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支線を走るには充分な速度と牽引力を発揮したC58型蒸気機関車。D51の弟分のような外観と地味な活躍、都市近郊でも見られた希少性の無さからSLブームの最中には人気の無い形式でした。今になって振り返るとC57譲りの細身のボイラーがなかなか良い味を出しているんじゃないか?なんて思えるのですが。 総武本線に八高線、横浜線と関東のファンにとってもありふれた機関車でしたが、8620とC50の後継機関車として開発されただけに、支線の貨客列車を一形式で賄うと言う蒸気機関車にとっては難しい目標をクリアする為の意欲的な設計がなされていました。そして狙い通りの活躍は太平洋戦争後、日本最期の新製蒸気機関車として登場が…