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組織改革の根幹は、その組織の存在意義です。簡単な話ですが、これが曖昧な組織は、成長ができません。 成長できない組織では、顧客を増やすことができません。そして、従業員が入りにくいし、入っても定着しません。待遇が悪いからです。 組織が成長するために、まずは、
私の顧問先の2代目社長は、「3年間で何も変わらない会社は、 それだけ後退している」と社員に奮起を促している。 創業の父の影響であろう。経営トップは、常に指揮官先頭でなければいけない。 ビジョンなく先頭に立っても、フォロワーは誰もいなくなるだろう。 リーダー
顧客との距離をいつも監視しておく。顧客が業者であろうと、一般顧客であろうと。 そのためには、顧客とのコミュニケーションを、適切に、その方法も含めて、見直し続けるべきである。 顧客のニーズと期待に応える。それは、その組織の存在意義であろうから。 顧客との距
企業価値向上の鍵は…揺るぎない羅針盤、そして従業員のエンゲージメント
前作、前々作に続き、もう少し企業経営について考えてみたいと思います。 というのも、「船井電機が倒産」のニュースを目にしたからです。10月24日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたとの事。民事再生でも会社更生法でもなく「精算」であり、またひとつ純国産ブランドFUNAIが消えることになりました。 ショック!! しかし残念ながら、前々作で取り上げた書籍が語っていることが、いくつも当てはまります。 結局は〝負の連鎖(製品の国際競争力の低下→異業種への進出→さらなる経営の混乱)〟のアリ地獄から抜け出せなかったという事でしょうか? 残念でなりません。 企業組織というのは、最後の〝拠り所〟はやは…
経営の根本に宿る存在意義=企業にとってパーパスとは何か探ってみた
「〇〇経営」という言葉が氾濫しています。「ESG経営」「CSV経営」「タイムマシン経営」「パーパス経営」「ウェルビーイング経営」「人的資源経営」などなど…。そして呼応するかのように、経営戦略や経営改革、企業価値の創出などと銘打ったセミナの多いこと! しかも「〇〇流…」やら「〇〇から学ぶ」から果ては「間違いだらけの…」まで、興味をくすぐるタイトルの数々。 どれも素晴らしいのですが、こんな広告を目にするにつけ思いだすのは、本田宗一郎さんの言葉。京セラを創業して2・3年目の若かりし稲盛和夫さんが、初めて本田宗一郎さんと出会った有馬温泉での二泊三日の経営セミナで、講師に招かれた本田宗一郎さんが開口一番…
持続的な成長を成し遂げる。これは、中々簡単な事ではありません。 大義がまずは必要不可欠です。何故、それが必要か。持続的な成長を成そうとすると、その核となる考え方が、曖昧であれば、きっとその道中で、躓き、それこそ簡単に諦めてしまうでしょう。 簡単に諦められ
顧問先にて、事業承継者の方と面談。業績、課題、すべてマネジメントそのものです。 行く末が見えないという幹部スタッフがいます。そして、その声は案外小さくない。現実を直視して、問題意識が高ければ、行く末を案じるのは、理解できない話ではありません。 事業承継者
毎月1回のランチミーティング。独立してからのお付き合いの業者さん。 互いの情報交換。そして、携わる企業、業界の行く末について。 何をすべきか、何ができるか。何故、それを考えるか。 顧客満足度を考える。私の場合、顧問先。業者さんの場合は、製品を納めているクラ
顧問先の幹部スタッフさんと定期電話ミーティング。業績の評価と前週に実施されたISO9001更新審査の再評価。 当方も審査員資格を持っているので、当日の審査員の心理を色々と解説する。 今後の展望も見えたし、とても良い審査だったと言える。あとは、自社の業績をどう上げ
これでいい。けじめとしては、必要ですが、それで充分であるとか、完成しているとかはありません。 組織運営の仕組み構築のベースとなる姿勢です。“これでいい”はあくまで現状の評価、状態です。例えば、不具合の発生。この原因の追求、原因源の除去、再発防止策の実施。
顧問先にて、7度目のISO9001の更新審査。取得後、21年目に入った。 業績は2倍に到達、毎年、資格保持者の新卒の採用で、計画的な人材の確保、育成により、品質保証と顧客満足度向上に日々努めて来た。 その成果を、審査員に評価され、適切な改善のための指導もいただき、ま
数字を見れば、強みがわかる。その逆の弱みもわかる。これも目標設定しているからこそ。 強みは、更なる伸びしろであり、他者との差別化、競争のための武器となる。磨き続けること。数字があるから、明確となり、全社員での共通の認識にもなる。 弱みは、努力目標といった
コンサルを入れて、何が変わったのか。自社も以前、経営改革を行ったが、何も得るものもなく、終わったと。 そんな話を聞くたび、自身の反省材料にしなければと思う。どのようなコンサルが実施されたかは、私にはわからないが、悪い印象が残れば、もう2度とその組織では、コ
エクイティガバナンスに移行した現在、パーパス経営が重要となる。その際留意すべき点は、パーパスは新たに「作る」ものではなく埋もれているものを「発見する」ことである。
議論は喧嘩ではありません。相手と違った考え方を述べるのには、勇気が要りますね。特に、上司が相手だった場合は。日本はまだまだ保守的な企業体質が多い。 組織内では、何が正しいか。これが最も重要です。社長、幹部陣がいつも正しい事を考え、行うのなら、今まで起こっ
倒そうと思う人間が、倒そうと思わない人間になる 令和4年7月15日発行の合氣道探究、第64号(出版芸術社)に沖縄合気会会主・沖縄合気道連盟理事長の山口巌七段の記事が載っている。 その文章の一部に「 武道の意味は、すべては人作り。そして自然体を求めることです。合気道を探求すれば...
国立博物館所蔵の刀 武術と武道の違い 中国武術を学び、私が倒された技がどんなものであるかを少しづつ理解していった。そして、その技を身に着けられるよう日々、稽古を重ねるにつれて、強さとは、ただ戦う技術のみを向上させることなのか、という前々から思っていた疑問がより一層つよくなっ...
顧問先にて、社長さんと面談。業界の近況、社内の課題など。話題は事欠かない。 続いて、最近、メキメキと力を付け、積極的に新しい事にも挑戦している幹部さんと面談。本人の現状の取組み、今後やりたい事、色々伺う。 その後、社長の奥様と面談。こちらは女性目線で社員
独立して20年目。ずっとお付き合いのある社長さんからお電話。パートナーとしても20年なので、互いに意思の疎通はバッチリ。 彼は今新規事業の立ち上げに奔走中である。もちろん、私も絡んでいるので、途中経過の報告も兼ねた話。 現状の課題、今後の見通し、加えて、やる
目的と目標は同じではない。目的達成のための目標設定であり、目標は手段。故に、見直しが定期にやって来る。もう既に言い古されていることです。しかし、今なお言い聞かさないといけないことでもある。 人は間違いを犯す。うっかりもあれば、故意もあろう。前者は容認でき
顧問先の社長さんからお電話。現状報告をいろいろいただく。 私と社長さんと狙った事があって、今、ズバリ的中なのである。その途中経過のお話。 前向きに対応できる課題なので、少し先の未来のために、先手先手で行かないとね。 人材は豊富にあるのではなく、そのための
組織を動かし、組織を導く。魔法があれば、使いたい。経営者なら一度は考えるかな。 残念ながらそんな魔法はないから、1つずつ丁寧にその仕組みを作ろう。 朝の掃除、朝礼、電話の取り方、引き継ぎのメモ書き。こんなもんじゃありません。製造業なら服装、道具、作業手順
顧問先にて、毎月の会議。前月度の業績評価、課題の進捗など、いつものように出席者全員のコメントをもらう。 意見を積極的に述べる人、そうでない人、組織には様々な個性がある。だから、総意が必要なのである。これがあるからリーダーシップも育つ。 終了後、個別面談へ
顧客の思いから自社の存在意義に気付く。誰のために、何のために、自社は在るのか。 顧客アンケートの中身を見ると、自社の得意とする強み、あるいは、逆に苦手な弱みがよく理解出来る。 強みは、更に強化する必要を感じ、そのための方法を考えます。 また、弱みは、どう
顧問先の幹部スタッフさんと定期の電話ミーティング。月末だけに業績の評価、課題の進捗について。 目標は監視するだけで、その達成度は高まる。スタッフ全員の意識から消えないからである。 自分たちにはそれぞれに職責がある。組織のため、他のスタッフのため、そして、
顧問先の幹部スタッフさんと定期電話ミーティング。いつものように業績の評価、課題の進捗について。 売上高に関しては、波があると。こんな時は、どうすべきでしょう?それは、単純明快です。当初の狙い通りに、集中してトライし続けること。 経過監視していることを常に
業績目標を設定し、実行し、時に反省し、改善し、定期にミーティングも行っている。なのに、結果が芳しくなく、社員の意識もそれほど向上しない。 仕組みが機能していないのかと。また、それは何故なのかと。多くの経営者は悩みます。 このような仕組みを客観的に見て、何
トップリーダーの役割は?と訊かれたら、“決めること”と答えます。 スタッフの意見に耳を傾け、顧客調査の中身を吟味し、自社の存在意義と未来を想像し、決めること。これがトップリーダーの役割です。だから、決断したことへの説明責任は免れられない。 あと、役割とし
顧問先の幹部スタッフさんと定期電話ミーティング。いつものように業績の評価、課題の進捗について。 目標管理とは、やるべきことを見失わないという仕組み。やるべきこととは、自社の使命のことだから、その結果が顧客の満足度に直結するのです。 良い結果を出すこと。そ