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稲荷神社(→神奈川県川崎市麻生区王禅寺)にある小さな祠で、旧王禅寺村の鎮守五社の1つである山王社の石段の中間地点の左手にあります。稲荷神社専用の石段もあります。江戸時代後期の1830(文政13)年に編纂された『新編武蔵風土記稿』の山王社条(→ページ)には「末社稲荷社。本社に並びてあり、小祠なり」と書かれています。江戸時代には山王社の末社として並んで建っていたようですが、現在は山王社の石段の中間地点あたりに朱塗り...
山王社(→神奈川県川崎市麻生区王禅寺)は、創建年代等の詳細は不明ですが、旧王禅寺村の鎮守五社の1つで、星宿山 王禅寺の鬼門除けに建立された社(やしろ)と伝わります。「さんのうしゃ」ではなく「さんおうしゃ」と読むようです。1868(明治元)年の神仏分離令以降は日枝神社とも呼ばれました。鳥居の近くには江戸時代の石造の馬頭観音や石仏群があり、神仏習合の頃の名残りが見られます。〖祭神〗・大山昨神(おおやまくいのかみ)...