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昨日の続き着替えを終えた綿子さんを車に乗せいつものスーパーへ向かった。綿子さんはひたすら綿「好子さんがこうやって車で連れて行ってくれてほんまにありがたいわー。今日やってカート押して行ったけどえろーて、えろーて(しんどくて、しんどくて)。1時間以上かかった
火曜日、綿子さんとの買い物デーだ。急いで帰宅し、綿子んちへ向かった。綿子さんはパジャマのまま台所にいた。好「あれ?綿子さん、今日は買い物行かんの?」綿「好子さん、今日も連れて行ってくれるんな?何も言うてなかったからどっちか分からんかって」好「火曜と土曜は
先週の土曜日、営農集団のリーダーの林さんがやって来た。先日、茂造さんが破壊した農機具の収納庫の修理代の請求書を届けに来てくれたのだった。そして庭先でかつおさんと林さんが今後の田植えのスケジュールの確認をしていたら綿子さんがやって来た。綿子さんは林さんに
先日の土曜日は2か月に一度の綿子さんの佐藤病院の受診日だった。火曜日に一緒に買い物に行ったときに「今度の土曜日は佐藤病院に行く日やからな」と伝えていたのをちゃんと覚えていた綿子さん。しっかり支度をして待っていた。上出来じゃん!!しかし出かける直前に「帽子
先週の日曜日の夕方、かつおさんが軽トラに大きな箱を積んで帰って来た。会社で不要になった鉄製の大きな工具箱を貰ったそうだ。我が家では先日から納屋の片づけをしていて大量の工具が出てきていたのでそれを整理して収納するのにちょうどいいと思い貰ったそうだ。しかしこ
実は先日、このブログのイラスト担当のハルちゃんが結婚しました。コロナ禍ということもあり結婚式などは行わず、入籍のみで、後日、写真を撮る予定だそうです。そこで新婚のハルちゃんと旦那様の数くんを連れて茂造さんちに紹介&挨拶に行きました。綿子さんは泣いて喜び、
やっといつものペースに戻ったので火曜日も仕事から戻ると綿子さんと買い物へ行った。スーパーに向かう車の中で綿「良かったわー。こうやって好子さんが連れて行ってくれるきに、ありがたいわー。良かった、良かった」"良かった"を連呼している。好「かつおさんと仲直りし
先日からかつおさんと綿子さんの買い物をめぐる攻防がずーっと続いていましたがやっと終わりました。そのいきさつを書いていきたいと思います。月曜日、綿子さんが反省したと勘違いして大量の食材を買ってきたかつおさん。その後、綿子さんは不気味なぐらい何も言ってこなか
昨日の続きスーパーから帰って来たらかつおさんがいたので買ってきたものを綿子さんちに運んでもらった。わたしは自分ち用の買い物を自宅に運んで片付けていたらかつおさんが戻って来た。か「「けっこう買うとるやん。よろしい」って言うたら喜ぶんや」とにかく褒めると
昨日の続きパンが無いと言う綿子さんか「そんなことないやろ。冷凍庫に食パンがあるはずや」と言って二人で出て行った。そして帰って来たかつおさんによると冷凍庫に食パンが2枚あったそうだ。なので明日の朝のパンはあるし明日は火曜日なので夕方買い物に連れて行くから大
昨日の続きそして土曜日、いつものように綿子さんと買い物に行った。「次また火曜日に買い物に行くまでの3日分しっかり買っときなよ」と声をかけた。店に着くと綿子さんはすぐさま果物コーナーへ。一緒に回ろうという気は全くない。今日はわたしも自分ちの買い物がしたかった
昨日の続きそして火曜日、仕事が終わると急いで家に帰った。洗濯物を取り込んで、急いで綿子さんちに向かう。ちょうど綿子さんがこちらに向かって来ていた。楽しみに待っていたんだなと思ったのだが全然違っていた。綿子さんをよく見るとパジャマのままだ。好「綿子さん、買
実は綿子さんとの買い物デーは土曜日+火曜日になっていた。4月の半ばの日曜日、いつものようにかつおさんと二人で茂造さんちの掃除をしに行った。今回は普段使っていない座敷や縁側も掃除機をかけ、いつもより丁寧に掃除をした。綿子さんは「いつもすまんなぁ。私も手伝い
昨日の続きとりあえず買い物を引き受け仕事に向かった。するとなんだか車の調子が悪い。インパネに見慣れないマークが点灯している。急いで車を停めて説明書を読むとエンジンの警告灯だった。ということで、その日は仕事の帰りにディーラーに寄ることになったので買い物はか
翌、9日の月曜日。朝から綿子さんがやって来た。もうかつおさんは出かけた後だった。綿「あんなぁ、もう食べるもんが無いからこれでおかずを買うて来てくれんやろか。7000円あるから1日1000円くらいのもんを買うてきて欲しいんや。私、トンカツみたいなのは好きでないんや」
8日の日曜日といえば母の日だ。母の日にはいつも贈り物をしている。この日も前もってこれからの季節にいいような洋服をプレゼントしようと用意していた。デイサービスにも行っているのでこざっぱりした服が必要だし。けれどこんな険悪な雰囲気では渡すに渡せない。どうした
5月4日の水曜日、激しくやりあったかつおさんと綿子さん。5日、6日はほとんど顔を合わすことなく過ごした。茂造さんのデイサービスに持って行っているカバンのチェック(入浴していたら洗濯物を出し、新しい着替えを入れる。綿子さんはやらない)は夜遅くに行き、綿子さ
典さんの滞在は4月30日の昼過ぎから5月4日の昼過ぎまでの約4日間。この短い期間でも綿子さんの異常なほどの買い物好きはしっかり典さんに伝わったようだ。30日はわたしと買い物に行き、翌1日は典さんと買い物へ。2日はデイサービスに行っていたので買い物は休み。そして3日は
3日は典さんに茂&綿の二人を託してわたしとかつおさんは久しぶりにゆっくりさせてもらった。典さんには茂造さんを散髪に連れて行って欲しい事と気分転換にどこかにドライブにでも連れて行ってあげてと頼んでいた。そして夜、典さんにどうだったかを尋ねた。典さんは二人を車
マイペースな典さんだが今回は精力的に茂造家の掃除や炊事をしてくれてとても助かった。かつおさんからのLINEを全く見ていなかったので典さんにとったら突然、「納屋の片づけをするから手伝って」と言われたのに拒否ることなくせっせと動いてくれた。おかげで納屋はずい分片
我が家には2台の草刈り機がある。1台はもともと茂造さんが購入したもの。もう1台はわたしの実家の父が購入して使っていたものだ。実家の両親は茂造さん&綿子さんより少し若い。隣町で夫婦二人で暮らしている。田んぼはわずかに1枚なのでずいぶん前から人に貸していて非
畑が大好きな綿子さん。ちょっと元気になるとすぐ畑に行く。まっ好きでしてるんだから放っておこうと思うのだが、茂造さんが手伝わないことに腹を立て、いろいろ指示をする。茂造さんは綿子さんに言われると素直に動く。綿子さんが昨年9月の半ばに退院してきた時のこと。さ
昨日の続きとにかくここで茂造さんや綿子さんを責めていても仕方がない。かつおさんは営農集団のリーダーの林さんに電話をかけて報告した。すると林さんはすぐ駆けつけてくれた。か「またじいさんがやらかしてもうてすみません。弁償したいと思うんですが修理はどこに頼んだ
昨日の続きいったい何があったんだ?状況を把握しなくては。説明下手な二人の話をよく聞くと綿子さんがここの畑にも野菜を植えようと鍬で耕していたところ、茂造さんが見に来たそうだ。それで「じいさん、暇なんやったらここをトラクターで耕して」と言ったら、茂造さんが営
先週のこと月曜日の夕方、綿子さんがやって来た。わざわざやって来る時は大抵ろくなことがない。案の定「通帳を出せ」と言いに来たのだった。か「なに言いよんや。お金が要るんやったら渡すから通帳は渡さんで」綿「なんでや。私の通帳やのに返してくれ」か「それはできん。
お金と言えば綿子さんが一昨年入院した時は我が家で全て立替えて支払いをしていたが、通帳の残高までは気がまわらず自動引き落としができず困ったことになったので、昨年の6月に入院した時は通帳一式を預かって管理をした。その時初めて通帳の中を見たのだった。綿子さんは
昨日の続きそんないきさつがあったので綿子さんが今年はここも米を植えてもらうと言い出し、かつおさんは怒り心頭だ。か「あほ言うな。米や作らんでええ!」米を作る田んぼを増やしておいて管理はできないから他の人にやって欲しいなんて言えないではないか。そうでなくても
昨日の続き綿子さんは結局、田んぼ13枚の管理を引き受けてしまった。か「わしは知らんで。手伝えんからな!」と念を押したのにだ。その後、肝心の綿子さんは6月末に骨盤骨折で入院してしまった。茂造さんは田んぼの管理を引き受けたという認識が無いのか田んぼはほったらか
昨日の続き綿子さんは迷惑がられていたが、実は茂造さんにも周りはかなり迷惑していたらしい。とにかくよく事故を起こす。トラクターを収納庫にぶち当てて壊したり、免許がある頃は軽トラで荷物を運んでいてぶつけたり、交通事故もよく起こしていたらしい。なので二人とも引
昨日の続き近所の営農集団の人たちが綿子さんに困っていたというのは直接聞いたことがある。綿子さんが入院してしばらくした頃、茂造さんの洗濯物を取り込んでいたら営農集団のメンバーの方が訪ねてきた。営「綿子さん、最近見かけんけどどうしたん?」好「骨折して入院して
昨日の続きわたしたちが住んでいる地区では米を作る兼業農家がほとんどだ。しかし米作りは大変だし、トラクターや田植え機などの機械も高額だ。なので現役世代の人たちは米作りをやめて田んぼを貸している。そこで地区で営農集団という組織を作り共同で機械を買い米作りを行
昨日の続き土曜日の午後の用事というのは我が家の車庫の解体をするということだった。我が家は割と若い頃に家を建てたので、外構とかにかけるお金が無くて車庫は安価なパイプ車庫を設置していた。が、昨年秋の台風で半壊してしまいそれを補修して何とかしのいでいたのだけれ
土曜日の午後のこと。何気なく畑を見ると何か植わっている。近寄って見てみるとどうも豆の苗のようだ。えっ?!どういうこと?たしか木曜日に「豆の苗が無くなった。誰かに盗られた」って言うとったやんな。金曜日はデイサービスに行ってたから買いに行く暇は無かったはずだ
今朝はかつおさんが茂造&綿子さんの様子を覗きに行った。綿子さんは台所で朝食の準備をしていたらしい。電子レンジが"チン!"と鳴ったので取り出してあげようとしたら、またいつものように皿で蓋をしていたそうだ。か「おかん、なんで皿で蓋をするんや。ラップ使えよ」綿
木曜日の夕方、綿子さんちに顔を出した時のこと綿「こないだ畑に豆を植えようと思って苗を買ってきたんやけど、どこ探しても無いんや」好「また歩いて買いに行ったん?」綿「そうなんや。あのカート押したら大分楽なからな、あれ押して行ったんや。ほんで買うてきてどこに置
土間のかさ上げをした翌日、使い心地はどうか感想を聞いた。綿子さんは上がったり下りたりがしやすくなったわと喜んでくれていた。なによりウッドデッキを設置したおかげで洗濯機のところまでスリッパのまま行けるのがとてもいいんだそうだ。あっそうか!前はいちいち靴に履
先日、かつおさんが「マッチ!マッチ!」とうるさい綿子さんに根負けしてマッチを渡してしまった。たった4~5本だからといってもやっぱり心配だ。それにもう週2でスーパーに買い物に行っているんだから自分で買って来ることも出来る。なにかいい手はないかとネット検索して
毎週土曜日は綿子さんを車に乗せ、一緒に買い物に行くのが恒例となっている。以前も話したがお金の管理はかつおさんがしていて綿子さんにはちょこちょこ渡すようにしている。一度に大きいお金を渡すとそこら中に隠してどこに置いたか忘れてしまうし、何に使うか分からないの
昨日の続き綿子さんはかつおさんが持ってきたカップラーメンを見て、久しぶりにカップラーメンが食べたくなったそうだ。それでその日の昼食に食べようとテーブルの上に2つ置いて、ちょっと畑へと行っていたそうだ。畑から戻るとテーブルの上に置いていたはずのカップラーメ
かつおさんが大量のカップラーメンを買って来た。毎日、毎日綿子さんのグチを聞くのにウンザリし、その対処として買って来たのだ。綿子さんのグチと言うのはもちろん「じいさんがなんぼでも食べて困るんや」かつおさんはじいさんは食べる事しか楽しみが無いんやし、あと何年
昨日、帰宅したら庭で綿子さんに会った。先に帰宅したかつおさんと話をしてちょうど帰るところだった。好「綿子さん、ただいまー」綿「好子さん、おかえり。今、かつおにマッチ買ってきてくれって言うとったんや」えっ!マッチ!以前、野焼き事件を起こしたこともあり、綿子
今回、綿子さんの靴について書いていて思い出したことがある。20年以上も前のことだ。子育て真っ最中のわたしはいつもスニーカーを履いていたんだけれど、1年も履くとけっこうボロボロになる。なのでセールの時とかに新調していたんだけどそれまで履いていてボロボロになった
実は綿子さんは入院するたび新しい靴を買っていたので、この1年半で3足は増えていた。ケガをして入院をし、少し良くなるとリハビリが始まる。その時、室内で履くためのきれいな靴が必要になるのだが、綿子さんは退院して家に戻ると、リハビリ用に買った靴を履いてウロウロす
土曜日、またまた麦さんが綿子さんに会いにやってきた。実は先日、髪を切ってもらったときに麦さんから「綿ちゃんに靴を買ってきたいんやけど、どんなんがええかな?」と相談されていた。麦さんともう一人の妹のみきさんは綿子さんのことを母のように慕っていて、ちょくちょ
昨日の続きほとんどの薬はカレンダー方式にして私が管理しているのだけれど眠剤だけは綿子さんが持っている。お守りのようなもので持っていないと不安になるようだ。なので本人に全部渡している。金曜日の夜好「明日、佐藤病院にお薬もらいに行こうな」と言うと綿「あー良か
昨日は綿子さんと佐藤病院へ行った。毎日飲んでいる薬が残り少なくなったので処方してもらうためだ。いつもはかつおさんが付き添っているのだが今週は仕事が忙しくて土曜日も出勤しなくてはならず代わりにわたしが付き添った。この際だから色々尋ねてみることにした。①今は
昨日の続きそして次の日の夜、残業を終えて7時過ぎに帰宅したかつおさんが「今日で工事終わったんやって。業者から電話がかかってきたんや」と言うのだ。えっ?!もう完成したん?それじゃ早く見に行かねば!2人で茂造さんちに向かった。玄関に入り、茂造さんの部屋へ入る
先日もちょっとふれたが綿子さんちの台所の床はいつもベタベタだ。どうやったらこんなにベタベタに出来るんだ?と思うくらいベタベタしている。スリッパ無しでは歩けない。毎週のように雑巾がけをするのだが、すぐにベタベタになってしまう。もはやわざとか?と疑うレベルだ
日曜日、久しぶりに麦さんが訪問してくれた。そしてまた、綿子さんの髪を切ってくれた。ちょうど数日前に好「だいぶ髪が伸びたなぁ」綿「そうなんや。ちょっとうっとうしいんや」という会話をしたところだった。その会話を聞いていたのか?と思うほどのグッドタイミング!さ
綿子さん、ほんとこの1週間のグチは酷かったようだ。前半はわたしはノータッチだったので聞かずに済んだが、かつおさんは毎日グチに付き合わされたようだ。何の話をしていても最終的に茂造さんのグチになる。「ほんまになんであんなに食べるんやろか!」「こっちが段取りし