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イラスト1枚描きました。藁で作られた人形や民具の文化は東北の民俗に根付いたキーアイテムと言えましょう。線画はGペンでガリガリ描きました。Gペンは筆圧の入れ具合で線にメリハリをつけられるので描いてて楽しいです。適度な力加減が心地よい。自分が絵を描いてて最も充実感ん得られるところです。AIで画像生成する心根が知れねえ。各キャララクターのモチーフは以下になります。ご参照ください。右側のなまはげはよく見た...
お久しぶりです。月内の仕事の繁忙期でしたので少し更新が滞っていました。冬の寒波も落ち着き、だいぶ暖かくなって参りました。ここ数年、秋田の祭事やイベントに出向けなかったのですが、この冬はちょいと色々見てきました。小正月行事などいろいろ。【石名坂のアマノハギ】にかほ市象潟町小滝石名坂 来訪神行事。明治期に作られた面の形相は一度見たら忘れられない。2匹1組で集落を巡行するが、その際に同時に巡行している...
【山田ジンジョ祭り】大館市山田『地蔵祭り』とも言う。山田地区の各8地域に男神スサノオと女神クシナダの2体ずつ、計16体のジンジョ様と呼ばれる人形道祖神が鎮座している。弓矢を持ち、裃を模した藁の着物を羽織る。股間には大根やカブなど陰部を暗喩した野菜の絵を貼る。祭日当日、そのジンジョ様2体を担ぎ太鼓を打ち鳴らしながら町内を歩く。途中、他区域のジンジョ様と鉢合わせたら人形同士をぶつけ合いお神酒を交わす。巡...
僕の住む地域では、今年はまだ雪らしい雪は降っていない。土曜日に岩手北上方面に日帰りで出かけたところ、山間部には若干の積雪があった。いよいよ冬到来である。写真は、そんな岩手県西和町(旧・湯田町)に立つ巨大道祖神人形である。人形の右手方向(画面左側)には大きな民家があり、背後は湯田牛乳製造元の湯田牛乳公社である。結ハウスというショップが併設され、そこで牛乳とかヨーグルトとか、スイーツなんかが販売されている。それ故、山間とはいえ結構な数の観光客が出入りする。「みるくぼーや」というソフトクリームが大人気で、お子さん連れの家族客が多い。東北の山間地らしいヌメッとした道祖神人形とのギャップが面白い。この日も小学校入学前くらいのお嬢ちゃんが「ねえママ!、なんであの人形さんのオチ◯チンは、あんなに大きいの??」と聞いてい...雪の季節が来たる〜身体の大きな人形
秋田県の旧・大森町(横手市)にて。山間の小さな集落。その入り口に道祖神人形が鎮座している。特別な用事がなければ一生行くことのない集落である。そしてその集落に行く用事がある人など殆どいないと思う。僕はGoogleMapで他のことを調べている時に、偶然この同祖神人形を見つけた。最近は道祖新人形がGoogleMapにプロットされるようになった。見つけてしまえば、見に行きたくなるのは道理だ。あっという間に、滅多にない用事が出来たわけだ。「村のはずれに佇む貴方いつも私を守ってくれた移ろう時に流され続け、大事なものを失ったやっと見つけた言葉は、もう届かないTooLateforloveさよならさえ言えずにTooLateforloveどこまで流されたの私は恋に溺れ貴方は川に溺れる悲しい恋の道祖神」2〜3分で作った「恋の道...恋の道祖神人形
岩手県某所にて。まあ何か目的がなければ通らない道路だとは思う。でも仮に、夜間に知らずに通ったとしよう。クルマのヘッドライトにこれが映り出されたとしたら、もう腰が抜けるかもしれない。外部から悪きものが侵入しないように(あるいは人形と共に外に送り出す)作られる道祖神である。それがあるべき姿なのである。X-PRO3/XF16-80mmF4ROISWR道祖神のあるべき姿
岩手県西和賀町(旧・湯田町)にある「ほっとゆだ駅」。JR北上線の駅でありながら、源泉掛け流しの温泉が併設されている珍しい駅だった。そこで入浴した後は、湯田牛乳公社直営の結ハウスでソフトクリームを食べる(もしくは牛乳を飲む)。これが僕のルーティーンだ。結ハウスの横には、この巨大な鹿嶋様。相変わらず立派である。GRⅢ泡沫の日々(終)〜湯田といえば鹿嶋様
今週は部活が休みのようで、「今週は?」のラインが来ませんでした。さるから「どうする?」を聞いてもいいんですが、春からほぼ休みなしで活動してたので、寝た子を起こさないように気を使いました。とは云え、部活がないとプーなもんだから暇です。なので、コロナで自粛ってわけでもなく、しばらく見学しに行ってなかった「藁人形でも見てまわるかー」と思い立ちました。棲家から少し距離もあるのでツイデがないとなかなかね。ま...
土日は避けて、平日の月曜(昨日)に圏北部の主にニンギョさま、ショウキサマと呼ばれているひとがたの道祖神(?)を見て回ることにしました。「ところでオレっていつからこんな事してたんだっけ?」この記事を書きながらふと思ったので、このブログ内を「謎の藁人形」で検索掛けてみました。2012年だったのね。もう10年経ってる。我ながら物好きです。見に行ってきて写真撮ってくるだけなんですけど、スタンプラリーみたいで割と...
前回の続きです。最初の一体が既に飾られてないことに少々気落ちはしましたが、残り廻るポイントが多いので、先を急いでいます。南方向に戻るのですが、ナビがお薦めした経路の道の両側は、イネ/ダイズ/ネギの広大な農地でした。(運転中なので写真はありません。)「これで、あってんのかなー」と思いながら十数分走って、やっと国道に出たみたいです。今度は内陸部、東に向かいます。国道に出てすぐに、以前ショウキサマが飾ら...
前回、前々回からの続きです。ツアー2か所目の訪問先で、5体のジンジョ様を拝観させていただいて、気分は上々です。(実は3か所の見逃しがあったことに気が付いてないから。)でも、残りの訪問箇所がまだ沢山残っているので、気は焦ってます。出発した時点から、携帯のナビ機能を使っていたのですが、どうも使い方が分からない。音声案内してくれない。一般国道から、自動車専用道路に入った。でも出口をやり過ごしてしまい、その...
前3回の続きです。謎の藁人形 (北部方面ニンギョサマーツアー1)、同(2)、同(3)ちょっと書くのにも飽きてきてます。とは云え備忘録なので、最後まで書くしかない。今回さるは、行先全体の数を把握せずに棲家を出てきたので、何か所回ってどれくらいの時間が掛かるのか予想できてません。ともかく過去(2018年頃)に調べた結果(「人形道祖神(Stview)探索結果」というマイマップ)を頼りに、「ほぼほぼそこにあるハズ」を...
謎の藁人形 (北部方面ニンギョサマーツアー1)、同(2)、同(3)、同(4)の続きです。過去2回の記事で比較的散らばった地域に点々とあった、ニンギョ様、ショウキ様を見終わって、残りは、ある一帯に高密度で飾られているニンギョ(ウ)様です。全部、調べ切れているとは云えないですが、それでもかなりの数があります。前のポイントを出発したのが14時45分頃。「果たして今日中に全部廻れるんだろうか?」と思い始めた。帰...
おお!6回目。圏北部の道路っぱたに飾られているハズの藁人形を見に行った1日の行程を思い起こしながら書いてます。※これまでの経過は、謎の藁人形 (北部方面ニンギョサマーツアー1)、同(2)、同(3)、同(4)、同(5)に書いてます。クドイようですが続けます。1日でかなりの箇所を廻るつもりで来てるので、一か所での滞在時間はほとんど1~2分。なので、圧倒的に移動している時間の方が長いです。前の粕田の集落を抜...
7回に分けて書いて、やっと最後になりました。※これまでの経過は、謎の藁人形 (北部方面ニンギョサマーツアー1)、同(2)、同(3)、同(4)、同(5)、同(6)に書いてます。残り2か所の訪問記録です。長面袋~清水川と南側から北方向に向かって見ていくルートにしたときに、ちょっとそこから逸れちゃう地区があったので、そこを後回しにしました。いずれ、ニンギョウ(人形)様と呼んでいる藁人形を飾ってある・・・ハ...