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兄がお世話になった皆様へのお礼とご挨拶…。在宅を支えて下さった皆様へは、私も「この時間に伺うと忙しくないかな?」「こんなものが喜ばれるかな?」なんて考えながら足を運ぶことができました。 そこで悩んだのが、病院の皆様。お礼をするべきか否か…。
兄が無事入院しました。入院のための何枚もの書類に記入し、いろいろな方からの質問に答えていると、気が付けばあっという間に時間が過ぎていました。退院調整看護師のTさん、病棟医のM先生が病室へ足を運んで下さった時は17時を過ぎていました。
ここの所、兄の体調はどんどん悪化しています。いや、悪化というよりは衰弱と言った方があっているような気がします。 もう誰にも止められません。兄の体重はとうとう50㎏台になってしまいました。
兄が退院することになりました。病棟内を歩けるようになりました。兄も自宅に帰っても大丈夫と判断しました。 だけど、ただでは退院しません。「余命数日と言われたんだから…」を使って介護サービスを増やして帰ります。
えい君の介護保険の申請や認定調査が終了し、退院に向けて一歩前進です。退院後、在宅療養を始めるにあたって必要な訪問看護ステーション、ケアマネジャーへは話を通しています。あとは訪問診療医への依頼と緩和医療科の受診です。 ここからはTさんの腕の見せ所です。
まりぃさんは老健入所へ向けて話が進んでいます。えい君の方はまだ50代ということもあり、在宅へ戻るにあたって介護保険の申請や訪問診療医と訪問看護ステーション、ケアマネジャーの決定などの準備が必要です。 まだまだやることはいっぱいです。
今まで、まりぃさんのエピソードを色々書いてきた中で、ケアマネジャーさんやヘルパーさん、福祉用具支援相談員など、介護に関わる支援者の存在に触れてきました。さて、もしそのような皆さん方のお世話になる日が来た時に、どうやったら「素敵な方」と巡り合えるのでしょうか?「しまった…」とならない方法について考えてみたいと思います。
認知症のまりぃさんの介護と、兄〝えい君〟の在宅療養。そのダブル介護+仕事が私にできるのか?無理があるのはわかります。だけど「何とか二人を看ることができないか?」「どうにかすれば何とかなるのではないか?」って考えてしまう。本当に無理なことがわかっていて、なぜ抗おうとしてしまうのでしょう…。