤独死になってしまい亡くなられて数週間たってしまった場合などは、特殊清掃といったことも必要になりますので、その場合は200万~300万といったこともありますので十分注意が必要です。 なんにせよ ものを最小限に減らしておくというのが大切です。
【片付け】 生前整理という言葉も最近 聞くことも増えてきましたが、これもなかなか実施しにくいことであったりします。人が生活するだけでもそれなりに物は増えますが、そこに趣味や娯楽などが加わるとすぐに家の中がいっぱいになってしまいます。 生前にその家に通うことがあったりすると、まだ少しはこころの準備ができますが、疎遠になっていた親戚などの場合は未知の領域で物が残っていたりすることがあります。遠方などの場合、1日2日で処理できなければそれだけでも相続人にとって大きな負担となります。
肉親以外で初めて行った相続登記。 決して望んで相続するわけではありません。 本心は逃げ出したい気分です。それでも、逃げないのは、例えデメリットを追っても放っておけない。 誰かが引き受けなければならない。 その一心です。 少子化ですから...
あと財産ではないですが、有料サイトやSNSなど解約などに必要なIDやパスワードがわからなくてとても困るなんてこともあります。本来かかる時間と労力が何倍もかかるとなると相続人は大変です。もし放置していたとしたら、その負債は相続の責任となってしまいます。 生活保護をうけ NHKを受信料免除になっていた方が、お亡くなりになり、その免除が解除されたものの受信料だけが発生し、後になって相続人に請求があったらしいです。請求自体は亡くなられて数カ月たってからですので、相続人にとっても確認ができていなかったようです。こういった死後の手続きもいろいろややこしいですね。
【残されたものについて】 後からわかるものであればそれほど問題ありません。預貯金や不動産、株や生命保険など調べる方法があるものなら時間をかければわかります。もちろん知らせておいてくれたり、整理されていれば残された相続人は助かりますが。 手がかりのないものが困ります。最近増えているデジタル資産など。その存在がわからなければ相続人の手元に残らないものもあります。
人生も後半期に係るといろいろなことを言い始めるので、同じ対象物を複数の人にあたえるという約束をしてみたり、その時の感情に左右されたような発言もあります。 認知症など意思能力がはっきりしない中での発言である可能性も出てきますので、口約束はせず、遺言書などで明文化しておくことが必要です。ただし明文化すれば安心というわけではなく、本当に重要なのはその内容です。
ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 何回かこのシリーズ、それ以外のところでも紹介してきたとは思いますが、債務いわゆる借金も相続財産に入ってしまう(マイナス評価の財産)というのは既にご存じかと。 似たような感覚で、例えば故人が他人にお金を貸していて、それ...
氏名変更登記と登記原因証明情報|司法書士おぎわら相続登記事務所秋田
秋田の相続は秋田市の司法書士おぎわら相続登記事務所秋田、司法書士荻原正樹です。 (当事務所のホームページはこちらです→司法書士おぎわら相続登記事務所秋田) 今…
【口約束】 これは何かといいますと亡くなられた方が生前いろいろな口約束を各相続人に残している場合です。「この土地は長男のおまえにやろう」「おれの持っている株は、次男のおまえにやろう」などなど。 ただ言った本人がいなくなるので、口約束は証明できず、言った言わない、言うはずがない、そんな話聞いたことがない、など残された相続人にとっては、揉める火種にしかならないことも多いです。
相続は発生し、これから手続きという時に起こるいろいろな問題があります。少しまえに手を打っておけばなんて思うことも中にはあります。そういったことにならないようにするためには、被相続人(亡くなられた方)含めて、生前にしっかり話しておくことが必要です。 話合いなんていつでもできるわ、今更あらたまって恥ずかしい、いろいろ理由はあるかと思いますが、その時間はあとからどれほど悔いても取り戻すことはできません。 まずは 話しあっておかないことで起こるケースを理解し、その必要性を各家族・親族に応じて想像してみることが大切です。
遺言についていろいろ思うことを述べてきました。遺言書なんて残すな!という意見もありますが、それの意味合いは、「不適切な遺言を残すな」という意味合いかと思います。 しっかりと遺言者も考え、書籍や専門家の意見などを取り入れて、自分亡き後のことも配慮した遺言なら残すべきだと思います。法的な効力も有りますし、付言事項も合わせればなかなか最後まで伝えきれなかった思いも形にすることができます。 遺言書があれば避けられたという事柄も実際にはあります。ぜひうまく遺言書を利用していただけたらと思います。
ただ最近公正証書作成のお手伝いしていて、いろいろ思うのはやっぱりしっかりしたものを作るのなら公正証書かなとも思います。全部公証人任せというのは、お勧めしませんがやはり法律知識にも精通した公証人の役割というのは大きいと思います。 士業のほうもしっかり遺言・相続については勉強し、遺言者の本当の気持ちを汲み取り、また相続人が後に揉めないような配慮をしつつ、遺言者と公証人の間をつなぐ役目を果たさないといけないなぁと思います。
自筆証書なのか公正証書なのかということについてですが、遺言者の体力健康、遺言内容の複雑さ、お金をかけたくないかどうかこういったところが、決定要因なのかなと思います。 個人的には自筆証書というのが進んでこないとなかなかすそ野が広がってこないような気がします。費用を支払って公正証書を作成するという方は昔から一定数いらっしゃると思いますが、まずはお気軽に始められる自筆証書かなと思います。 自筆証書に関しては、作成方法が緩和されたり、保管制度ができたりと国をあげて遺言書の作成を促しています。相続手続をきっちり行ってもらいたいというのが意図としてあるのかなと思います。
しかし専門家のほうも遺言書や相続に関して深く探求している人とそうでない人がいます。普段別の業務がメインだけど遺言の依頼があれば公証人任せの公正証書遺言を作成しているような人です。 こういった専門家は、遺言者のいう内容を文章化するだけですので、のちのち遺言書の抗力が生じたときにいろいろ困ったことが露見します。 いい専門家を見つけるためにはいろいろ質問相談をし、親身になって聞いてくれ専門的な知識に基づいたアドバイスをくれる人を探すべきだと思います。多くの士業では、初回面談無料なども行っていますので是非ご利用ください。