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11月2日 木曜日いつものように仕事帰りに、いぶきの森へ茂造さんの洗濯物を取りに寄った。汚れものの箱の中から茂造さんの物を探していると後ろから「こんにちわ」と声をかけられた。振り向くとマネージャーの畑田さんが立っていた。こうして週2回、ここに立ち寄るが畑田さん
4月29日土曜日今週の水曜日、出張先のかつおさんから「近いうちにストーマ袋が届くから、届き次第、いぶきの森へ持って行って」と連絡があった。いぶきの森のスタッフさんから「もう残りが1枚になりました。至急新しいものを持って来てください」と連絡がきたそうだ。そんな
4月6日 木曜日今日も仕事帰りに、いぶきの森へ茂造さんの洗濯物を回収に寄った。この時間になるともう受付に人はいなくて、ほぼ誰とも会うことがない。自動ドアは入る時は問題なく開くのだが、帰る時はスタッフの詰め所につながるボタンを押して解錠してもらわないと開かない
3月16日、木曜日仕事帰りにいぶきの森へ、茂造さんの洗濯物を取りに寄った。また汚染物用バケツの中に入っているんだろうと、真っ先にバケツを見たのだが、そこには無かった。普通の洗濯物が入れられている箱の中にあった。先日、洋式便座に座って用を足すようになったのでズ
3月13日月曜日今日は夕方、会社の帰りにかつおさんがいぶきの森に寄った。金曜日に入所の契約書類を預かっていた。それににサインをしたものをマネージャーに提出するためだ。実は先週6日に契約したと思っていたのは誤りで、6日は正式申込みだったのだそうだ。今回、入所が決
3月9日木曜日昨夜は1週間ぶりに自宅のベッドで寝たかつおさん。ゆっくり眠れたかと思ったが、早朝4時ごろには目が覚めてしまったらしい。このところ細切れにしか寝れなかったのが習慣になってしまったのか?一度目が覚めたが、もう一度寝たそうだ。そしてこの日、いぶきの森
昨日の続きとりあえず今晩は家で過ごさなくてはならない。しっかり見守らないと。9時過ぎ、見守りカメラを覗いた。台所に茂造さんの姿はなかった。トイレかな?しばらく待ってみたがなかなか戻ってこない。カメラを動かしてみると、茂造さんは洗面所にいるようで、腕が少しだ
2月26日、日曜日今日は、ほぼ家で過ごすことにした。茂造さんが気になるので長時間外出できない。だけど綿子さんの襲来が無いことが分かっているのでとても気が楽だ。朝食、昼食を届けた。そして3時頃おやつを届けに行ったかつおさんがなかなか戻ってこない。どうしたんだろ
引き続き2月1日、水曜日のこと。この日の日中、かつおさんから電話がかかってきた。か「さっき風車の丘から電話がかかってきたんや」好「どうしたん?何かあったん?」か「じいさんのストーマ袋がパンパンになっとって、今にも漏れそうやったから1日早いけど交換したんやっ
1月29日、日曜日。今日から茂造さんのショートステイ本番だ。風車の丘は日曜日は送迎担当の方が休みのようで迎えが来れないそうだ。なのでかつおさんが送って行くことになっていた。わたしもどんな所なのか興味があったのでついて行くことにした。9時頃連れて行くことになっ
15日の日曜日。毎週日曜はお薬カレンダーを届けなければいけない。仕方なくかつおさんが持って行った。すると綿子さんは「しんどいんや」と言って寝ていたそうだ。完全に治ってないのにウロウロするからだろう。でも寝ててくれると余計な心配がなくていい。そう思っていたの
月曜日、また朝から綿子さんがやってきた。かつおさんがウンザリした顔をしながら玄関へ出て行った。リビングに戻ってきたかつおさんに「なんの用やったん?」と尋ねると昨日の夜遅く、茂造さんがまた便を漏らしたんだそうだ。その後片付けが大変だったということと、「じい
綿子さんのケガの遍歴が一段落したので、ここからはまた現在進行中の話に戻りたいと思います。先日、綿子さんがかつおさんに「今日は買い物に行かんのか?」と聞いてきた日曜日からの続きです。その週はかつおさんがまたも出張で不在のため、何事も起こりませんようにと祈り
ストーマ(人工肛門)のにおい対策【大腸がん】デリケートな問題
ストーマ(人工肛門)にするということで、夫はかなり落ち込みました。 ストーマにしなければ、病状が悪化することは目に見えてます。医療技術の進歩は、ありがたいものではありますが、つらいこともあります。 ストーマケアは思った以上に大変です。今回は
本当に茂造さんの行動力と知恵に感心した出来事だった。それにしてもだ。綿子さんは茂造さんが袋が無いと言い出した時、まるで他人事だった。「わたしが手配するの忘れとったわ。ごめんな」といった態度はみじんもなかった。それどころか「どこでも行って買うてきな」と言い
昨日の続きか「じいさん、どこ行っとったんや!心配したんぞ!」茂「袋が無いから買いに行っとったんや」か「買うったってどこにも売ってないやろが」茂「おう。ほんだから市立病院まで行ったんや」ええっ!!市立病院とは隣町にある大きな病院だ。茂造さんが大腸と胃の手術
ストーマ袋といえば以前も一度、ストックが無くなってしまったことがあった。昨年の春のことだ。一昨年の11月に綿子さんが入院するまではストーマ袋の管理は綿子さんが行っていた。茂造さんはそういう事ができないのか、それとも綿子さんが茂造さんでは出来ないだろうとはな
わたしは茂造さんのストーマの交換はやったことがない。交換時はスッポンポンになって行うようなので見たこともない。そのため交換の仕方が分からない。なので朝食の残りを食べ終えてから茂造さんちに向かった。行きたくないが仕方ない。茂造さんちに着くとちょうどストーマ
土曜日、綿子さんと買い物に行く前のこと。朝8時ごろ綿子さんがやって来た。わたしは出張中のかつおさんに変わり、朝から田んぼの見回りを終えて帰って来て、遅い朝食を食べ始めたところだった。買い物の約束の時間より1時間も早い。どうしたのかと思ったら綿「じいさんの袋
昨日の続きそして次の日の夜、残業を終えて7時過ぎに帰宅したかつおさんが「今日で工事終わったんやって。業者から電話がかかってきたんや」と言うのだ。えっ?!もう完成したん?それじゃ早く見に行かねば!2人で茂造さんちに向かった。玄関に入り、茂造さんの部屋へ入る
茂造さんは相変わらず喜んでデイサービスに通っている。が、どうもしばらくお風呂に入ってないようだ。連絡ノートを確認すると最後に入浴したのは3週間前だった。えっ?!そしたらストーマの袋の交換はどうしてるんだろう?デイに通う前は自分で交換していたのでよくシワが