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浮岳山 昌楽院 深大寺(→東京都調布市深大寺元町5丁目)は、奈良時代中期の733(天平5)年に虎柏山 日光院 祇園寺(→東京都調布市須佐町2丁目)を開基した満功(まんく)上人が創建した天台宗寺院です。750(天平勝宝2)年に水神の深沙大王像を安置して淳仁天皇の勅額で「浮岳山 深大寺」と名付けられました。全国的にみても創建時の記録がしっかりと残されている数少ない寺院の1つといえます。創建時は法相宗(ほっそうしゅう→南都六宗の1つ...
一昨日に続き、虎柏山 日光院 祇園寺(→東京都調布市須佐町2丁目)についてです。祇園寺は寺伝によると、奈良時代中期の750(天平勝宝2)年に浮岳山 昌楽院 深大寺(→東京都調布市深大寺元町5丁目)を創建した満功(まんく)上人が創建したと伝わる法相宗(→南都六宗の1つ)寺院で、平安時代に天台宗に改宗され今に至ります。秘仏される鉄造僧形八幡神坐像は鎌倉時代後期に彫られたもので調布市文化財に指定されています。江戸時代には本山・...
虎柏山 日光院 祇園寺(→東京都調布市佐須町2町目)は、寺伝によると奈良時代中期の750(天平勝宝2)年に浮岳山 昌楽院 深大寺(→東京都調布市深大寺元町5丁目)を創建した満功上人が創建したと伝わる天台宗寺院です。鎌倉時代後期に彫られた神仏習合の影響が色濃い僧形八幡神坐像は、調布市文化財に指定されています。江戸時代には本山・末寺の制により法縁から深大寺の末寺とされました。ただし『調布市百年史』によると、祇園寺はしば...