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「人喰いトンネル」と合せておススメしようとあれこれ考えてくうち、長くなっちゃったので別立て第1弾。壁の向こうは異世界、異世界トリップ、異世界の拡大・浸食、異世界召喚… 昨今流行の異世界(転生)モノではなく、クトゥルフ的ラヴクラフト的異世界にようこそ。 1、「アパリション-悪霊-」 2、「サウスバウンド」 3、「ジェイコブズ・ラダー」 4、「イベント・ホライゾン」 5、「マウス・オブ・マッドネス」 6、「うずまき」「富江」「インスマスを覆う影」 「アパリション-悪霊-」 (2002年/米) 砂漠の新興住宅地に越してきたベンとケリー。ところが入居早々、買ったばかりのサボテンが枯れ、怪音や物の移動な…
モキュメンタリー沼 第1章2節 「信じるか信じないかはあなた次第」前提の『ほんと』
「ほんとにあった!呪いのビデオ」というOVがある。それまで静止画だった心霊写真が「奇跡体験!アンビリーバボー」や「USO?!ジャパン」をきっかけに動画に移行し、TVでは心霊映像や超能力、都市伝説、UFOやUMAなどの特番が度々流れ、宜保愛子氏始め霊能者らが跋扈した1999年。発刊から徐々にビデオ屋のホラー棚を侵食、2003年にはビデオからDVDへ、同時にビデオ巻をリマスターDVD化し、2019年には20周年記念イベントを開催、2023年7月にはついに100巻が劇場公開され未だ走り続けている大長寿シリーズである。その間「読者投稿」or「スタッフが直に関わった事象」という体は揺らがず、ネットには常…
モキュメンタリー沼 第1章 「え……信じてたんですか?」と鼻で笑われてもなお
2022年現在、既に見慣れた存在となった”フェイクドキュメンタリー”もしくは”モキュメンタリー”。某敏太郎氏に「え……信じてたんですか?」と鼻で笑われようが、同じパターンを何度見せられようが飽きることなく、あったら怖い、今度こそもしかしたらとワクワクさせてくれる魅惑のジャンル。2000年代初頭からこの沼にハマり、この際真偽などどうでもいい、ともかくホントっぽく怖がらせてくれればとまで思い至ったモキュジャンキーの与太話でございます。 ①ドキュメンタリー系 創作みを排除、あるいは折り込み済みのまま、証拠写真や映像、インタビューなどで真実味を加算していく作品。 ●「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」 …
■2004年(平成16年)に失踪した怪奇実話作家の遺作 怪奇実話「ノロイ」。そこに記録されていた数々の怪異そして真実とは。■制作/一瀬隆重■監督/脚本「オカルト」「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズの白石晃士 ■出演/スタッフ関係者:怪奇実話作家小林雅文、カメラマン宮島、小林の妻景子、登場人物:松本まりか、アンガールズ、飯島愛、ダンカン、荒俣宏、高樹マリア、超能力少女矢野加奈、加奈の両親(父照之、母喜美子)、堀光男、石井潤子、潤子と共にいた少年、大沢真一、まりかの後輩君野みどりなど ■あらすじ 2004年4月12日深夜。怪奇実話作家小林雅文の自宅で火災が発生。小林は失踪、妻景子は焼死体で発…
「感染」(2004年) 「このウィルスは、患者の意識に感染する」…「感染てなんですか?!」
閉鎖間近の病院で起こった医療事故。その最中置き去りにされた未知の感染症患者を巡り、スタッフらの絶望的な攻防が始まる。2004年の[Jホラーシアター]第1弾「予言」と共に公開された病院系ホラー。
①ドキュメンタリー系 「ほんとにあった!呪いのビデオ」とっておき編 2023年7月現在、ついにシリーズは100巻を突破、肝心の『100巻』は始祖である中村義洋監督による劇場版で2023年8月公開、その間もシリーズは走り続け、同8月には102巻がリリース予定だそう。という事で今回は、ほん呪の最後の砦=菊池宣秀監督のとっておきをご紹介しよう。彼は自身が調査対象となった演出補時代の32巻「Twenty Seven」(児玉和土監督)が印象的だが、監督就任後は当たりがソフトでコンプラ的気遣いもあり、60巻「蛭子」(後編)や69巻「ひな人形」では怪しげな洞窟に自ら突する冒険好きな一面も見受けられる。その担…
①ドキュメンタリー系 「ほんとにあった!呪いのビデオ」円熟期編 2023年1月、ついにシリーズは99巻を突破、名実ともに『心霊ドキュメンタリーの金字塔』達成へのカウントダウンが始まった今日この頃。今回は前述の児玉和土監督のセオリーを継承し且つ完成させた岩澤宏樹氏、菊池宣秀氏、演出補として活躍した(後に監督も)川居尚美氏による円熟期。 岩澤宏樹氏は42~55巻(全14巻)を担当、顔出しNGの児玉監督の真逆で顔出し&現場主義。 体を張ったゲリラ取材も多く、感情的高圧的な煽り話法で取材対象を追い込みネタを取る強引さと同時に、助手的立場だった菊池氏を大いに頼る側面もあった。 菊池宣秀氏は56~70巻(…
モキュメンタリー沼 第1章5節 詰まるとこ”ほんと”か”ウソ”か
何度も言うが本当っぽければ真偽はどうでもいい派である。ツッコむのはシャギっぱなしのあけすけな合成動画と、女性スタッフにあえて極寒の深夜、薄着生足ミニスカで山奥の化けトン歩かせたり、凶暴な人物にゲリラ取材させたり、素手で異物や死骸を触らせたりする悪趣味くらい。さて今回は「もしかしてガチ(かも)」編。申し訳ない事に若い巻は現在より合成や詰めが甘く(誤字誤用も多く^^;)、”ビデオテープ”という柔軟な素材に頼り過ぎてる感もあるが、そもそも恐怖体験やソレっぽい映像が偶然撮れても発表の場が無い時代であり、最低5000円最高20万もの報奨金目当てのガチ勢=危険な廃墟廃屋への不法侵入や遺痕旧跡聖域忌地にツバ…
『ヒッチハイク(2023)』のネタバレなし感想/洒落怖原作の普通のヒッチハイク系ホラー映画
(C)2023「ヒッチハイク」パートナーズ/映画好きな四十郎のおっさん999が、日本のホラー映画『ヒッチハイク(2023)』のネタバレなし感想を投稿しました。
1996年 ‧ ホラー/スプラッター/1時間 16分監督 佐藤寿保脚本 渡剛敏出演者 愛禾みさ 阿部サダヲ 林由美香
ネタバレ注意【日本映画『きさらぎ駅』】繰り返される悲劇一 この悪夢から抜け出すことはできるのか?
きさらぎ駅,日本映画,邦画,2ちゃんねる,ホラー,新感覚,新解釈,サトエリ,
映画『カラダ探し感想』(Twitter感想続きショートバージョン)
あ~いとしき邦画Bホラー「映画恐怖人形感想」はこちら^^これより続きです^^ 何事もなく命はそのまま、明日もまた新たな気持ちでチャレンジするだけさ!というループというより観てるこちらとしてはスーファミのクソゲーをやらされている様な感覚に陥る作品で
2000年初頭、日本では空前のホラー映画ブームに沸き立っていた。 人々がホラーを求めだす、需要があれば供給も増えていく。そんな風に作られて行ったジャパニーズホラー、世界の極東に位置する日本国内で見られていた恐怖の波は海を越えた海外の映画会社の目に止まる。そうして作られた邦画ホラーのリメイク作品。 今回は日本で公開された邦画ホラーの海外リメイク版作品を5つご紹介。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 邦画「リング」(1998)→ 洋画「The Ring(ザ・リング)」(2002) 邦画「着信アリ」(2004)→ 洋画「One Mi…
映画「真・事故物件 本当に怖い住民たち感想」(Twitter感想続きショートバージョン)
「これは抜かなきゃだめですね、」と歯科医に告知された時の私。~感想の続き^^~ギリギリ破綻せずに走りきる作品である。破綻してないから観ていて怖いとか、面白かったかとか、そういう事ではない。またタイトルに偽りなく事故物件の幽霊vsが事故物件の住人vsに移り変
【邦画】アマゾンプライムビデオで視聴できるオススメのホラー映画【ランキングではない】
映画好きな四十郎のおっさん999が、アマゾンプライムビデオで配信中のオススメの邦画ホラー作品を紹介しております。
1位は『ゴースト・ハウス』😋❤️再放送で知ってハマって夜中に繰り返し見てました😸💖ぞくぞくする感じが現実逃避できてスッキリします😊❤️他は『…
2022年 ‧ ミステリー サイコサスペンス‧ 2時間 8分スタッフ監督 白石和彌原作 櫛木理宇脚本 高田亮製作 藤本款 小坂恵一 和田佳恵企画 深瀬和美プロデューサー 深瀬和美
『たまたま通りかかった時に君が盛り塩なんかするから。あれはね、外からも入って来れないけど、中からも出られなくなっちゃうの。考えて使った方がいいよ』諭す幽霊、聞く探偵、横では気絶している不動産営業マン。 この絵柄は何だ(笑)。 「怪奇物件探偵X」(2021年/宮岡太郎監督) 埼玉県雙子原市(ふたごはらし←架空の街)。奨学金返済のため、地元で最初に内定をくれた神岡探偵事務所に就職したもののうだつのあがらない日々を送る光永稔(久津仁愛)。所長から「最後のチャンス(解決できなければクビ)」とあてがわれた仕事は不動産屋のお手伝い。待っていたのは雙子原不動産の営業マン、並木真理央(TAKA)。並木が抱えて…
『真・事故物件/本当に怖い住民たち』のネタバレなし感想/グロ描写ありの面白い日本ホラー映画
映画好きな四十郎のおっさん999が、とんでもない日本のホラー映画『真・事故物件/本当に怖い住民たち』のネタバレなし感想を書きました。
『怪奇蒐集者 コレクター 村上ロック2』のネタバレなし感想/不気味な実話怪談を楽しめる
映画好きな四十郎のおっさん999が、実話怪談を堪能できる『怪奇蒐集者 コレクター 村上ロック2』のネタバレなし感想を書きました。
いい加減、ネタ目的の鑑賞は慎もうと思ってはいるのですが、全2作(犬鳴・樹海)の惨状を思うと、どうしても期待してしまって…。今度はどんな爆笑ヒットパレードを魅せてくれるのか、期待に胸膨らませて鑑賞。冒頭いきなりYoutuberアッキーナ(もうこれ導入部のお約束なのか…)が出て来た時点で記録更新を確信したのですが、終わってみれば意外なことに、…ものすごく普通…な仕上がりでした。出来栄えなどハナっから期待していないので、お話に大きな破綻がないだけで、評価うなぎ登り。同じ脚本家の仕事とは思えません。全2作を20点(甘すぎ?)とするなら余裕で40点は超えています(100点満点でですよ、念の為)。 「牛首…
CUBE 一度入ったら、最後(2021) 1997年のカルトホラー『キューブ』の正当公認リメイクと銘打った和製ホラー『CUBE 一度入ったら、最後』。タイトルからして最近流行の言い回しを使っていて、なんだかなっ(-.-)て思ってた。本作を観て感じたのは「リメイク」って本当に難しいんだなってこと。それだけ
2022年作品。清水崇監督作品。“犬鳴村”“樹海村”に続く第三弾映画! …と言うものの、“犬鳴村”は実際に存在した村、“樹海村”は富士の樹海を表してる。今回の“牛首村”は完全、オリジナルのフィクションではあると思う。 この監督、‘呪怨’など
2007年・スリラー・ホラー 1時間38分監督 フランク・カルフン脚本 フランク・カルフンアレクサンドル・アジャグレゴリー・ルヴァスール製作 アレクサンドル・アジャグレゴリー・ルヴァスールパトリック・ワックスバーガーエリク・フェイグダニエル・ジェイソン・ヘフナーグ
邦画Bホラーをこよなく愛する、プロ鑑賞用作品 映画「恐怖人形」感想
2019年 ‧ スリラー ‧ ホラー 1時間 26分監督 宮岡太郎脚本 奥山雄太 青山悠希原案 宮岡太郎製作 茂木徹 本郷達也 平野貴之製作総指揮 今野義雄
ジュースを買っていくけど麦茶がいい?映画「ヒメアノ〜ル」感想
2016年 ‧ スリラー/クライム/恋愛‧ 1時間 39分監督 吉田恵輔脚本 吉田恵輔原作 古谷実製作 由里敬三 藤岡修 藤島ジュリーK.音楽 野村卓史撮影 志田貴之編集 鈴