和気清麻呂の奉納文 その2
『ついに現われた幻の奉納文伊勢神宮の古代文字』(丹代貞太郎・小島末喜:著、小島末喜:1977年刊)という本の内容をご紹介しています。今回ご紹介するのは、和気清麻呂の2枚目の奉納文ですが、これは前々回ご紹介した、道鏡事件が『続日本紀』編集者の創作であるという説に関係すると思われるものです。【和気清麻呂の2枚目の奉納文】番号読み解釈古代文字の種類15わかみかとはあめつちのは我がみかどは天地のは阿比留文字しめよりこのかた和気清麿(花押)じめよりこのかた和気清麻呂阿比留文字+漢字きみとやつことさたまれり君と奴と定まれり阿比留文字まず、この奉納文の意味を知るため、同じような文言が使われている文献がないか探したところ、『平田翁講演集』(平田篤胤:著、室松岩雄:編、法文館書店:1913年刊)という本に、前々回ご紹介した...和気清麻呂の奉納文その2
2025/02/02 09:47