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今回は「静岡県の郷土玩具 縁起物」をご紹介。バナー↓をポチポチッとお願いします郷土玩具界の先輩から「浜松張り子の饅頭喰い人形」を譲って頂いた。浜松張り子を調べてみると…明治初年、江戸から移住してきた旧幕臣の三輪永保(ひさやす)が、江戸風の張子玩具を作ったのが始まり。永保は江戸で覚えた張り子づくりを浜松で始め、地元の玩具雑貨商や玩具店に卸していた。1896年(明治29年)、官職を退いた後、長男の永智と共に一...
入手場所:二橋さん静岡県浜松市バナー↓をポチポチッとお願いします静岡県内に伝わる3ヶ所の伝統的な張り子。・静岡張り子(沢屋)・清水張り子(いちろんさん)・浜松張り子(二橋さん)数多くの張り子が作られている中、3軒とも共通に作られていたものに「虎張り子」がある。・静岡の虎張り子・清水の虎張り子・浜松の虎張り子スタイル、顔立ち、色あい等、同じ虎張り子なのにそれぞれ特徴があり、見比べるのも楽しい。どちらの...
入手日:1999年3月6日入手先:二橋宅静岡県浜松市浜松張り子は鯛車、兎車、犬車、首振虎車、象車,etc.「○○車」という車輪が付いて動きが楽しめる玩具が数多く作られている。郷土玩具は本来は“子供の玩具”なので、このように車輪が付いて動かせる物や音の出るおもちゃの方が子供は喜ぶ事だろう。鯛車は高さ10.5cm、長さ12.5cmほど。めっちゃ丁寧で綺麗に彩色されている。素朴な郷土玩具なれど、洗練された技術と美しさを兼ね備えた...
入手先:二橋さん宅静岡県浜松市高さ13cmの首振り猿張り子。巨大な柿の上に乗った赤い服を着た猿、とぼけた表情が堪らない。浜松張り子の中でも「柿乗り猿」は最高傑作だと思う。なぜ柿の実の上に猿を乗せたのだろう。「さるかに合戦」がモチーフなのかな?二橋加代子さんが作る張り子は完全な手張りで、彩色は昔ながらの岩絵の具に膠をといたものを使っているそうだ。二橋さんの仕事場には「ねずみ車」や「柿乗り猿」が並んでいる...