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2023/1/10【映画】蜘蛛巣城 黒澤明1957年【感想】黒澤明監督作品1957年!シェイクスピアのマクベスが原案。物の怪の老婆から城主になると予言され、君主を殺して下剋上、自らが城主に。権力欲に溺れ、幻に惑わされ、そんな時に敵に城を攻められる。
【映画】『ラストレター』プレビューと、岩井俊二監督の映画について☆光と色彩の映像美。
いよいよ1/17にちに岩井俊二監督の最新作『ラストレター』が公開になります。 福山雅治、松たか子、広瀬すず、神木隆之介といった反則みたいな豪華キャストですね。 『人間失格 太宰治と3人の女達』『マチネの終わりに』を観に行った時に予告がやってて、とても楽しみにしてました。 例によって、予告で泣きそうになり・・・。 映画の予告って、なんであんなによくできてるんでしょうね(^_^;) hiro0706chang.hatenablog.com hiro0706chang.hatenablog.com 「君にまだずっと恋してるって言ったら信じますか?」 って、キャッチコピーみたいですね。 言われてみてぇ…
2023/1/8【映画】生きる 黒澤明1952年【感想】黒澤明監督作品1952年!生命短し、恋せよ乙女。今でこそ、人生をテーマにした映画は多いものの、当時は他に「素晴らしき哉、人生!」くらいでした。もしも、自分の死期を知ってしまったら?死に直面して
「恋のいばら」に出演する松本穂香さんの魅力をお伝えします。こちらの記事を読めば、彼女が他の若手女優と一線を画す理由がよくわかります。
2023/1/8【映画】七人の侍 黒澤明1954年【感想】黒澤明監督作品1954年!野武士の襲撃に対して、七人の侍を護衛に雇う農民。その壮絶な戦が圧倒的な大迫力と凄惨さで、胸に突き刺さる!本当にこの侍達には敬意を払う他ありません。最高の日本映画と誉
2023/1/7【映画】用心棒 黒澤明1961年【感想】黒澤明監督作品1961年!対立勢力の縄張り争いで、棺桶屋だけが儲かる宿場町。どちらの用心棒に付くか。剣と銃、どちらが強いのか。浪人の三船敏郎と銃使いの仲代達矢、初代水戸黄門の東野英治郎が出演。
2023/1/5【映画】椿三十郎 黒澤明1962年【感想】黒澤明監督作品1962年!一番気楽に見れると思い最初に選びました。古い映画なので音声が聴き取れないのが難だけど、ユーモアあり痛快な時代劇の殺陣!三船敏郎と仲代達矢の緊迫の居合の決闘は大迫力で、
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 振り返ってみれば昨年は、2月には心臓の手術、6月には父が亡くなるという出来事もあり、あまり映画館に行けませんでした。 観た映画(劇場鑑賞のみ)の総本数は87本。例年の3分の2ぐらいでした。 この本数で順位を決めるのは気が引けるのですが、(そもそも順位など決めるのは製作者に失礼だろう!という声もありますが)まあ、座興ということでやってみたいと思います。 別に作品の優劣ということではなく、あくまでも個人的な趣味なので、そのへんのところは誤解なきように。 <日本映画>1位 「ケイコ 目を澄ませて」 2位 「マイ・ブロー…
幼少期の事故が原因で、曜日ごとに7つの人格を持つ男性の水曜日の人格が消えてしまったことから巻き起こるユーモアミステリー。「曜日ごとに人格が違う」という設定は面白かったと思います。他の曜日の人格の詳しい言動が分からずあたふたしてしまうところとか。ただ、1つの人格が人生の1/7しか行動できないとできることが少なく、話があまり深まらなかった印象。主演:中村倫也、監督:吉野耕平の組み合わせは「ハケンアニメ!」と同じ。2020年6月公開。年末年始にDVDレンタルで鑑賞。監督:吉野耕平脚本:吉野耕平出演:中村倫也、石橋菜津美、中島歩、休日課長、深川麻衣、きたろう水曜日が消えた 映画 日活水曜日が消えた中村倫也関連エントリ:ハケンアニメ!ウェディング・ハイファーストラヴ人数の町美人が婚活してみたら水曜日が消えた
悔いの残る亡くなり方をした女性が、生まれ変わって同じ男性を愛する話。原作は読んでいません。基本的にはシンプルに、逢いたい人に巡りあえてよかったという気持ちで鑑賞しました。大泉洋と目黒蓮の2人がテレビで宣伝しているのをよく見ましたが、作品自体は女性陣が重要な役割を果たしています。有村架純と目黒連のラブシーンと、柴咲コウが出会いを回想するシーンがよかったです。2代目?瑠璃役の菊池日菜子も気になり、ブログ内検索したところ、私はいったい、何と闘っているのかにも出演しており、その時も美人と書いてました。大泉洋と目黒蓮は悪くはなかったですが、27年経っているはずなのに外見があまり変わらず、どの年のシーンだっけ?と思うところがありました。田中圭は近年ちょっと間抜けでいい人の役が多かった印象ですが、本作では怖い人。他にも...月の満ち欠け
【言うほど悪くはありませんが…】大怪獣のあとしまつ【もし監督が河崎実であったなら】
これ、もし監督が河崎実だったら、ここまで悪し様にボロクソ言われはしなかったのではあるまいか。「お金一杯使って馬鹿できて良かったね」と生暖かい目で見守られていたのではあるまいか。まあ、彼が作ったらこんな中途半端な出来にはせず、メーター振り切った大馬鹿映画にしたでしょうが。 「大怪獣のあとしまつ」(2021年/三木聡監督) 突如現れ破壊の限りを尽くした大怪獣は、やはり突如現れた謎の光に殲滅されてご臨終。残されたのは処分の方法も所管部署も分からない巨大な生ゴミ…死体。 冒頭の光の輪で「AKIRAかよ!?」と思ったら、途中で実写版ミヤコ様が出てきたので確信犯なのでしょう。 お話のメインは、死体処理を巡…
先日録っておいた「そして、バトンは渡された」を鑑賞。 前情報は何も持たずに何となく見始めたのですが、けっこうおもしろかったです。 2組の親子のお話が、なるほど、こう繋がるのか〜、って。 優子ちゃんはとてもいい子に育ったし、よかったねぇ、とも思います。
【邦画】アマゾンプライムビデオで視聴できるオススメのホラー映画【ランキングではない】
映画好きな四十郎のおっさん999が、アマゾンプライムビデオで配信中のオススメの邦画ホラー作品を紹介しております。
【殺し切るまで止まらない】大激突2~果てなき抗争~【制御不能の殺戮マシン】
1作目をご紹介してからエライ事間が空いてしまいましたが、ようやくの続編。お話は以前のブログ👇をご参照頂くとして、 ざっくり登場人物はこちら👇 西野聖剛(白竜)率いる黒川組の若頭・成田朝雄(小沢和義)は(組長に内緒で)殺しも請け負う外道ヤクザ。殺しの実行犯は成田が飼っている殺人機械(名無し。小沢仁志。以下小沢)。こいつが仕事熱心に見えてただの殺人狂。目的遂行のためには手段を選ばないどころか、目的も忘れて次から次に死体の山。もう誰にも止められない。 「大激突2~果てなき抗争~」(2018年/港雄二監督) 前作はシノギ(=殺し)の露見を恐れる成田の権謀術策(若頭補佐・藤岡率いる藤岡総業を焚きつけて、…
「夜、鳥たちが啼く」2022年12月21日(水)新宿ピカデリーにて。午後1時15分より鑑賞(シアター10/E-8) ~佐藤泰志原作。傷ついた男女の危うい恋愛 佐藤泰志は芥川賞候補に5度ノミネートされながら、41歳で自殺してしまった作家。死後、その作品は高く評価されて、これまでに「海炭市叙景」(2010年)、「そこのみにて光輝く」(2014年)、「オーバー・フェンス」(2016年)、「きみの鳥はうたえる」(2018年)、「草の響き」(2021年)と、5本の映画が製作されている。ちなみに、私は「草の響き」以外はすべて鑑賞している。 そして、6本目の映画化となったのが、同名短編小説を映画化した「夜、…
「そばかす」2022年12月19日(月)新宿武蔵野館にて。午前11時55分より鑑賞(スクリーン1/D-10) ~普通ってなんだ?誰にも恋愛感情を持てない女性の世間の常識とのバトル 前回取り上げた「ケイコ 目を澄ませて」を再度鑑賞してきた。前回のシネマ・ロサに続いて今度はテアトル新宿にて。音響の良さもあり前回とは違う発見もあった。そしてケイコや周囲の人々の心情がさらにリアルに伝わってきて、ドラマの輪郭がよりクッキリと浮かび上がった。私的には今年の日本映画のベスト1だと確信した。 その製作に関わっているメ~テレ(名古屋テレビ)は、今年開局60周年を迎えたこともあり映画づくりに熱心だ。なかでも、(n…
武蔵野興業から株主優待が到着。2020年9月分から、無料優待券が少なくなり、割引優待券が増えました。所有株式数100株の場合①新宿武蔵野館映画無料優待券4枚②映画割引優待券8枚新宿武蔵野館では①、②、シネマカリテでは②が、2023年1月から6月までの6ヶ月間利用可能です。最近の株価は2000円前後。半年前に比べると約100円下がっています。今のところ売買予定なし。株主優待制度の変更に関するお知らせ(PDF)2022年7月~2022年12月に新宿武蔵野館で鑑賞した作品:ぜんぶ、ボクのせいよだかの片想い声姿なき犯罪者天上の花関連エントリ:【株主優待】武蔵野興業:映画優待券(2022年3月分)【株主優待】武蔵野興業:映画優待券(2021年9月分)【株主優待】武蔵野興業:映画優待券(2021年3月分)【株主優待】...【株主優待】武蔵野興業:映画優待券(2022年9月分)
東出昌大演じる主人公が、妻子と別れ、美しい未亡人と再婚するも、再婚相手にDVを振るってしまう話。あらすじだけ見ると、ドキュメンタリー映画と間違えてしまいそうですが、昭和の詩人、三好達治の半生を描いたフィクションです。東出の私生活のスキャンダルを考えると、オファーした方もした方だし、受けた方も受けた方だなと思います。そういう人間の気持ちが分かるという意味では適役なのかもしれません。ただ、自分はどうしても東出のプライベートを想像してしまい、シリアスな映画なのですが、微笑?苦笑?するような感情を抱きました。東出が今後いい人の役を演じても嘘っぽく見えてしまうので、こういう役を演じていくことになるのかあ、とも思います。三好達治の再婚相手役が入山法子。DVシーンはすべてが本気で殴ったりしてはいないと思いますが、見てて...天上の花
「ケイコ 目を澄ませて」2022年12月16日(金)シネマ・ロサにて。午後3時より鑑賞(シネマ・ロサ2/D-10) ~ボクシング映画の常識を覆す。聴覚障害の女子プロボクサーの葛藤と希望 ボクシング映画にはハズレが少ない。クライマックスの試合シーンに向かって劇的に盛り上げられたドラマが、人々の心を湧きたたせるのだろう。だが、そんなボクシング映画の常識を裏切るような映画が登場した。 「ケイコ 目を澄ませて」は実在の元プロボクサー・小笠原恵子をモデルにした映画。彼女の自伝「負けないで!」を原案としている。 生まれつきの聴覚障害で両耳とも聞こえないケイコ(岸井ゆきの)は、下町の小さなボクシングジムで黙…
しし座流星群が見られた2020年11月17日、コロナ禍で過ごす10代から40代の人々の群像劇。強いメッセージがあるわけではなく、コロナ禍にありがちな日常が描かれていますが、希望を持って生きていこうと思わせてくれるストーリーに仕上がっています。登場人物は20代のカップル、男性側のバイト仲間、タクシードライバー、ウーバーイーツ配達員、中学生の男女など。主要キャストの大友花恋は「Seventeen」のモデル出身で、映画・ドラマ・バラエティなどでも活躍中ですが、自分が彼女に注目するのは文章力。今年7月から日経新聞土曜夕刊の「プロムナード」でエッセイを執筆しています。日経新聞の読者層に合わせているのだとは思いますが、20代前半の女性の視点でありながら、中年男性でも読みやすい文章、共感できる内容です。本を出してないか...散歩時間~その日を待ちながら~
1、作品の概要 宮下奈都原作で、2018年に公開された映画。 山崎賢人主演。 池松亮、上白石萌音、上白石萌歌、三浦友和出演。 ピアノを調律する調律師の物語。 エンディング・テーマ をが、久石譲作曲、辻井伸行演奏「The Dream of the Lambs」 2、あらすじ 主人公の 外村は高校生の時に調律師の板鳥に出会い、調律師を目指すことを決意する。 ピアノを弾いたこともなく、音楽に興味があったわけではなかった外村だったが、専門学校を卒業し、板鳥がいる江藤楽器に就職することができた。 今まで、こだわりや、譲れないものなどを持ったことがない外村だったが、調律師の仕事を通して悩みながらも自分にと…
「ラーゲリより愛を込めて」2022年12月12日(月)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時20分より鑑賞(スクリーン7/F-10) ~瀬々敬久監督がシベリア抑留の悲劇を真正面から描く 戦争は遠くなりにけり。とはいえ、海外に目を向ければロシアのウクライナ侵攻の例を引くまでもなく年中戦争をやっているわけで、日本でも何やら不穏な空気が流れ始めた。戦争の足音は確実に近づいているのかもしれない。それだけに反戦・非戦の声を上げ続けることは重要だろう。 というわけで、辺見じゅんのノンフィクション小説「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」を映画化した「ラーゲリより愛を込めて」。監督は「ヘヴンズ ストーリー…