メインカテゴリーを選択しなおす
地元自治体が開いた虐待防止研修に参加した時の話をします。 障害者施設の管理者や虐待防止担当者が対象。コロナ禍以降としてはひさびさの集合研修とあって、会場は活気に包まれていました。 私たち参加者は、テーブルごとに6~8人のグループに分かれて講... 【続きを読む】
犯罪が最も多い人間関係をご存じですか? それは、夫婦間であったり、家族間、親族間の人間関係です。 ニュースで報じられる犯罪は、これまで例が無かった事件や、残虐性がクローズアップされるので、どうしてもそのような犯罪が多いように思ってしまいが
ウチの施設では1月、「成人の日」に合わせて成人祝賀会を開きます。 新成人の利用者さんをお祝いする、成人式に相当する恒例行事です。とはいえ、お祝いの対象となる二十歳の利用者さんがいる時にしか開けないのですが。 宴会場でコース料理を会食すること... 【続きを読む】
今年の8月から2ヶ月ちょっと入院していた父のカバが何故か復活している( ̄∀ ̄;)春から単身で東京に転勤になったオトートはそれっきり。アネは相変わらずノータッチ。入院前よりかなり体調は悪いので誰も行かないわけにはいかなくて先月からまた私が足繁く通うことになっている。。。振り返ったら80歳くらいに見えるジーさんが立っていててっきり入居者だと思っていたら遊びに来た息子さん( ̄∀ ̄;)子供が後期高齢者になっている日本...
11月5日 火曜日昨日は祝日だったので茂造さんは今日入浴したはず。なので仕事帰りに洗濯物の回収にいぶきの森に寄った。茂造さんはちょうど食事中だったのでササッと部屋に入り洗濯物を回収した。ふと隣のベッドを見ると空だった。えっ?日曜日には居たのに。どうしたんだろ
施設見学を終えると、これまた待遇よく施設の社有車で母と私を自宅まで送り届けてくれます。 でも、これは非常に大切な体験です。というのも、介護の現場で用いられる車内は、デザインが違うのです。要は介護仕様。揺れでケガをしないように手すりが設置さ
認知症を患った実母の介護では、私のレスパイト、睡眠時間の確保のためにデイサービスに通ってもらうことをお願いしました。 そういうことならと、実母も快く承諾してくれました。 とはいえ、母と私にとって、介護施設の力を借りるというのは、どういうこ
この記事を読んで頂きありがとうございます。皆様に読んで頂くことがモチベーションですはじめての方はこちらをご覧下さい。 『自己紹介をさせて下さい。』この記事を見…
1年前まで管理していた福祉村の果樹園ですが、人手がなく荒れ放題です。果樹園を管理している施設長から救援依頼が有りました。下見して、平らな所は、ハンマーナイフで…
障害のある利用者さんが、親御さんから離れて、新しい暮らしを始める……そのような複数のケースに、私は関わってきました。 具体的なことは、過日に掲載した「弟なりの“自立”を目指して」や「支援者として“親亡き後”に直面」などに、一部を書いています
前回「支援者として“親亡き後”に直面(その2)」の続き。これが最終回です。 利用者AさんのBグループホームへの入居は、これまで2度にわたって実施したショートステイ利用と、ほぼ同じような調子で進みました。 Bホームに入ってもらうところが、最
前回「支援者として“親亡き後”に直面(その1)」の続きです。 利用者Aさんのショートステイ初日。 BグループホームにAさんを入れ、施設に帰り着いた私は、ヘトヘトに疲れていました。身体的な疲労だけでなく、嫌がる相手に無理強いをするという、支
障害のある人たちのいる家庭において、必ず直面することになる課題のひとつが“親亡き後”です。 残された子供が障害を抱えながら生きていくことへの不安や、事前に準備しておくことの難しさなどが、課題として親御さんに突き付けられます。 先ごろ、ウチ
ウチの施設には「園旅行」という行事があります。 利用者さん対象の旅行企画で、数年おきに開催しています。 バスや列車をチャーターして行楽地などに出かけ、景勝地を散策したり、郷土料理を食べたり、お土産を買ったり、みんなで楽しみます。 以前は宿
ダウン症の実弟が、このほど、実家からグループホームに移りました。 弟は50歳代、両親は80歳代……離れて暮らし始めるには、これがギリギリのタイミングだったように思えます。 弟は以前、ウチの施設が運営するグループホームを利用していました。
ウチの施設で先日、職員対象の救急救命訓練を行ないました。 地元消防署から招いた救急救命士の指導で、ダミー人形を相手に心肺蘇生法を学ぶというものです。 年に一度の訓練でも、十数年ほど続けてきたおかげで、心肺蘇生法の変化に気付きました。 昔は
思いがけず、某福祉団体のシンポジウムに登壇することになりまして。 シンポジストとして発表する、資料づくりなどに着手しているところです。 資料に使える“ネタ”が見付かるのではないかと思い、ひさしぶりに当ブログの過去記事を読み返してみました。
“方言に戸惑い” 介護施設にネパール人施設長誕生 世界が未経験の少子高齢化進む日本のロールモデルに
シリーズ「現場から、」です。人手不足が深刻な介護業界で先日、ネパール人の施設長が誕生しました。外国人が施設長になるのは全国的にも珍しく、ロールモデルとして奮闘しています。 https://news.yahoo.co.jp/articles/6d7b8506df13a5cdd9a5a76009423720faa87f3d?fbclid=IwAR1k2n0oemQMz9JHEUtc0n4Y0DIyoEcmccQ4gEyh0IzKUy86Bw_8zSLvfQs
サ高住に引っ越したものの父のカバに妨害されてハハの介護をしてもらえずハハの入院をキッカケにやっとカバと別居することに成功。退院の手続きをして病院を出たら施設長さんが迎えに来てくれたが施設内での部屋の引っ越し手続きをしながら暴れる父カバ→コチラ の対応もあって一人では物理的に無理。半年ぶりにアネを動員して荷物の整理をしてもらいましたが・・・こんなカンジのアネだからハハが認知症になろうと入院しようとあ...
作業は器用にこなせるけれど、しばしば体調を崩してしまう人がいます。四肢を動かすこともままならないのに、熱心に働こうとする人もいます。 ウチの施設を利用する人たちは、障害程度も作業能力も、健康状態や勤労意欲なども、さまざまに異なります。 ま
異業種交流会のような集まりに参加したことがあります。 さまざまな職業の人たちとの懇談は、私に少なからぬ刺激をもたらしてくれました。 そこで出会ったAさんについて書きます。 私が福祉作業所の施設長であると聞き、名刺を差し出しながら話しかけて
送別会に参加しました希望者が参加と聞いていましたが「えっ 何この人数…」驚いたのは所属しているスタッフさんだけでなく管轄外に異動された方更に退職された方までが…
おいしいうどん屋さんが地元にありまして。店主による手打ちうどんが評判で、昼時にはいつも行列ができている人気店です。 その店が、2週間ほど閉店しました。店主の病気が原因でした。 営業が再開された時、うどん屋のファンである私たちは、ホッと安堵
頼れる男の後ろ姿先日はテレビのインタビューに対応され立派に務められました管轄するタウン内の入居者さんは勿論所属しているスタッフさんの信頼も絶大私の個人的な印象…
私生活でのことを書きます。 私にはダウン症の弟がいて、彼は50歳代。養育している両親は、共に80歳代。3人は、私の家の近隣に住んでいます。 年齢相応に老いている両親は、それでも比較的、健康には恵まれているようです。 旅行などで泊りがけの遠
私が放送大学に在籍していることは、以前に書きました。 放送大で私は、科目群履修認証制度の「社会生活企画プラン」に挑戦、毎年1~4科目ずつ履修してきました。 4年ほどコツコツ積み上げてきた単位が、このたびプランの認証取得条件に到達。 そうし
何をどうしたいのか、相手の意図がつかめない…。きちんと伝えているはずなのに、こちらの指示が通らない…。 障害者福祉の現場では、しばしば経験することです。 それに加え、「いくら言っても分かってもらえない」「何度も注意しているのに改めてくれな
「現状が、一刻も早く特養への入所を望まれているとしたら選択肢として以下を提案いたします」この記事の続きです ↓【待機なしで特養に入所できたきっかけは】その提案とは、要約すると、東京多摩地区にはたくさんの特養がある。以前23区に施設を作るのが厳しかった時代に多くの施設をここに作った。現在、この地域は入居者が少なく、23区に出向いて受け入れをしている状況である。です。(いやいやいやいや……それこそ現実的ではな...