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「母に食べさせたい!」想いは―――重みから解放された今|退院後の日々ごはん
お久しぶりです!通い介護のミドルケアラーで、ひとり当事者研究者(いこ専門家)のいこです。気づけば9月も後半。暑すぎた夏はついに過ぎ去って、一気に秋の気配に。日中も爽やかな風が、母の家の中にも吹き込んでくるようになりました。そうは言っても、地
最近、統合失調症の子どもの調子が悪いのですが、 昨夜は、夜中に起きてしまい(いわゆる中途覚醒)、「眠れない、眠れない」と騒ぐので、抱っこして寝ました。 こんなふうに変な時間に起こされると、やっぱり寝不足になります。 眠れないとほんとダメですね… もう今日はわたし、使い物になりませんよ。 たぶん、これはわたしの病気云々じゃなくて、単に 年齢 のせいだと思います。 ほんと、ちゃんと寝ないときついー 若い時は徹夜で遊ぶの大好きだったんですけどねー カラオケとか散々飲んで、始発までファミレスで時間つぶしたり。 かかりつけの病院は、大学病院なので、いろんな科で、高齢の親子を見かけます。 介護しているであ…
母の抗がん剤にソワソワ、モヤモヤ……一般名と商品名?医療用語に混乱しました。
この初夏、ステージ4の大腸がんと宣告された母ですが、手術では癌を摘出することはできず、頼みの綱は抗がん剤だけとなりました。母の初めての化学療法(抗がん剤治療)は、4週間程前に始まって、今2クール目に入っています。終わりのない(!?)化学療法はまだ始まったばかり。今回は、そんな母の化学療法開始時の私の混乱と学びについてお話ししたいと思います。
母娘の通い同居生活にバテまして……寝不足解消のため時間割変更しました。
母が最初の入院を終えてからのおよそ2週間を、母の家に泊まり込み、母の生活リズムに合わせ、母とべったりの通い介護(というより通い同居生活)をしていました。その間、新たな自分に出会うなどうれしいことも。ですがその反面、軟弱者のために暑さのせいかちょっと息切れ……。また、自分の時間のあまりの無さに僅かながら不満も感じ始め……。今回は、そんな私と母の通い同居生活のお話しです。
こんにちは。 統合失調症の家族がいて、自分もうつがあるピケらいおんといいます。 さて、障害者差別解消法という法律があります。 ご存知ですか? 「障害に有無に関わらず、みながお互いに尊重しあって共に生きる社会を実現しましょー」というものです。 で、その法律にのっとって、行政には障害者差別解消法に関する相談窓口というのがあります。 どんな相談が寄せられているのか、ある自治体が公開している一部をご紹介します。 ・介助者とともにスーパーのサービスカウンターで手続きをしていた際に、介助者にだけ話しかけた。自分にも話をするよう伝えたが無視された。 ・市税申告のため会場を訪れた際に、職員が介助者の方にだけ話…
こんにちは。 うつ当事者で、統合失調症の家族をケアしていますピケです。 最近、家族が調子を崩していて、ケアラーとしてはハードな日々です。 今日は、役場の福祉課に手続きをしに行ってきました。 福祉課のいまの担当の方は、とても親身になってくださいます。 ほんとにありがたい! いろいろ残念だったり、合わなかったり という支援者の方にも出会いますが、こうやって、力になってくださる方もちゃんといらっしゃるのですね〜 って、いまここで書きながら気づきましたよー。感謝です。 で、今日の本題です。 ↓ 訪問看護師さんに来て欲しい! peer-carer.hatenablog.com さて、諸々の手続きが終わっ…
こんにちは。 今日も暑いですね〜 うつ持ちで、統合失調症の家族をケアしていますピケらいおんといいます。 なんか最近、家族がまた不調でして… 「お前なんか死んでしまえ」幻聴さんがとても活発だそうです。 「毎日ずっと「死んだほうがいいよ」と言われ続けたら、そりゃ変になるでしょ?」と家族。 ん?リアル発言?? ちょっと客観視できる余裕ができたのかもしれない。 そうだよなあー ずっとずっと朝から晩まで24時間、毎日毎日 死んじゃえって耳から聞こえてきたら、誰でもおかしくなるよね。 まあその前に、そういう声が聞こえるんだ、、、という不思議さは確かにある。 けど、それが症状だからね。 お腹が痛いっていうの…
こんにちは。 統合失調症を発症して9年目の家族をケアしていますピケといいます。 わたし自身も、うつ当事者です。 さて、家族は、いま通院だけで、そのほかの医療サービス、福祉サービスにはつながっていません。 ちなみに、自立支援医療、障害年金(2級)、精神障害者手帳(2級)は持っています。 ずっと、訪問看護サービスを受けてほしいなあ、と思っています。 なぜか。 わたしひとりで彼女のケアをするには、限界があるからです。 調子がいいときはよいのです。彼女なりの楽しい生活を送ることができて、機嫌もよくほがらかに過ごせています。 この感じだと、地域活動センター(地活 ちかつと略します)、B型事業所に行けそう…
母がステージ4のがんだと宣告されたあの日と余命|がん家族の気持ち
母がステージ4のがんだと宣告されたのは、今から62日前のこと。その一週間前に行われた大腸内視鏡検査の直後すでに、がんであることは間違いない旨を伝えられていたので、私も母も母が大腸がんであることは組織検査の結果を聞く前からすでに分かっていました。ですが、まさかそのがんが「ステージ4」だなんて考えもしなかった。急を要しているような、深刻そうな先生の口調から、母のがんがそれほど浅いものではないことは察しがついていましたが、それでもステージ2、悪くてステージ3、どうかステージ3まで達していませんようにと祈る思いで私はいたのです。ところが、実際は私の予想をはるかに飛び越え「ステージ4」だということが告げられます。
通い介護の始まりでケアラー人生が幕を開け――どうなる?自分本位の私の人生
母が退院して2週間ちょっとが経ちました。母はこの初夏、大腸がんでステージ4と宣告され、その翌日に入院。手術を受けたもののがんは摘出できませんでした。ストーマ(人工肛門)は予定通り造設され(ここまでのことはプロフィールですでにお話ししていますので、よかったらご一読ください。)、手術後、母の生活は一変。それに伴い、私の生活も一変しました。
通い介護が始まり―――ケアラーの負担を考える|家族の健康と調和
現在母は入院中。せっかくですからこのまとまったお休みの間に、母が40日間に及ぶ入院を終えてから先日再び化学療法(抗がん剤治療)のために入院するまでの2週間余りの期間のことを、じっくり振り返ってみたいと思います。というのも、こんな風に落ち着いてブログを綴る時間など、この度の母との密着ライフの中では、1秒たりとも作ることができませんでした。母の家に泊まり込み、母の生活のリズムに合わせて料理、洗濯、掃除といった家事を行い、その合間に介護関係の様々な契約書類にサインをしたり、母の痛む腰をさすり、などしていると、私の24時間はほとんど全て、母のためだけに捧げられる時間となります。
こんにちは。 うつ当事者で、統合失調症の家族をケアしているピケといいます。 今日は短い記事で。 ろうそくさんの会見を、メディアを通して知りました。 彼は勇気があるひとだ、と思いました。すごいひとです。 もちろん、彼の奥様が当事者だとは言いません。わたしは医者ではありませんから。 わたしの父 わたしの母 そして、わたしの子ども ケアする家族の苦しさは、筆舌に尽くせません。 振り回されて、でも本人のことを思い、駆けずり回る。 後始末も回ってきます。 疲労困憊。 そのときの出来事は、トラウマになります。 家族ですから、離れることはできません。 そんな自分たち家族を、ケアしてくれるものは何もありません…
こんにちは。 うつ病当事者で、統合失調症の家族をケアしているピケと申します。 ずっとあこがれていた「吹き出し」とやらに挑戦しました。 「はじめまして」の方々と、「一応ここに来たことあるよ」という方々に、吹き出しで自己紹介させてください。 ピケと申します。うつ病歴22年です。前職は心理カウンセラー(臨床心理士)でした。統合失調症の家族のケアをしながら、就労移行支援事業所に通っています。趣味はブログを書くことです。 ピピです。ピケの家族です。小学生のときに発達障害(自閉症スペクトラム障害)と診断されました。その後16歳のときに統合失調症を発症しました。自宅で療養して、少しずつ回復してきました。 ど…
こんにちは。 うつ当事者で、統合失調症の家族をケアしているピケです。 相談支援事業所に相談員さんへのモヤモヤについて、以前書きました。 ↓ これなんですけどね peer-carer.hatenablog.com 簡単に言いますと、相談員さんの、 ・見立てが甘く、見通しを楽観 ・強引にガンガンことを進める ・「なんとかなるでしょ」とセーフティネットなしの無策で、病状悪化するもフォローなし というところで、こちらは振り回されて。 相談員さんに会うたびに寝込んでしまうので困った… という話でした。 その後 進展??というか、なんというか、という出来事がありました。 よろしければ、お付き合いください。…
こんにちは。 うつ病当事者で、統合失調症の家族をケアしている、ピケと申します。 相談支援事業所に関わってもらっているのですが、そこの相談員さんのことで、「なんだかなあ」ということがありまして。 それについて書こうと思います。 困ってます 目次 久々のうつモーーーード 相談員さんに会ったせい? 1回目の相談 家族が「働きたい」と 共依存と言われて B型事業所へGOGO? わたしも外へ 当然の結末 セーフティネットは? 2回目の相談 ふたたびB型へ 2回目の面談で確認したこと 主治医の意見 相談員さんとどうつきあっていこうか ケースを動かすってなんなの? 相談支援事業所を変えたいが… 久々のうつモ…
ここ何日か大変な低気圧。 低気圧はメンタル族の大敵です。 うつのわたしは、そのときによって、出る症状が違います。 今回は、めまいと頭痛。 うつっぽい症状は出ませんでした。 あ、訂正。 やる気が出なくて「スーパー行きたくないよお」となりました。 でも、これはいつものことなので、気圧関係ないかも。 家族(統合失調症)の調子もまあまあな様子。 意外にもわたしも家族も今回は持ち堪えたぞ〜と思っていました。 が やっぱりダメでした〜 急に悪化 昨夜、家族は急降下。 悪くなる時は、一気に、です。 さっきまでにこにこしていたのに、「えぇ?」という急転。 ものの数分だったりするので、毎回びっくりして慣れません…
メンタルの病気があると、本人はとても苦しみます。 ですが、家族もまた苦しみます。 本人も苦しいのですが、家族もとても苦しいのです。 なぜならば、 家族も介護をするもの(ケアラー)である前に、ひとりの人間 だからです。 愛する人が苦しんでいれば、苦しくなりますし、何もしてあげられない無力感を感じて絶望することもあります。 ショックなことがあれば後々までずっと引きずることもあります。 ですが、そうした家族の苦しみについては、あまり知られていないように思います。 なので、家族を癒す場も仕組みもありません。 わたしの体験をお話ししたいと思います。 わたしの父のこと わたしは、実の父が双極性障害を持って…