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カンアオイ(寒葵)はウマノスズクサ科の多年草で、日本固有種です。葉が葵に似て、常緑で冬でも枯れないことから寒葵と呼ばれ、本州中部・関東以西に分布し、林床に生え暗紫色の花を着ける地味な植物です。葉の紋様から選別栽培され、「細辛」(さいしん)と呼ばれる園芸品種群を作っています。「御所桜」(ごしょざくら)は、その1品種で、灰白色の斑模様が大きく入り暗緑色の地が少なくなった葉です。花は青軸素心花です。葉の斑が明瞭な夏以前の画像を撮り忘れていました。12月上旬の花と葉の画像です。4号中深鉢植えです。花弁に見えるのは3枚のガク片、基部で癒着してガク筒となり、花弁が退化した花です。冬も囲いの中に入れないで、玄関の内外に置きます。1月上旬、その7日後です。鉢植えのカンアオイ「御所桜」
カンアオイ(寒葵)はウマノスズクサ科の多年草で、葉が葵に似て、冬でも枯れないことから名付けられました。本州中部~近畿、四国で山地の林下に自生する日本固有種です。葉の模様などから選別栽培された園芸品種群を「細辛」(さいしん)と呼び、その1品種が「御所桜」(ごしょざくら)です。灰白色の斑模様が大きく入り、暗緑色の地が少なくなった葉と、青軸素芯花が特徴です。4号鉢植えで、10月末の開花姿です。花弁に見えるのは3枚のガク片で、基部で癒着してガク筒となり、花弁は退化しました。このガク筒は一般的には暗紫色ですが、本種は淡黄緑色です。12月下旬、寒さで葉色が悪くなりました。1月中旬、開花中なので玄関に置き、晴天時に玄関外で撮りました。鉢植えのカンアオイ「御所桜」
「カンアオイ」(寒葵)は、ウマノスズクサ科で、林床に生える常緑多年草です。葉が葵に似て、冬でも枯れない所から名付けられ、暗紫色の花を咲かせます。心臓形の葉にある様々な模様や、花の色形などから選別された「細辛」(さいしん)と呼ぶ古典園芸植物群があります。「御所桜」(ごしょざくら)は、その細辛の1種です。葉は灰白色の斑模様が大きく入り、暗緑色の地が少なくなっています。11月上旬の花は、青軸素芯花(緑花)です。花弁に見えるのは3枚のガク片で、基部で癒着してガク筒となっています。1月上旬、鉢を自宅北側の棚から、南側の玄関前に移しました。晴天の一昨日、4号鉢植えの草姿です。寒さと陽射しを受けて、葉色も変色してきました。カンアオイ「御所桜」の花