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9sハブに11sスプロケットを付けた結果、通常の11sハブよりドライブ側スポークが2mm右に寄るので、スポークとスプロケットの隙間をチェックしておきます。スポークの交差を編んでいるから余裕がありますが、エアロスポークとかで交差を編まないで組むと、エルボーアウト(ヌポーク)側がギリギリかもしれません。その場合はディープリムだと角度がついて当たりにくくはなりそうです。チェーンはあえて42Tスプロケットに合わせたまま...
ハブ軸を交換して135mmから130mmにすると、センターが2.5mm左にずれます。センターゲージを当てるとちょうど5mmの隙間が空くので分かります。ここから右へ寄せると同時に、ついでのスポークテンションも少し上げます。反ドライブ側を0.5回転緩め、ドライブ側を1回転締め位でだいたい合います。そこからざっと縦フレ取って、ざっと横フレ取って、スポークテンションを3回ほど平均化して、また僅かに出た横振れを精密に取って、セン...
手組ホイールは11s時代になってスプロケットの幅が広がり、もはや手組みでは性能の良い(リア用)ホイールが作れなくなったと言われていました。「手組は死んだ」みたいな。11sスプロケットに1.85mmのロースペーサを入れると9-10s対応になることから分かるように、ギア枚数が増えて約2mmドライブ側が広がったことによる悪影響です。具体的にはオチョコの悪化でスポークテンションの左右差が大きくなり、非オフセットリム使用だと左...
冬の間に作って、3本ローラーでしか使っていなかった軽量ホイール(Ver.2)の感想です。初の実走がいきなりの峠でした。昨年、クロスバイクでも使っていたので(Ver.1)万能なホイールとは思っていましたが、実際そうでした。ブルベ参加を見越して、ある程度の軽量化と、乗り心地を重視します。ラテックスチューブに、グラベルキング26c を装着です。走った感想は・・・何も特徴がない!wいたって普通!ww前も同じような感想を書き...
上がパークツールのスポーククランピングツールで、ホイール組みや調整時に丸スポークの共回りを防ぐ物です。スポークに傷が付かないよう、平面で押さえる特殊な構造になっています。一時期・品切れで、海外から数千円位?で入手しましたが、今は5000円以下で買えるようですね。DTレボリューションやSAPIMのLASERみたいな細いスポークを使う際には必須です。下がクニペックスのプライヤーレンチで、最近はこちらをスポークの回り止...
軽量ホイールセットが完成しました!フロントは新品リムで20H、リアは昨年にフロント用で使っていた28Hリムをリア用に組み直しました。融通が効くのが手組みのよい点ですね。重量は前後セットで約1440gです。フロントのピラーのエアロスポークをCX-Rayに変えれば1400gを切りますけど、劇的な違いは感じないと思うので、これでいいかな。ライバルと考える、ゾンダC15より重量で100g位軽くなったので、それだけで満足です(^^;この...
リアホイールを組み立てます。リムは昨年までフロントで使っていた、28HのAL22をバラして再利用します。ニップルワッシャーも再利用します。洗浄したらけっこう金属粉が出てくるんですよね。スポークとニップルは新品、ハブは爆音NOVATECです。組み立て途中です。ヨンロクは右落とし・・・と呪文のように唱えながら組むと間違えません。1年間、フロント用に使っていたのでそれなりに汚れています。ブレーキゾーンをラバー砥石で研...
またマニアックな工具を買ってしまいました…ホーザンのスポークネジ切り器です。少し長めのスポークから、少し短いのを作り出すことを目指そうとしています。これで入手しにくい長さや欠品のスポークがあっても、望む長さが入手できます。取説にはバイスで固定して使うように書いてあります。手持ちで使っている人もいるようですが、大変そうなので、作業机の角にコンパクトバイスで固定してみました。やはり固定した方が楽ですね...
ちょっと珍しい、スポークの製造ミスを見つけました。手持ちのDT Swissの新品スポークを観察していたところ、1本だけネジ切りが足りないことに気が付きました。4本のうち、一番右がそうです。横向きにしても分かります。これはショップで短くカットし過ぎたのでは?と思う人もいるかもしれませんが、断面が黒いのでカットしたものではなく工場で製造されたままだと思います。ホイール組みの経験が多い人なら分かると思いますが、実...
手組用のリアハブが国内でなかなか入手できないので、アリエクで輸入しました。TNIのレボハブが良かったのですが、品薄なので、NOVATECの28Hハブを使います。中身はTNIと共通らしい??新品ですが使用前に点検と、ネジトルクの管理をしておきます。5mmレンチ2本で分解しますが、ものすごく固い!ネジロックも効いているのかしっかり締まっています…使う前に分解しておいて正解ですね。10mmレンチはシャフトの固定用です。分解して思...
フロントホイールを組みます。材料はAL22リム20H、TNIレボハブ、ホシ・アルミニップル、ニップルワッシャー、ピラー1423スポークです。リムはニップルホールのバリ取り加工をし、ワッシャーにグリスを塗布する工夫をしております。組めました。ラジアルなので組み立ては容易です。見た目重視で組んだので、手組としては禁忌の少ホール、ラジアル組みです。なんか、普通の完組みホイールみたいになってしまった気も・・・ エアバル...
フロントホイールは元の28Hではなく、20Hで組むことにしました。TNIのAL22リムはキンリンのXR-200と同じとされていますので、キンリン社のスペック表示を参考にしますと、ホール数毎に推奨体重があります。28Hで80~90kg、24Hで66~80kg、20Hで66kg位です。意外とシビアな数値ですね。私の体重だと20Hでも10kg以上の余裕があるので、まぁまぁ大丈夫そうです?耐久性を考えると24Hがベストなのでしょうけど、20Hのフロントハブが余...
昨年1年間使用した手組みホイール。一から自力で製作した第一号です。クロスバイクには贅沢なスペックで、前後で1560g程度のなかなかの軽量仕様です。3種類のバテッドスポークを使い、可能な限りスポークを細くしました。スポークテンションはかなり高く、本数も多いので、軽量化と耐久性の両立を目指したオールラウンドなホイールとなっています。ロングライドもヒルクライムもこなしました。見た目以外にはまったく不満はないの...
石狩灯台までテスト走行してみました。このルートはほどほどの距離で平坦なので、テストにちょうどいいです。河川敷を通ると、風向きによっては苦行な場合がありますが(^^;新ホイールは、快適に走れましたよ。なぜか寄ってしまう、石狩弁天公園の記念碑(自販機があるから?)タイヤをグラベルキングにしたので、このようなグラベル区間も、それほどパンクを気にしないで走れます。空気圧を上げすぎていないので、振動もある程...
リアハブはRS300にしてみました。ちょっと重いですが、8-10速対応なので、11速のハブよりオチョコが少ないというメリットがあります。例によって135mm軸化改造後の重量測定です。ハブフランジセンター間の測定結果。カタログ値とも一応比較してみます。いきなりですが、組めました。フロントはえらく難しかったですが、リアはそうでもなかったです。調整の困難なDTレボリューションで慣れたので、リアはもう簡単に思えます。フリー...
フロントホイール2号が完成したので、リアホイールがまだ組めてもいないのに、試したくて仕方が無いので、早速テストします(^^;;リアはハイトが22mmでフロントが30mm、リアタイヤは28c(実測25mm)でフロントは23cです。タイヤ幅が違うと、高さがけっこう変わりますね。ちぐはぐな見た目ですが、テストなのでこれでいきますよ。前だけ細いタイヤの組み合わせは、レース用タイヤにあったと思うので、ダメではないと思うのです。今...
手組ホイールの2号・フロントホイールを作り直しました。組んだことのある人なら分かると思いますが、スポークが非常にねじれやすいDTレボリューションなので、ねじれ検出のフラッグを貼ってあります。だいたい50kgfを超えると、ねじれるばかりで、調整ができなくなります。スポークをガッチリ押さえないと微調整はできません。ねじれ戻しや、なじみ出しも随時必要になります。2クロスで組み直したので、スポークかぶりは無くなり...
フロントリムが24Hなので軽いハブを探しましたが、エボハブが入手できません。品薄なのですね。替わりにウィングハブを買いましたが、なかなかのお値段です。8200円位!セラミックベアリングですが、そこまでの性能は求めていないのですが…仮組みできました。スポークはDTレボリューションで、3クロス(6本組み)ですが…組めましたがスポークかぶりが気になりますね…3クロスでなくて、2クロス(4本組み)なら、かぶらないのでしょう。...
TNIのAL22リムを使った超軽量手組ホイール、自分で組んで使い続けていますが、非常に良い感じです。AL22リムで組んだホイールは、「ヒルクライム用」とか「決選用」として売られているのを見ます。さらに「常用にはおすすめしません」という言葉もあったり・・・まぁ、軽すぎて耐久性はそんなに高くないのかもしれませんね。穴ぼこで一発でダメになるかも。壊してもすぐ、自分で治したり作ったりできますけどね。手組みができると...
手組ホイールの性能チェックで、坂が多めのルートを試してみます。いきなり恵庭湖まで行ってみました。午後2時位に思い立って出発したので、ただ行って帰ってきただけですけど…空気圧はフロント5bar、リア5.3bar位に設定で、私にしては高めですが乗り心地は悪くないです。滝野霊園は山の上なので、まだ桜が咲いていましたよ。ルートはこんな感じ。西岡方面から滝野へ向かう道をStravaでよくみんなが走っているので、ここを通ってみ...
手組みホイールの性能評価のために、違うホイールでも走ってみます。RS100にゲータースキン28cです。フロントはウルトラスポーツ3です。フロント4.5bar、リア5barでいきます。夜に隣の北広島市まで走ってきました。RS100ホイールの感触は・・・乗り心地もまぁまぁだし、転がるしで、全く持って普通!なぜか登り区間でStrabaの記録更新しちゃっているし、いや、もうこれでいいんじゃない?(手組の意味が・・・)手組みホイールにタ...
テスト1回目さっそく15kmほど走ってきました。夜なので写真は無しです。まずはホイールの13.5mmの内幅に合った23cタイヤです。フロント6bar、リア7barにしました。ものすごくゴツゴツするかなと思いましたが、意外に大丈夫。段差も普通に(速度を落として)いけます。走りは・・・ものすごく普通!! 際立った特徴が無いということは、私が鈍感なのかバランスが非常にいいかのどちらかですねw23cタイヤって固すぎて乗れないと思っ...
リアも完成しました。タイヤを付けて実用域までエアーを入れて、再度フレの微調整をします。クリンチャーでは必ず変化しますからね。バルブがちょっと短いです ( ノД`)ホイール単体で測っておいた重量は940gでした。ハブがシマノのTIAGRAで重いので、こんなものでしょう。スポークテンションは117kgあたりにしました。ヨンロク・異形組・135mm軸で反フリー側のテンションを上げる努力をして、左右比は56%になりました。スポークテン...
仕上がってきたので、リアの反フリー側をハンダ結線してみました。ヨンロク・左右異形組み・OLD135mm化で反フリー側テンションは上がっている方ですが、それでもスポークを握った時の緩さが気になったのです。ハンダ結線で剛性(おそらく反応性)アップと、緩みにくさにつながったらいいかなと。ただし固めるということはロスが少なくなりますが、スポークやリムの寿命を縮める可能性があるので、利点と欠点を天秤にかけないとなり...
スポークが細くてハブが小さければ、片側ずつ組むことが可能です。ママチャリ系では無理でしたけどDTコンペとDTレボなので余裕です。バルブまたぎとハブのロゴ位置を入念にチェックします。よく間違えてJIS組になるしw仮組みができました。ヨンロクイタリアンです。DTレボリューションはねじれ易いとは聞いていましたが、もう、ぐにゃぐにゃですね!スポークテンションが50kgfあたりからねじれまくりです。ねじれ検知フラグ(マス...
超軽量ホイールを手組みする その8 フロントの完成。重量は!?
フロントホイールが完成しました。重量は600g付近です(目盛りがゆらぐ)。24Hなら余裕で600gを切ったんでしょうけどね。28Hにしてはまぁまぁ軽い方かな?RS100のフロントホイールが805gなので、約200gも軽くなります。かなりのナローホイールなので、23cタイヤにします。CHAOYANGのFLY FISHというタイヤです。190gの軽さですが、ペラペラではなくある程度のパンク耐性もあります。乗り心地が固くなるでしょうから、フロントはラテッ...
組み立て中です。スポークテンションが低いうちは問題無いですが、テンションが上がってくるとバテッドスポークは簡単にねじれてしまいます。ねじれ具合を監視するテープを全部のスポークに貼り、丸スポーク用プライヤーでがっちり握った状態でニップルを回すようにしています。ホイールビルディングマニュアルの方では、丸スポークの回転を押さえる工具を使わない手順を説明していました。ニップルを締める前にフラッグ(テープ)...
自作の校正機で、今回使う3種類のスポークのテンションを測定・校正します。CNの15Gダブルバテッドと、DTコンペ、DTレボが対象です。50kgfから120kgfまで、5kg単位で計測しています。スポークが細すぎてテンションを上げるのが危険な領域の場合、上限値付近は曲線を伸ばして仮想数値を当てはめたりします。結果を直線補完して0.01単位の変換表をEXCELで作り、テンショングラフを自動作成する元データとします。使うスポークが増え...
フロントホイールを組み立てます。ダブルバテッド15/16GのCNスポーク、28本で146gなので1本あたり5.2gです。軽いですね。中心部は1.6mmの太さなので、えらく細いです。今回は28Hなので大丈夫と見ますが、20Hだと危険かな?フランジの両面にスポークを通してしまうと組み立てにくいので、片側ずつやります。組み立て途中でスポークが届かなくなって右落とし・左落としの間違いに気づくことがあるので、片面ずつ組んだ方が確実なので...
超軽量ホイールを手組みする その4 スポークの重量・磁性比較
フロント用にはCNスポークの15/16Gダブルバテッドを試してみたかったので、CNスポークにしては高価でしたが買ってみました。正確にはmacスポークですね。36本入りなのに、なぜか37本入っていました。足りないよりはいいですけど大丈夫かw15/16Gということは本体が1.8mm、中間部が1.6mmということになります。細すぎてスポークテンションを上げて延びてしまう可能性もあるので、ダメだった場合に備えて15Gのプレーンスポークも念の...
フロントハブはシマノのRS300(28H)を用意しました。146gです。PCDやセンター長を計測してスポークも注文したのですが・・・ 手組みではもっと軽量なハブを組み合わせるのが定番らしいです。ホイール中心部の重さは回転性能には影響しないはずなので、あまり重要ではないのですが、どうせ手組みするならカタログ重量的な部分も少なくなった方が楽しいし、ブログネタ的にも面白いと思うのです。候補はTNIのエボリューションライトハ...
リアハブはold135mm改造するために、TIAGRAのRH400を選定しました。RH300の方が9Sで使うにはオチョコが少ないのでいいのですが、在庫の関係で入手しやすいこちらに…軽量ホイールを作るにはシマノハブは重いので避けるべきですが、ハブ軸の改造をするにはこれしかないので仕方がないです。28Hと32Hしかないのですが、32Hはスポークが多すぎる感じがするので28Hに。ホントは24Hのカップアンドコードハブがあればいいんですけど、単体...
ホイールの組み立てや調整が一応、できるようになったので、自分用に新規に組んでみたいと思います。今、所有しているホイールがこんな感じです。①AREXrims、F・R32H、19c、前後で2200g位、頑丈・ポタリング用、タイヤは28c~32cの予定②RS100 (old135mm改)、F20H・R24H、17c、前後で1900g位、頑丈・通常使用、タイヤは25c~28cの予定もう1セット持つなら、性格の違う物、軽量化に振った物がいいかな?というわけで、リムを確保し...
英語版のホイール組み立て指南書が評判いいようです。「Professional Guide to Wheel Building 5th ed - Roger Musson著」の日本語感想https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=6971&forum=84最新版は9ポンドで公式サイトからダウンロード購入できるそうですよ。「Wheel Building pdf」と検索すると、2010年頃の第5版ですがpdfで無料ダウンロードできました。図や写真が多いし111ページもあって、読...
パークツールではクランピングスポークツール、EUではストレートプルスポークプライヤーという製品があります。昨年末から入手を試みて、国内業者数社に発注しましたが、どこも納期未定でキャンセルとなりました。Amazonも数ヶ月待ちみたいだったので、結局海外から直接入手。7000円位かかりました…細い丸バテッドスポークのニップルを回す際には必須の工具です。完組みの、ネジロック類で固着したニップルを回すのにも使えますね!...
完成しましたが、あまりに見た目が地味なので、バルブホールの左右だけ金ニップルにしてみました。個性的になって良い感じです!スポーク調整はいつもバルブホールを基準に数えるので、最初からやっておくと作業効率が上がりますね。次回は組む時から色を変えたいと思います。せっかくなので、ラバー砥石でリムをきれいにしました。上の写真は研磨後なので、ピカピカです。これで前後の組み直しが完了です。毎日・少しずつやってた...
手組入門 その8 ALEXrimsリア組み直し・失敗を直してスポークを仕上げる
失敗してリアをJIS組みしてしまいましたので、反フリー側だけスポークを全部抜いて、よく観察しながら第1スポークを組みました。〇むラボさんでいう所の、ヌポークがヤマアラシになっているのを目安にすると正しくなりますね。ハブのロゴ位置と、バルブまたぎをチェックしながら、最初の一箇所さえ直れば、後は自動的に組み上がります。リアは片側ずつ組んだ方が確実かもですね。仮組み(二度目)ができました。よーくチェックして...
手組入門 その7 ALEXrimsリア組み直し・組み立て失敗?
左右でスポーク径を変えるので、ニップルも二種類を用意します。見た目ではすごく分かりにくいので、なかなかに難しいですね。間違わないように、スタイロフォームの破片に爪楊枝で突き刺して、左右を分けておきます。グリス付きのワッシャーも通しておいて、このままリムに差し込むという方式です。段ボールの上で組み立てると反対側のスポークが引っ掛からないので、下に敷いています。仮組みが終わったところです。反フリー側か...
今度はリアホイールを組み直します。いろいろ考えて、ハブとスポークを新規調達し、リムだけ使い回すことにします。これができれば、ほぼ新規手組みの手順に近くなりますね。しかし、スポークの長さまで自力で計算しないとならないので、一気にハードルが上がります…あとはスポークの組み方を変更して左のスポークテンションを上げる試みをしてみます。フリー側を2クロス・14G、反フリー側を3クロス・15Gにして、いわゆるヨンロク...
ホイールの仮組みの時、ニップルの頭側からマイナスドライバーで締めこみますが、単なるマイナスだとずれるのでやりにくいと思っていました。ニップル回し専用ドライバーがあると知り、その形状をマネしてマイナスドライバーの先端を加工してみましたよ。マイクログラインダーで削るだけです。1分で完成。試してみると・・・すごく使いやすいです!手探りでドライバーを当てても、ニップルの頭の窪みにはまるし、回転させてもドラ...
手組み入門 その4 ALEXrimsフロント組み直し・テンション調整
組み直しは無事、完成しました。しかし見た目が地味で、いたって普通ですね(^^;ニップルを触り過ぎずに、最短手順で完成させることも目指しました。なるべく慎重に工具をセットしたので、アルミニップルを痛めることなく、アルマイトのカラーも剥げずに済みました。今までの練習の成果ですね!初めてがアルミニップルだったら、工具を当てすぎてボロボロにしてたと思います。一回目の視覚グラフ化の時点で、けっこう丸になって...
手組み入門 その3 ALEXrimsフロント組み直し・組み立て編
いよいよ組み立てます。こうしてみると、材料はシンプルなんですよね。スポークのネジ溝にはグリスを塗りました。プレップとかもいいようですが、何でもいいから塗っとけという海外ビルダーの翻訳を読んだ気もするので、そんな感じです。アルミニップルを壊さない対策でもあります。緩みやすくなるのかもしれませんが、スポークテンションが適切なら大丈夫という説もありますし、こまめに自分で調整できるので、大丈夫かなと。ニッ...
手組み入門 その2 ALEXrimsフロント組み直し・部材の調達
材料が揃ったし解体したので、重量を測っておきます。使いまわすリムの重量… 622gもありました!その分、剛性はあるのかもしれませんね。スポークの穴振りは少しだけ付いています。リム穴にはザグリ有り。ダブルウォールですが浅いので、ニップルインサーターが必要ないです。元のステンレススポーク 14G 296mm×32本。1本あたり7.3g。交換するCNスポーク(鉄)、15Gで1本6.1g。約40g軽くなり、乗り心地の向上もありそう。元の14Gブラ...
手組み入門 その1 ALEXrimsフロント組み直し・改造方針を考える
古いホイールを組み直して、手組みの練習課題とします。しかし、ただ組み直すだけではつまらないので、少しばかり仕様変更を考えますよ。32本とスポークが多いのに、全部2.0mmのステンレススポークなので固いと思います。体重が軽いし旅をするわけでもないので、細いスポークに換えてみます。14G(2.0mm)から15G(1.8mm)にすると強度が落ちるようですが、それも実験のうちです。スポークテンションは下げられそうですが、転がりが悪...
なんとなく入手したこの本、「ロードバイクの科学」を読んでいました。エンジニア的な目線で分析されていて、難しめな内容ですが、理系肌な人にはおすすめかもしれません?最後の方にはこんな項があり、20ページ程度に渡ってホイール作りの手順というか、理論が展開されています。なかなか実践的な内容で、面白いです。現代は完組ホイールを使うのが主流で、性能も見た目もいいですし、お金をかけるほど、高性能な物が入手できます...