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夏に立ち寄った千曲川ワインバレーのリュードヴァン、週末、ピノ・ノワールの収穫ボランティアに再訪した。標高800m、蓼科山を望む畑には平年を超える降水量に負けず、しっかりと色付いたね。収穫用コンテナボックスをひっくり返して腰掛けると、ちょうど目線に美しく実ったピノ・ノワールの房と対面。園芸用のハサミで房を切り取ったら、悪くなった部分を削いで、コンテナに収めていく。迷子になる房が無いよう葉を掻き分けながら、勝手が分からない慣れない作業に、最初は慎重になり過ぎる。漸くペースが掴めてきて、10kgを収めるコンテナを4つ作った頃、スタッフからランチの声が掛かる。スタッフが大きな圧力鍋から“地鶏のトマト煮”を盛り付けるのを横目に、シードルをいただいて人心地だ。振る舞われたワインは2021年の“ドゥー・ローブ・ヴィオレ...信州点描PinotNoir
毎年この時期に行ってる旅行ですが、今年は9月じゃなくて7月に白馬の方に行ってきてますんで9月は旅行無しねって言ってたのに急遽行くことになりました。7月の白馬はこちらで、7月にお休みは取ったので今回は取れず。なので3連休を使ってのお出かけです
薪ストーブの煙突を突き出して、小さなカフェレストラン・リュードヴァンはありました。信州からの帰り道はいつも、代わり映えのしない高速道路を避けて、峠越えで風景と風を愉しんでいます。今回は東御市から嬬恋村(群馬県)へ、百体観音が道案内をする地蔵峠(県道94号線)ルートを抜けます。千曲川へと落ちていくなだらかな傾斜地は、かつては豊かなリンゴ農園だったそうです。このワイナリーは、農業の担い手を失い荒廃していく農地に、葡萄の木を植え育て、ワインを造り始めました。地味のことは解りませんが、上田を中心としたこの地方は、信州の中でも降水量が少なく日照時間が長いこと、標高と盆地の地形が相まって寒暖差が大きい気候は、欧州系品種の栽培にも適していることは理解できます。近年では個性豊かな個人ワイナリーが増えていて、千曲川ワインバ...信州点描RuedeVin