京都には桜の名所はたくさんありますが、しだれ梅の名所はあまり聞いたことがありません。そんな中、京都随一とも言われるしだれ梅の名所が城南宮です。社殿の西に広がる「春の山」では、150本のしだれ梅が薄紅色や紅白の花を咲かせ、春の訪れを告げます。特に同じ敷地に多数植えられたもう一つの名物 椿とのコラボレーションは、ここ数年SNSでも大人気です。 今回は「まいまい京都」が企画する「鳥羽離宮 枝垂れ梅と椿で一面春色、庭師とめぐる城南宮神苑~春の山から平安・室町・桃山の庭へ、史上空前規模の離宮跡~」というツアーに参加した時の様子を2回に分けてご紹介します。 1回目は、城南宮のある鳥羽の地に、かつて日本史上…